霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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大正七年旧正月廿三日

インフォメーション
種類:大本神諭 年月日:1918(大正7)年3月5日(旧1月23日)
神霊界掲載号:大正7年4月15日号(第60号) 7頁 神霊界八幡書店復刻版:第2巻 269頁 七巻本:第3巻 254頁 五巻本:未調査 三五神諭:なし 東洋文庫天の巻:129頁 東洋文庫火の巻:なし 連合会水の巻:なし 大本史料集成:未調査 庶民生活史料集成:なし
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :os116
001 (うしとら)金神(こんじん)国常立尊(くにとこたちのみこと)が、002変性男子(へんぜうなんし)身魂(みたま)出口(でぐち)(なを)()()(くち)()りて、003明治(めいじ)の廿五(ねん)から(いま)(ひき)(つづ)いて()らして()いた(こと)が、004(なに)()一度(いちど)破裂(はれつ)いたす時節(じせつ)(ちか)よりて()たから、005何時(いつ)までも()()(よく)(まよ)ふて、006利己主義(われよし)()(かた)(ばか)(いた)して()守護神(しゅごうじん)人民(じんみん)よ、007(ここ)までに(かみ)()()けて()りて()るのを、008何時(いつ)()(からす)()うに(おも)ふて油断(ゆだん)(いた)して()ると(おも)(がけ)()(こと)出来(しゅったい)いたして、009ビックリ(むし)()るぞよ。010(ちい)さい(とり)(ちが)いでは()い、011(あま)(おほ)きな(とり)(ちが)いで、012(こし)()けて(あご)()づれて、013(もの)碌々(ろくろく)()はれず、014アフンと(いた)して()(ばい)()りて(くる)しむ()うな(こと)出来(しゅったい)いたすぞよと、015毎度(まいど)(まを)して()らして()(こと)実地(じっち)(あら)はれて()るに(ちか)うなりて()たぞよ。016今迄(いままで)人民(じんみん)(かみ)()可減(かげん)(うそ)(まう)して、017人民(じんみん)恐喝(をどす)やうに(おも)ふて(まこと)()()らんから、018(いま)(かみ)()らして()()けるのであるぞよ。019(うそ)(こと)なら(これ)だけ何時(いつ)までも執念強(くどう)(まう)しは()んぞよ。020実地(じっち)一度(いちど)突発(なり)()たら、021()うにも()うにも仕様(しよう)()(こと)日本(にほん)(くに)にも実顕(でけ)るから、022万古(まんご)末代(まつだい)モウ(とり)(かへ)しの出来(でき)(こと)であるから、023(これ)だけに()()けるので()るぞよ。
024 外国(がいこく)には()()(こと)()ろうとも仕様(しよう)()いなれど、025日本(にほん)霊主体従国(ひのもと)(あま)りの災過(こと)出現(あり)ては()らんから、026初発(しょっぱつ)から日本(にほん)守護神(しゅごうじん)人民(じんみん)(みな)(そろ)ふて大和(やまと)(だましい)(なら)んと、027()結構(けっこう)神国(しんこく)産霊(わか)して(もろ)ふて、028(これ)ほど結構(けっこう)(おしへ)(くち)(くま)める()うに()(きか)して(もら)ふても、029(あま)悪心(あくしん)(つよ)ふて利己主義(われよし)で、030チットモ(かみ)(まう)(こと)(みみ)這入(はい)らんとは、031(まこと)天地(てんち)(かみ)(おそ)れの(ほど)勿体(もったい)()うて冥加(めうが)(つき)るぞよ。032日本(にほん)(くに)世界中(せかいじう)(また)()結構(けっこう)神国(しんこく)であれども、033(いま)人民(じんみん)冥加(めうが)(つき)()るから、034外国(がいこく)(ほう)(なに)()日本(にほん)よりは()いと(まう)して、035(これ)までに外国人(がいこくじん)精神(こころ)から(したが)ふて(しも)ふて、036(いま)日本(にほん)上下(うへした)体裁(ていさい)037()きも(かへ)りも出来(でき)よまいがな。