霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一五章 船幽霊(ふないうれい)〔三一五〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 篇:第3篇 太平洋 よみ:たいへいよう
章:第15章 第7巻 よみ:ふなゆうれい 通し章番号:315
口述日:1922(大正11)年01月31日(旧01月04日) 口述場所: 筆録者:井上留五郎 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年5月31日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
日の出神の宣伝歌に、恐ろしい嵐もまったく凪ぎ、空には天の河が見えだした。
船中の客たちは、にわかに元気付いて、またもや四方山話にふけった。乙は日の出神のすがすがしい声をもう一度聞きたい、というと、甲はあんな声は苦しくてたまったものじゃない、と悪口を言い、喧嘩が始まった。
するとまたしても暴風が吹きすさび、波が猛り狂い始めた。
主な登場人物: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm0715
愛善世界社版:89頁 八幡書店版:第2輯 67頁 修補版: 校定版:93頁 普及版:3頁 初版: ページ備考:
001 (とら)()(りう)(たけ)ぶ、002さしも凄惨(せいさん)たりし海原(うなばら)も、003()出神(でのかみ)宣伝歌(せんでんか)004その言霊(ことたま)功績(いさをし)に、005(いま)(まつた)(なぎ)はてて、006()太平(たいへい)(うみ)(うへ)007彼方此方(あなたこなた)嶋影(しまかげ)の、008(まば)らに()けるその(なか)を、009真帆(まほ)春風(しゆんぷう)(はら)ませつ、010御空(みそら)(きよ)月影(つきかげ)を、011(ちから)(すす)長閑(のどか)さよ。012天津御空(あまつみそら)(ほし)(かげ)013以前(いぜん)(ごと)くに(かがや)きて、014(かげ)(しづ)むる(なみ)(そこ)015銀河(ぎんが)(くだ)りて海底(かいてい)に、016(きた)より(みなみ)(よこた)はる、017(いま)打渡(うちわた)(あま)(がは)018(ふか)きは(かみ)(こころ)なり。
019 (いま)まで虎狼(こらう)出逢(であ)ひし羊兎(やうと)(ごと)く、020慴伏(しうふく)して(よわ)()つたる人々(ひとびと)は、021またもや元気(げんき)恢復(くわいふく)四方山(よもやま)(はなし)(はな)()かせける。
022(かふ)先刻(さいぜん)(めう)(をんな)(めう)なことを()かすものだから、023大綿津見神(おほわたつみのかみ)さまも御立腹(ごりつぷく)()えて、024どえらい(なみ)(おこ)したり、025(かぜ)()かしたり、026月様(つきさま)(かく)したり、027(かみなり)さまが呶鳴(どな)つたり、028ぴかりぴかりと(ひか)つたりして、029(おい)らの肝玉(きもだま)大方(おほかた)(つぶ)しよつた。030(おら)ア、031もうおつ魂消(たまげ)()きて()るのか()ンでるのか、032(ゆめ)だつたか(まぼろし)だつたか、033ほんたうに(わけ)(わか)らなかつたよ。034(こわ)(ゆめ)もあればあるものだと(おも)つたが、035やつぱり(ゆめ)では()かつたか。036それだから三五教(あななひけう)宣伝使(せんでんし)が「言霊(ことたま)(つつし)まねばならぬ。037()(こと)()つて(いさ)ンで(くら)せば、038()いことが()る、039(くや)めば(くや)むことが出来(しゆつたい)する」とおつしやつたが、040本当(ほんたう)実地(じつち)学問(がくもん)をしたではないかエー』
041(おつ)本当(ほんたう)にさうだよ。042(やま)より(たか)(なみ)()つとか、043(うみ)より(ふか)ばば()(ごし)とか、044()ンだか(わけ)(わか)らぬこと(ほざ)きよつて、045(いけ)かなンぞのやうに(おも)ひ、046(こひ)だの(ふな)だのと(ほざ)くものだからな、047こンな()()ふのだよ』
048(へい)貴様(きさま)聞違(ききちが)つてゐる。049(やま)より(たか)(ちち)(おん)050(うみ)より(ふか)(はは)(おん)()つて、051(ちち)(はは)との(おん)有難(ありがた)いものだと()(こと)()つたのだよ。052貴様(きさま)(みみ)(わる)いから(こま)るナア』
053(かふ)『それでも貴様(きさま)054彼奴(あいつ)(しやべ)つてから(なみ)(たか)くなつたり、055命辛々(いのちからがら)()()うたのじやないかい』
