霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第二九章 千秋楽(せんしうらく)〔四九六〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 篇:第5篇 乾坤清明 よみ:けんこんせいめい
章:第29章 第11巻 よみ:せんしゅうらく 通し章番号:496
口述日:1922(大正11)年03月04日(旧02月06日) 口述場所: 筆録者:松村仙造 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年9月10日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
石凝姥神は、これまでの旅路を歌に歌い、めでたい結末に終わった結婚式への祝歌を歌った。
鉄谷村の時公は、時置師神の化身であった。時置師神は、立って祝いの歌を歌った。歌も踊りも滑稽な様に、一同は笑い転げた。
続いて秋月姫、深雪姫、橘姫も再度祝歌を歌った。
時公は八公、鴨公にも歌を所望した。八公、鴨公は滑稽な祝歌を歌って場をにぎわした。コーカス山の婚礼は、ここにめでたく千秋楽を迎えることになった。
主な登場人物: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm1129
愛善世界社版:275頁 八幡書店版:第2輯 611頁 修補版: 校定版:282頁 普及版:115頁 初版: ページ備考:
001 顕国玉(うつしくにたま)(みや)祭典(さいてん)は、002(つつが)なく神霊(しんれい)鎮座(ちんざ)せられ、003(つい)男女(だんぢよ)三組(みくみ)結婚式(けつこんしき)(おこな)はれた。004石凝姥神(いしこりどめのかみ)(この)祭典(さいてん)慶事(けいじ)(しゆく)すべく()つて(うた)(はじ)めたり。
005石凝姥神(いしこりどめのかみ)東雲(しののめ)(そら)(わけ)(のぼ)朝日子(あさひこ)
006(ひかり)(まば)ゆき(かみ)(みち)
007西(にし)(きた)(みなみ)東彦(あづまひこ)
008石凝姥(いしこりどめ)宣伝使(せんでんし)
009黄金山(わうごんざん)立出(たちい)でて
010栗毛(くりげ)(こま)にウチの(かは)
011(むちう)(わた)膝栗毛(ひざくりげ)
012クス野ケ原(のがはら)明志湖(あかしうみ)
013(ゆき)()野辺(のべ)()みさくみ
014言霊(ことたま)(きよ)琵琶(びは)(うみ)
015(わた)りて此処(ここ)梅ケ香(うめがか)
016(ひめ)(みこと)説明可笑(ときをかし)
017(かみ)(みこと)諸共(もろとも)
018(くも)()()たコーカスの
019(やま)(とりで)()()れば
020大気津姫(おほげつひめ)()れませる
021喰物(をしもの)着物(きもの)()(いへ)
022(おご)(きは)めし(この)深山(みやま)
023ウラルの(ひめ)服従(まつろ)ひし
024(もも)八王(やつこす)ヒツコスや
025(くす)(かみ)まで()(つど)
026(うつし)(くに)(みや)(まへ)
027三柱神(みはしらがみ)(いは)ひつつ
028饗宴(うたげ)(さけ)酔痴(ゑひし)れて
029(ふし)(みだ)れし酒歌(さかうた)
030(うた)(くる)へる折柄(をりから)
031松竹梅(まつたけうめ)宣伝使(せんでんし)
032天之児屋根(あめのこやね)太玉(ふとたま)
033(かみ)(みこと)(はじ)めとし
034(つき)(ゆき)(はな)目一箇(まひとつ)
035(かみ)諸共(もろとも)(みや)(まへ)
036(きた)りて()れる言霊(ことたま)
037ウラルの(ひめ)(くも)(かすみ)
038(あと)(くら)ましアーメニヤ
039大空(おほぞら)(たか)()げて()
040此処(ここ)(ふたた)大宮(おほみや)
041(には)(きよ)めて(おごそ)かに
042三柱神(みはしらがみ)祭典(まつりごと)
043(つか)(まつ)りて太祝詞(ふとのりと)
044(たた)(まつ)りて頼母(たのも)しく
045直会(なほらひ)神酒(みき)村肝(むらきも)
046(こころ)(あら)(きよ)めつつ
047(よろこ)(つく)折柄(をりから)
048神素盞嗚(かむすさのを)大神(おほかみ)