038(ここ)()(こと)(かみ)()(わか)りて()るから、039(むかし)から因縁(いんねん)(ふか)変性男子(へんぜうなんし)身魂(みたま)(なが)らくの苦労(くろう)040艱難(かんなん)()して、041この大望(たいもう)()(ゆへ)に、042(かみ)()一代(いちだい)御魂(みたま)(いた)した苦労(くろう)(まう)すものは、043(くち)(ふで)では(つく)されぬ()うなエライ()()ふて()て、044(その)(うへ)現世(このよ)一寸(ちょいと)()して(もら)ふたと(おも)へば、045一層(いっそう)(つら)()()ふて()御魂(みたま)であるが、046今度(こんど)出口(でぐち)(なを)(うま)(かわ)りて()て、047結構(けっこう)神政成就天下統一(よのたてなをし)御用(ごよう)奉仕(いた)すので()るなれど、048()(とう)りの(こと)(いた)して()りては成就(じょうじゅ)いたさぬから、049中々(なかなか)(ほね)()れた(こと)であるぞよ。050天地(てんち)先祖(せんぞ)(まこと)御用(ごよう)はチット優秀(ちがう)身魂(みたま)でないと成就(じょうじゅ)(いた)さんぞよ。051(これ)までの()(かた)は、052日本(にほん)国民(くに)外国(がいこく)(ふう)()りて(しま)ふて、053()()()れる守護神(しゅごうじん)(みな)体主霊従(からみたま)であるから、054日本魂(やまとだましい)生粋(きっすい)(ただ)一厘(いちりん)より()いぞよ。055九分九厘(くぶくりん)(みな)(むか)(がた)であるから、056実地(じっち)(かみ)(はじ)めると中々(なかなか)大望(たいもう)であるから、057(なに)()けても(ほね)()れる大事業(こと)であるぞよ。058日本人(にほんじん)身魂(みたま)薩張(さっぱ)外国人(がいこくじん)身魂(みたま)()()りて()るから、059(これ)ほど世界(せかい)(くる)しみが(おほ)()りて()るのであるぞよ。060それで神界(かげ)から日本(にほん)人民(じんみん)(はや)精神(こころ)()(なを)せと(まう)して、061(これ)ほど直々(じきじき)取次(とりつぎ)(なが)(あいだ)(くる)しみを()せて()るぞよ。062(いま)()(なか)体主霊従(から)身魂(みたま)(みな)人民(じんみん)()りて(しも)ふて()るから、063(しり)()(まわ)守護神(しゅごうじん)()るまいがな。064テンと()(あた)りた(おり)には()うする(つも)りじや。065前後(あとさき)(かま)はずに()放題(ほうだい)仕放題(しほうだい)(やり)(かた)066トンと(つま)りた(をり)には()うする(こと)出来(でき)(いた)さんが、067()んな()(かた)何時(いつ)までも(つづ)くと(おも)ふて()るのか、068()盲目(めくら)にも程度(ほど)があるぞよ。069(これ)から()きに何事(なにごと)出来(しゅったい)いたしても(さわ)がず、070狼狽(うろた)えずに、071()()りたら(ああ)する、072(ああ)なりたら()うすると()ふ、073確固不抜(たしか)経綸(しぐみ)(わか)りて()らずに、074()放第(ほうだい)()りカンボウでは、075トンと()(つま)りた(をり)には、076人民(じんみん)(みな)飢餓(かつゑ)(およ)(こと)()()るぞよ。077畜生(ちくしょう)(ぐに)()うに(しまい)には人民(じんみん)餌食(ゑば)()んならん()うな(こと)出来(でき)やうも()れんが、078何程(なにほど)(つま)りて()ても日本(にほん)(くに)友喰(ともぐ)いと()()うな(こと)出来(でき)んぞよ。079(もと)神国(しんこく)霊主体従(ひのもと)であるから、080土壌(をつち)大切(たいせつ)(いた)して、081一鍬(ひとくわ)でも(くさ)()やして()らす(こと)()らんと()(こと)が、082筆先(ふでさき)初発(しょっぱつ)から()らして()るぞよ。083(つち)から出来(でき)(もの)であれば、084ドンナ(もの)()ても辛抱(しんぼう)出来(でき)るから、085大根(だいこん)(めん)でも尻尾(しりを)でも赤葉(あかば)でも、086(つね)から粗末(そまつ)にするで()いぞよと(まう)して、087毎度(まいど)()()けてあるぞよ。