霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一六章 霊縛(れいばく)〔三六六〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 篇:第3篇 秘露より巴留へ よみ:ひるよりはるへ
章:第16章 第8巻 よみ:れいばく 通し章番号:366
口述日:1922(大正11)年02月08日(旧01月12日) 口述場所: 筆録者:東尾吉雄 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年6月15日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
一行はブラジル峠の山頂辺りの風景を眺めながら、四方山話をしていた。風が次第に強くなり、周囲の樹木も倒れんばかりに激しくなってきた。
蚊ヶ虎は側の木の根にしがみついて、泣き言を言っている。蚊ヶ虎を皆でからかい、蚊ヶ虎はそれに負けずにおかしな答えでやり返す。
義太夫調にまぜっかえすその歌の中に、蚊ヶ虎は常世姫の落胤である常照彦であり、稚桜姫命の孫神である、と自分の出自を織り込んでいた。
蚊ヶ虎が一人狂言芝居をして淤縢山津見と滑稽な問答をしている折から、突然幾十万とも知れない声が辺りから聞こえてきた。淤縢山津見は顔色を変えて両手を組み、その場に座り込んだ。
蚊ヶ虎はにわかに前後左右を飛び回り、くにてるひめ、と口を切った。淤縢山津見は天の数歌を唱えて審神に着手した。
蚊ヶ虎は自分は鬼城山の国照姫と名乗り、淤縢山津見に巴留の国から引き返してアーメニヤに戻れ、と託宣した。淤縢山津見は力を込めて、神言を奏上して蚊ヶ虎に霊光を放射すると、蚊ヶ虎は大地に七転八倒した。
淤縢山津見は、自分を巴留の国から追い返そうとする邪神であると断じた。認めない蚊ヶ虎の神懸りに対して霊縛を施すと、霊は自分は八岐大蛇の眷属で、淤縢山津見を高砂洲から追い返すつもりだったのだ、と白状した。そして、ロッキー山へ逃げるから霊縛を解いてくれ、と懇願した。
淤縢山津見はロッキー山への退去を禁じ、変わりに巴留の国を去って海の外へ退去するように命じた。蚊ヶ虎に懸った邪霊はうなずいて承知した。
淤縢山津見が霊縛を解くと、蚊ヶ虎の身体は元のようになおった。そしてまた馬鹿話をしながら先にたって、ブラジル山を西へと下っていく。
主な登場人物: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm0816
愛善世界社版:101頁 八幡書店版:第2輯 187頁 修補版: 校定版:103頁 普及版:44頁 初版: ページ備考:
001 一行(いつかう)はブラジル(たうげ)山頂(さんちやう)四辺(あたり)風景(ふうけい)(なが)めながら、002(くだ)らぬ(はなし)(ふけ)()たり。003(すず)しき(かぜ)()(まく)り、004次第(しだい)(はげ)しく周囲(あたり)樹木(じゆもく)(たふ)れむ(ばか)りなりけり。005蚊々虎(かがとら)(そば)()()にしつかとしがみ()き、
006『モシモシ宣伝使(せんでんし)(さま)007どうしませう。008()ります()ります』
009『それだから()()ふのだ。010これつ(ばか)りの(かぜ)()いたと()つて、011()()にしがみ()いて()ります()りますもあつたものかい。012まるで(さけ)でも()いで(もら)(とき)(やう)なことを()ひよつて、013弱虫(よわむし)()が、014これから巴留(ハル)(くに)()つたら、015これしきの(かぜ)毎日(まいにち)()(とほ)しだよ。016大沙漠(だいさばく)駱駝(らくだ)(せな)()つて横断(わうだん)しなくてはならぬが、017貴様(きさま)(やう)(よわ)いことでは、018駱駝(らくだ)(せな)から()のやうに()()ばされて(しま)ふかも()れぬ。019あーあ(たび)一人(ひとり)(かぎ)るナ。020コンナ足手(あして)(まと)ひを()れて()ては、021後髪(うしろがみ)()かれて、022(すす)むことも、023()うする(こと)出来(でき)やしない(いや)(こと)だワイ』
