霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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いろは歌

インフォメーション
題名:いろは歌 著者:
ページ:25 目次メモ:
概要:明治36年9月10日 小松林命作 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2016-11-28 05:33:23
初出[?]この文献の初出または底本となったと思われる文献です。[×閉じる]神霊界 > 大正6年11月1日号(第53号) > 裏の神諭
派生[?]この文献を底本として書かれたと思われる文献です。[×閉じる]王仁文庫 > 第三篇 瑞能神歌 > いろは歌 其の二
いろは歌
 
明治三十六年九月十日
小松林命 作
 
い まは斯世(このよ)の、落ぶれものよ。人に笑われ、()しられて、誠の道を辿(たど)りつつ、末にゃ夜光(やこう)の、玉を()る。
ろ こく(ばか)りか亜米利加(あめりか)(まで)が、末に日本を()企画(たくみ)。金と便利に(まか)しつつ。
は やく勝負を()めん事にゃ、枕を高く休めない、神政成就(しんせいじょうじゅ)()ぐるまで。
に しに亜米利加(あめりか)、北には露西亜(ろしあ)、前と後に敵ひかえ、四方(しほう)海なる日本国。
ほ くそ笑いを、()しつつ聞きし、神の教えの現われて、今じゃ頭が上らない。
べ んべんだらりと、談判(だんぱん)延ばし、深い(たく)みをする夷国(いこく)、太平洋のまん中に。
と くを貰うも()た落すのも、心次第(しだい)大本(おおもと)ぞ。(あま)岩戸(いわと)御戸(みと)開らき。
ぢ しん雷鳴(かみなり)、火の雨()らし、人の心を(いま)しめる、天地の神の御経綸(おんしぐみ)
り くつ(ばか)りを、エラソウに言うて、腹に誠の無いものは、今の世界の流行物(はやりもの)
ぬ くいふところ八(ひげ)()やし、神も仏も()るものか、金が神じゃと鰌鯰(どじょうなまず)一寸(いっすん)()きは泥の()み。
る すじゃ留守じゃと、何時(いつ)来て見ても、奥に主人は()(くせ)に。不思議(ふしぎ)(かど)立留(たちどま)り、()く能く思案をして見れば、何時(いつ)(うそ)つくこの家に、神が御不在(おるす)という事か。
を にも十八番茶(ばんちゃ)出花(でばな)、時が過ぎたら間に合わぬ。世界の立替(たてかえ)あるまでに、身魂(みたま)(みが)いて置くが良い。(あと)改心(かいしん)間に合わぬ。
わ しは備前の岡山育ち、米の()る木は未だ知らぬ。綾部(あやべ)(うま)れた人でさえ、世の大本(おおもと)を未だ知らぬ。灯台下(とうだいもと)は真の(やみ)
か えせ戻せと(おうぎ)()げて、招くは熊谷(くまがい)須磨(すま)(うら)、モ一度(いちど)斯世(このよ)を持たんとて、呼べど招けど白波(しらなみ)の、おきの毒でも此度(このたび)の、二度目の世界は()やしゃせぬ。鬼門(きもん)金神(こんじん)()る限り、世に出て()れた守護神(しゅごうじん)。早く心を入れ(なお)し、変性男子(へんじょうなんし)に従いて、今度の御役(おやく)に立つが()い。
よ (げん)どころか確言ばかり、一分一厘()がやせぬ。誠の心で聞くなれば、ヒヤリヒヤリと汗が出る。何程(なにほど)邪見な身魂(みたま)でも、改心せずには()られない。皇大神(すめおおかみ)御神諭(おんさとし)
た すけ(たま)われ世界の人に、如何(いか)なる罪の()りとても、暗夜(やみよ)(ごと)き人民の、代りと天地へ御詫(おわび)して、朝な夕なに(かわ)りなく、出口(でぐち)(かみ)御祈念(ごきねん)は、世界の(ため)と国の為。
