霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一四章 黒竜(こくりう)赤竜(せきりう)〔二六四〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第6巻 霊主体従 巳の巻 篇:第2篇 常世の波 よみ(新仮名遣い):とこよのなみ
章:第14章 黒竜赤竜 よみ(新仮名遣い):こくりゅうせきりゅう 通し章番号:264
口述日:1922(大正11)年01月18日(旧12月21日) 口述場所: 筆録者: 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年5月10日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
話は少しさかのぼり、ウラル山から盤古大神を脱出させ、エルサレムに奉安した日の出神は長白山に渡って宣伝を行っていた。
長白山はかねてよりウラル彦に帰順していたが、ある日八王の有国彦は、長白山が大洪水に見舞われるという恐ろしい夢を見た。それより八王夫婦は長白山の国魂・白玉宮に詣でて神に祈願し、人々に警戒をするように命じた。しかし八頭の磐長彦をはじめ部下や国人たちは、誰も有国彦夫婦を信じなかった。
そこへ日の出神が長白山の宣伝に表れた。長白山の神人らはことごとく、日の出神の宣伝歌に苦痛を覚えた。磐長彦は日の出神に矢を射掛けたが、一矢も当たらず、日の出神はゆうゆうと宮殿に入った。
喜んだ有国彦夫婦は日の出神を奥殿に導いた。日の出神は神の教えを懇切に説き、三年後に世界の終わりが来ることを教示すると、またどこへともなく去って行った。
有国彦夫婦は世の終わりに備えて方舟を造るように神人らに命令したが、八頭の磐長彦に妨げられてしまった。そこで夫婦は百日百夜神に祈り続けると、その身は黒竜・赤竜と変じ、国魂である白色の玉を口に含むと鴨緑江を下って大海原を横切り、天教山に至って大神に奉仕することとなった。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2020-04-14 18:19:25 OBC :rm0614
愛善世界社版:85頁 八幡書店版:第1輯 661頁 修補版: 校定版:87頁 普及版:36頁 初版: ページ備考:
001 (はなし)(すこ)(あと)(もど)つて、002ウラル(さん)宮殿(きうでん)より盤古(ばんこ)神王(しんわう)(ほう)じ、003ヱルサレムの聖地(せいち)帰還(きくわん)したる()()(かみ)は、004()終末(をはり)(ちか)づけるに憂慮(いうりよ)し、005天下(てんか)災害(さいがい)坐視(ざし)するに(しの)びずとして、006盤古(ばんこ)大神(だいじん)をヱルサレムに奉安(ほうあん)し、007(みづか)らは宣伝使(せんでんし)となりてこの長白山(ちやうはくざん)(あら)はれたるなり。
008 長白山(ちやうはくざん)には白色(はくしよく)(たま)(まつ)られてある。009(しか)して有国彦(ありくにひこ)010有国姫(ありくにひめ)(これ)主宰(しゆさい)し、011磐長彦(いはながひこ)をして神政(しんせい)(つかさど)らしめられたり。012(しか)るにこの長白山(ちやうはくざん)は、013悉皆(しつかい)ウラル(ひこ)帰順(きじゆん)して()たりける。014有国彦(ありくにひこ)はある()(おそ)ろしい(ゆめ)()たるが、015その(ゆめ)暴風雨(ばうふうう)幾百(いくひやく)(にち)(つづ)いて、016大地(だいち)一面(いちめん)泥海(どろうみ)(くわ)し、017さしもに(たか)長白山(ちやうはくざん)水中(すゐちう)(ぼつ)し、018神人(しんじん)(みな)溺死(できし)()げたるが、019自分(じぶん)山頂(さんちやう)大樹(だいじゆ)(えだ)駈登(かけのぼ)りけるに、020数多(あまた)(へび)樹上(じゆじやう)(のぼ)りきたつて、021夫婦(ふうふ)手足(てあし)()むだ。022地上(ちじやう)泥水(どろみづ)はますます増加(ぞうか)して、023(つひ)にはその大樹(だいじゆ)をも(ぼつ)し、024(いま)自分(じぶん)(あたま)(ぼつ)せむとした(とき)025一柱(ひとはしら)(うるは)しき(かみ)天上(てんじやう)より(あら)はれ(きた)り、026金線(きんせん)(かぎ)引懸(ひきか)中空(ちうくう)()()げ、027(すく)ひたまふ。028途中(とちう)()(ひら)いて地上(ちじやう)見下(みおろ)途端(とたん)に、029(かぎ)(かか)りし(わが)(おび)はプツリと()れて、030山岳(さんがく)のごとく怒濤(どたう)(たけ)(くる)泥海(どろうみ)に、031真倒(まつさか)さまに顛落(てんらく)せし、032(おも)途端(とたん)(ねむ)りは()めたり。033それより夫婦(ふうふ)(ただ)ちに白玉(しらたま)(みや)(まう)で、034かつ天地(てんち)大神(おほかみ)祈願(きぐわん)し、035(やま)神人(かみがみ)(あつ)めて警戒(けいかい)(あた)へたれど、036磐長彦(いはながひこ)はじめ一柱(ひとはしら)(これ)(しん)ずる(もの)なかりける。037(しか)るに日夜(にちや)暴風(ばうふう)()(すさ)び、038天空(てんくう)には異様(いやう)(ほし)(あら)はれ、039三箇(さんこ)彗星(すゐせい)出没(しゆつぼつ)きはまりなく、040夫婦(ふうふ)非常(ひじやう)(むね)(いた)めつつありき。041かかるところへ天教山(てんけうざん)宣伝使(せんでんし)042()()(かみ)は、
 