049(ゆる)しの(まま)松竹(まつたけ)
050(ひめ)(みこと)御慶事(おんけいじ)
051天之児屋根(あめのこやね)太玉(ふとたま)
052天之目一箇神司(あめのまひとつかむづかさ)
053永遠(とは)(むす)びし(いも)()
054(うづ)御儀式(みのり)(かしこ)けれ
055アヽ三夫婦(みめをと)(かみ)(たち)
056(かみ)(めぐ)みをコーカスの
057(やま)より(たか)琵琶(びは)明志(あかし)
058(うみ)(そこ)より(なほ)(ふか)
059(さづ)かりまして幾千代(いくちよ)
060(いろ)()せざれ万代(よろづよ)
061(いろ)はさめざれ押並(おしな)べて
062五六七(みろく)御代(みよ)(たの)しさを
063三夫婦(みめをと)(とも)松代姫(まつよひめ)
064(こころ)(ひら)梅ケ香(うめがか)
065(ひめ)(みこと)()(たけ)
066(まが)言向(ことむ)けし竹野姫(たけのひめ)
067北光神(きたてるかみ)高彦(たかひこ)
068(かみ)御稜威(みいづ)(あめ)(した)
069四方(よも)広道別(ひろみちわけ)(かみ)
070(この)()(つつ)烏羽玉(うばたま)
071雲霧(くもきり)四方(よも)掻分(かきわ)けて
072(かみ)(をしへ)中津国(なかつくに)
073(うみ)内外(うちと)(ひろ)めかし
074(かみ)(おもて)(あら)はれて
075須弥仙山(しゆみせんざん)(こし)()
076(この)()(まも)(たま)ふごと
077(こころ)(こま)手綱(たづな)()
078(かみ)御教(みのり)(あやま)たず
079(やす)河原(かはら)永久(とこしへ)
080(なが)れて(きよ)(たま)(うみ)
081(うみ)より(ふか)父母(たらちね)
082(めぐ)みに(まさ)(かみ)(おん)
083(やま)より(たか)(かみ)稜威(いづ)
084コーカス(ざん)はまだ(おろか)
085天教(てんけう)地教(ちけう)(やま)よりも
086功績(いさを)(たか)(あら)はして
087(かみ)御国(みくに)太柱(ふとばしら)
088千木高知(ちぎたかし)りて(つか)へませ
089()()(ひか)(つき)()
090みづの身魂(みたま)三巴(みつどもゑ)
091(いらか)(きよ)()(ごと)
092(とほ)(ちか)きの国原(くにばら)
093(すく)うて(とほ)()(みこと)
094()れは石凝姥(いしこりどめ)(かみ)
095堅磐(かきは)常盤(ときは)村肝(むらきも)
096(こころ)(かた)めて皇神(すめかみ)
097御稜威(みいづ)(ひろ)増鏡(ますかがみ)
098(かがみ)(おも)()はるかし
099三人夫婦(みたりめをと)行末(ゆくすゑ)
100(まも)らせ(たま)(もも)(かみ)
101(こころ)(つく)しの有丈(ありたけ)
102(かたむ)(ねが)(たてまつ)
103百代(ももよ)千代(ちよ)万代(よろづよ)
104(まつ)(みさを)(いろ)()せず
105()れて松葉(まつば)二人連(ふたりづれ)
106(ちから)をあはせ村肝(むらきも)
107(こころ)(かみ)(まか)せつつ
108仮令(たとへ)山川(やまかは)どよむとも
109天津(あまつ)国土(くにつち)(ゆら)ぐとも
110青山(あをやま)(しを)海河(うみかは)
111()()(こと)のあるとても
112永遠(とは)(かは)るな(いも)()
113産霊(むすび)(みち)何時(いつ)までも
114鴛鴦(をし)(ちぎり)何処(どこ)までも
115百年(ももとせ)千年(ちとせ)万歳(よろづとせ)
116(よろづ)(はな)(さきが)けて
117(かを)梅ケ香姫(うめがかひめ)(ごと)
118色香(いろか)ゆかしく(かた)りませ
119色香(いろか)ゆかしく(わた)りませ
120(こひ)しき(つま)()()かれ
121黄金(こがね)(はし)渡会(わたらひ)
122松竹梅(まつたけうめ)姉妹(おとどひ)
123(そろ)ひも(そろ)今日(けふ)(よひ)
124(よひ)(むすび)喜悦(よろこび)
125(かみ)守護(まもり)(いや)(ふか)
126千尋(ちひろ)(うみ)(そこ)までも
127(とど)かざらめや何処(どこ)(まで)
128(かみ)(めぐ)みの(たふと)けれ
129(かみ)(めぐ)みの(たふと)けれ』