088平生(つね)から心得(こころゑ)()いものは最后(まさか)(とき)()(わか)るぞよ。089(つち)大切(たいせつ)(おも)(ひと)は、090(かみ)天地(てんち)から何時(いつ)見届(みとど)けて()るぞよ。091天地(てんち)(かみ)から(まこと)神力(しんりき)(いただ)いて()(ひと)は、092正勝(まさか)(とき)には(あま)(こま)りは(いた)さぬぞよ。093天地(てんち)大神(おほかみ)真実誠(まこと)()とつの(こころ)信心(しんじん)(いた)身魂(みたま)()りたら、094何程(なにほど)難渋(なんじう)(なか)でも(かみ)(つま)()げて()るなれど、095他人(ひと)()うなろうが(われ)さえ信心(しんじん)いたして、096()()(もら)いたいと()ふやうな未熟(みじゅく)精神(こころ)では十分(じゅうぶん)守護(こと)()いから、097万度参(まんどまい)りを(いた)したとて、098実地(じっち)()()てからの改心(かいしん)()()はんなれども、099改心(かいしん)さえ出来(でき)たなら、100今日(けふ)()にでも、101(ぜん)(ほう)()えて()るから、102一日(いちにち)(はや)天地(てんち)御詫(おわび)(まう)して(ゆる)して(もら)ふより(ほか)仕様(しよう)()いから、103発根(ほっごん)(こころ)(もち)(なを)すより仕様(しよう)はないぞよ。
104 (わる)(こと)為放題(しほうだい)(いた)して()いて、105モウ()ても(かな)はんやうに()りて()たと(まう)して、106天地(てんち)大神(おほかみ)御詫(おわび)(いた)すのはチト(おそ)いなれど、107(ほか)()方法(ほうほう)はモウ()いぞよ。
108 外国(がいこく)守護神(しゅごうじん)何時(いつ)までも、109体主霊従(あく)()(つづ)くやうに(おも)ふて、110(むか)ふの(くに)(いま)経綸(やりかた)で、111日本(にほん)(せめ)()一戦下(いちころ)奪略(とり)て、112世界中(せかいじう)(われ)(もの)(いた)仕組(しぐみ)()()るなれど、113今度(こんど)何方(どちら)(くに)(かな)はん(とこ)まで()くなれど、114(むか)ふの(くに)悪神(あくがみ)目的(もくてき)はトコトンまで()って()()ふせて、115(むか)ふの(くに)大将(たいしょう)遊園地(あそびどころ)(いた)して、116世界中(せかいじう)悪神(わるがみ)(かしら)領有(もの)(いた)して、117モウ一段(いちだん)(うへ)(あが)りて(わう)(わう)()りて、118末代(まつだい)()(この)(まま)(つづ)かして()ろうとの(おほ)きな計略(たくみ)(いた)して()るぞよ。119今度(こんど)二度目(にどめ)()立替(たてかへ)は、120末代(まつだい)一度(いちど)より()られん大望(たいもう)(こと)であるから、121(むか)ふの(くに)仕組(しぐみ)は、122普通(ひととほり)霊魂(みたま)では()うせん(ふか)経綸(しぐみ)()()るから、123日本(にほん)人民(じんみん)(いま)精神(せうらい)では、124日本(にほん)(むかし)(もと)生神(いきがみ)経綸(しぐみ)がして(なか)りたら、125()うも()うも()しに一転倒(いちころ)奪取(とら)れて(しま)ふぞよ。126けれども日本(にほん)神国(しんこく)であるから、127外国(がいこく)霊魂(みたま)では出来(でき)(わか)りも(いた)さん経綸(しぐみ)()てあるから、128日本(にほん)(もと)一輪(いちりん)霊魂(みたま)には到底(とうてい)(かな)はんぞよ。129日本身魂(やまとみたま)生神(いきがみ)御一方(おひとかた)御出坐(をでまし)()って御守護(ごしゅご)()()しても、130外国(がいこく)身魂(みたま)往生(おうじょう)いたさな()らん経綸(しぐみ)(いた)してあるから、131筆先(ふでさき)初発(しょっぱつ)(かか)してある(こと)()(くり)(かへ)して(かか)して()らして()くから、132立替(たてかへ)立直(たてなを)しの経綸(しぐみ)もチットも(かわ)りは(いた)さんぞよ。