霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第七章 天地(てんち)(あは)(かがみ)〔五七〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第2巻 霊主体従 丑の巻 篇:第1篇 神界の混乱 よみ(新仮名遣い):しんかいのこんらん
章:第7章 天地の合せ鏡 よみ(新仮名遣い):てんちのあわせかがみ 通し章番号:57
口述日:1921(大正10)年10月28日(旧09月28日) 口述場所: 筆録者:桜井重雄 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年1月27日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
天使・稚桜姫命は、天使・天道別命に竜宮上を守らせた。天使・天真道彦命と神国別には、地の高天原を守らせた。滝津彦には橄欖山を、斎代彦には黄金橋を守らせた。
後顧の憂いをたつと、稚桜姫命は金竜にまたがり、大八洲彦命は銀竜に、真澄姫は金剛に、木花姫命は劒破の竜馬にまたがって天空を駆け、高砂島の新高山に降った。
高砂の神島は、国治立命の厳の御魂の分霊を隠しおいた聖地である。生粋の神国魂を有する神々が永遠に集う経綸の地であり、神政成就の暁には、この聖地の神司を選抜して使用するという、大神の御神慮である。
しかしながらこの高砂の神島も、国祖ご隠退の後は、七分どおりまで体主霊従・和光同塵の邪神の経綸に汚されてしまっている。
この島の正しい守り神である真道彦命は岩石を打ち割り、紫紺色の透明の宝玉を持ち出して、稚桜姫命に奉呈した。これは、神政成就のときに、ある国の国魂となる宝玉である。
つぎに奇八玉は海底から日生石を献上した。これは、神人出生のときに安産を守る宝玉である。
真鉄彦は谷間から水晶の宝玉を取り出して奉呈した。これは、女の不浄を清める神玉である。
武清彦は山腹から黄色の玉を献上した。これは病魔を退ける。
速吸別は頂上の岩窟を、黄金の頭槌で三回打った。巨巌は分裂して炎と成り、空中で紅色の玉となって火炎を吐き、続いて水気を吐き、雷鳴を起こして妖気を一掃した。この玉も稚桜姫命に献上された。火と水で天地の混乱を清める神宝である。
稚桜姫命一行は無事に宝玉を得て竜宮城に帰還する途中、鬼猛彦の邪神に行く手をさえぎられたが、木花姫命が天の真澄の鏡を取り出して、撃退した。この鏡は先に大足彦が使用した地の真澄の鏡と対をなすものである。
五個の神玉は、海原彦命、国の御柱神の二神によって守護されることになった。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2022-11-14 10:03:49 OBC :rm0207
愛善世界社版:34頁 八幡書店版:第1輯 170頁 修補版: 校定版:36頁 普及版:17頁 初版: ページ備考:
001 ここに天使(てんし)稚桜姫(わかざくらひめの)(みこと)は、002天使(てんし)天道別(あまぢわけの)(みこと)をして竜宮城(りゆうぐうじやう)(まも)らしめ、003天使(てんし)天真道彦(あめのまみちひこの)(みこと)004神国別(かみくにわけの)(みこと)をして()高天原(たかあまはら)(まも)らしめ、005滝津彦(たきつひこ)をして橄欖山(かんらんざん)(まも)らしめ、006斎代彦(ときよひこ)をして黄金橋(こがねばし)(まも)らしめ、007はじめて後顧(こうこ)(うれ)ひなきをみて、008稚桜姫(わかざくらひめの)(みこと)金竜(きんりゆう)にまたがり、009大八洲彦(おほやしまひこの)(みこと)銀竜(ぎんりう)に、010真澄姫(ますみひめ)金剛(こんがう)に、011芙蓉山(ふようざん)より(あら)はれいでたる木花姫(このはなひめの)(みこと)劒破(ちはや)竜馬(りうめ)にまたがり、012あまたの従臣(じゆうしん)(ひき)ゐて天馬(てんば)(くう)()けりて、013高砂(たかさご)(しま)()()きたまひ、014新高山(にいたかやま)(くだ)らせたまふ。
 