れ ん()(きょう)でも南無阿弥陀(なむあみだ)でも、今度の事には間に合わぬ。木魚(もくぎょ)をどれだけたたいても、太鼓(たいこ)をドンドンなぐっても、妙見坊主(みょうけんぼうず)日蓮(にちれん)の、一寸(ちょっと)(てこ)には合い(かね)る。二度目の斯世(このよ)立替(たてかえ)は、勝手気儘(かってきまま)の神々や、生臭(なまぐさ)坊主(ぼうず)(ねん)()き。
そ んじゃ徳じゃと計算(そろばん)(ばか)り。損の中にも得がある。得と思えば損となる。兎角(とかく)この世は人民の、思案斗りで()きはせぬ。万事万端神界(しんかい)の、(おしえ)を守り行くなれば、見えぬ(とこ)から神々が、守護(しゅごう)なされて何事も、キチリキチリと遂げらるる。思案も工夫も()りはせぬ。心(みが)いて御教(みおしえ)に、なびけよなびけよ神の子()
つ るぎの山に登るとも、千尋(ちひろ)の荒海打ち渡り、底の藻屑(もくず)(なる)とても、ナドヤ(いと)わん敷島(しきしま)の、日本男子(にっぽんだんし)引連(ひきつれ)て、丹後の国の無人島、沓島(めしま)冠島(おしま)を開かんと、神の御言(みこと)(かし)こみて、勇み進んで(いで)て行く、出口(でぐち)(かみ)雄々(おお)しさよ。明治三十三年の、七月八日の未明(あさまだき)、一つの神祠(ほこら)建初(たてそ)めて、(とな)うる祝詞(のりと)(こえ)(きよ)く、沖に聞ゆる(なみ)の音も、神の御声(みこえ)(しの)ばるる。(あずま)の空は茜刺(あかねさ)す、日の出の景色(けしき)拝しつつ、神の教の神務(わざ)()えて、大本(おおもと)さして帰らるる、出口の御親(みおや)の勇ましさ。
ね らう要所は対馬(つしま)津軽(つがる)馬関(ばかん)海峡其次(そのつ)ぎに、舞鶴軍港岸和田(きしわだ)の、(あいだ)の軍備に眼を付けて、地勢(ちせい)要害(ようがい)()調(しら)べ、(また)越前(えちぜん)敦賀(つるが)より、尾張の半田(はんだ)に至るまで、国探(いぬ)を放ちて探索し、一挙に御国(みくに)へ攻め寄せて、総ての活動中断し、日本を占領する(たく)み。夢でも見てるか夷国人(いこくじん)日本神国(やまとみくに)敷島(しきしま)の、神の身魂(みたま)を知らないか。(わに)()うなる口()けて、(ただ)()みと思うても、日本男子の魂は、胸に(つま)りて呑めないぞ。行きも戻りも()らないぞ。綾部(あやべ)(にしき)大本(おおもと)の、十里四方は(みや)(うち)、見事覚えが()るなれば、沓島(めしま)の沖まで来て見よれ。鋼鉄艦(こうてつかん)潜艇(せんてい)も、丹後の海の埋め草に、一(そう)も残さず()り沈め、日本兵士の忠勇と、出口(でぐち)(かみ)御威徳(みいとく)で、艮大神(うしとらおおかみ)(あら)われて、三千世界を立直(たてなお)す、首途(かどで)の血祭り覚悟せよ。
な り()りて鳴余(なりあま)りたる駿河(するが)なる、富士の高峰(たかね)の神霊が、まさかの時に現われて、三千世界に鳴り渡り、登る竜巻(たつまき)すさまじく、清水(しみず)の港に攻め寄せし、外国船(とつくにぶね)を残りなく、沈め()やして葦原(あしはら)の、中津御国(なかつみくに)(しず)めます、神は木花咲耶姫(このはなさくやひめ)。神の(いさお)(とう)とけれ。
ら ん(ぼう)(きわ)まる畜生国(けものくに)(よく)眼光(まなこ)を曇らせて、(わが)神国(かみくに)(ほふ)らんと、日頃(ひごろ)(たく)みし軍略は、旅順(りょじゅん)大連(たいれん)韓国(かんこく)に、計画(しぐみ)()ずれて馬鹿(ばか)を見む。石炭兵糧(ひょうろう)軍資まで、用意して置け旅順港(りょじゅんこ)に。今に日本が(もろ)てやる。(その)返礼に日本刀(にほんとう)、一度は切味(きれあじ)見せてやろ。覚悟()されよスラブども。