130(うた)(をは)つて(もと)()()きぬ。
131 時置師神(ときおかしのかみ)(あらは)れたる鉄谷村(かなたにむら)時公(ときこう)は、132(また)もや()つて(いは)ひの(うた)()(はじ)めたり。133その(うた)
134三五教(あななひけう)宣伝使(せんでんし)
135松竹梅(まつたけうめ)三柱(みはしら)
136(はな)(はる)をば(あだ)()
137(なつ)真中(まなか)となりし()
138(はな)()れども遅桜(おそざくら)
139(やま)青々(あをあを)葉桜(はざくら)
140いよいよ(ひら)(かへ)(ざき)
141三五教(あななひけう)()いた(とき)
142(えん)(おそ)いは当然(あたりまへ)
143(とつ)ぎの(みち)何時迄(いつまで)
144なさらぬ(かた)(おも)()
145(ひと)()かけに()らぬもの
146(いろ)よき(をつと)松代姫(まつよひめ)
147(なが)月日(つきひ)浮節(うきふし)
148()ちに()つたる(えん)(いと)
149今日(けふ)(いよいよ)(むす)昆布(こぶ)
150(つま)(さかな)(きり)(するめ)
151()さへ(すゐ)なる梅ケ香(うめがか)
152(ひめ)(みこと)肝玉(きもだま)
153此処(ここ)(あら)はれ高彦(たかひこ)
154(かみ)(みこと)(つま)となり
155いよいよ三人(みたり)姉妹(おとどひ)
156(かみ)(もら)うた(あめ)()
157(みづ)(もら)さぬ蒸衾(むしぶすま)
158小夜具(さよぐ)(した)にたくづぬの
159(しろ)きただむき(たま)()
160(たがひ)(いだ)きさし()きて
161いをしましませ腿長(ももなが)
162(とよ)神酒(みき)をばきこし()
163いよいよ今日(けふ)から二柱(ふたはしら)
164(かみ)(いはひ)(もち)()いて
165子餅(こもち)もたんと(こしら)へて
166(あま)国土(くにつち)(とどろ)かし
167(てん)(かがや)(ほし)(ごと)
168(はま)真砂(まさご)(かず)(おほ)
169青人草(あをひとぐさ)(たね)をまけ
170三夫婦(みめをと)(そろ)うた()(なか)
171東雲別(しののめわけ)東彦(あづまひこ)
172石凝姥(いしこりどめ)宣伝使(せんでんし)
173時公(ときこう)さまや八彦(やつひこ)
174鴨彦(かもひこ)さまの(かほ)(いろ)
175(たうげ)(した)小僧(こぞう)()
176(のぼ)(くだ)りの客人(きやくびと)
177姿(すがた)(なが)めて(ゆび)()むで
178蜥蜴(とかげ)(やう)(つら)をして
179(うら)めし(さう)(なが)めいる
180ホンに芽出(めで)たいお目出度(めでた)
181(こころ)をかがみの(とき)さまは
182鏡餅(かがみもち)ではなけれども
183滅多(めつた)()きはせぬ(ほど)
184(かなら)(あん)じて(くだ)さるな
185(うし)(うし)()(うま)(うま)
186八公(やつこう)八公(やつこう)(かも)(かも)
187()つの(あし)をばさし()いて
188キウと()いつく蛸坊主(たこばうず)
189チンチン(かも)神楽舞(かぐらまひ)
190(うへ)(した)へと(いくさ)して
191(かみ)(つか)ふる(とき)()
192アヽ三柱(みはしら)夫婦神(めをとがみ)
193石凝姥(いしこりどめ)(いし)(ごと)
194(かた)(ちか)ひて(はな)れざれ
195時公(ときこう)八公(やつこう)鴨公(かもこう)
196真心(まごころ)()めて(かみ)(まへ)
197(ひとへ)(いの)(たてまつ)
198(ひとへ)(いの)(たてまつ)る』
199(うた)(をは)り、200大口(おほぐち)()けて
201『アツハヽヽヽヽ』
202(わら)()ける。203一同(いちどう)時置師神(ときおかしのかみ)()つき身振(みぶり)可笑(をか)しさに、204天地(てんち)(ゆる)(ばか)(わら)(くづ)れけり。205秋月姫(あきづきひめ)はスツクと()つて、206長袖(ちやうしう)しとやかに祝歌(しゆくか)(うた)()ふ。
207(あめ)(つち)とに三五(あななひ)
208(みち)(をし)ふる宣伝使(せんでんし)
209三五(さんご)(つき)()(わた)
210秋月姫(あきづきひめ)(そら)(きよ)
211今日(けふ)(よろこ)幾千代(いくちよ)
