霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第二二章 竜宮(りうぐう)(たから)〔三二二〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 篇:第4篇 鬼門より竜宮へ よみ:きもんよりりゅうぐうへ
章:第22章 第7巻 よみ:りゅうぐうのたから 通し章番号:322
口述日:1922(大正11)年01月31日(旧01月04日) 口述場所: 筆録者:加藤明子 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年5月31日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
日の出神は、飯依彦に竜宮島の国魂・真澄姫の鎮祭を命じた。そして面那芸、天久比奢母智、国久比奢母智を伴い、西南指して船出していった。
飯依彦は埠頭に立って、白扇を開いて船を見送る歌を歌った。飯依彦はかつて田依彦と呼ばれていたときとは違い、真澄姫神の神徳に感じて身魂は向上し、優長な歌で日の出神一行を送った。
久々司はまた見送りの歌を歌い、久木司は面白く踊り狂って一行を送った。
沖へ出ると、船頭はこのあたりは竜宮の大海原で、宝が海の底に眠っている、と歌を歌った。
日の出神が問いただすと、船から海底の宝が見えるのだが、恐ろしい竜神が宝を守っているのだという。このあたりの魚介類は金や銀の色をしているが、一匹でも取ると竜神の怒りを買って、海が荒れる。また、歌なら歌ってもよいが、大きな声で話をしたりすると、やはり竜神の怒りに触れる、とのことであった。
それを聞いた日の出神は竜神に向かって名乗ると、宝を見せてくれないか、と頼みかけた。すると海面には数限りない宝珠・宝玉が浮かび出た。
日の出神が「もうよい」と言うと宝はまたしても海底に沈んでいった。船中の人々は手を打ってその美観を褒め称えた。
主な登場人物: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm0722
愛善世界社版:135頁 八幡書店版:第2輯 84頁 修補版: 校定版:141頁 普及版:58頁 初版: ページ備考:
001 ()出神(でのかみ)飯依彦(いひよりひこ)をして、002竜宮城(りうぐうじやう)国魂(くにたま)003真澄姫(ますみひめ)御魂(みたま)宮柱太敷立(みやばしらふとしきた)て、004(しづ)(まつ)らしめ、005ここに祝姫(はふりひめ)006面那芸(つらなぎ)007天久比奢母智(あまのくひざもち)008国久比奢母智(くにのくひざもち)(ともな)ひ、009順風(じゆんぷう)()()西南(せいなん)()して(すす)()(いさ)ましさ。010飯依彦(いひよりひこ)(はじ)久久司(くくのかみ)011久木司(くきのかみ)埠頭(ふとう)()つて、012この(ふね)名残(なごり)()()見送(みおく)つた。013飯依彦(いひよりひこ)白扇(はくせん)をひらいて(うた)ひながら()一行(いつかう)見送(みおく)りぬ。
014高天原(たかあまはら)宮柱(みやばしら)
015千木高知(ちぎたかし)りて永久(とこしへ)
016(しづ)まり()ます伊弉諾(いざなぎ)
017(かみ)(みこと)木花姫(このはなひめ)
018(うづ)(みこと)御教(みをしへ)
019(つく)(かた)めて黄金(わうごん)
020(やま)(ふもと)()れませる
021三五教(あななひけう)大神(おほかみ)
022(をしへ)四方(よも)敷島(しきしま)
023(こころ)(きよ)宣伝使(せんでんし)
024()常暗(とこやみ)となるとても
025御稜威(みいづ)(かがや)大空(おほぞら)
026()出神(でのかみ)祝姫(はふりひめ)
027(ほか)三柱(みはしら)神人(かみびと)
028常世(とこよ)(くに)鹿島立(かしまだち)
029見送(みおく)りまつる(わが)(こころ)