133何時(いつ)になりても(おな)仕組(しぐみ)()るから、134途中(とちう)(かわ)るやうな(あさ)経綸(しぐみ)日本(にほん)(くに)には()てないぞよ。135一度(いちど)筆先(ふでさき)()したら(その)(とう)りが(はじ)まりて()るから、136○○の改心(かいしん)さえ出来(でき)たら(はや)()()るなり、137頑固()()りて()りたら(つま)らん(こと)出来(でき)るなり、138一度(いちど)()(きか)したら(ちが)ふた(こと)()いから、139可成(なるべく)改心(かいしん)をさして(ぜん)(たち)(かへ)らして、140日本(にほん)(くに)産霊(わか)した身魂(みたま)は、141ドウゾして(なり)とも日本(にほん)(くに)()いて()りたいと(おも)ふて、142(これ)まで(なが)らく()らして()れど、143(むか)ふの(くに)性来(しょうらい)()(きり)()るので、144(まこと)()(こと)(くすり)にする(ほど)()く、145他人(ひと)()うなろう(とも)チットも頓着(とんじゃく)せずに、146利己主義(われよし)(あく)性来(しょうらい)であるから、147(わる)(こと)ならドンナ奸計(たくみ)もいたすなり、148(ひと)(こま)(こと)なら何程(なん)でも平気(へいき)(いた)()(あし)()るから、149()()しを天晴(あっぱれ)(たて)()けて身魂(みたま)薩張(さっぱ)(あら)はして、150実地(じっち)神界(かみ)仕組(しぐみ)()()せて、151正体(しょうたい)(あら)はして()らん(こと)には、152何時(いつ)までも(かみ)威勢(いせい)(わか)らんぞよ。153()結構(けっこう)日本(にほん)神国(しんこく)を、154()()うな醜悪(みぐるし)有様(こと)(いた)して、155(あく)(かしら)(かわ)()いで、156全部(すっくり)(ばけ)(あら)はして(しま)ふぞよ。157日本(にほん)(くに)二度目(にどめ)(あま)岩戸(いわと)(びら)きを(いた)して、158日本(にほん)日本(にほん)(まこと)御血筋(おちすぢ)と、159(もと)天照大御神様(みろくさま)()神政()()(なを)して、160()大本(もと)からの御血筋(おちすじ)で、161万古(まんご)末代(まつだい)()(たて)()()(まい)りて()たから、162体主霊従霊魂(からのみたま)()(すゑ)であるから、163()加減(かげん)往生(おうじょう)いたすが(とく)であるぞよ。164如何(どない)悪神(あくがみ)(かしら)(つよ)ふても、165(この)(さき)天地(てんち)(もと)御血筋(おちすじ)には到底(とても)(かな)はんから、166(この)経綸(しぐみ)邪魔(じゃま)(いた)すやうな守護神(しゅごうじん)は、167二度目(にどめ)()立替(たてかへ)規則(きそく)(どう)りに制配(せいばい)(いた)さな()らんから、168今度(こんど)神界(かみ)規則(きそく)(きび)しいから、169是迄(これまで)(こころ)をみな(もち)()えるやうに、170明治(めいじ)廿五(ねん)から昼夜(ちうや)気永(きなが)()らしてあるぞよ。171(この)さきは一度(いちど)素直(すなを)()いて改心(かいしん)いたす身魂(みたま)()いと、172(これ)からは(いま)までの神界(しんかい)とは大変(おほかわ)りが(いた)すぞよ。173それで(とり)(かへ)しが()らんから、174(これ)ほど(きび)しく(まう)して何時(いつ)までも()()けるので()るぞよ。175是迄(これまで)体主霊従(あく)利己主義(われよし)()(かた)薩張(さっぱ)立替(たてかへ)(しま)はんと、176(これ)からは(むか)うを()ひて歩行(あるけ)んやうに(きび)しく()るぞよ。177(いま)までは()(うへ)(まこと)大将(たいしょう)()()うに()()りたから、178ドンナ無茶(むちゃ)(こと)をして()りても(こわ)いもの()しの()で、179暗夜(くらやみ)()(あし)身魂(みたま)威張(いば)りて、180(いま)世界(せかい)()有様(ありさま)181(むご)(こと)()(みだ)れたものであるぞよ。
