霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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アンカーの表示 [?]本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。[×閉じる]


宣伝歌 [?]宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。[×閉じる]
脚注 [?][※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。[×閉じる]


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【引数の設定例】 &mky=a010-a021a034  アンカー010から021と、034を、イエローでマーキング。

          

後姿

インフォメーション
題名:後姿 著者:出口王仁三郎
ページ:152 目次メモ:
概要: 備考:『故山の夢』p289-294 タグ: データ凡例: データ最終更新日:2023-11-06 15:02:38 OBC :B121808c69
─二十五六歳の頃─
野上(のあ)がりの青草刈らむと山にゆきて彼女に逢ひぬ谷川の()
話すべきことは山ほどありながら口篭(くちご)もるかな(ゆゑ)は知らねど
谷川の水を(かま)にていぢりつつ彼女も(われ)もうつむき(むか)へり
盗み目に彼女の(おも)をながむれば色(くれなゐ)に染まりてあるも
瀬をはやみ岩にせかるる谷川の百人一首の歌()にせまる
この歌をひそびそよみつ何ゆゑか彼女の前に声ふるふなり
()の女つと立ちあがり(かご)を背に負ひたる刹那人声(ひとごゑ)きこゆる
人声(ひとごゑ)の近づくままによく見ればあはれ彼女の叔父にてありけり
このやうなところに二人何してる早くかへれと叔父の高声(たかごゑ)
()の女ハイと答へて(かご)を負ひかへる後姿(うしろで)何か淋しき
()の女しほしほかへる後姿(うしろで)を見おくるわれは胸さわぎすも
あきらめし女なれどもゆくりなく今日(けふ)逢ひしより再び(むね)燃ゆ
人なきを(さいは)ひわれと()がこころ大馬鹿者よと呶鳴りてもみし
石垣の崩るる如くガラガラと木の茂みよりわらひごゑわく
谷川辺(たにがはべ)(われ)呆然とたたずめば草刈りの(とも)四五人あらはる
馬鹿野郎あんなすべたがどこがよい見捨ててしまへと草刈りの友いふ
梟鳥(ふくろふ)夜食(やしよく)にはづれし心地して体裁わるくわれ(もだ)しゐぬ
この日より噂ますます高まりて肌に知られぬ濡衣(ぬれぎぬ)きにけり
朝夕(あさゆふ)牛乳(ちち)の配達おこたらず昼は野山に草を刈りたり
一寸(いつすん)に足らぬ芝草(しばぐさ)刈る夏のあつさに汗はたきとながるる
石ころに鎌すべらして中指の先をしたたか()ぎとりにけり
中指の尖端(かま)にむしられて草刈るわざを是非なくやすむ
浄瑠璃(じやうるり)夜半(よは)に逢ひたる中村のをみな訪ひ()ぬ夏の夕暮
背は高く身体(からだ)は肥えて色(しろ)(ゆふ)べのわが目に(うるは)しかりけり
今日(けふ)からは炊事裁縫(さいほう)手伝ふと女房気どりて彼女は言ひけり

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10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
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