024『モシモシ宣伝使(せんでんし)(さま)025(えら)さうに仰有(おつしや)るな、026後髪(うしろがみ)()かるると()つても、027(かみ)()一本(いつぽん)もありやしないワ。028(わし)(あたま)()やつしやれ、029棕梠(しゆろ)のやうな立派(りつぱ)()沢山(どつさり)と、030エヘン、031アハン』
032貴様(きさま)のは(かみ)ぢや()いよ。033それは()だ。034(まこと)人間(にんげん)には(かみ)()えるし、035(けだもの)には(あたま)()()えるのだ。036(おれ)(あたま)(かみ)だぞ。037(かみ)()(こと)は、038(かがみ)(ちぢ)めたのだ。039よう(ひか)つとらうがな』
040()()まつても(すべ)()ちる(やう)(あたま)をして、041神様(かみさま)(なに)もあつたものか。042()()まつて噛様(かみさま)だ。043アハヽヽヽヽ』
044(なに)()ふ。045(おれ)勿体(もつたい)なくも(あたま)(てら)大御神(おほみかみ)(さま)だ。046(あたま)(てら)大御神(おほみかみ)(さま)御神体(ごしんたい)八咫(やあた)御鏡(みかがみ)ぢやといふ(こと)()つて()るだらう』
047『ヘン、048(うま)いことを仰有(おつしや)いますな。049流石(さすが)宣伝使(せんでんし)(さま)050大自在天(だいじざいてん)(いち)御家来(ごけらい)051(わる)(こと)ばかり(あそ)ばして、052()(くに)(そこ)(くに)()ひやられて、053(しまひ)には国処(くにところ)()つて、054世界中(せかいぢう)迂路(うろ)つき(まは)つて、055()(をし)みの(つよ)(てい)のよい乞食(こじき)だ。056宣伝使(せんでんし)(さま)()へば立派(りつぱ)(やう)だが、057乞食(こじき)親分(おやぶん)()(やう)なものだ。058(あたま)(てら)大御神(おほみかみ)(さま)()つたものか。059国処立退(くにところたちのき)(みこと)だ』
060貴様(きさま)にはもう(ひま)(つか)はす。061これから(かへ)れ。062(なん)()つても()れて()かぬ』
063 (義太夫調(ぎだいふてう)
064(わたくし)()うしても()れないと()ふのですか。065それはあんまり無情(つれな)い、066胴欲(どうよく)ぢや。067(おも)(まは)せば(まは)すほど、068(わし)ほど因果(いんぐわ)(もの)()()らうか。069常世(とこよ)(くに)()れませる、070大自在天(だいじざいてん)()家来(けらい)071醜国別(しこくにわけ)(うた)はれて、072(そら)()(とり)()(おと)す、073(いさを)もしるき(かみ)さまの、074家来(けらい)となつた(うれ)しさに、075()らう(こと)かあるまい(こと)か、076勿体(もつたい)ない天地(てんち)(かみ)(しづ)まり(あそ)ばした、077ヱルサレムの(みや)(けが)(たてまつ)り、078その天罰(てんばつ)(こし)(いた)み、079(こし)()(まが)()て、080蚊々虎(かがとら)さまと綽名(あだな)をつけられ、081(いま)(かが)みて()るけれど、082(もと)(ただ)せば(たふと)(かみ)御血筋(おんちすぢ)083稚桜姫(わかざくらひめ)(かみ)御子(みこ)常世姫(とこよひめ)内証(ないしよう)()(うま)れた常照彦(とこてるひこ)084()()であれば、085コンナ(わか)らぬ淤縢山津見(おどやまづみ)のお(とも)となつて、086(おも)荷物(にもつ)(かつ)がされ、087ブラジル(やま)をブラブラと、088(あせ)(なみだ)()(のぼ)一息(ひといき)する()もなく、089もうよいこれで(かへ)れとは、090(じつ)につれない(なさけ)ない、091(ぜん)(あく)とを立別(たてわけ)る、092(かみ)がこの()()ますなら、093淤縢山津見(おどやまづみ)醜国別(しこくにわけ)094体主霊従(たいしゆれいじゆう)宣伝使(せんでんし)095義理(ぎり)(なさけ)()らぬ(やつ)096矢張(やつぱ)(あく)(あく)なりき。097(ねこ)(かぶ)つた虎猫(とらねこ)蚊々虎(かがとら)さえも(した)()いて、098()くにも()かれぬ(いま)仕儀(しぎ)099どうして(うらみ)()らさうか、100(いま)淤縢山津見(おどやまづみ)と、101(いか)めしさうな()をつけて、102肝腎要(かんじんかなめ)(たましひ)は、103(しこ)枉津(まがつ)醜国別(しこくにわけ)104その本性(ほんしやう)(あら)はれて、105()(どく)なりける次第(しだい)なり。