030(かぜ)()()げまた(あめ)
031()らずに(なみ)(たひら)けく
032いと(やす)らけく()でませよ
033神徳(みいづ)(なみ)()らされて
034(こころ)(やみ)()(わた)
035()さへ目出度(めでた)飯依彦(いひよりひこ)
036(みこと)(たふと)()()ひて
037()さし(たま)ひし竜宮(りうぐう)
038常磐堅磐(ときはかきは)島守(しまもり)
039(こころ)真澄(ますみ)姫神(ひめがみ)
040(みや)(つか)へて三五(あななひ)
041(きよ)(をしへ)遠近(をちこち)
042(こころ)(つく)()(つく)
043(つか)へまつらせ()出神(でのかみ)
044名残(なごり)()きぬ(なみ)(うへ)
045いと(やす)らけく()でませよ
046うら(やす)らけく(わた)りませ』
047挨拶(あいさつ)にかへて(うた)ふ。048(いま)まで田依彦(たよりひこ)()はれし(とき)にはその身魂(みたま)下劣(げれつ)にして、049(ひと)つの(うた)(うた)ふにも野趣(やしゆ)()()たるが、050ここに飯依彦(いひよりひこ)()神名(しんめい)をたまひ、051この(しま)守神(まもりがみ)たる御魂(みたま)真澄姫神(ますみひめのかみ)神徳(しんとく)(かん)じて、052かくも優長(いうちやう)なる(うた)(うた)ふことを()たるは身魂(みたま)向上(こうじやう)したる証拠(せうこ)なるべし。
053 久久司(くくのかみ)(また)もや(うた)(うた)ふ。
054(とき)()たねばならぬもの
055(とき)()()時彦(ときひこ)
056(すき)(さけ)まで()める(とき)
057(とき)のお(かげ)時彦(ときひこ)
058(てん)から(くだ)つた生神(いきがみ)
059()()まつて久久司(くくのかみ)
060飯依彦(いひよりひこ)(したが)うて
061真澄(ますみ)(ひめ)によく(つか)
062きつとこの(しま)(まも)ります
063(あと)(こころ)(おき)(ふね)
064()()帆柱(ほばしら)()(なが)
065(かく)るるまでも(をが)みます
066どうぞ御無事(ごぶじ)でお達者(たつしや)
067この(うみ)御渡(おわた)(あそ)ばせよ
068また()(とき)もありませう
069()うたその(とき)百年目(ひやくねんめ)
070二人(ふたり)(なか)芳彦(よしひこ)
071(はな)れぬ(わたし)(くぎ)(かすがひ)
072(かなら)(あん)じて(くだ)さるな
073(たふと)()出神(でのかみ)(さま)
074その()(たふと)宣伝使(せんでんし)
075これでお(わか)(いた)します』
076(あふぎ)をひらいて(うた)ひ、077()ひ、078この(ふね)見送(みおく)りぬ。079久木司(くきのかみ)は、
080(わたし)(うた)出来(でき)ませぬ、081(をど)つてお(わか)れいたします』
082(くち)(おく)にて(なに)小声(こごゑ)(ささや)きながら、083大地(だいち)()(とどろ)かせ、084(あせ)をしぼつて手振(てぶり)足振(あしぶり)面白(おもしろ)(をど)(くる)ひぬ。085船中(せんちう)人々(ひとびと)見送(みおく)数多(あまた)神人(かみびと)一度(いちど)にどつと哄笑(こうせう)したり。086(ふね)容赦(ようしや)なく(ともづな)()いて()(おと)ぎいぎいと(ひび)かせながら、087追々(おひおひ)(きし)(とほ)ざかり()く。088船頭(せんどう)(へさき)()ちて(うた)ふ。
089『ここは竜宮(りうぐう)大海原(おほうなばら)よ、090可惜(あたら)(たから)(うみ)(そこ)
091海上(かいじやう)(かぜ)()れたる(こゑ)()()げて()(かへ)()(かへ)(うた)ふ。092()出神(でのかみ)は、
093『オイ船頭(せんどう)094(いま)(まへ)(うた)つた(うた)は、095あたら(たから)(うみ)(そこ)といつたなあ、096それや(また)どういふ(わけ)()かして()れないか』
