霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一八章 (あま)瓊矛(ぬほこ)〔二六八〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第6巻 霊主体従 巳の巻 篇:第3篇 大峠 よみ(新仮名遣い):おおとうげ
章:第18章 天の瓊矛 よみ(新仮名遣い):あまのぬほこ 通し章番号:268
口述日:1922(大正11)年01月18日(旧12月21日) 口述場所: 筆録者:外山豊二 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年5月10日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
この大異変により、天柱は砕けて地軸は裂け、宇宙大地の位置は、やや西南に傾斜して天上の星の位置も変化してしまった。
大国治立尊は、この海月成す漂える国を修理固成しようとして、日月界の主宰神である伊邪那岐尊および伊邪那美尊に命じて、天の瓊矛を賜り、天の浮き橋に立たせて地上の海原を掻きなさしめた。
天の瓊矛とは、今の北斗星である。北極星は宇宙の中空の位置を占めて月の呼吸を助け、地上の水を盛んに吸引させた。北斗星の先端にある天教山は次第に水かさを減じた。
数年を経て洪水は減じ、地上は再びもとの陸地を現した。神典に「矛の先より滴る雫凝りて、一つの島を成す」というのは、北斗星の切っ先の真下の国土から、修理固成が行われた、という意味である。
水が引くと一切の草木は蘇生し、地上の万物は、野立彦命・野立姫命の犠牲的な仁慈の徳によって、残らず救われたのである。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm0618
愛善世界社版:103頁 八幡書店版:第1輯 667頁 修補版: 校定版:105頁 普及版:43頁 初版: ページ備考:
001 この大変乱(だいへんらん)天柱(てんちう)(くだ)け、002地軸(ちぢく)()け、003宇宙(うちう)大地(だいち)位置(ゐち)は、004激動(げきどう)(ため)やや西南(せいなん)傾斜(けいしや)し、005(したが)つて天上(てんじやう)(ほし)位置(ゐち)変更(へんかう)するの()むを()ざるに(いた)りける。
006 さて大地(だいち)西南(せいなん)傾斜(けいしや)したるため、007北極星(ほくきよくせい)および北斗星(ほくとせい)は、008地上(ちじやう)より()て、009その位置(ゐち)(へん)ずるに(いた)り、010地球(ちきう)北端(ほくたん)なる()国土(こくど)真上(まうへ)に、011北極星(ほくきよくせい)あり、012北斗星(ほくとせい)またその真上(まうへ)()りしもの、013この変動(へんどう)()りて(やや)()(くに)より()て、014東北(とうほく)偏位(へんゐ)するに(いた)りける。
015 また太陽(たいやう)位置(ゐち)も、016()国土(こくど)より()(やや)北方(ほくはう)(かたむ)き、017それ以後(いご)気候(きこう)寒暑(かんしよ)相違(さうゐ)(きた)したるなり。
018 ここに大国治立(おほくにはるたちの)(みこと)は、019この海月成(くらげな)(ただよ)へる(くに)修理(しうり)固成(こせい)せしめむとし、020日月界(じつげつかい)主宰神(しゆさいしん)たる伊邪那岐(いざなぎの)(みこと)および伊邪那美(いざなみの)(みこと)(めい)じ、021(あま)瓊矛(ぬほこ)(たま)ひて(あま)浮橋(うきはし)()たしめ、022地上(ちじやう)海原(うなばら)瓊矛(ぬほこ)()つて()きなさしめ(たま)ひぬ。
023 この瓊矛(ぬほこ)()ふは、024(いま)北斗星(ほくとせい)なり。025北極星(ほくきよくせい)宇宙(うちう)中空(ちうくう)位置(ゐち)()め、026(つき)呼吸(こきふ)(たす)け、027地上(ちじやう)(みづ)(さか)ンに吸引(きふいん)せしめたまふ。028北斗星(ほくとせい)尖端(せんたん)にあたる天教山(てんけうざん)は、029次第(しだい)水量(みづかさ)(げん)じ、030漸次(ぜんじ)世界(せかい)山々(やまやま)は、031()()うて()頂点(ちやうてん)(あら)はしにける。
032 数年(すうねん)()洪水(こうずゐ)(げん)じ、033地上(ちじやう)(ふたた)(もと)陸地(りくち)となり、034(ほこ)(さき)より(したた)(しづく)()りて、035(ひと)つの(しま)()すといふは、036この北斗星(ほくとせい)切尖(きつさき)真下(ました)(あた)国土(こくど)より、037修理(しうり)固成(こせい)せられたるの(いひ)なり。
038 太陽(たいやう)(ふたた)晃々(くわうくわう)として(てん)(かがや)き、039(つき)純白(じゆんぱく)(ひかり)地上(ちじやう)()げ、040一切(いつさい)草木(さうもく)(のこ)らず蘇生(そせい)し、041(しかし)地上(ちじやう)(すべ)ての蒼生(さうせい)は、042(ほとん)全滅(ぜんめつ)せしと(おも)ひきや、043野立彦(のだちひこ)044野立姫(のだちひめ)二神(にしん)犠牲(ぎせい)(てき)仁慈(じんじ)(とく)によりて、045(くさ)片葉(かきは)(いた)るまで、046(のこ)らず(すく)はれ()たりける。
047 神諭(しんゆ)に、
048(かみ)餓鬼(がき)049虫族(むしけら)(いた)(まで)050つつぼには(おと)さぬぞよ』
051(しめ)(たま)ふは、052この理由(りいう)である。
053 アヽ有難(ありがた)きかな、054大神(おほかみ)仁慈(じんじ)よ。055(ただ)善神(ぜんしん)安全(らく)にこの世界(せかい)大難(だいなん)たる大峠(おほたうげ)()え、056邪神(じやしん)大峠(おほたうげ)()ゆるに非常(ひじやう)困苦(こんく)あるのみなりき。
057 (しかし)仁慈(じんじ)(かみ)は、058(わが)(おん)()犠牲(ぎせい)となし禽獣(きんじう)魚介(ぎよかい)(いた)(まで)059これを(すく)はせ(たま)ひけり。060()立替(たてか)立直(たてなほ)しを(おそ)るる(ひと)よ。061(かみ)大御心(おほみころ)(かへり)み、062よく()(あらた)め、063よく(さと)り、064神恩(しんおん)(かしこ)み、065罪悪(ざいあく)()ぢ、066柔順(すなほ)(ただ)(かみ)奉仕(ほうし)し、067その天賦(てんぷ)天職(てんしよく)(つく)すを(もつ)(こころ)とせよ。
068 惟神(かむながら)(たま)幸倍(ちはへ)坐世(ませ)
069大正一一・一・一八 旧大正一〇・一二・二一 外山豊二録)

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