霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第四章 真澄(ますみ)神鏡(かがみ)〔五四〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第2巻 霊主体従 丑の巻 篇:第1篇 神界の混乱 よみ:しんかいのこんらん
章:第4章 第2巻 よみ:ますみのかがみ 通し章番号:54
口述日:1921(大正10)年10月27日(旧09月27日) 口述場所: 筆録者:加藤明子 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年1月27日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
天使・大八洲彦命は、大足彦、花照姫、道貫彦をして、木花姫命の鎮まる芙蓉山を守らせた。
邪神・棒振彦の化けた美山彦、同じく高虎姫の化けた国照姫、邪神の部下・鷹姫は芙蓉山に登って大足彦に面会を求めたが、大足彦は安泰山に命を奉じて出かけた後であった。
そこで代わりに芙蓉山を守っていた道貫彦に対して、美山彦らは、『竜宮城が邪神・棒振彦の軍によって囲まれて危機に陥り、稚桜姫命は万寿山に逃れた。しかも大八洲彦命も邪神に帰順してしまった』と嘘の危急を報じて、混乱させようとした。
道貫彦と花照姫は、この報を聞いて、真実なら一大事と心ははやったが、部下の豊彦を安泰山の大足彦にまずは知らしめることにした。
大足彦はすでに安泰山で真正の美山彦に面会していたので、怪しんで木花姫命に神示を願った。木花姫命は期するところあり、芙蓉山の守りを固めると、美山彦、大足彦を連れて、稚桜姫命が逃れたという万寿山に向かった。
万寿山には、邪神・杵築姫が稚桜姫命に化けて待っていた。そして、木花姫命・美山彦命、大足彦命一行の労を謝すると、竜宮城に軍を向けて、奪回するように命令を下した。
大足彦は木花姫命から賜っていた、真澄の鏡を取り出して稚桜姫命を照らしてみれば、たちまちバイカル湖の黒竜の姿を暴かれて、黒雲を起こして逃げ去った。
そして、同行した美山彦、国照姫、鷹姫を照らせば、美山彦は棒振彦に、国照姫は木常姫に再来である金毛九尾の悪狐に、鷹姫は大きな古狸の姿を暴かれた。
大足彦は芙蓉山に向かって神徳を感謝し、また邪神の所業に怒りを抑えつつ芙蓉山に帰還した。
主な登場人物: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2016-12-23 05:55:53 OBC :rm0204
愛善世界社版:24頁 八幡書店版:第1輯 167頁 修補版: 校定版:26頁 普及版:12頁 初版: ページ備考:
001 ここに天使(てんし)大八洲彦命(おほやしまひこのみこと)竜宮城(りゆうぐうじやう)勇神(ゆうしん)002大足彦(おほだるひこ)003花照姫(はなてるひめ)004道貫彦(みちつらひこ)()へて、005木花姫命(このはなひめのみこと)(しづ)まりたまふ芙蓉山(ふようざん)(まも)らしめたまうた。
 
006  不二(ふじ)(やま)三国一(さんごくいち)四方面(しはうめん)
007  汽車(きしや)(まど)半日(はんにち)のぞく不二(ふじ)(みね)
 