106それよりまだまだ()(どく)なは、107この山奥(やまおく)(ただ)一人(ひとり)108(あし)(いた)みし蚊々虎(かがとら)に、109(ほつ)とけぼりを()はすとは、110ホンに(あき)れた悪魂(あくだま)よ。111(たま)()(いのち)(つづ)(かぎ)り、112こいつの(あと)引添(ひつそ)うて、113(むかし)欠点(あら)ヒン()いて、114邪魔(じやま)して()らねば()くものか。115ヤア、116トンツンテンチンチンチンだ』
117『こらこら蚊々虎(かがとら)118馬鹿(ばか)(こと)()ふな。119貴様(きさま)そら本性(ほんしやう)か、120(こころ)からさう(おも)つてるのか』
121本性(ほんしやう)()うて()んとせう』
122()()(くち)(ゆが)め、123身振(みぶ)可笑(をか)しく(をど)()したり。
124『ハヽヽ貴様(きさま)気楽(きらく)(やつ)だナ。125コンナ(ところ)狂言(きやうげん)したつて、126()(もの)も、127()(もの)()りやせぬぞ。128(たれ)()せる(つも)りぢや』
129『お(まへ)天下(てんか)宣伝使(せんでんし)130これ(だけ)沢山(たくさん)御守護神(ごしゆごじん)隙間(すきま)もなしに()いて()るのが(わか)らぬか。131(わし)はお(まへ)()かすのぢや()い。132其処(そこ)らあたりの守護神(しゆごじん)に、133(まへ)(はぢ)振舞(ふれま)うて()()()きで神懸(かむがか)りさせて、134(まへ)欠点(あら)ヒン()かす(わし)仕組(しぐみ)()らぬのか。135それそれそこにも守護神(しゆごじん)136それそれあそこにも守護神(しゆごじん)137()(あし)身魂(みたま)沢山(たくさん)面白(おもしろ)がつて()いて()る。138()れが()えぬか()えないか。139()(どく)ぢや、140御気(おんき)(どく)では()いかいな』
141 このとき幾十万(いくじふまん)とも()れぬ(さけ)(ごゑ)四辺(しへん)(あつ)して、142()()(ごと)くウワーンと(ひび)きぬ。143(やや)あつて幾十万人(すうじふまんにん)(こゑ)として、144ウワハヽヽヽとそこら(ぢう)から、145(こゑ)のみが(きこ)()たる。146淤縢山津見(おどやまづみ)両手(りやうて)()み、147(かほ)(いろ)()へ、148大地(だいち)胡坐(あぐら)をかき、149思案(しあん)()るるものの(ごと)くなりけり。
150 蚊々虎(かがとら)(にはか)顔色(がんしよく)()(ごと)くなり、151両手(りやうて)()みしまま前後左右(ぜんごさいう)()(まは)り、
152『くヽヽくにくにくに
153てヽヽてるてる
154ひヽヽめヽヽ
155くにてるひめ』
156(くち)()りぬ。
157 淤縢山津見(おどやまづみ)は、158(ただち)姿勢(しせい)(ただ)両手(りやうて)()審神(さには)着手(ちやくしゆ)したり。
159(ひと)160(ふた)161()162()163(いつ)164(むゆ)165(なな)166()167(ここの)168(たり)169(もも)170()171(よろづ)
172と、173(とな)ふる神文(しんもん)につれて蚊々虎(かがとら)大地(だいち)()(とどろ)かし(をど)()したり。
174(なんぢ)国照姫(くにてるひめ)とは(いづ)れの(かみ)なるぞ』
175『キヽ鬼城山(きじやうざん)立籠(たてこも)り、176美山彦(みやまひこ)(とも)常世姫(とこよひめ)(みこと)命令(めいれい)(ほう)じ、177()高天原(たかあまはら)占領(せんりやう)せむと、178昼夜(ちうや)苦労(くらう)(いた)した木常姫(こつねひめ)再来(さいらい)179国照姫(くにてるひめ)であるぞよ。180その(はう)醜国別(しこくにわけ)181(いま)(たふと)淤縢山津見司(おどやまづみのかみ)となりて、182()出神(でのかみ)高弟(かうてい)183立派(りつぱ)宣伝使(せんでんし)184(わらは)前非(ぜんぴ)()木花姫(このはなひめ)(かみ)見出(みいだ)され、185アーメニヤの()神都(しんと)(ひら)くウラル(ひこ)(とも)に、186発根(ほつこん)改心(かいしん)(いた)して(いま)(たふと)(まこと)(かみ)()り、187アーメニヤの()三五教(あななひけう)(ひら)神政(しんせい)樹立(じゆりつ)し、188埴安彦命(はにやすひこのみこと)(をしへ)天下(てんか)()くものである。