212松竹梅(まつたけうめ)何時(いつ)までも
213(こころ)()けて(わす)れまじ
214(まつ)千歳(ちとせ)(いろ)(ふか)
215(たけ)姿(すがた)(すゑ)(なが)
216(うめ)(つぼみ)(かんば)しく
217一度(いちど)(ひら)(かみ)(まひ)
218(つる)千歳(ちとせ)舞納(まひをさ)
219(かめ)万代(よろづよ)(うた)ふなり
220千歳(ちとせ)(つる)万代(よろづよ)
221(かめ)(よはひ)(たも)ちつつ
222天地(てんち)(とも)永久(とこしへ)
223月日(つきひ)(とも)(かぎ)りなく
224(この)()(つづ)(その)(かぎ)
225夫婦(めをと)(なか)(むつま)じく
226(こころ)(あは)神国(かみくに)
227(つく)させ(たま)へや三柱(みはしら)
228(かみ)(みこと)夫婦連(めをとづれ)
229秋月姫(あきづきひめ)のいと(まる)
230(いへ)(をさ)まり()(たま)
231(をさ)まり(きよ)()(わた)
232(かみ)御水火(みいき)受継(うけつ)ぎて
233御子(みこ)沢々(さはさは)()みなして
234(かみ)(はしら)経緯(たてよこ)
235(にしき)(はた)(かみ)(のり)
236()るも(すず)しき神嘉言(かむよごと)
237三柱神(みはしらかみ)大前(おほまへ)
238(きみ)千歳(ちとせ)寿()ぎまつる
239(きみ)()とせを寿()ぎまつる』
240(うた)つて(もと)()()きぬ。241深雪姫(みゆきひめ)(また)もや立上(たちあが)長袖(ちやうしう)しとやかに(うた)()ふ。
242三柱神(みはしらがみ)()身魂(みたま)
243(むね)(かがや)()(どもゑ)
244三夫婦(みめをと)(そろ)今日(けふ)(よひ)
245()ても見飽(みあ)かぬ妖艶姿(あだすがた)
246三葉(みつば)(ひこ)(また)御名(みな)
247(あめ)太玉神司(ふとたまかむづかさ)
248青雲別(あをくもわけ)高彦(たかひこ)
249天之児屋根(あめのこやね)(あら)はれて
250白雲(しらくも)()けて北光(きたてる)
251(あめ)目一箇神司(まひとつかむづかさ)
252鴛鴦(をし)(ちぎり)(いま)此処(ここ)
253(むすび)(むしろ)深雪姫(みゆきひめ)
254夫婦(めをと)(なか)(むつま)じく
255(たがひ)(こころ)相生(あひおひ)
256(まつ)深雪(みゆき)友白髪(ともしらが)
257(じやう)(うば)との(すゑ)(なが)
258高砂島(たかさごじま)にあらねども
259御稜威(みいづ)(たか)きコーカスの
260(やま)(しづ)まる三柱(みはしら)
261(かみ)御前(みまへ)(いも)()
262(ちぎり)(むす)(かね)(かみ)
263(かみ)(めぐ)みの(さち)はひて
264(つき)御柱(みはしら)(みぎ)(ひだり)
265(めぐ)()ひつつ愛男(えーをのこ)
266愛女(えーをみな)よと()らせつつ
267鶺鴒(ほとり)(をしへ)(かしこ)みて
268(まな)ばせ(たま)ふゆかしさよ
269芽出度(めでたく)儀式(のり)深雪姫(みゆきひめ)
270黄金世界(わうごんせかい)銀世界(ぎんせかい)
271月日(つきひ)(きよ)()(わた)
272(かみ)(ひかり)()()びて
273千代(ちよ)八千代(やちよ)(さか)えませ
274幾千代(いくちよ)までも松竹(まつたけ)
275色香(いろか)()せず咲匂(さきにほ)
276梅ケ香姫(うめがかひめ)のあだ姿(すがた)
277(つき)(かがみ)(うる)はしく
278(たふと)御子(みこ)望月(もちづき)
279百千万(ももちよろづ)()みなして
280(かみ)御水火(みいき)神業(かむわざ)
281(つか)へましませ三柱(みはしら)
282妹背(いもせ)(なか)吉野川(よしのがは)
283(なが)れも(きよ)きみづ身魂(みたま)
284神素盞嗚(かむすさのを)大神(おほかみ)
285(めぐ)みの(つゆ)にうるほひて
286(いろ)()せざれ(かは)らざれ
287たとへ天地(てんち)(かは)るとも
288夫婦(めをと)(なか)何時迄(いつまで)
289(いや)次々(つぎつぎ)(つが)()
290孫子(まごこ)()(まで)(さか)えませ
291孫子(まごこ)()(まで)(さか)えませ