043日の出の守三千(さんぜん)世界(せかい)一度(いちど)(ひら)(うめ)(はな)
044 仮令(たとへ)大地(だいち)(しづ)むとも
045 (まこと)(ちから)()(すく)ふ』
 
046(うた)ひて(のぼ)()るあり。047その(こゑ)(はり)()すごとくに夫婦(ふうふ)(みみ)()りぬ。048長白山(ちやうはくざん)神人(かみがみ)宣伝使(せんでんし)(うた)()くや(いな)や、049たちまち頭痛(づつう)(かん)じ、050胸部(きようぶ)激烈(げきれつ)なる(いた)みを(おぼ)え、051大地(だいち)七転(しちてん)八倒(ばつたう)して(くるし)(もだ)ゆる而者(のみ)なりき。052磐長彦(いはながひこ)は、
053磐長彦天下(てんか)(そこな)悪神(あくがみ)(こゑ)054征服(せいふく)してくれむ』
055(ゆみ)()(つが)へて、056宣伝使(せんでんし)()がけて発止(はつし)()かけたり。057されどその()(のこ)らず()れて、058一矢(いつし)命中(めいちう)せざりける。059()()(かみ)(すこ)しも(くつ)せず、060宣伝歌(せんでんか)(うた)ひながら、061山上(さんじやう)宮殿(きうでん)(すす)()る。062夫婦(ふうふ)(よろこ)びて()()(かみ)奥殿(おくでん)(みちび)き、063懇切(こんせつ)なる教示(けうじ)()けたり。064()()(かみ)(いま)より(さん)(ねん)(のち)にいよいよ()終末(をはり)到来(たうらい)べき(こと)明示(めいじ)し、065(また)もや宣伝歌(せんでんか)(うた)ひながら(やま)(くだ)り、066何処(いづこ)ともなく姿(すがた)(かく)したまひける。
067 (それ)より夫婦(ふうふ)昼夜(ちうや)(かみ)(いの)り、068かつ方舟(はこぶね)(つく)るべき(こと)領内(りやうない)神人(かみがみ)命令(めいれい)したれど、069肝腎(かんじん)神政(しんせい)主管(しゆくわん)する磐長彦(いはながひこ)(さまた)げられ、070(その)目的(もくてき)(たつ)するに(いた)らざりける。071ここに夫婦(ふうふ)()(けつ)し、072(ひやく)(にち)百夜(ひやくや)(かみ)(いの)り、073(つひ)黒竜(こくりゆう)赤竜(せきりゆう)()還元(くわんげん)し、074白色(はくしよく)(たま)(くち)(ふく)み、075鴨緑江(あふりよくかう)(くだ)り、076大海原(おほうなばら)横断(よこぎ)り、077天教山(てんけうざん)(のぼ)大神(おほかみ)(した)しく奉仕(ほうし)したまひしなり。
078大正一一・一・一八 旧大正一〇・一二・二一 録)

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