056(へい)『それあ時節(じせつ)だ、057とは()ふものの貴様(きさま)精神(せいしん)(わる)いからだよ。058(ふね)(うへ)(つつし)まねばならぬと宣伝使(せんでんし)()つたじやないか。059それに(いま)()ると()(とき)に、060(かかあ)(つか)()ひをしよつて、061喧嘩(けんくわ)をさらすものだから、062こンな()()ふのだ。063貴様(きさま)(かかあ)()るときに(なん)()つた。064(わたし)()てて()きなブクさまの(そば)()くのなら、065(わたし)はたつて(とめ)はせぬ。066その(かは)りに(わたし)(いま)此処(ここ)(ころ)して()いて()つて(くだ)さい。067(わたし)船幽霊(ふないうれい)となつてお(まへ)(ふね)ひつくり(かへ)してやる」と、068(うら)めしさうに(ほざ)いたじやないか。069それを貴様(きさま)は「土手(どて)南瓜(かぼちや)しち多福(たふく)()が、070(なに)()かしよるのだ。071貴様(きさま)(つら)()てゐると嘔吐(へど)()る。072それよりも(うつく)しいブク(かほ)()て、073一生(いつしやう)(くら)すのだ。074常世(とこよ)(くに)(とほ)いと()つても、075()()つたら()けるのだ。076貴様(きさま)()にたけら勝手(かつて)()ね」と()かして、077おまけに拳骨(げんこつ)()れて(ふね)()()つたじやらう。078きつと貴様(きさま)(かかあ)は「嗚呼(ああ)残念(ざんねん)口惜(くやし)い、079たとひこの()()()げて()ぬるとも(わたし)魂魄(こんぱく)(おやぢ)(ふね)(とど)まつて、080仇討(かたきう)たいで()かうか」と()かしてなどンぶ()()みよつたに(ちが)ひないぜ。081その(とき)(うづ)段々(だんだん)(ひろ)がつてきて、082こンな(おほ)きな(なみ)になつたのだよ。083さうして()(かみなり)は、084貴様(きさま)(かかあ)呶鳴(どな)(ごゑ)段々(だんだん)(おほ)きくなつて(ひび)いたのに(ちが)ひないぞ。085(かかあ)おかみといふが、086おかみ呶鳴(どな)つたので(かみなり)さまぢや。087それ貴様(きさま)(うしろ)(かかあ)幽霊(いうれい)(あら)はれたワ』
088 (かふ)は『キアツ』と()ひながら、089()(ふさ)いで(あたま)(かか)へる。090(おつ)大口(おほぐち)(ひら)いて、
091『アハヽヽヽ、092弱虫(よわむし)だ、093臆病者(おくびやうもの)だなあ』
094(わら)()ける。
095(おつ)『しかし()(なか)(おに)()いとか、096(かみ)(まも)()(なか)だとか、097よく宣伝使(せんでんし)()いたが、098本当(ほんたう)(かみ)さまは()るらしいなあ。099いま(くら)がりから(なん)でも()出神(でのかみ)とか、100(なん)とか()つて、101(うた)はつしやつた。102あれあ人間(にんげん)ぢやない、103きつと(あま)(がは)から(ふね)()つて(くだ)つて()(かみ)さまらしい。104一遍(いつぺん)あの(かみ)さまの御声(みこゑ)()きたいものだ。105(なん)とも()へぬ清々(すがすが)しい心持(こころもち)がしたよ』
106(かふ)『あゝいやいや。107あンな(こゑ)()くと(あたま)はガンガン()かすし、108(むね)(やり)()かれる(やう)になつてきて、109(くる)しくて(たま)つたものじやないワ。110(たで)()(むし)()()き、111(から)えぐい煙草(たばこ)にさへも(むし)()時節(じせつ)だから、112()ンなえぐい(きつ)言葉(ことば)でも、113貴様(きさま)には有難(ありがた)(きこ)えるのだ。114雪隠蟲(せつちんむし)()(きたな)(くそ)(なか)を、115天国(てんごく)浄土(じやうど)のやうに(おも)つて、116あた(きたな)糞汁(くそじる)百味(ひやくみ)飲食(をんじき)(やう)によろこびて(くら)ひ、117(した)から人間(にんげん)(しり)(あな)(をが)ンで、118結構(けつこう)なお日天(てんと)さまが黄金(こがね)飲食(をんじき)()らして(くだ)さると()うて、119(くら)(やう)なものだよ。120貴様(きさま)雪隠虫(せつちんむし)か、121糞蟲(くそむし)だなあ』
122(おつ)(なに)馬鹿(ばか)たれよるのだイ』
123()ひながら、124鉄拳(てつけん)(かた)めて前頭部(ぜんとうぶ)()がけて、125ぽかり()つ。
126(かふ)()ンだ、127喧嘩(けんくわ)かい。128喧嘩(けんくわ)なら()けやせぬぞ』
129(おつ)針金(はりがね)幽霊(いうれい)のやうな(うで)()(まは)しよつて、130喧嘩(けんくわ)にや()けぬなンて、131ヘン喧嘩(けんくわ)()いて(あき)れるは』
132 (また)もや(にはか)暴風(ばうふう)()(すさ)び、133(なみ)(たけ)(くる)ひ、134四辺(しへん)咫尺(しせき)(べん)ぜざる光景(くわうけい)とはなりぬ。
135大正一一・一・三一 旧一・四 井上留五郎録)
   
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