292深雪(みゆき)(ひめ)真心(まごころ)
293(かみ)御前(みまへ)(ささ)げつつ
294三柱神(みはしらがみ)行末(ゆくすゑ)
295(かしこ)(かしこ)寿()ぎまつる
296(かしこ)(かしこ)()ぎまつる』
297(うた)(をは)(もと)()()く。298橘姫(たちばなひめ)(また)もや立上(たちあが)り、299(こゑ)(すず)しく祝歌(しゆくか)(うた)ふ。300()(うた)
301秋月姫(あきづきひめ)(そら)()れて
302深雪(みゆき)(つも)銀世界(ぎんせかい)
303春山彦(はるやまひこ)(うづ)()
304(うま)()でたる姉妹(おとどひ)
305(こひ)しき(ちち)(やかた)をば
306橘姫(たちばなひめ)姉妹(おとどひ)
307三五教(あななひけう)(ひら)かむと
308(かみ)のまにまに(すす)()
309(ゆき)()野辺(のべ)右左(みぎひだり)
310(さむ)けき(かぜ)(くしけづ)
311山河(やまかは)()えてコーカスの
312三柱神(みはしらがみ)御前(おんまへ)
313橘姫(たちばなひめ)(よろこ)びは
314(いろ)目出度(めでた)松代姫(まつよひめ)
315(かをり)ゆかしき梅ケ香姫(うめがかひめ)
316(うづ)(みこと)竹野姫(たけのひめ)
317(かみ)詔勅(みこと)(かしこ)みて
318人目(ひとめ)(せき)(へだ)てなく
319妹背(いもせ)(ちぎり)(むす)びます
320芽出度(めでた)今日(けふ)新莚(にひむしろ)
321神酒(みき)(みか)()(たか)しりて
322饗宴(うたげ)(むしろ)(にぎは)しく
323()()けわたる(いぬ)(こく)
324()(こく)(すぎ)腿長(ももなが)
325(おの)(おの)もの()(こく)
326丑寅神(うしとらがみ)御守護(おんまもり)
327(うれ)(うれ)しの(はな)()
328(こころ)()さも(たつ)(こく)
329()ぢかき(はる)(ゆめ)()めて
330(うま)(をさ)まる(この)(えにし)
331(みづ)身魂(みたま)未申(ひつじさる)
332(たがひ)(さかづき)()()はし
333悪魔(あくま)もいぬや()時刻(じこく)
334夜半(よは)(あらし)(をさ)まりて
335宿世(すぐせ)行末(ゆくすゑ)物語(ものがた)
336(むつ)ばせ(たま)()もあらず
337青垣山(あをがきやま)()(からす)
338雉子(きぎす)()よむ(かけ)()
339雉子(きぎす)どよむな(かけ)()くな
340今朝(けさ)(からす)(をし)となれ
341鴛鴦(をし)(しとね)(たの)()
342(さへぎ)(なか)今日(けふ)(あさ)
343(ひがし)(やま)()(のぼ)
344(ひる)より()かくなるとても
345今日(けふ)一日(いちにち)烏羽玉(うばたま)
346(やみ)にてあれや(やみ)となれ
347(やみ)岩戸(いはと)押開(おしひら)
348(たがひ)含笑(ほほゑ)(かほ)(かほ)
349岩戸(いはと)(まへ)(たちばな)
350(ひめ)(みこと)太祝詞(ふとのりと)
351(きこ)ゆる(まで)三柱(みはしら)
352(かみ)(ねむり)()まさまじ
353()けて(くや)しき今日(けふ)()
354(たつ)宮居(みやゐ)姫神(ひめがみ)
355御手(みて)より(うけ)玉手箱(たまてばこ)
356アヽ(うら)めしや浦島(うらしま)
357(とし)()らずに何時(いつ)までも
358(わか)やぐ(むね)をすだ()きて
359夫婦(めをと)(なか)(むつ)()
360真玉手(またまで)玉手(たまで)(たづさ)へて
361(かみ)御業(みわざ)(つと)めよや
362(むす)びの(かみ)(きこ)えたる
363金勝要(きんかつかね)大御神(おほみかみ)
364山河(やまかは)()よみ国土(くぬち)()
365(うみ)()()()ありとも
366夫婦(めをと)(なか)何時(いつ)までも
367月日(つきひ)(とも)(かは)らざれ
368月日(つきひ)(とも)永久(とこしへ)
369(さか)えましませ何時迄(いつまで)
370橘姫(たちばなひめ)真心(まごころ)
371こめて御前(みまへ)鰭伏(ひれふ)しつ
372(おそ)(つつし)()ぎまつる
373(おそ)れかしこみ寿()ぎまつる』
374(うた)つて(もと)()()きぬ。
