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言霊学〔アホになりたい、ウソをつきたい〕

インフォメーション
題名:言霊学〔アホになりたい、ウソをつきたい〕 著者:王仁
誌名:神霊界 掲載号:1920/11/11号 ページ:93 目次メモ:
概要: 備考: タグ: データ凡例:共通凡例B データ最終更新日:2021-03-21 01:21:06 OBC :M192919201111c17
言霊学
      王仁

   アホになりたい

 阿房(あほう)()へば、世人(せじん)一般に、愚鈍とか、馬鹿とか、低能とか、痴呆(ちほう)とか、無智とか、(すべ)て一人前の力量の足らぬ、人物の代名詞と決めて()()うである。(しか)るに、言霊(げんれい)の助け(さきはひ)(あま)()()くる、日本(にほん)(こく)の有機的言霊(げんれい)は、現代人の想像し得ざる意義が、包含されてあるのである。
 言霊(ことたま)は、世界の中心にして、大物主(おほものぬし)であり、地球(ちきう)であり、大海洋であり、天之御中主(あめのみなかぬし)であり、遠く達するの意あり、大本(たいほん)初頭(しよたう)にして、(ひる)なり、(あらはれ)(いづ)言霊(げんれい)であり、全体成就、現在の活用である。
 言霊(ことたま)は、(うへ)(あら)はれ(ひい)づるなり、()(いづ)る也、太陽の(ひかり)也、天心(てんしん)なり、照込(てりこむ)なり、神の働き也、()(ちち)也、()なり、()也、(かほ)也、灯火(ともしび)也の活用(かつよう)である。
 次にアホの霊反(たまかへ)しはオとなる。オの言霊(ことたま)は、大気(たいき)也、大成(たいせい)也、(おや)(くらゐ)也、出入(しゆつにう)自在(じざい)也、(おこ)立登(たちのぼ)る也、父母(ちちはは)()也、大地球を包裏(ほうり)する也、大空(たいくう)なり、広くして尊貴(そんき)也の活用(かつよう)となる。
 要するに、上帝(じやうてい)と一致したる大精神にして、山野(やまぬ)河海(かはうみ)森羅万象を、心に治め、深遠(しんえん)玄妙(げんめう)の真理に到達し、一切の大本(おほもと)となり、初発(はじめ)となり頭目(かしら)となり、(ひる)の如くに清明(せいめい)光暉(かうき)にして、(つゐ)に天下に顕はれ、為す事(かんが)ふる事、一として成就せずと云ふ事なく、一切に(ひい)でて太陽の如く、光華(こうか)明彩(めいさい)六合(りくがう)照徹(しやうてつ)し、神心(かみごころ)にして、世界の父となり母となり、暗夜(あんや)灯火(ともしび)となり、船の()となり、(いね)()となりて、天下を利生(りせい)し、救助し教導(けうだう)し、(あまね)く世に盛名(せいめい)を輝かす大活働(だいかつだう)「働」はママある真人(しんじん)の徳を称して、一(ごん)にアホと云ふのである。(さら)霊反(たまかへ)しの活用(かつよう)()れば、万物を愛養し生活せしむる大気(たいき)()り、(おや)(くらゐ)を保ちて、一切を大成(たいせい)し、大空(たいくう)となりて、出入(しゆつにう)自在(じざい)(ゐき)呼吸(ゐき))を()し、神徳神慮(しんりよ)広大無辺にして、天津(あまつ)()の神の如く、至尊至貴(しき)真人(しんじん)の活動と本能の発揮されたるを称して、アホ()ふのであります。
 教祖の神諭(しんゆ)にも『大本(おほもと)は世界に無いアホの修行いたす結構な地の高天原(たかあまはら)であるから、アホに成らぬと三千世界の立替(たてかへ)立直(たてなほ)しの御用は、今の智慧や学では到底(たうてい)出来は致さぬぞよ。』と(しる)されて()るのも、前述の言霊解(ことたまかい)の意義を、体得せよとの事であります。世界の濁流(だくりう)に漂ひ(きた)つた我々人間は、(どう)やらすると、小智(せうち)浅才(せんさい)が腹の底から頭の中から胸の辺りから、ムクムクと頭を上げて来て、常に神業(しんげう)奉仕の妨害となるのは、実に遺憾(いかん)の至りであります。
 世の(ことわざ)にも、阿房(あほう)(くらゐ)恐ろしいものの、強いものは無いと云ふ事がある。天下国家の為に、不惜(ふしやく)身命(しんめい)の大活動を()さむと思へば、(ちから)一杯アホの修行を(はげ)まねば成らぬのでありますが、今日(こんにち)の世の中は、(かし)こい人士(じんし)(ばか)りで、(はう)(はづ)れの(だい)阿房(あほう)が現はれませぬ。(しか)(なが)ら、大正の御代(みよ)天運(てんうん)循環(じゆんかん)神律(しんりつ)()りて、何処(どこ)かの山奥には、一人(くら)ゐ隠れて()るかも知れませぬ。大本信者は、一日も早く霊魂(みたま)を研ひて、()阿房(あほう)の所在を探り、()()阿房(あほう)に習つて、現今(げんこん)の如き不安混乱無道(むだう)無明(むめう)の天下を修理固成する事に勤めなければ、神国(しんこく)神民(しんみん)たるの天職を(つく)す事が出来ないのであります。