む かしの神の仕組(しぐ)まれし、(いと)も便利な世が(まい)り、蒸気(じょうき)、電気の働きで、三千世界を近よせる、交通機関も完備して、千里万里も夢の()に。(これ)(むかし)神代(かみよ)から、神の御裔(みすえ)奇魂(くしみたま)()しき力の(たまもの)ぞ。(うしとら)金神(こんじん)現われて、世界一つに()べ玉う。天の時節の来たものを、訳の(わか)らぬ人民が、人智や科学の(はたら)きと、誤解して()(あわ)れさよ。
う そで固めて得心(とくしん)させて、あとでペロリと舌を出す。今の世界の人々は、上から()たまで其通(そのとお)り、一()も誠のものは無い。(これ)畜類(けもの)の世の中ぞ。
ゐ つも()いてる(からす)と思い、神の(おしえ)もウワの空。(よく)と慢心強くして、心の空もかけくもり、暗夜(やみよ)(からす)()(ごと)く、何が何やら白雲(しらくも)の、(あけ)の烏に近よりて、日の出の守護(しゅごう)と成るなれば、悪の審判(さばき)()のあたり。罪穢(めぐり)の深き人々よ、早く身魂(みたま)(みが)き上げ、改心するが日本一、不二(ふじ)の山ほど()(つみ)も、直霊(なおひ)御魂(みたま)に清くなる。弥々(いよいよ)日出(ひので)と成るなれば、(もと)生神(いきがみ)あらわれて、激しき守護ある(ゆえ)に、心に曇りあるものは、余り(まば)ゆて寄り付けぬ、竜宮館(りゅうぐうやかた)の庭までも。
の (やま)の奥も都路(みやこじ)も、天にも地にも押竝(おしな)べて、神の()まさぬ(とこ)は無い。日輪(にちりん)(てら)()る限り、変性男子(へんじょうなんし)が現われて、常磐(ときわ)の松の世となれば、神の守護(しゅごう)はあり(あけ)の、(つき)の形ちの御簾(みす)(うち)
お もい違いの斯世(このよ)の政治、(これ)から凡てを立替(たてかえ)て、随意(ずいい)競争(きょうそう)(へい)を去り、天下(てんか)公共(こうきょう)其為(そのため)に、世界桝掛(ますかけ)引き()らし、神も仏事も人民も、勇みて暮す神代(かみよ)とし、綾部(あやべ)を世界の中心(まんなか)と、定めて国々(くにぐに)()べ守る、天津日継(あまつひつぎ)の御威徳と、変性男子(へんじょうなんし)御守護(ごしゅごう)で。
く にの(ため)とは口先(くちさき)ばかり、今の高座(たかみ)の番頭は、我身(わがみ)()かれのしがくして、()タの難儀は(つゆ)()らず、人車(くるま)や馬車に打ち乗りて、手掛(てかけ)足懸(あしかけ)色々(いろいろ)に、(しか)大道(おおじ)中心(まんなか)を、従来(ゆきき)妨害(さまたげ)()にもせず、(はな)高々(たかだか)(すま)し込み、口に葉巻を(くわ)えつつ、横柄面(おうへいづら)する見苦しさ。
や がて三十七年の、明治の春の四月には、斯世(このよ)の滅亡と基督(きりすと)の、神の信徒がヒマラヤの、高地を(たず)ねて寄り(つど)い、寺を(たて)たり祈禱(きとう)して、凡ての事を打棄(うちす)てて、救いを祈る最中(さいちゅう)に、神の御国(みくに)(うま)れたる、日本の人が知らぬとは、灯台下(とうだいもと)は真の(やみ)。さわ()(なが)ら世の人よ、周章(あわ)てず騒がず一筋(ひとすじ)に、神の教に従いて、(まこと)(つく)せば此度(このたび)は、一先(ひとま)ず延ばす神の(むね)。斯世の滅亡()(こと)は、(いず)れの神も知りつれど、此儘(このまま)(つづ)かす経綸(しぐみ)をば、知らざる故に色々と、騒ぐは無理も無けれ(ども)、世界に鬼は無いとやら、鬼と言われし(うしとら)の、隅に()ませし生神(いきがみ)が、斯世この儘(あずか)りて、善と悪とを立別(たてわ)けて、世界の洗濯()し玉い、清きは(ゆる)し玉うなり。早く改心(かいしん)一等(いっとう)ぞ。(こころ)次第(しだい)此度(このたび)は、どんな御徳(みとく)も授けられ、心の悪るい人民は、()つき懲戒(いましめ)ある故に、()んにも知らぬ神の子()(すべ)てを(すて)神界(しんかい)に、(こころ)(ささ)げて祈れかし。
