霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一章 正神(せいしん)邪霊(じやれい)〔四九七〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻 篇:第1篇 天岩戸開(一) よみ(新仮名遣い):あまのいわとびらき(一)
章:第1章 正神邪霊 よみ(新仮名遣い):せいしんじゃれい 通し章番号:497
口述日:1922(大正11)年03月06日(旧02月08日) 口述場所: 筆録者:外山豊二 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年9月30日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
神伊邪那岐大神の命によって、海原に漂う国を治めようと速須佐之男大神は、さまざまに心を砕いて、四天使を四方に使わして神人を教化せしめた。
しかし服する神人は少なく、荒ぶる神はそこかしこに湧き起こった。
日の出神や木花姫命のはたらきにより、一度は平らかに治まったが、その御世も夢のように過ぎ去って、再び曲津神の荒ぶ世の中になってしまった。
神素盞嗚大神は、地教山を出てコーカス山に現れ、正しい神人らを呼び集め、曲津神を言向け和そうとしつつあった。
磐楠彦の三人の息子・高光彦、玉光彦、国光彦は、神素盞嗚大神の命を受けて、筑紫島の豊の国の宣伝に赴いた。
邪神に憑依されたウラル彦は、鬼武彦ら白狐らに包囲され、ウラル山に押し込められて活動できずにいた。ウラル姫はコーカス山に根拠を定めようとしたが、神素盞嗚大神の勢力に奪われた。
曲津神たちはアーメニヤの都から四方八方に散り、世界各地で悪逆無道の限りを尽くすに至った。地上は闇に閉ざされ、各所に争いが起こった。
神素盞嗚大神は心を痛め、母神・伊邪那美大神の在す月界に還ろうとまで思いつめるまでに至った。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2020-11-11 23:07:37 OBC :rm1201
愛善世界社版:9頁 八幡書店版:第2輯 629頁 修補版: 校定版:9頁 普及版:3頁 初版: ページ備考:
001高天原(たかあまはら)神司(かむづかさ)
002(かむ)伊邪諾(いざなぎ)大神(おほかみ)
003(よさ)しのままに海原(うなばら)
004(ただよ)(くに)(をさ)めむと
005(はや)須佐之男(すさのを)大神(おほかみ)
006千々(ちぢ)(こころ)(なや)ませつ
007御霊(みたま)(さちは)ひましまして
008天津(あまつ)御空(みそら)月照彦(つきてるひこ)
009(かみ)(みこと)足真彦(だるまひこ)
010(をしへ)四方(よも)弘子彦(ひろやすひこ)
011(かみ)(みこと)(つか)はして
012大海原(おほうなばら)群集(うごなは)
013(もも)神人(かみびと)言向(ことむ)けて
014直日(なほひ)(みち)(さと)せども
015まつらふ(かみ)少名彦(すくなひこ)
016豊国姫(とよくにひめ)活動(はたらき)
017大海原(おほうなばら)潮沫(しほなは)
018なりて()()浅猿(あさま)しさ
019八束(やつか)(ひげ)胸先(むねさき)
020(なが)年月(としつき)()(うれ)
021(かみ)(おも)ひて()(たま)
022(あら)()(かみ)(おとな)ひは
023五月蠅(さばへ)(ごと)(みな)()きて
024(よろづ)(わざは)(ことごと)
025むらがり(おこ)青山(あをやま)
026枯山(かれやま)(ごと)()(から)
027海河(うみかは)ことごと()()しぬ
028国治立(くにはるたち)大神(おほかみ)
029(こころ)千々(ちぢ)(くだ)かせつ
030(かた)(たま)ひし海原(うなばら)
031(くに)八十国(やそくに)八十島(やそしま)
032()出神(でのかみ)()花姫(はなひめ)
033(かみ)(みこと)活動(はたらき)
034一度(いちど)(きよ)(たひら)けく
035浦安国(うらやすくに)(をさ)まりて
036神人(かみびと)(ゑら)(たの)しみし
037その祥代(あらたよ)(ゆめ)()
038(ゆめ)()()醜神(しこがみ)
039伊猛(いたけ)(くる)()となりて
040天足(あだる)(ひこ)胞場姫(えばひめ)
041(たま)より()でし曲津(まがつ)(かみ)
042八岐(やまた)大蛇(をろち)曲狐(まがきつね)
043(しこ)枉鬼(まがおに)八十(やそ)曲津(まがつ)
044(あめ)(した)をば縦横(たてよこ)
045(すさ)(うと)びて常暗(とこやみ)
046()とは(ふたた)びなりにけり
047(かむ)素盞嗚(すさのを)大神(おほかみ)
048地教(ちけう)(やま)(あと)にして