182 (この)()(むかし)天照大御神様(みろくさま)神政()復古(もど)して、183日本(にほん)(くに)霊主体従(ひのもと)(たて)()かねば、184天地(てんち)直接(ぢきぢき)御系統(をちすぢ)で、185万世一系天壌無窮(どこまでも)チットも混血無(まぜりな)しの()(いた)経綸(しぐみ)であるから、186(ここ)までに()るのには普通一般(ひととほり)身魂(みたま)では()辛抱(しんぼう)(いた)さんぞよ。187(ここ)までに日本(にほん)(くに)()(あし)自由(じゆう)()られて、188実地(じっち)大本(もと)()いも同様(どうよう)にいたして()いて、189末代(まつだい)()()(この)(まま)()りて()かうとの悪知恵(わるぢゑ)(しぼ)()して、190前後(あとさき)(かま)はず一生懸命(いっしょうけんめい)気張(こばり)()るが、191到底(とても)成就(じょうじゅ)九分九厘(くぶくりん)(ところ)(いた)さん()(どく)なもので()るぞよ。
192 二度目(にどめ)()立替(たてかへ)(いた)すには、193日本(にほん)(くに)大本(もと)から薩張(さっぱ)改革(あらた)めて、194()(もと)根本(こんぽん)御血筋(おちすじ)で、195善一筋(ぜんひとすじ)(たて)()かねば、196一寸(ちょっと)でも、197微塵(みじん)ほどでも悪神(あくがみ)血筋(ちすじ)混合(まぜり)たならば、198()たチット()()れて()くと、199(その)(あく)血筋(ちすぢ)段々(だんだん)(さか)えて()目的(もくてき)出来(でき)るから、200(わる)(ほう)へは(たれ)()()いから、201(あく)(たね)今度(こんど)(のこ)らず(たいら)げて(しま)ふて、202二度目(にどめ)()規則(きそく)(どう)りに、203(ぜん)()とつの(みち)()(しま)ふぞよ。204そうして(おい)外国(がいこく)(ぜん)模範(てほん)()せて、205(あく)(かしら)改心(かいしん)さして(たす)けて()らねば、206日本(にほん)(かみ)人民(じんみん)天職(やく)(すま)んのであるぞよ。207モウ(これ)からは(あく)性来(しょうらい)(みぐ)るしき身魂(みたま)は、208日本(にほん)(くに)(まう)すに(およ)ばず、209()世界(せかい)御地(おつち)(うへ)には一寸(いっすん)場所(とこ)にも()かれん(こと)末代(まつだい)規則(きそく)制定(きま)るから、210チットでも(まじ)りがありたら、211()()して厳重(げんじう)(いまし)めを(いた)すぞよ。212(この)()天地(てんち)大神(おほかみ)()であるから、213(ほか)身魂(みたま)では()ちては()かんから、214(これ)から(さき)()()身魂(みたま)でもと()(こと)には()かんぞよ。215(ここ)()りて()(こと)(はじ)めから()(わか)りて()るから、216(ほか)身魂(みたま)(なが)らくの(あいだ)()()けて、217(くち)(くま)めるやうに、218言葉(ことば)筆先(ふでさき)()らしてある(とう)りに、219世界(せかい)(こと)実現()()るから、220守護神(しゅごうじん)人民(じんみん)(おほ)きな間違(まちが)いが出来(でき)()るぞよ。221世界(せかい)のビックリ(ばこ)()くと(まう)して毎度(まいど)()らしてあるが、222何彼(なにか)時節(じせつ)(まい)りて世界中(せかいぢう)大騒動(おほさわぎ)()るぞよ。223(むか)ふの(くに)にも日本(にほん)身魂(みたま)にも大部(だいぶ)(くる)しむ(こと)があるぞよ。224日本(にほん)(くに)外国(がいこく)身魂(みたま)(おな)(こと)になりて()るから、225天地(てんち)のビックリ(ばこ)()けて、226一度(いちど)()()ましてやらねば、227(あま)(わる)シブトウて改心(かいしん)出来(でき)かけが(いた)さんぞよ。228(ここ)まで色々(いろいろ)(いた)して()()けて()らしたからは、229(これ)落度(おちど)はヨモヤ()ろまい。