霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第三〇章 天狗(てんぐ)親玉(おやだま)〔三三〇〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻 篇:第6篇 肥の国へ よみ:ひのくにへ
章:第30章 第7巻 よみ:てんぐのおやだま 通し章番号:330
口述日:1922(大正11)年02月01日(旧01月05日) 口述場所: 筆録者:桜井重雄 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年5月31日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
谷底には石出しをする人夫たちがあった。馬鹿話のうちに、喧嘩が始まった。
そこへ日の出神一行がやってきて、何のために石を切り出しているのか、問いかけた。人夫たちは、八島別が肥の国の都にお出でになり、城を築くのだ、と答えた。
日の出神は人夫たちに肥の国へ案内してくれ、と願い出た。人夫たちは日の出神の言霊の威厳に感じて、先にたって坂道を肥の国の都へ案内する。
主な登場人物: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm0730
愛善世界社版:190頁 八幡書店版:第2輯 102頁 修補版: 校定版:196頁 普及版:81頁 初版: ページ備考:
001(くら)谷間(たにま)辿(たど)れども
002(こころ)(あか)宣伝使(せんでんし)
003(せま)山道(やまみち)(かよ)へども
004(こころ)(ひろ)宣伝使(せんでんし)
005常夜(とこよ)(やみ)()らし()
006()出神(でのかみ)宣伝使(せんでんし)
007四方(よも)(ふさ)がる村雲(むらくも)
008気吹(いぶ)(はふ)りの宣伝使(せんでんし)
009(つら)なる(うさ)()(はら)
010面那芸彦(つらなぎひこ)宣伝使(せんでんし)
011八島(やしま)(くに)(ひら)()
012八島(やしま)(わけ)宣伝使(せんでんし)
013とどまる(みやこ)(ちか)づきて
014(こころ)(いさ)宣伝使(せんでんし)
015と、016(うた)ひながら谷道(たにみち)(くだ)()る。017谷底(たにそこ)には石運(いしだし)余念(よねん)なき数十(すうじふ)人夫(にんぷ)ありける。
018(でん)『オイ八公(はちこう)019貴様(きさま)親分(おやぶん)()たぜ。020ソレ、021(いま)そこを()()(かほ)して鼻唄(はなうた)(うた)つて、022宣伝使(せんでんし)023宣伝使(せんでんし)仰有(おつしや)つてお(とほ)(あそ)ばすだらう。024(はや)()つて(をが)ンで()い。025石運(いしだし)どころぢやあるまい』
026(はち)『やかましう()ふない。027チヤンと()(くに)(みやこ)()つて、028八島別(やしまわけ)宣伝使(せんでんし)一緒(いつしよ)俺等(おいら)のお()ましを、029(つる)のやうに(くび)(なが)くして、030(はち)()ぬか、031まだ()ぬかと指折(ゆびを)(かぞ)へて(とき)()つのを()つてゐて(くだ)さるのだ。032この仕事(しごと)()みたら、033(おれ)(うち)(かへ)る。034さうすると、035立派(りつぱ)乗物(のりもの)をもつて、036サア(はち)さま、037宣伝使(せんでんし)がお()(うけ)御座(ござ)います。038(はち)さまに()(もら)はぬと宣伝使(せんでんし)ねつからやりきれない。039(はち)さまでなければ()()けぬ、040()()れぬ。041(とり)()かぬ()があつても、042(はち)さまの(かほ)()えぬ()があつたら、043この()()きとる甲斐(かひ)()いと仰有(おつしや)るのだ』
044(でん)馬鹿(ばか)045(なに)(ぬか)しよるのだ。046(のろ)けよつて、047貴様(きさま)はスベタ(かか)アの真黒(まつくろ)けの黒助(くろすけ)炭団玉(たどんだま)(からす)親分(おやぶん)みたいな(かか)アのおせん(とぼ)けよつて、048せん宣伝使(せんでんし)とを間違(まちが)へたりして()るのだ、049オイ(しつか)りせぬかい』