ま いにち新聞(ひら)いて見れば、魔法(まっぽ)斯世(このよ)()のあたり、殺人、強盗、窃盗(せっとう)に、詐偽(さぎ)間男(まおとこ)大喧嘩(おおげんか)、一つも(ろく)な記事は無い。熟々(つらつら)思案をして見れば、()にもこの世は暗黒(くらがり)よ。畜生(ちくしょう)ばかりの()(どころ)。思えよ思え秋津人(あきつびと)。日本は神の住み処、大和御魂(やまとみたま)の持主ぞ。世界に先立(さきだ)善行(よきこと)の、鏡を出して敷島(しきしま)の、水晶魂(すいしょうだま)を輝かし、出口(でぐち)(かみ)に従いて、二度目の岩戸(いわと)大前(おおまえ)に、世界の人を助くるは、日本の民の天職ぞ。日本御魂(やまとみたま)(もち)まえぞ。
け ん利義務じゃと小理窟(こりくつ)(ばか)り、(もぐ)りて(めし)を喰うものは、(わが)神国(しんこく)の土の()に、いく十万の(ごく)()ぶし。法律ばかりを(たて)()し、情誼(なさけ)も義理も知らばこそ、鬼の上前(うわまえ)()悪魔(あくま)日本御国(やまとみくに)(はび)こりて、今や斯世(このよ)は真の(やみ)、仁義、道徳、敗頽(はいたい)し、(まこと)の人はなき暮し、獣畜(けもの)ばかりの住む世界、清めて(もと)()(かえ)す、変性男子(へんじょうなんし)()(おしえ)
ふ じの高峰(たかね)村雲(むらくも)(かか)り、清き姿を包めども、雲立ち退()けば(もと)不二(ふじ)神代(かみよ)ながらの神の(やま)気高(けだか)き姿は世界一。日本魂(やまとだましい)其通(そのとお)り、心に懸れる村雲(むらくも)を、除けば直ぐに光り出す、(もと)は天地の分身魂(わけみたま)(たま)を磨けよ人々よ。神の(まこと)御教(みおしえ)を、(かし)こし(つつ)しみ赤心(まごころ)に、(ちか)いて固く守る()し。
こ ん(りん)奈落(ならく)の底まで(おち)た、腐敗(ふはい)堕落(だらく)の世の中に、水晶御魂(すいしょうみたま)(ただ)()トつ。一つの御魂を(たね)として、日本御魂(やまとみたま)培養(ばいよう)し、二度目の世界の御柱(みはしら)と、したつ岩根(いわね)大本(おおもと)の、神の御役(おやく)に立てんとて、心を千千(ちぢ)(くだ)きつつ、血を吐く思いの辛労を、世人(よびと)(ため)()(たま)う、変性男子(へんじょうなんし)雄々(おお)しさよ。
明治三十六年九月八日
え ん(りょ)会釈も梨地(なしぢ)(すずり)(よわい)も長き命毛(いのちげ)の、筆を振いて皇神(すめかみ)は、三千世界の出来事(できごと)を、示して斯世(このよ)を救わんと、明治の廿五年より、出口(でぐち)(かみ)は一筋に、知らせ(たま)えど(にご)る世の、人の心は真の(やみ)、悪魔の住家(すみか)成果(なりは)てて、(まこと)の言葉は聞入れず、何時(いつ)恐喝(おどす)と思いつめ、悪胴(わるどう)()えて動かない、(わけ)(わか)らぬ人草(ひとくさ)は、地球の上に充満し、益々(ますます)この世は(けが)れ行く。
て んの神勅(みのり)(かし)こみて、泥海(どろうみ)世界を清めんと、三千年の其の間、()らえ玉いし御難苦は、種々(いろいろ)雑多(ざった)に身をやつし、神政(しんせい)成就(じょうじゅ)其為(そのため)に、守り給いし霊徳が、天運(じせつ)循環(まい)りて歴然(ありあり)と、花咲き()めぬ煎豆(いりまめ)に。
