霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一一章 蓬莱山(ほうらいざん)〔四〇四〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第9巻 霊主体従 申の巻 篇:第2篇 一陽来復 よみ(新仮名遣い):いちようらいふく
章:第11章 蓬莱山 よみ(新仮名遣い):ほうらいざん 通し章番号:404
口述日:1922(大正11)年02月13日(旧01月17日) 口述場所: 筆録者:東尾吉雄 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年7月5日
概要: 舞台:ウヅの館 あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
松代姫は、三五教が黄金山に現れた経緯から歌い始めた。厳のみろくの守り神が瑞霊と現れて、三五教の宣伝使・三葉彦の神魂となった。三葉彦は広道別と名を改めて、黄金山に宮柱を立てた、という。
そして、三五教の神のよさしによって、高砂洲への長旅を無事に終え、親子の対面を果たすことのできた喜びを歌いこんだ。
竹野姫と梅ケ香姫も、言霊歌の慶歌を披露した。最後に従者の照彦が祝歌を歌い終わると、珍山彦は天晴と手を打って祝いの口上を述べた。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2020-06-27 19:11:36 OBC :rm0911
愛善世界社版:86頁 八幡書店版:第2輯 305頁 修補版: 校定版:91頁 普及版:35頁 初版: ページ備考:
001 松代姫(まつよひめ)(うた)
002松代姫(まつ)千年(ちとせ)(いろ)(ふか)
003(いづ)のみろくの(まも)(がみ)
004(みづ)御魂(みたま)(あら)はれし
005三五教(あななひけう)宣伝使(せんでんし)
006三葉(みつば)(ひこ)神魂(かむみたま)
007(きよ)(たふと)玉鉾(たまぼこ)
008広道別(ひろみちわけ)(あらた)めて
009黄金山(わうごんざん)宮柱(みやばしら)
010太知(ふとし)()てて(かみ)()
011(をさ)(たま)ひし神業(かむわざ)
012(あさ)(ゆふ)なに(うれ)しみて
013天地(てんち)(ねが)ひを掛巻(かけまく)
014(かしこ)(かみ)()(あは)
015(こひ)しき(ちち)邂逅(めぐりあ)
016(こころ)(たけ)(かた)りあふ
017今日(けふ)月日(つきひ)松代姫(まつよひめ)
018()甲斐(かひ)ありて(いま)(ここ)
019松竹梅(まつたけうめ)姉妹(おとどい)
020(こひ)しき(ちち)(めぐ)()
021(また)もや(はは)(ふところ)
022()かれて(ねむ)雛鳥(ひなどり)
023吾身(わがみ)(うへ)(たの)しけれ
024吾身(わがみ)(うへ)(たの)しけれ
025朝日(あさひ)()るとも(くも)るとも
026(つき)()つとも()くるとも
027千代(ちよ)八千代(やちよ)(かは)りなき
028(こころ)やさしき五月姫(さつきひめ)
029(はは)(みこと)(ゐやま)ひて
030(こころ)(つく)()(つく)
031(ちから)(かぎ)(つか)ふべし
032あゝ垂乳根(たらちね)父母(ちちはは)
033(おや)(あら)はれ()となるも
034(とほ)神代(かみよ)(むかし)より
035天津(あまつ)御神(みかみ)国津(くにつ)(かみ)
036金勝要(きんかつかね)大神(おほかみ)
037(むす)(たま)ひし神業(かむわざ)
038()くも(うれ)しき今日(けふ)(よひ)
039竜世(たつよ)(ひめ)月照彦(つきてるひこ)
040(かみ)(みこと)(まも)ります
041高砂島(たかさごじま)幾千代(いくちよ)
042(やま)(しげ)れよ()(さか)
043(はな)(にほ)へよ(もも)()
044(えだ)もたわわに(むす)べかし
045五日(いつか)(かぜ)(とを)()
046(あめ)秩序(ついで)をあやまたず
047(いね)(むぎ)(まめ)(あは)(きび)までも
048(ゆたか)(みの)永久(とこしへ)
049蓬莱山(ほうらいざん)(ただ)ならず
050(つる)(よはひ)(すゑ)(なが)
051(かめ)寿(よはひ)のいつまでも
052夫婦(めをと)親子(おやこ)(ちぎり)をば
053(つづ)かせ(たま)国治立(くにはるたち)
054(かみ)(みこと)豊国姫(とよくにひめ)
055(かみ)(みこと)(たひら)けく
056いと(やす)らけく(きこ)しめせ
057天教山(てんけうざん)にあれませる
058()花姫(はなひめ)御守(みまも)りは
059千代(ちよ)八千代(やちよ)(かは)らざれ
060千代(ちよ)八千代(やちよ)(かは)らざれ