015  (てん)までも(たか)(にほ)ふや(うめ)(はな)
 
016 この高砂(たかさご)神島(かみじま)国治立(くにはるたちの)(みこと)(いづ)御魂(みたま)分霊(ぶんれい)(ふか)(かく)しおかれたる聖地(せいち)であつて、017神国魂(みくにだましひ)生粋(きつすゐ)御魂(みたま)(いう)する神々(かみがみ)永遠(ゑいゑん)(つど)ひたまふ経綸地(けいりんち)で、018神政(しんせい)成就(じやうじゆ)(あかつき)019この聖地(せいち)神司(かみ)御魂(みたま)選抜(せんばつ)して使用(しよう)されむがための、020大神(おほかみ)(ふか)()神慮(しんりよ)()でさせられたものである。021(ゆゑ)にこの(しま)四方(しはう)荒浪(あらなみ)をもつて(かこ)み、022みだりに邪神(じやしん)悪鬼(あくき)侵入(しんにふ)(ゆる)されない。023天地(てんち)律法(りつぱふ)まつたく(やぶ)れて、024国治立(くにはるたちの)(みこと)()隠退(いんたい)ののちは邪神(じやしん)たちまち襲来(しふらい)して、025ほとんどその七分(しちぶ)どほりまで体主(たいしゆ)霊従(れいじゆう)026和光(わくわう)同塵(どうぢん)邪神(じやしん)経綸(けいりん)(まつた)(けが)されてしまつた。027されど三分(さんぶ)(のこ)りし御魂(みたま)は、028(いま)神代(かみよ)のままの神国魂(みくにだましひ)抱持(はうぢ)する厳正(げんせい)なる神々(かみがみ)が、029(ひそ)んで時節(じせつ)()つてをらるるのである。030稚桜姫(わかざくらひめの)(みこと)はこの中央(ちうわう)なる新高山(にひたかやま)到着(たうちやく)し、031あまたの正神司(せいしん)(あつ)め、032神界(しんかい)経綸(けいりん)をひそかに教示(けうじ)しおかれた。
033 ここにこの(しま)(ただ)しき(まも)(がみ)034真道彦(まみちひこの)(みこと)岩石(がんせき)()()り、035紫紺色(しこんしよく)()びたる透明(とうめい)宝玉(ほうぎよく)()ちだし、036これを恭々(うやうや)しく稚桜姫(わかざくらひめの)(みこと)捧呈(ほうてい)された。037この(たま)神政(しんせい)成就(じやうじゆ)(あかつき)038ある(くに)国魂(くにたま)となる宝玉(ほうぎよく)である。
039 つぎに奇八玉(くしやたまの)(みこと)海底(かいてい)(しづ)日生石(につしやうせき)(たま)(ひろ)ひきたつて捧呈(ほうてい)した。040この(たま)神人(しんじん)出生(しゆつしやう)(とき)にさいし、041安産(あんざん)(まも)宝玉(ほうぎよく)である。042この(たま)威徳(ゐとく)(かん)じて(うま)れいでたる神人(しんじん)は、043すべて至粋(しすゐ)至純(しじゆん)身魂(みたま)(いう)する霊主(れいしゆ)体従(たいじゆう)身魂(みたま)である。044そこで真鉄彦(まがねひこ)谷間(たにま)(くだ)りて水晶(すゐしやう)宝玉(ほうぎよく)()りだし、045これを稚桜姫(わかざくらひめの)(みこと)捧呈(ほうてい)した。046この(たま)(をんな)不浄(ふじやう)(きよ)むる(うづ)神玉(しんぎよく)である。047ここに武清彦(たけきよひこ)山腹(さんぷく)(はに)穿(うが)ちて黄色(わうしよく)(たま)()りいだし(うやうや)しく(みこと)捧呈(ほうてい)した。048この(たま)神人(しんじん)悪病(あくびやう)(かか)れるとき、049神気(しんき)発射(はつしや)して病魔(びやうま)退(しりぞ)くる宝玉(ほうぎよく)である。050つぎに速吸別(はやすゐわけ)頂上(ちやうじやう)巌窟(がんくつ)黄金(こがね)頭槌(くぶつち)をもつて(しづか)三回(さんくわい)()ちたまへば、051巨厳(きよがん)分裂(ぶんれつ)して(ほのほ)となり中天(ちゆうてん)()ひのぼつた。052空中(くうちゆう)にたちまち紅色(こうしよく)(たま)(へん)じ、053宇宙(うちう)東西(とうざい)南北(なんぽく)疾走(しつそう)して火焔(くわえん)()き、054ついで水気(すゐき)()き、055雷鳴(らいめい)をおこし、056たちまちにして空中(くうちゆう)妖気(えうき)一掃(いつさう)し、057(うるは)しき紅色(こうしよく)(たま)(へん)じ、058(みこと)(まへ)にあまたの女性(をみな)捧持(ほうぢ)させてこれを(みこと)(たてまつ)つた。059この(たま)はある(とき)()(はつ)し、060ある(とき)(みづ)(はつ)し、061火水(ひみづ)をもつて天地(てんち)混乱(こんらん)(きよ)むるの神宝(しんぽう)である。
062 稚桜姫(わかざくらひめの)(みこと)一行(いつかう)は、063馬上(ばじやう)はるかに海上(かいじやう)(わた)りて()高天原(たかあまはら)帰還(きくわん)したまへるとき、064(あめ)八衢(やちまた)鬼熊(おにくま)亡霊(ぼうれい)(くわ)して鬼猛彦(おにたけひこ)となり、065大蛇彦(だいじやひこ)とともに(みこと)帰還(きくわん)防止(ばうし)し、066かつその神宝(しんぽう)奪取(だつしゆ)せむと()ちかまへてゐた。067ここに稚桜姫(わかざくらひめの)(みこと)紅色(こうしよく)(たま)(もち)ひるは、068いまこの(とき)なりとしてこの(たま)(もち)ひむとしたまひし(とき)069木花姫(このはなひめの)(みこと)はこれをとどめていふ。
070『この(たま)一度(いちど)使用(しよう)せば(ふたた)(よう)をなすまじ。071かかる(ちひ)さき魔軍(まぐん)にむかつて使用(しよう)するは(じつ)残念(ざんねん)なり。072この魔軍(まぐん)(ほろ)ぼすはこれにて()れり』
073(ふところ)より(あめ)真澄(ますみ)(かがみ)をとりだして鬼猛彦(おにたけひこ)魔軍(まぐん)にむかつて逸早(いちはや)くこれを()らしたまうた。074魔神(まがみ)はたちまち黒竜(こくりゆう)(へん)じ、075邪鬼(じやき)(くわ)して、076ウラル(さん)()がけて遁走(とんそう)した。
 