230天地(てんち)(もと)生神(いきがみ)231(むかし)から(その)(まま)肉体(にくたい)のある、232末代(まつだい)(かわ)らぬ(まこと)(かみ)(この)()(おさ)めてやらんと、233()途中(とちう)国家(くに)()いやうになるから、234今度(こんど)世界(せかい)立替(たてかへ)根本(こんぽん)から()()えて(しま)ふて、235万古(まんご)末代(まつだい)政治(こと)(きめ)るので()るから、236(なに)()けても大望(たいもう)ばかりであるぞよ。237天地(てんち)岩戸(いわと)(ひら)ける時節(じせつ)()りて()たから、238()()()れる(ほう)守護神(しゅごうじん)や、239(うへ)人民(じんみん)には(わか)らぬ(こと)()るから、240(たれ)にも(わか)らん大望(たいもう)な、241()ふに()はれず、242()くに()かれん火水(ひみつ)経綸(しぐみ)であるから、243途中(とちう)鼻高(はなだか)何程(なんぼ)シャチに()りて(かんが)えても、244(わか)りかけが(いた)さんのが(あた)(まへ)であるぞよ。245此大本(ここ)変性男子(へんぜうなんし)女子(にょし)とに(かか)筆先(ふでさき)は、246何程(なにほど)智恵(ちゑ)(がく)のある人民(じんみん)でも、247神徳(しんとく)()かりたら(みな)逆様(さかさま)()れるから、248()れで慢心(まんしん)大怪我(おほけが)(もと)(まう)して何時(いつ)()()けてありたぞよ。249細工(さいく)流々(りうりう)仕上(しあ)げた(ところ)()(もら)はむと、250(いま)から(なに)(わか)りは(いた)さんぞよ。251それで素直(すなを)(かみ)(まう)(よう)(いた)せと(まう)してあるぞよ。252()んな経綸(しぐみ)全部(すっくり)(いま)鼻高(はなだか)(わか)りたら、253途中(とちう)から邪魔(じゃま)這入(はい)りて、254三千年(さんぜんねん)経綸(しぐみ)百日(ひゃくにち)説法(せっぽう)()一発(ひとつ)にも()らん(こと)になるから、255滅多(めった)(こと)(いた)して()いぞよ。256世界(せかい)出来(でき)()日々(にちにち)(こと)(かんが)えて()て、257明治(めいじ)二十五(ねん)からの筆先(ふでさき)を、258赤心(まごころ)調(しら)べたら大抵(たいてい)(こと)(わか)りかけるなれど、259それも一寸(ちょっと)でも慢神(まんしん)()たら(なに)(わか)らぬやうに()仕組(しぐみ)であるぞよ。
260 二度目(にどめ)()立替(たてかへ)261立直(たてなをし)(いた)して(しま)ふたら、262守護神(しゅごうじん)にも人民(じんみん)にも、263何彼(なにか)(こと)()(わか)るやうに(いた)して()れど、264(いま)人民(じんみん)(みな)霊魂(みたま)(くも)()りて、265外国(がいこく)物質(ぶっしつ)(がく)沈溺(はまり)()んで()るから、266(なに)()とつ(わか)らん明盲目(あきめくら)同様(どうよう)であるぞよ。267()()盲目(めくら)(つんぼ)()ぐに(わか)るやうな(あさ)(おしへ)でありたら、268到底(とても)万古(まんご)末代(まつだい)(つづ)経綸(しぐみ)とは(まう)されんぞよ。269(いま)人民(じんみん)(こころ)薩張(さっぱ)()(かへ)て、270(さら)つの(こころ)()(かへ)()らんと、271是迄(これまで)(こころ)では(いま)土地(とち)面貌(めんぼう)()るぞよ。272天地(てんち)吃驚箱(びっくりばこ)()くのはドンナ(こと)かと()(こと)は、273(いま)守護神(しゅごうじん)274人民(じんみん)何程(なにほど)(かし)こうても(わか)らん(こと)であるから、275(いま)(おほ)きな(とり)(ちが)いがあるから、276筆先(ふでさき)細々(こまごま)()(わか)るやうに(かか)してあるなれど、277一柱(ひとり)()りた(かみ)人民(じんみん)()いので、278今度(こんど)二度目(にどめ)()立替(たてかへ)は、279一通(ひととう)りや二通(ふたとう)りや百通(ひゃくとう)りの骨折(ほねおり)では()いぞよ。280(あま)(ふる)(こと)(ふか)(こと)ばかりが(かか)してあるから、281(いま)守護神(しゅごうじん)人民(じんみん)霊体(ちから)では百年(ひゃくねん)かかりても(わか)りさうな(こと)はないぞよ。