061(かみ)(まか)せし(おや)()
062(こころ)(きよ)惟神(かむながら)
063御霊(みたま)(さち)はへましまして
064()大本(おほもと)大御神(おほみかみ)
065(ひら)(たま)ひし三五(あななひ)
066言葉(ことば)(はな)天地(あめつち)
067(むた)永遠(とこしへ)(さか)えませ
068いや永遠(とこしへ)(さか)えませ』
069述懐歌(じゆつくわいか)をうたひ、070しとやかに()(をさ)めたれば、071竹野姫(たけのひめ)(また)もや()つて、072長袖(ちやうしう)ゆたかに(うた)()ふ。
073竹野姫有難(ありがた)有難(ありがた)
074づの身魂(みたま)のみ(まも)りに
075づの(みやこ)()()でて
076にしも(ふか)(うみ)(うへ)
077さまる(むね)智利(てる)(くに)
078がやき(わた)天津(あまつ)()
079しに(のぼ)りて山河(やまかは)
080もなく(わた)四人(よにん)()
081しき(すぐ)れし(うづ)(くに)
082ころも()るる今日(けふ)(そら)
083かえに()てる(ちち)(かほ)
084(ゆき)(まが)(はは)(おも)
085ずしき(まなこ)(つき)(まゆ)
086みの小川(をがは)(みづ)(きよ)
087そぎ(きよ)めし神御魂(かむみたま)
088なばた(ひめ)()りませる
089はた百機(ももはた)綾錦(あやにしき)
090ぼみも(ひら)梅ケ香(うめがか)
091(つき)さへも(きよ)くして
092こよの(やみ)()れてゆく
093()(きよ)高砂(たかさご)
094しきの(はた)()りなして
095なとも母揺(もゆら)にとり()らし
096がひ(かな)ひし(おや)()
097どかな(はる)()心地(ここち)
098るる(おも)ひの鏡池(かがみいけ)
099びに(をし)ふる言霊(ことたま)
100かき(めぐ)みを(あふ)ぎつつ
101()(ゆめ)(いま)はただ
102ーほけきよーの(うぐひす)
103(こゑ)とこそはなりにけれ
104じかき(なつ)一夜(ひとよ)さに
105すぶも果敢(はか)なき(ゆめ)()
106ぐりて此処(ここ)(おや)()
107()(はる)()心地(ここち)
108ちよの椿(つばき)優曇華(うどんげ)
109永遠(とこしへ)(かを)れかし
110くへも()らぬ(なみ)(うへ)
111にしの(ふね)()せられて
112果敢(はか)なみつ(すす)()
113()(うへ)(あはれ)みて
114づの御魂(みたま)瑞御魂(みづみたま)
115きに(なや)める姉妹(おとどい)
116がほも(きよ)今日(けふ)(よひ)
117さまる夫婦(めをと)親子(おやこ)(なか)
118四十五(よそいつ)文字(もじ)言霊(ことたま)
119(はな)(ひら)いて()(むす)
120(むす)びの(かみ)()(あは)
121(むすめ)(ちち)母神(ははがみ)
122今日(けふ)団欒(つどひ)(うれ)しけれ
123今日(けふ)団欒(つどひ)(たの)しけれ』
124 梅ケ香姫(うめがかひめ)(また)もや()つて(うた)()ふ。
125梅ケ香姫()(ひか)(つき)()
126かき(めぐ)みの父母(ちちはは)
127たりの(むすめ)何時(いつ)までも
128紫陽花(あぢさゐ)(かは)るとも
129つくしみませ永久(とこしへ)
130すぶ(えにし)糸柳(いとやなぎ)
131がながしくも(おや)()
132ちよの(はる)(きた)るまで
133ころ(かは)らぬ(まつ)()
134きは堅磐(かきは)何時(いつ)までも
135上彦(がみひこ)(あら)はれて
136千々()民草(たみぐさ)(まも)りませ
137ろづのものを(すく)ひませ
138がしに(のぼ)朝日影(あさひかげ)
139二日(つか)(つき)上弦(じやうげん)
140いづかくして()(まも)
141しも()しきも難波江(なにはえ)
142つしか()るる(かみ)(むね)
143かしの神代(かみよ)(めぐ)()
144杜鵑(ほととぎす)(こゑ)(たか)
145八千代(ちよ)(はる)(いは)ふらむ
146ころも(きよ)梅ケ香(うめがか)
147こよの(はる)(むか)へつつ
148もの千花(ちばな)(さきが)けて
149()(あと)()(むす)
150ろづ()(いは)(かみ)(くに)
151かり(あまね)(かみ)(くに)
152かき(めぐ)みに(つつ)まれて
153ろくの御代(みよ)松代姫(まつよひめ)
154()(ひら)(はな)よりも
155つも青々(あをあを)松緑(まつみどり)
156つびに(むつ)神人(しんじん)
157さへ目出度(めでた)高砂(たかさご)
158(かは)田畑(たはた)(うる)はしく
159ころも(なほ)竹野姫(たけのひめ)
160きは堅磐(かきは)(さか)ゆべし
161上彦(がみひこ)()らす()