   ウソをつきたい

 日本(にほん)言霊(げんれい)活用(かつよう)盲目(もうもく)なる現代の人士は、ウソと()へば大変な不徳不正の代名詞と心得、詐欺や虚言(きよげん)欺瞞(ぎまん)や権謀や方便や奸策(かんさく)と同一に()()るものが最も多い()うであります。(わたくし)は進んで、ウソ()(ことば)()いて、言霊(げんれい)略解(かいしやく)を試みやうと思ふ。
 は三()了達(れうたつ)し、言行心(げんかうしん)共に(おや)たるの(くらゐ)を保ち、現世(げんせ)過去未来を、純美(じゆんび)粋麗(すゐれい)産霊(むすび)()はせ、固有の真実(しんじつ)天賦(てんぷ)金剛力(こんがうりき)を発揮し、宇宙に中心の鎮まり、御中主(みなかぬし)の柱となり、回天(かいてん)回地(かいち)神的(しんてき)活動を()すてふ言霊(ことたま)であります。
 上下(しやうか)一致、君臣(くんしん)一本(いつぽん)、陰陽合体神人(しんじん)合一(がういつ)、霊肉和合、祭政一致、善悪一如(いちによ)顕幽(けんゆう)、左右、東西、南北、陰陽、父子(ふし)夫婦(ふうふ)(とう)左右(さゆう)()を合はすと()言霊(げんれい)である。()人体(じんたい)に取りては(へそ)である。心の本府(ほんぷ)である。万有一切を()ぶるのである。(もの)豊魂(とよみたま)である。
 次にウソの霊反(たまかへ)しは、となる。オは(たま)()にして、身体(しんたい)本元(ほんげん)である。天下治平(ちへい)心魂(しんこん)活用(かつよう)である。()(もつ)て見れば、天地開闢(かいびやく)以来、(しん)にウソを()つた神人(しんじん)は、皇祖(こうそ)天照(あまてらす)大神(おほかみ)変性(へんぜう)男子(なんし)身魂(みたま)(ばか)りである。釈迦(しやか)基督(くりすと)孔子(こうし)孟子(もうし)の如きは、ウソ(いひ)中間(なかま)には這入(はい)れない(くらゐ)である。
 天照大神の御神勅(ごしんちよく)
豊葦原(とよあしはら)千五百(ちいほ)(あき)の瑞穂の国は、()(わが)子孫(みこ)(きみ)たるべき(くに)なり。(なんぢ)皇孫(すめみま)()きて()らすべし。()きくませ、宝祚(ほうそ)(さか)へまさむこと、天壌(あめつち)無窮(とこしへ)なるべし』
 右の御神勅(ごしんちよく)(はい)(まつ)る時は、実にウソ(だい)なるものたる事が判るのである。次にモ一つのウソの引証(いんせう)を出して見やうと思ふ。それは、延喜式(えんぎしき)祝詞(のりと)の一節である。
辞別(ことわき)て伊勢に()す、天照(あまてらす)大御神(おほみかみ)大前(おほまへ)(まお)さく、(すめ)大御神(おほみかみ)見霽(みはる)かし()す、四方(よも)の国は、(あめ)(かべ)()(きは)み、(くに)退(そぎ)()(かぎ)り、青雲(あをくも)(たな)()(きは)み。白雲(しらくも)(をり)()向伏(むかふ)す限り、青海原(あをうなばら)棹梶(さほかぢ)()さず、(ふね)()の至り(とど)まる(きは)み、大海原(おほうなばら)(ふね)()都々(つづ)()て、(くが)より()く道は()()()(かた)めて、磐根(いはね)木根(きね)(ふみ)さくみて、(うま)(つめ)の至り(とど)まる限り、長道(ながぢ)(ひま)()(たち)都々(つづ)けて、()き国は広く(さか)しき国は(たひら)けく、遠き国は八十綱(やそつな)(うち)()けて引き(よす)る事の如く、(すめ)大御神(おほみかみ)()さし(まつ)(たま)へば、荷前(のさき)(すめ)大御神(おほみかみ)大前(おほまへ)に、横山(よこやま)の如く打ち(つみ)()きて、残りをば(たひら)けく聞看(きこしめ)し、又皇御孫(すめみまの)(みこと)御世(みよ)手長(たなが)御世(みよ)堅磐(かきは)常磐(ときは)(いは)(まつ)り、(いか)御世(みよ)(さき)はへ(まつ)るが(ゆへ)に、(すめ)(あが)(むつ)神漏伎(かむろぎ)神漏弥(かむろみの)(みこと)と、宇事(うじ)(もの)頸根(うなね)(つき)()き、皇御孫(すめみまの)(みこと)宇豆(うづ)幣帛(みてくら)称辞(たたえごと)()(まつ)らくと()る。
[#文章が中途半端だが、ここで文章が終わっている。次号以降にも続きのような文章は見当たらない。]

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