077 天地(あめつち)真澄(ますみ)(かがみ)()りわたり
078  (しこ)曲霊(まがひ)()げうせにけり
 
079 稚桜姫(わかざくらひめの)(みこと)一行(いつかう)無事(ぶじ)帰還(きくわん)された。080さうしてこの(たま)竜宮島(りゆうぐうじま)(うみ)(ふか)()めおかれた。081さきに木花姫(このはなひめの)(みこと)より大足彦(おほだるひこ)(たま)はりしは(くに)真澄(ますみ)(かがみ)である。082天地(てんち)(そろ)うて(あは)(かがみ)という神示(しんじ)は、083この二個(にこ)神鏡(しんきやう)()である。084また五個(ごこ)神玉(しんぎよく)海原彦(うなばらひこの)(みこと)085(くに)御柱(みはしら)(かみ)二神(にしん)守護(しゆご)さるることとなつた。
086附言(ふげん)後世(こうせい)女神(めがみ)および婦人(ふじん)らの(かんざし)(たま)をつけ、087また(たま)(つら)ねて頸飾(くびかざ)りとなして、088悪事(あくじ)(はら)ひ、089幸福(かうふく)(もと)め、090賢児(けんじ)()むとするのはこの因縁(いんねん)()るものである。
091大正一〇・一〇・二八 旧九・二八 桜井重雄録)

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