162千代()八千代(やちよ)(かぎ)りなく
163ろづ()までも(さか)えませ
164万代(よろづよ)までも(さか)えませ
165(おも)ひは(むね)三千年(みちとせ)
166一度(いちど)(ひら)(うめ)(はな)
167(こころ)のたけのすくすくと
168()(をさ)まりて()(をが)
169(たみ)(こころ)(たふと)けれ
170(たみ)(こころ)(たふと)けれ
171常世(とこよ)松代(まつよ)くれ竹野(たけの)
172()のふしぶしに(いさぎよ)
173(いろ)()もある(もも)(はな)
174梅ケ香(うめがか)(した)(うぐひす)
175(こゑ)(はる)めき(わた)りつつ
176()()(おも)ひの杜鵑(ほととぎす)
177(こゑ)(しづ)かに(をさ)まりて
178(まつ)()(かぜ)となりにけり
179(まつ)()(かぜ)となりにけり
180(みどり)(したた)夏山(なつやま)
181(かすみ)をわけて天津(あまつ)()
182(かがや)(わた)五月姫(さつきひめ)
183三月(みつき)三日(みつか)(もも)(はな)
184五月(いつつき)五日(いつか)花菖蒲(はなあやめ)
185(もも)菖蒲(あやめ)(むつ)びあひ
186松竹梅(まつたけうめ)千代(ちよ)八千代(やちよ)
187(さか)ゆる御代(みよ)目出度(めでた)けれ
188(さか)ゆる御代(みよ)目出度(めでた)けれ』
189(ふし)なだらかに、190()(をは)()()きぬ。191珍山彦(うづやまひこ)は、
192珍山彦『ヤア、193天晴(あつぱれ)々々(あつぱれ)194これは秀逸(しういつ)だ。195(あま)数歌(かずうた)三度(さんど)繰返(くりかへ)された()手際(てぎは)は、196三月(さんぐわつ)三日(みつか)(もも)(はな)よりも、197五月(ごぐわつ)五日(いつか)花菖蒲(はなあやめ)よりも、198(うる)はしい、199(たふと)目出度(めでた)(うた)であつた。200さあさあ、201これからは照彦(てるひこ)さまの(ばん)だよ』
202 照彦(てるひこ)儼然(げんぜん)として立上(たちあが)り、203(こゑ)高々(たかだか)(みづか)(うた)(みづか)()ふ。
204照彦天地(あめつち)(もも)(かみ)たちの
205その(よろこ)びをただ一人(ひとり)
206うけさせ(たま)桃上彦(ももがみひこ)
207(かみ)(みこと)宣伝使(せんでんし)
208()高天原(たかあまはら)()でまして
209御稜威(みいづ)(たか)高砂(たかさご)
210(しま)(あら)はれ正鹿山(まさかやま)
211津見(づみ)(みこと)珍都(うづみやこ)
212(おと)名高(なだか)淤縢山祇(おどやまづみ)
213(かみ)(みこと)村肝(むらきも)
214(こころ)駒山彦(こまやまひこ)(つかさ)
215御稜威(みいづ)(かがや)蚊々虎(かがとら)
216()もあらたまの(うづ)御子(みこ)
217()花姫(はなひめ)御恵(みめぐみ)
218珍山彦(うづやまひこ)()(なほ)
219(こころ)()るる五月姫(さつきひめ)
220鴛鴦(をし)(ふすま)幾千代(いくちよ)
221(ほか)へはやらぬ(よろこ)びは
222御稜威(みいづ)(たか)高砂(たかさご)
223浜辺(はまべ)(しげ)松代姫(まつよひめ)
224()呉竹野(くれたけの)すくすくと
225梅ケ香(うめがか)(にほ)(かみ)(しま)
226月日(つきひ)(きよ)照彦(てるひこ)
227(かみ)(めぐみ)(たふと)けれ
228(なみ)(しづ)かな国彦(くにひこ)
229従属(みとも)(かみ)諸共(もろとも)
230(うづ)御国(みくに)永久(とこしへ)
231(しづ)まりまして高砂(たかさご)
232この浦船(うらふね)()()げて
233月照彦(つきてるひこ)諸共(もろとも)
234出潮(でしほ)入潮(いりしほ)(たひら)けく
235いと(やす)らけく()(わた)
236大海原(おほうなばら)()(しま)
237(くに)(さか)えぞめでたけれ
238(くに)(さか)えぞめでたけれ』
239 駒山彦(こまやまひこ)は、
240駒山彦妙々(めうめう)241天晴(あつぱれ)々々(あつぱれ)
242感嘆(かんたん)(こゑ)をもらすのみ。243珍山彦(うづやまひこ)()()つて、
244珍山彦天晴(あつぱれ)々々(あつぱれ)245(てん)()(くに)()(みな)()れよ、246()れよ()()()れの場所(ばしよ)247()れの(さかづき)親子(おやこ)(えにし)248ここに目出度(めでた)千代(ちよ)八千代(やちよ)も、249(いや)永久(とこしへ)(いは)(をさ)むる』
250大正一一・二・一三 旧一・一七 東尾吉雄録)

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