282(これ)()けたら天地(てんち)()智者(ちしゃ)283学者(がくしゃ)であれど、284暗黒(くらがり)()(なか)出来(でき)人民(じんみん)には、285肝腎(かんじん)霊魂(みたま)(くも)りて()るから無理(むり)()いぞよ。286()れで()()したら失策(しくじる)(まう)して()()けて()るのに、287(がく)でドンナ(こと)でも(わか)ると(おも)ふて、288エライ慢心(まんしん)(いた)して()るが、289いろは(もと)()りて()守護神(しゅごうじん)()いから、290人民(じんみん)には()(わか)らず、291六ケ敷(むづかしき)()(なか)であるから、292素直(すなを)(いた)して(かみ)(まう)(こと)(いた)すと、293(その)()から心配(しんぱい)なしに(くら)せるなり、294何事(なにごと)(もの)(すみ)やかに(らち)()いて気楽(きらく)御用(ごよう)(つと)まるぞよ。295いろは四十八(しじゅうはち)文字(もじ)経綸(しぐみ)(わか)身魂(みたま)変性男子(へんぜうなんし)変性女子(へんぜうにょし)(ほか)には、296世界中(せかいじう)(かね)太鼓(たいこ)()がしても(いま)では()いのであるから、297()()たつの身魂(みたま)(なか)りたら、298日本(にほん)世界(せかい)(これ)から()きは(つぶ)れるより仕様(しよう)()(こと)になるから、299(この)二人(ふたり)身魂(みたま)天地(てんち)先祖(せんぞ)霊体(ちから)取次(とりつ)ぎであるぞよ。300この変性男子(へんじょうなんし)女子(にょし)との身魂(みたま)の、301(むかし)からの(まこと)因縁(いんねん)さえ(わか)りて()たら、302(ほか)(こと)(なに)(わか)らいでも、303今度(こんど)御用(ごよう)(つと)(あが)るので()るから、304(つま)らん理窟(こと)(まう)して何時(いつ)(まで)頑張(がんば)りて()ると、305段々(だんだん)(わか)らんやうに()りて()るぞよ。306体主霊従(から)(こころ)(もち)(かへ)(しま)はんと、307(かみ)(まう)(こと)(みな)逆様(さかさま)()れるぞよ。308モウ(かみ)人民(じんみん)(わけ)(わか)らん、309途中(とちう)鼻高(はなだか)相手(あいて)()りて()るやうな(ひま)()いから、310(わけ)(わか)らん人民(じんみん)(あと)(まわ)してをいて、311三千年(さんぜんねん)仕組(しぐみ)(どう)りに(はや)(らち)()(いた)さんと、312是迄(これまで)のやうな優柔不断(ずんだら)(こと)はモウ()()れんから、313バタバタと(いた)して、314厳重(げんぢう)(らち)()けるから、315改心(かいしん)()()いから、316一時(いっとき)(はや)覚悟(かくご)()されよ。317(うへ)守護神(しゅごうじん)人民(じんみん)もチットの(とり)(ちが)いでない、318根本(こんぽん)からの大間違(おほまちが)いを(いた)して()るが、319モウ(かみ)()らせやうが()いぞよ。320(いま)守護神(しゅごうじん)人民(じんみん)も、321天地(てんち)先祖(せんぞ)(おも)ひがテンで(わか)らんから、322出来(でき)(あが)りたらアフンと(いた)さなならんぞよ。323(あま)何時(いつ)までも体主霊従(から)精神(こころ)()ると、324(あと)悟悔(こうかい)()()はん(こと)()るぞよ。325人民(じんみん)何程(なにほど)熱心(ねっしん)神界(しんかい)(こと)研究(けんきう)しても容易(ぢき)(わか)りはせんぞよ。326(かみ)(こと)人民(じんみん)(わか)るもので()いと()(こと)(わか)人民(じんみん)でありたら、327()れこそまことの神界(しんかい)(わか)りた人民(じんみん)であるぞよ。328(わか)りたと(まを)人民(じんみん)(なに)(わか)りては()らんので()るぞよ。

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10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
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