008 ここに美山彦(みやまひこ)009国照姫(くにてるひめ)は、010鷹姫(たかひめ)とともに雲霧(うんむ)をおこして芙蓉山(ふようざん)()けのぼり、011大足彦(おほだるひこ)面会(めんくわい)(もと)めた。012大足彦(おほだるひこ)木花姫命(このはなひめのみこと)神務(しんむ)()びて、013(とほ)安泰山(あんたいざん)()かれた(あと)である。014そこで花照姫(はなてるひめ)道貫彦(みちつらひこ)をして(かは)つて応接(おうせつ)せしめた。
015 美山彦(みやまひこ)以下(いか)二神(にしん)は「一大(いちだい)秘密(ひみつ)あり、016(ねが)はくは隣神(りんしん)(とほ)ざけたまへ」と仔細(しさい)ありげに(まを)しのべた。
017 道貫彦(みちつらひこ)()ふがまにまに隣神(りんしん)(とほ)ざけ一間(ひとま)()りて、
018『その秘密(ひみつ)はいかに』
019反問(はんもん)した。020このとき美山彦(みやまひこ)(こゑ)(ひそ)めて、
021竜宮城(りゆうぐうじやう)()高天原(たかあまはら)(すで)重囲(ぢうゐ)(おちい)危機(きき)旦夕(たんせき)にせまる。022稚桜姫命(わかざくらひめのみこと)はわずかに()をもつてのがれたまひ、023万寿山(まんじゆざん)避難(ひなん)し、024ここに再挙(さいきよ)(はか)らせたまふ。025しかるに大八洲彦命(おほやしまひこのみこと)026真澄姫(ますみひめ)はすでに棒振彦(ぼうふりひこ)帰順(きじゆん)し、027(いま)魔軍(まぐん)(しやう)として万寿山(まんじゆざん)()()せむとす。028高天原(たかあまはら)大事(だいじ)(すく)ふは(いま)この(とき)なり。029智略(ちりやく)縦横(じうわう)大足彦(おほだるひこ)きたりて万寿山(まんじゆざん)主将(しゆしやう)となり、030大勢(たいせい)挽回(ばんくわい)し、031大神(おほかみ)神慮(しんりよ)(なぐさ)めよ、032との稚桜姫命(わかざくらひめのみこと)御神命(ごしんめい)なり。033貴神(きしん)向背(かうはい)いかん』
034気色(きしよく)をはげまし、035(かたな)(つか)()をかけ決心(けつしん)(いろ)()せながらヂリヂリと()めよつた。
036 花照姫(はなてるひめ)037道貫彦(みちつらひこ)始終(しじゆう)()きて(こころ)(こころ)ならず、038ただちに(あま)鳥船(とりぶね)をもつて、039豊彦(とよひこ)をして安泰山(あんたいざん)大足彦(おほだるひこ)にこの顛末(てんまつ)報告(はうこく)せしめた。040(とき)をうつさず西方(せいはう)(てん)より、041大足彦(おほだるひこ)豊彦(とよひこ)とともに帰山(きざん)し、042すでにすでに安泰山(あんたいざん)において美山彦命(みやまひこのみこと)会見(くわいけん)してすべての様子(やうす)()りゐたるに、043ここにまた美山彦命(みやまひこのみこと)(きた)れるを()きて、044(なん)となく(あや)しみに()へず、045山頂(さんちやう)木花姫命(このはなひめのみこと)(みや)にいたり神示(しんじ)()ひたまうた。
046 木花姫命(このはなひめのみこと)神示(しんじ)によりて、047天使(てんし)心中(しんちゆう)(ふか)()するところのあるものの(ごと)く、048花照姫(はなてるひめ)049豊彦(とよひこ)その()神司(かみがみ)芙蓉山(ふようざん)(のこ)して守備(しゆび)となし、050美山彦(みやまひこ)一行(いつかう)(とも)万寿山(まんじゆざん)(むか)うた。051万寿山(まんじゆざん)には、052バイカル()邪神(じやしん)となりし鬼姫(おにひめ)再来(さいらい)なる杵築姫(きづきひめ)は、053美々(びび)しく変装(へんさう)()らして稚桜姫命(わかざくらひめのみこと)()り、054大足彦(おほだるひこ)(むか)つて遠来(ゑんらい)(らう)(しや)し、055かつ()高天原(たかあまはら)および竜宮城(りゆうぐうじやう)回復(くわいふく)(めい)ぜられた。
 
056  ()ふて()てはねる蚯蚓(みみず)(くも)(みね)
 
057 大足彦(おほだるひこ)出発(しゆつぱつ)(さい)058木花姫命(このはなひめのみこと)よりひそかに(たま)はりたる真澄(ますみ)(かがみ)をとりいだし、059稚桜姫命(わかざくらひめのみこと)(てら)しみれば、060こはそも如何(いか)に、061(いま)まで優美(いうび)にしてかつ尊厳(そんげん)なりし稚桜姫命(わかざくらひめのみこと)は、062()るも(おそ)ろしき鬼姫(おにひめ)後身(こうしん)バイカル()黒竜(こくりゆう)(あら)はれ、063東北(とうほく)(てん)にむかつて黒雲(こくうん)()きおこし、064(くも)(かすみ)()()せた。065美山彦(みやまひこ)はと(かがみ)()らして()れば、066こはそも如何(いか)に、067竹熊(たけくま)再来(さいらい)棒振彦(ぼうふりひこ)正体(しやうたい)あらはれ、068高虎姫(たかとらひめ)()れば木常姫(こつねひめ)再来(さいらい)なる金毛九尾(きんもうきゆうび)悪狐(あくこ)(くわ)し、069鷹姫(たかひめ)姿(すがた)(だい)なる古狸(ふるだぬき)(あら)はれた。
070 大足彦(おほだるひこ)(てん)(はい)()()し、071芙蓉山(ふようざん)にむかつて合掌(がつしやう)神徳(しんとく)広大(くわうだい)無辺(むへん)なるを感謝(かんしや)した。072その()棒振彦(ぼうふりひこ)073高虎姫(たかとらひめ)諸方(しよはう)にかけ(めぐ)り、074このたびは大足彦(おほだるひこ)をいかにもして(ほろ)ぼし、075真澄(ますみ)(かがみ)()むと非常(ひじやう)苦心(くしん)焦慮(せうりよ)した。076邪神(じやしん)()りしあとの万寿山(まんじゆざん)は、077(じつ)荒涼(くわうりやう)たる荒野(くわうや)(くわ)してゐた。078あとに大足彦(おほだるひこ)()()(とどろ)かして雄健(をたけ)びしながら、079(いか)りを()さへ(ただ)ちに鳥船(とりぶね)()りて芙蓉山(ふようざん)帰還(きくわん)した。
080大正一〇・一〇・二七 旧九・二七 加藤明子録)