あ 細亜(じあ)亜弗利加(あふりか)、エフロッパ、南北亜米利加(あめりか)、大洋洲、一つに丸めて日本(ひのもと)の、天津日嗣(あまつひつぎ)の神徳で、万古(まんご)末代(まつだい)続かせる、(かみ)出口(でぐち)道開(みちびら)き。竜宮(りゅうぐう)やかたに表現(あらわ)れて、三千世界の(ぬし)()り、普天(ふてん)率土(そつど)を統一し、(もと)神世(かみよ)と改めて、神も仏も人民も、勇んで(くら)す松の()の、七福神の楽遊(らくあそ)び。
さ ん千世界の梅の花、一度に開く(いま)(とき)鬼門(きもん)金神(こんじん)(あら)われて、鬼も大蛇(おろち)も帰順して、松の神代(かみよ)と成る上は、二度目の世界は天国ぞ。(まが)醜女(しこめ)も消え()せて、上から()たまで神心(かみごころ)、勇みて暮す楽しさよ。
き もんの神は(もと)の神、国常立(くにとこたち)大神(おおかみ)よ。斯世(このよ)を造り固め成し、世の根の本に隠身(すみきり)て、善悪正邪の審判(あらため)を、()厳重(おごそか)に立て玉い、この()(さい)守ります、(とう)とき神にましませり。鬼門(きもん)の神は男神(おとこがみ)(たて)守護(しゅごう)と定まりて、(よこ)守護(しゅごう)裏鬼門(うらきもん)女神(めがみ)()して(ひつじさる)変性女子(へんじょうにょし)神霊(しんれい)ぞ。世界の悪魔や(やま)(がみ)()しき心の鬼どもを、払い清めて経緯(たてよこ)の、夫婦の神は人民(ひとたみ)を、導びき(たも)うぞ(とう)とけれ。
ゆ めになり(とも)セメテは一度、綾部高天(たかま)大本(おおもと)の、竜宮館(りゅうぐうやかた)()て見たい。ト()うて霊魂(みたま)(どろ)まぶれ、()うしたら(あか)が落ちるやら。近所(ちかく)に居ながら気が()める、教祖を一度拝したさ。
め くら(つんぼ)よ世界の九()は。(むかし)神代(かみよ)(めぐ)り来て、変性男子(へんじょうなんし)(あら)われて、世界の事を知らせども、実地見せても気が付かぬ。一度に驚愕(びっくり)する事が、出来(でき)ては成らぬと朝夕(あさゆう)に、声を限りに(さけ)(ども)何処(いずこ)を風が吹くらんと、言わぬ(ばか)りに鼻の先、フフンと笑って空()いて、(おの)が乗り行く火の車、実に(あわ)れな人ばかり。
み (せん)神山(みやま)立籠(たてこも)り、この世の泥を清めんと、三十四年は菊の月、八日(ようか)(やかた)立出(たちいで)て、神徳(みいつ)も高きこの山に、祈り玉いし(わが)教主(きょうしゅ)。至誠は天地に通じけん、十五の月の有明(ありあけ)に、(とう)とや神霊現われて、世の行先(ゆくさ)きの事どもを、いと(ねんご)ろに()き給い、教御祖(おしえみおや)御心(みこころ)は、春野(はるの)の雪と()()めぬ。され(ども)高き神の山、木立(こだち)は繁く(たに)深く、雲霧(くもきり)四方(よも)閉籠(とじこ)めて、月日(つきひ)(ため)(ひか)()せ、常世(とこよ)(やみ)(ごと)くなり。
し ん(とく)高き神の山、開けて(ここ)に千四百、四十余年と成りぬれど、女人禁制(にょにんきんせい)の神の山、今に(けが)れし事も無く、神祇の(つど)いの神園(にわ)として、清き霊地(れいち)(なり)(ひび)く、浪音(なみおと)たかき八塩路(やしおじ)の、女島(めしま)男島(おしま)諸共(もろとも)に、神代(かみよ)姿(すがた)()えぬなり。神代の(まま)の神の国、瑞穂(みずほ)の国を守らんと、冠島(おしま)沓島(めしま)の神々は、弥山(みせん)神山(みやま)神集(かみつど)い、清けき和知(わち)河水(かわみず)に、世界を清め人々を、安きに救い助けんと、(あま)岩戸(いわと)押開(おしひら)き、村雲(むらくも)四方(よも)掻別(かきわ)けて、教御祖(おしえみおや)の手を通し、口を通して詳細(こまやか)に、(さと)させ玉うぞ(とう)とけれ。