375時公(ときこう)『サアサア、376芽出度(めでた)婚姻(こんいん)(しき)()み、377三夫婦(みふうふ)濃艶(のうえん)なる宣詞(のりごと)()かして(もら)つた。378(くは)ふるに(つき)(ゆき)(はな)三柱神(みはしらがみ)(いは)ひの(ことば)379(とき)さまも一寸(ちよつと)仲間(なかま)()りをさして(もら)つた。380石凝姥神(いしこりどめのかみ)(さま)御祝歌(おいはひうた)一寸(ちよつと)感心(かんしん)した。381サアサア(やつ)さま、382(かも)さま、383神酒(おみき)ばつかり(いただ)いて()ても、384(げい)()(さる)では(はば)()かない。385(なん)でも(かま)はぬ、386芽出(めで)たい(こと)(うた)つたり(うた)つたり』
387八公(やつこう)(とき)さま、388(なん)でもええか』
389時公(ときこう)芽出度(めでた)(こと)(うた)つたがよかろう』
390八公(やつこう)(わら)うて()れな、391わしの(うた)拙劣(へた)だから』
392()(なが)ら、393ヌツと()つて(うた)(はじ)めた。
394八公(やつこう)今日(けふ)如何(いか)なる吉日(きちじつ)
395大気津姫(おほげつひめ)()げて()
396コーカス(ざん)(うづ)(みや)
397三柱神(みはしらがみ)のお(まつり)
398みんな(そろ)うて(さけ)()
399ヨイヨイヨイと舞狂(まひくる)
400松竹梅(まつたけうめ)宣伝使(せんでんし)
401月雪花(つきゆきはな)乙女(をとめ)(たち)
402北光神(きたてるかみ)高彦(たかひこ)
403(こころ)(ふと)太玉(ふとたま)
404(かみ)(みこと)がヒヨイと()
405(ゆめ)牡丹餅(ぼたもち)()(やう)
406松竹梅(まつたけうめ)宣伝使(せんでんし)
407女房(にようばう)()つて(うれ)しかろ
408この(やつ)さまも(うれ)しいぞ
409ヤツトコドツコイ、ドツコイナ
410それに引替(ひきか)()(どく)
411石凝姥(いしこりどめ)宣伝使(せんでんし)
412身体(からだ)(おほ)きい(とき)さまは
413ほつとけぼりを()はされて
414()るも(あは)れな鰥鳥(やもめどり)
415とりつく(しま)もないじやくり
416(とき)さま(ばか)りか(やつ)さまも
417(かも)さままでが(ゆび)(くは)
418(あを)(かほ)して(さび)しそに
419こんな馬鹿気(ばかげ)(こと)はない
420大勢(おほぜい)(まへ)でてらされて
421茹蛸(ゆでだこ)()たよな(かほ)をして
422()きはせないが()()けた
423(くろ)(かほ)してくすぶつて
424勘定(かんぢやう)()はぬ(この)仕末(しまつ)
425(おれ)(をとこ)ぢや何時(いつ)(また)
426綺麗(きれい)女房(にようばう)()つてやる
427(その)ときや(みな)さま()てお()
428小野(をの)小町(こまち)照手(てるて)(ひめ)
429天津乙女(あまつおとめ)乙姫(をとひめ)さまが
430(はだし)()()素的(すてき)(やつ)
431(もら)ふか(もら)はぬかそら()らぬ
432()らぬが(ほとけ)神心(かみごころ)
433何時(いつ)かはカミの厄介(やくかい)
434なつて(よろこ)(とき)()
435オイ時公(ときこう)鴨公(かもこう)
436(おれ)胸先(むねさき)トキトキと
437(なん)ぢや()らぬが(とどろ)いた
438(あし)()らぬに鴨々(かもかも)
439(ふる)ひあがつて()()はぬ
440淡白(あつさり)()いた(はまぐり)
441美味(うま)(しる)()(とき)何時(いつ)
442何時(いつ)何時(いつ)かと松代姫(まつよひめ)
443(まつ)かひあつて太玉(ふとたま)
444(かみ)(みこと)(つま)となり
445(つの)(かく)した綿帽子(わたばうし)
446姿(すがた)かくして()(とり)
447山時鳥(やまほととぎす)(だけ)ぢやない
448此処(ここ)にも一人(ひとり)三人(さんにん)
449()いて()るかも()れはせぬ
450千秋万歳(せんしうばんざい)(すゑ)(なが)
451松竹梅(まつたけうめ)のお(ひめ)さま
452夫婦(ふうふ)(なか)()(くら)しやんせ
453(こころ)(かた)宣伝使(せんでんし)