097『ハイ左様(さやう)でございます。098この(ごろ)のやうな(はる)(うみ)では(わか)りませぬが、099やがて(あき)()ると(うみ)(そこ)ハツキリ()えます。100それはそれは綺麗(きれい)(きん)(ぎん)(うみ)(そこ)一面(いちめん)(やま)のやうになつて()ます。101恰度(ちやうど)この(した)(あた)りは(もつと)(おほ)(ところ)です』
102『お(まへ)たちはその綺麗(きれい)(たから)をどうして()らぬのか』
103『エイ滅相(めつさう)もない。104この(うみ)(そこ)には結構(けつこう)(たから)沢山(たくさん)ありますが、105(こわ)いものも沢山(たくさん)ゐます。106(ふと)(ふと)竜神(りうじん)さまが、107(きん)(ぎん)(うろこ)をぴかぴかさして()れも()らないやうに(まも)つてゐらつしやる。108この(うみ)(そこ)()るものは、109(たひ)でも、110(えび)でも、111(たこ)でも(みな)(きん)(ぎん)(いろ)をしてゐます。112(えび)一匹(いつぴき)でも()つたが最後(さいご)113竜宮様(りうぐうさま)(いか)つてそれはそれは(えら)いこと(うみ)()れます。114それで(たれ)雑魚(ざこ)一匹(いつぴき)この(へん)では()りませぬ。115(おほ)きな(こゑ)(もの)いつても此処(ここ)では竜宮様(りうぐうさま)(おこ)られます。116竜宮(りうぐう)さまの()きなのは(ただ)(うた)ばかりです。117(うた)ならどんな(おほ)きな(こゑ)(うた)つても(かま)やせぬが、118(めう)(はなし)をしたり、119(よく)(はなし)でもしやうものなら、120それはそれは(おそ)ろしい()()はされます』
121『さうかい。122竜神(りうじん)といふ(やつ)よほど(うた)(すき)(やつ)()えるな』
123『もしもしそンな失礼(しつれい)(こと)をおつしやつたら竜神(りうじん)さまに(おこ)られますよ。124竜神様(りうじんさま)はよほど暢気(のんき)御神(おかみ)ぢやと()(なほ)して(くだ)さいませ』
125()ひながら(かほ)(いろ)()へて、126ぶるぶる(ふる)ひゐる。
127(なに)心配(しんぱい)するにや(およ)ばぬ。128(おれ)がこれから竜神(りうじん)(ひと)談判(だんぱん)して、129その(たから)()せて(もら)はう。130モシ竜神殿(りうじんどの)131乙姫(おとひめ)眷属殿(けんぞくどの)132(われ)()出神(でのかみ)ぢや、133(たから)一遍(いつぺん)()せて()れよ』
134()ひも(をは)らず、135たちまち海面(かいめん)四方(しはう)八方(はつぱう)にまン(まる)(うづ)()ききたりぬ。136船頭(せんどう)(おどろ)いてますます(ふる)(あが)りゐる。137ブクツと(おと)がすると(とも)(おほ)きな金塊(きんくわい)(なみ)(うへ)()()て、138(つい)(みぎ)にも(ひだり)にも、139(まへ)にも(うしろ)にも数限(かずかぎ)りのなき金銀(きんぎん)140真珠(しんじゆ)141瑪瑙(めのう)142瑠璃(るり)143硨磲(しやこ)などの立派(りつぱ)宝玉(ほうぎよく)は、144水面(すゐめん)()(あが)り、145(じつ)(なん)とも()れぬ美観(びくわん)なりける。146()出神(でのかみ)は、
147『もうよろしい、148乙姫(おとひめ)殿(どの)宜敷(よろしう)()うて(くだ)さい』
149言葉(ことば)(をは)ると(とも)()()たる諸々(もろもろ)(たから)(また)もやぶくぶくと(おと)をさせて海底(かいてい)(のこ)らず(ひそ)みける。150船客(せんきやく)一同(いちどう)()()つてその美観(びくわん)()めたり。151(ふね)悠々(いういう)として西南(せいなん)(むか)つて(すす)()く。
152大正一一・一・三一 旧一・四 加藤明子録)