050とポカンと横面(よこづら)(なぐ)りつける。
051(はち)喧嘩(けんくわ)か、052よし()い』
053()鉢巻(はちまき)をしながら、054()(ひら)(つばき)して、055四股(しこ)()む。056(いま)両方(りやうはう)から(つか)()はうとする(とき)
057()てツ』
058大喝(だいかつ)する(もの)あり。059この言霊(ことたま)に、060(でん)(はち)吃驚(びつくり)して、061(おも)はず谷底(たにそこ)へペタリとへたばりける。
062(はち)『オイ伝公(でんこう)063()たぬかい。064喧嘩(けんくわ)しやうと(ぬか)したぢやないか。065()()て』
066(でん)泰然自若(たいぜんじじやく)(うご)かざること(いはほ)(ごと)しだ。067大丈夫(だいぢやうぶ)(まさ)にこの(がい)なかる()からざらむやだ』
068(はち)(なに)(ぬか)しよるのだい。069(こし)()かしよつて、070ビクとも(うご)けねえのだらう。071どうだ(あやま)つたか、072腰抜(こしぬ)野郎(やらう)()
073(でん)最前(さいぜん)のは戯談(じやうだん)だ。074どうぞ(おれ)をおぶつて(かへ)つて()れ、075(こし)()たぬわい。076あまり(おほ)きな(こゑ)(かみなり)()ちたやうに呶鳴(どな)りよるのだからなア』
077(はち)『それや天狗(てんぐ)さまだよ。078貴様(きさま)何時(いつ)(はな)(たか)いから、079天狗(てんぐ)さまが(はな)()つてやらうとなすつたのだ』
080 (はな)()でて()て、
081(でん)『まだそれでも(はな)はあるぞ。082(はな)大丈夫(だいぢやうぶ)だが、083(こし)(ほね)()れよつたらしい。084天狗(てんぐ)()勘違(かんちが)ひしよつたな』
085 (うへ)(はう)から、
086日出神(ひのでのかみ)『オイ、087そこにゐる数多(あまた)人々(ひとびと)088このやうに沢山(たくさん)(いし)(はこ)ンで、089一体(いつたい)(なに)をするのか』
090 二三人(にさんにん)(くち)(そろ)へて、
091『これはな、092八島別(やしまわけ)さまが()(くに)(みやこ)へお(いで)になつて、093(しろ)(きづ)(あそ)ばすその(ため)に、094吾々(われわれ)(あさ)から(ばん)までエライ()()うとるのだ。095(こま)つた(やつ)()(くに)天降(あまくだ)つて()よつてな、096本当(ほんたう)(たま)つたものぢやありやしない』
097日出神(ひのでのかみ)『ウンさうか、098それで(わか)つた。099御苦労(ごくらう)だがその()(くに)(みやこ)案内(あんない)して()れないか』
100二三人(にさんにん)『ハイハイ御案内(ごあんない)申上(まをしあ)げます。101貴方(あなた)()れば蓑笠(みのかさ)をお()しになつて、102みすぼらしいお姿(すがた)をして御座(ござ)るが、103どこやらに貴方(あなた)のお言葉(ことば)(なん)とも()へぬ(ちから)がある。104最前(さいぜん)(うな)らしやつた(おほ)きな(こゑ)で、105伝公(でんこう)(こし)()かすなり、106吾々(われわれ)一同(いちどう)(きも)(つぶ)して(しま)ひました。107天狗(てんぐ)さまの親方(おやかた)だらう。108いつぺんあの八島別(やしまわけ)(やつ)109あまり吾々(われわれ)()使(つか)ひよるから、110貴方様(あなたさま)のその(おほ)きな(こゑ)もつともつと(おほ)きうして、111八島別(やしまわけ)呶鳴(どな)つて(こし)()いてやつて(くだ)さい。112あンな(やつ)()つては、113()(くに)人民(じんみん)気楽(きらく)(あそ)ンで(くら)すことはできやしない。114サアサア御案内(ごあんない)いたします』
115と、116(さき)()つて坂道(さかみち)二三人(にさんにん)(くろ)(をとこ)案内(あんない)する。
117大正一一・二・一 旧一・五 桜井重雄録)
   
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9/21【霊界物語ネット】藤沼庄平「大本検挙」を掲載(詳細はページ冒頭のインフォメーション参照)。