454(をつと)()つて(たちま)ちに
455(こころ)(ゆる)みて(かみ)(みち)
456(かなら)粗末(そまつ)にせぬがよい
457それ(だけ)わたしが(たの)()
458アヽ三柱(みはしら)(かみ)さまへ
459(この)三人(さんにん)夫婦仲(ふうふなか)
460(みづ)()らさず(すえ)(なが)
461()はしてやつて(くだ)さンせ
462これが八公(やつこう)(ねがひ)なり
463これが八公(やつこう)(ねがひ)なり』
464 時公(ときこう)大口(おほぐち)()けて、
465『アハヽヽヽヽ』と、466(また)もや(わら)()けて(はら)(かか)へる。
467八公(やつこう)『オイ時公(ときこう)468(なん)(わら)ふか、469(ひと)をあまり馬鹿(ばか)にしよまいぞ。470(まへ)拙劣(へた)でもよいと()つただらう、471(へた)(うた)(かへ)つて面白(おもしろ)いのだ。472(しか)(なが)らお(まへ)(うた)もあまり立派(りつぱ)(さく)ではなかつた。473(にな)うたら(ぼう)()れる(やう)なものだ』
474時公(ときこう)『コラコラ、475(ぼう)()れるとは(なん)だ。476()(なほ)さぬか』
477八公(やつこう)『それでも、478是丈(これだけ)(うた)ふのには(ぼう)(どころ)か、479随分(ずゐぶん)(ほね)()れたのだよ。480アハヽヽヽ』
481時公(ときこう)『サア鴨公(かもこう)(ばん)だ。482どうせ(ろく)(こと)()やせまいが、483貴様(きさま)(いつは)らぬ(こころ)(うた)つて()よ』
484鴨公(かもこう)『ヨシヨシ、485(おれ)(をとこ)だ。486気張(きば)つてフーフーと(いき)()(なが)らやつて()る。487()かつたら、488メヨト喝采(かつさい)するのだぞ』
489時公(ときこう)『ヨシヨシ、490よし()つても養子婿(やうしむこ)ぢやないぞ』
491 鴨公(かもこう)(うた)
492明志(あかし)(うみ)から()いて()
493(ゆき)(みち)をばザクザクと
494黒野ケ原(くろのがはら)()つて()
495孔雀(くじやく)(ひめ)(ひと)()うと
496()いてビツクリ()うて()りや
497十五(じふご)(つき)(やう)(かほ)
498(あん)相違(さうゐ)松代姫(まつよひめ)
499ウラルの(をしへ)振棄(ふりす)てて
500三五教(あななひけう)寝返(ねがへ)りを
501()つて(また)もや琵琶(びは)(うみ)
502(はげ)しき(かぜ)(さら)されて
503汐干(しほひ)(まる)(しほ)()
504牛馬鹿虎(うしうましかとら)四人(よつたり)
505目附(めつけ)(かみ)(おく)られて
506コーカス(ざん)()()れば
507(おも)ひがけなき神祭(かむまつり)
508八王(やつこす)ヒツコス(くす)(かみ)
509(いはひ)(さけ)酔潰(ゑひつぶ)
510何処(どこ)彼処(かしこ)(どろ)まぶれ
511ウラルの(ひめ)(どろ)(きぬ)
512(こころ)(どろ)()()して
513うまい(こと)づくめに(かみ)(まへ)
514ツベコベほざく(その)(とき)
515松竹梅(まつたけうめ)(はじ)めとし
516鴨彦(かもひこ)さまも共々(ともども)
517三五教(あななひけう)宣伝歌(せんでんか)
518(うた)つて()ればアラ不思議(ふしぎ)
519(たちま)鬼女(きじよ)となり(かは)
520黒雲(くろくも)(おこ)して()()つた
521(あと)(たふと)神祭(かむまつり)
522(いはひ)(さけ)をグツと()
523(ゑひ)がまはつた最中(さいちう)
524皇大神(すめおほかみ)神勅(みことのり)
525松竹梅(まつたけうめ)三柱(みはしら)
526婿(むこ)(もら)へと(あふ)せられ
527()いたる(くち)牡丹餅(ぼたもち)
528()めたる(やう)一口(ひとくち)
529ウンと()()男方(をとこがた)
530三人(さんにん)(そろ)うて(いも)()
531芽出度(めでた)(さかづき)三々九度(さんさんくど)
532何方(どなた)此方(こなた)(うた)()
533品姿(しな)()(をど)()(くる)
534()れは(もと)より芸無(げな)(ざる)
535()んにも()らぬヨウせぬと
536(ことわ)(わけ)には()かないで
537(さる)人真似(ひとまね)やつて()よう