え い耀(よう)栄花(えいが)(くら)して来たが、(むく)いは(たちま)丸裸体(まるはだか)(らく)した(あと)(ぬか)苦労、難儀ばかりの(じゅ)()つなぎ。(まこと)(ため)の苦労なら、神の(たすけ)で何事も、(すえ)(しお)れぬ花が(さき)万古(まんご)末代(まつだい)名を残し、斯世(このよ)の神と(あお)がれん。(つと)めよつとめ人々よ。誠の道に乗り(かえ)て、松の心で(はげ)()し。
ひ ろい世界に(ただ)一柱(ひとはしら)(これ)を誠の神という。斯世(このよ)つくりて万類(ばんるい)を、育てん(ため)日月(じつげつ)を、守りの神と神定(かんさだ)め、神の御子(みこ)なる民草(たみくさ)を、養い(たも)難有(ありがた)さ。
も もち(よろず)神々(かみがみ)が、鬼門の神に(した)がいて、三千世界を()れ夫れに、持場(もちば)々々を守ります。山には山の神()まし、河には河の神()まし、草木は草木の神居まし、海には海の神います。大地(おおち)禁闕金(きんかつかね)の神、二度目の世界の守護神(まもりがみ)(あげ)(うみ)との竜宮(りゅうぐう)の、乙姫(おとひめ)どのはこの(みぎ)り、(あや)高天(たかま)に現われて、日の出の神とひっそうて、斯世(このよ)守護(しゅご)(かわ)りたり。天地(かえ)りて()()タに、()るとの(おしえ)此事(このこと)ぞ。()にも(とうと)神代(かみよ)かな。
せ まい心で鼻高(はなたか)さんが、高天原(たかあまはら)へ出て(まい)り、出口(でぐち)(かみ)の「筆先(ふでさき)」を、聞いたら(さぞ)や困るべし。心に(あわ)(こと)(ばか)り、三日や十日や百日に、神の経綸(しぐみ)は解りゃせぬ。(だれ)しも覚え()る故に、一寸(ちょっと)様子を書くなれば、浅智慧(あさぢえ)学者の胸の(うち)、一から百まで知れ渡る。変性男子(へんじょうなんし)御身魂(おんみたま)、出口の(かみ)(かか)れたる、世界の宝の神教(みおしえ)が、心に(あた)りて耳痛く、(きけ)()(ほど)腹が立ち、身体(からだ)がビリビリ(ふる)い(ママ)出し、気分()しくてモジモジと、(しまい)にゃ()げて()にとなる。(まなこ)と口の(あい)()る、(はな)が知らずに高く()り、()れが邪魔(じゃま)して脚下(あしもと)が、見えない(ゆえ)丼壺(どぶつぼ)へ、落ちて難渋する(まで)は、ここの(おしえ)は聞かれない。少しの学が邪魔になり、理窟(りくつ)(ばか)りに固まりて、何時(いつ)も疑念の晴間(はれま)なく、心に取越苦労而巳(のみ)(うま)赤子(あかご)に成るまでに、高い鼻めが邪魔(じゃま)をして、(まこと)(おしえ)(かき)をする、なさけないのは人心(ひとごころ)
す でに悪魔に取ひしがれて、危うい(ところ)差添(さしぞえ)の、(まこと)こころに染められて、(すて)た思案の後戻(あともど)り、洋服脱いで(くつ)()てて、皮のカバンも(なげ)捨てて、(むかし)神代(かみよ)の人となり、熟々(つらつら)思い(めぐ)らせば、出口の(かみ)御知(おし)らせの、通りに(けが)れた世界じゃと、固く心を取り直し、(ただ)一筋の神の道、心も勇み気も開き、花咲く春に()う思い。()んな結構が又と世に、三千世界に()ろうかと、(はじ)めて(さと)大本(おおもと)に、大きな尻を末長く、(あや)高天(たかま)(ねこ)と成る。オットどっこい神様の、激しき威徳に照らされて、心の底の塵芥(ごもくた)を、白状したが情け無い。(これ)が出口の王仁三郎。
(「神霊界」大正六年十一月号)