189これより巴留(はる)(くに)宣伝(せんでん)(ため)()()かむとするが、190(しばら)見合(みあは)して(あと)()(かへ)し、191この(うみ)(わた)つてアーメニヤの(みやこ)立帰(たちかへ)れ。192巴留(はる)(くに)神界(しんかい)仕組(しぐみ)(かは)つて()出神(でのかみ)(みづか)御出張(ごしゆつちやう)193ゆめゆめ(うたが)ふな。194国照姫(くにてるひめ)間違(まちがひ)()いぞよ』
195 淤縢山津見(おどやまづみ)は、196全身(ぜんしん)(ちから)()めて神言(かみごと)奏上(そうじやう)し、197ウンと一声(いつせい)蚊々虎(かがとら)神懸(かみがか)りに(むか)つて霊光(れいくわう)放射(はうしや)したるに、198蚊々虎(かがとら)大地(だいち)顛倒(てんたう)し、199七転八倒(しちてんはつたう)(あわ)()きだしたり。
200(その)(はう)邪神(じやしん)であらう。201(いま)吾々(われわれ)巴留(はる)(くに)(いた)(こと)(おそ)れて、202この蚊々虎(かがとら)肉体(にくたい)使(つか)つて、203天下(てんか)宣伝使(せんでんし)(たぶら)かさむとする枉津(まがつ)張本(ちやうほん)204容赦(ようしや)()らぬ。205白状(はくじやう)いたせ』
206(おそ)(おほ)くも()出神(でのかみ)御使(おんつかひ)207国照姫(くにてるひめ)(むか)つて無礼千万(ぶれいせんばん)208容赦(ようしや)はせぬぞ』
209容赦(ようしや)するもせぬも()つたものか、210この(はう)から容赦(ようしや)いたさぬ』
211()ひながら、212(また)もやウンと一声(いつせい)213(みぎ)食指(ひとさしゆび)(もつ)空中(くうちう)(まる)(えが)霊縛(れいばく)(ほどこ)しければ、
214『イヽ(いた)(いた)い、215(ゆる)(ゆる)せハヽ白状(はくじやう)する。216(われ)はヤヽ八岐(やまた)大蛇(をろち)眷属(けんぞく)217八衢彦(やちまたひこ)である。218この巴留(はる)(くに)(われ)らが(かく)場処(ばしよ)219いま(なんぢ)()られては吾々(われわれ)仲間(なかま)一大事(いちだいじ)だから、220国照姫(くにてるひめ)改心(かいしん)したと(いつは)つて、221(なんぢ)をこの(しま)よりボツ(かへ)(たく)みであつた。222(かく)(ごと)(しば)られては()うすることも出来(でき)ぬ。223サアもうこれから吾々(われわれ)一族(いちぞく)は、224ロッキー(ざん)()して()()(ほど)に、225どうぞ吾身(わがみ)霊縛(れいばく)()いて(くだ)さい。226タヽ(たの)(たの)む』
227巴留(はる)(くに)立去(たちさ)つて(うみ)(そと)()()くならば(ゆる)してやらう。228ロッキー(ざん)へは(だん)じて()(こと)ならぬ。229どうだ承知(しようち)か』
230 蚊々虎(かがとら)神懸(かみがか)りは、231(くび)幾度(いくど)とも()無言(むごん)のまま(たて)()つてゐる。232淤縢山津見(おどやまづみ)は、233ウンと一声(いつせい)霊縛(れいばく)()けば、234蚊々虎(かがとら)身体(しんたい)(もと)(ごと)くケロリとなほり、235(なが)るる(あせ)(ぬぐ)(なが)ら、
236『あゝ(えら)(こと)だつたワイ。237(なん)だか()らぬが(わし)身体(からだ)にぶら(さが)りよつて、238ウスイ()()うた。239サアサア宣伝使(せんでんし)(さま)240もういい加減(かげん)()きませうかい。241コンナ(ところ)()つては(ろく)なことは出来(でき)ませぬよ』
242正気(しやうき)(かへ)つた蚊々虎(かがとら)(さき)()つてブラジル(ざん)西(にし)(くだ)()く。
243大正一一・二・八 旧一・一二 東尾吉雄録)
   
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