538(さる)三疋(さんびき)()ンで()
539婚礼(こんれい)したのはサル(むかし)
540昔々(むかしむかし)大昔(おほむかし)
541その(また)(むかし)(むかし)から
542(かみ)(むす)ンだ因縁(いんねん)
543夫婦(ふうふ)になつたに(ちがひ)ない
544夫婦(ふうふ)天地(てんち)にたとへられ
545(やま)(うみ)とに(くら)べられ
546(かみ)()(くに)()(しま)()みの
547(みち)(ひら)きし伊弉諾(いざなぎ)
548(かみ)(みこと)(はじ)めてし
549美斗能麻具波比(みとのまぐはひ)妹背(いもとせ)
550今日(けふ)芽出度(めでた)(この)(いは)
551(この)(よろこ)びはここよりは
552(ほか)へはやらじ やらざれと
553(いの)真心(まごころ)(かみ)(まへ)
554金勝要(きんかつかね)大御神(おほみかみ)
555国治立(くにはるたち)大御神(おほみかみ)
556神素盞嗚(かむすさのを)大御神(おほみかみ)
557三夫婦(みめをと)(そろ)うて(えん)(むす)
558こんな芽出度(めでた)(こと)はない
559どうぞわたしも一日(いちにち)
560(はや)(むす)ンで(くだ)さンせ
561(いへ)をば(をさ)(くに)(をさ)
562(こころ)(をさ)まる夫婦中(ふうふなか)
563()ちて(はな)れぬ枯松葉(かれまつば)
564二人(ふたり)水火(いき)相生(あひおひ)
565()ちに()つたる(よめ)(もら)
566(もら)(よろこ)(もら)()
567ないて明志(あかし)琵琶(びは)(うみ)
568(ふか)(ちぎり)何時(いつ)までも
569(つづ)かせられよ三柱(みはしら)
570()くも芽出度(めでた)夫婦仲(ふうふなか)
571(なか)()(くら)何時迄(いつまで)
572(てん)(かがや)(ほし)(ごと)
573(はま)真砂(まさご)(かず)(おほ)
574御子(みこ)()()()(うへ)
575(ところ)()(まで)()みおとせ
576()ちて松葉(まつば)二人(ふたり)()
577三人(みたり)四人(よつたり)夫婦仲(めをとなか)
578三人(みたり)四人(よつたり)鰥仲(やもめなか)
579()つれば()くる()(なら)
580御空(みそら)(つき)(かげ)()
581何時(いつ)満月(まんげつ)キラキラと
582(あか)るく(くら)夫婦(めおと)()
583連添(つれそ)(つま)振棄(ふりす)てな
584(つま)(をつと)(しり)ふるな
585(かみ)(めぐ)みの(あめ)()
586何時(いつ)青々(あをあを)稚翠(わかみどり)
587(わか)やぐ姿(すがた)永久(とこしへ)
588(とし)()るなよ(しわ)よせな
589()せては(かへ)荒浪(あらなみ)
590(なみ)()()(はる)(うみ)
591()(おと)したる子宝(こだから)
592(はぐく)(そだ)天地(あめつち)
593(かみ)御用(ごよう)()てて()
594くれぐれ(たの)鴨公(かもこう)
595(これ)一生(いつしやう)(ねがひ)ぞやと
596願掛巻(ねがひかけまく)(かみ)(まへ)
597(かみ)(めぐ)みの(さち)はひて
598夫婦(めをと)(なか)(むつま)じく
599八千代(やちよ)(はる)玉椿(たまつばき)
600(さか)えに(さか)えよ松代姫(まつよひめ)
601梅ケ香姫(うめがかひめ)竹野姫(たけのひめ)
602天之目一箇(あめのまひとつ)太玉(ふとたま)
603天之児屋根(あめのこやね)神司(かむづかさ)
604(かみ)御前(みまへ)太祝詞(ふとのりと)
605(たた)(まつ)るぞ(たふと)けれ
606(たた)(まつ)るぞ(かしこ)けれ
607(かしこ)(かみ)御教(みをしへ)
608夫婦(めをと)(ちから)(あは)()
609(うみ)内外(うちと)(くま)もなく
610(かがや)(わた)(かみ)(みち)
611(かがや)(わた)(かみ)(のり)
612(うた)(をは)()()きぬ。613コーカス(ざん)神祭(かむまつり)614(みづ)身魂(みたま)因縁(ゆかり)ある三柱神(みはしらがみ)婚姻(こんいん)(ここ)芽出度(めでた)千秋楽(せんしうらく)()げにける。
615大正一一・三・四 旧二・六 松村真澄録)
616(昭和一〇・二・一九 王仁校正)