霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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アンカーの表示 [?]本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。[×閉じる]


宣伝歌 [?]宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。[×閉じる]
脚注 [?][※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。[×閉じる]


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角力

インフォメーション
題名:角力 著者:出口王仁三郎
ページ:33 目次メモ:
概要: 備考:『故山の夢』p41-46 タグ: データ凡例: データ最終更新日:2023-10-30 08:33:55 OBC :B121808c18
─十六歳の頃─
金剛寺(こんがうじ)夜学(やがく)にかよひて(とも)がきと毎夜(まいよ)菎蒻飯(こんにやくめし)をたきくふ
親の目をしのびて(こめ)をかくし持ち菎蕩(こんにやく)買ひて夜学(やがく)(とも)と食ふ
金剛寺(こんがうじ)栗山禅師(ぜんじ)漢籍(かんせき)をならひをはりて経文(きやうもん)をよむ
(ぼう)よみに一切経(いつさいきやう)ををしへられチンプンカンプン訳が(わか)らず
その意味がわからぬながら経文(きやうもん)をなめらに読むぞ楽しかりけり
法華宗(ほつけしう)妙見(めうけん)ごりのばあさんに宗教心をそそられしわれ
初秋(はつあき)の山に(しば)かり角力(すまふ)とりて腰の関節またもやいためし
(もみ)(にな)ふ事さへかなはぬ下僕(しもべ)(われ)は腰なほさむと越畑(こしはた)にかよふ
越畑(こしはた)にかよふ夕暮愛宕山(あたごやま)ふもとの森林にまよひて泣きぬ
夜嵐(よあらし)の吹きすさぶなる森林の闇にひと()を泣き(あか)しけり
(みち)とはむ人かげもなき深山路(みやまぢ)の秋の夕べは淋しかりけり
(ひむがし)(そら)()けはなれ羊膓(やうちやう)小径(こみち)つたひて村みしうれしさ
越畑(こしはた)の接骨医者の(むね)はるか目に()りしばし嬉し泣きせり
一本の(つゑ)(ちから)にチガチガと山路(やまぢ)たどれば腰のいたかり
整骨医(おもて)の門をおとなへば子供と(あなど)りはねつけ()れず
涙声(なみだごゑ)しぼりてこんこん頼みこめば不承(ふしよう)不承(ぶしよう)に門あけくれたり
何をして腰いためたかと尋ねられ角力(すまふ)のかたみといつて呶鳴(どな)らる
これからは百姓の下僕(しもべ)の分際で角力(すまふ)とるなと声高(こわだか)にいふ医者
今年(こんねん)の秋の仕事の()にあはぬなどといひつつ腰もみにけり
チガチガとビツコひきつつ主家(しゆか)に帰り医者の言葉を伝へて叱らる
腰痛(こしいた)をこらへしのびて重き()をになひて秋を泣き泣きはたらく
何時(いつ)()にか腰の痛みは止まりけり生命(いのち)(まと)に重荷かつぎて
(いそが)しき秋の農業の(をは)りし()間にあはぬとて追ひ出されたり
追ひ出され家に帰ればたらちねの父は(いか)りてまた追ひ出せり
腰いためながらもわれは辻角力(つじずまふ)飯より好きといひつつやまずも
貧しさに昼夜(ちうや)はたらく若き日のわれは(ひと)しほ苦しかりけり

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10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
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