049魔神(まがみ)巣喰(すく)ふコーカスの
050(みね)(あら)はれましまして
051(ただ)しき(かみ)招集(よびつど)
052両刃(もろは)(つるぎ)()()たし
053(まが)言向(ことむ)けて(あめ)(した)
054浦安国(うらやすくに)(たひ)らけく
055(つく)()さむと思召(おぼしめ)
056千座(ちくら)置戸(おきど)()はせつつ
057世人(よびと)(すく)瑞霊(みづみたま)
058(ふか)(めぐ)みを白瀬川(しらせがは)
059()()()()(いつ)()つの瀑布(たき)
060心筑紫(こころつくし)(とよ)(くに)
061磐樟彦(いはくすひこ)(うづ)御子(みこ)
062高光彦(たかてるひこ)玉光彦(たまてるひこ)
063国光彦(くにてるひこ)言依(ことよ)さし
064(きよ)めますこそ(たふと)けれ。
065 常世彦(とこよひこ)後身(こうしん)なるウラル(ひこ)は、066八岐(やまた)大蛇(をろち)(れい)憑依(ひようい)されて、067(みづか)盤古(ばんこ)神王(しんわう)(いつは)りウラル(さん)立籠(たてこも)(あめ)(した)四方(よも)(くに)体主(たいしゆ)霊従(れいじう)(をしへ)帰順(きじゆん)せしめむとし、068百方(ひやつぱう)心力(しんりよく)(つく)しつつあれども、069ウラル(さん)接近(せつきん)せる大江山(たいかうざん)鬼武彦(おにたけひこ)数多(あまた)眷族(けんぞく)引伴(ひきつ)れて、070(かた)(まも)()れば流石(さすが)邪神(じやしん)も、071跋扈(ばつこ)跳梁(てうりやう)するに(よし)なく、072一方(いつぱう)常世姫(とこよひめ)後身(こうしん)ウラル(ひめ)大気津(おほげつ)(ひめ)(あら)はれて、073アーメニアの()神都(しんと)(ひら)き、074東西(とうざい)相応(あひおう)じて体主(たいしゆ)霊従(れいじう)神策(しんさく)(おこな)はむと、075数多(あまた)魔神(まがみ)使役(しえき)して筑紫(つくし)(しま)蹂躙(じうりん)し、076瀬戸(せと)(うみ)077(くれ)(うみ)根拠(こんきよ)(さだ)め、078縦横(じうわう)無尽(むじん)活躍(くわつやく)せむとしたるも、079エルサレムの旧都(きうと)()橄欖山(かんらんざん)一名(いちめい)黄金山(わうごんざん)()埴安彦(はにやすひこの)(かみ)080埴安姫(はにやすひめの)(かみ)(あら)はれ(たま)ひて、081天教(てんけう)082地教(ちけう)両山(りやうざん)(とも)(あひ)呼応(こおう)麻柱(あななひ)(をしへ)(もつ)(きよ)言霊(ことたま)()らせ(たま)へば、083流石(さすが)曲神(まがかみ)進退(しんたい)()(きは)まり、084第二(だいに)策源地(さくげんち)としてコーカス(ざん)根拠(こんきよ)(さだ)めたりしが、085(また)もや三五教(あななひけう)宣伝使(せんでんし)(ため)()(はら)はれ、086(いま)(ほとん)(さく)(ほどこ)(ところ)なく、087アーメニアの(みやこ)()て、088八百万(やほよろづ)曲神(まがかみ)四方(しはう)八方(はつぱう)散乱(さんらん)し、089筑紫(つくし)(しま)(はじ)高砂島(たかさごじま)090常世(とこよ)(しま)091豊秋津(とよあきつ)(しま)092竜宮島(りゆうぐうじま)(とう)死物狂(しにものぐる)ひとなつて、093悪逆(あくぎやく)無道(ぶだう)(かぎ)りを(つく)すこそ(うた)てけれ。
094 地上(ちじやう)(ふたた)妖気(えうき)(みた)され、095天日(てんじつ)(くら)く、096邪気(じやき)発生(はつせい)して草木(さうもく)(いろ)(うしな)ひ、097闘争(とうさう)所々(しよしよ)(おこ)り、098悪病(あくびやう)蔓延(まんえん)(ふたた)常世(とこよ)(やみ)一変(いつぺん)して、099諸神(しよしん)100諸人(しよじん)()(さけ)(こゑ)は、101天地(てんち)充満(じうまん)するに(いた)れり。102(しか)るに悪神(あくがみ)()は、103アーメニアを死守(ししゆ)して(いきほ)(あなど)るべからず、104ウラル(さん)(また)看過(かんくわ)すべからざる形勢(けいせい)にあり。105変幻(へんげん)出没(しゆつぼつ)(きは)まり()魔神(まがみ)活躍(くわつやく)は、106()(つき)猛烈(まうれつ)となり収拾(しうしふ)すべからざる惨状(さんじやう)(てい)するに(いた)りたれば、107(かむ)素盞嗚(すさのをの)大神(おほかみ)(おほい)(これ)(うれ)(たま)ひて、108母神(ははがみ)()します月界(よみのくに)(かへ)らむかとまで、109(こころ)(いた)(たま)ひつつありける。
110 あゝ()闇黒(あんこく)()如何(いか)にして、111(ふたた)(もと)理想(りさう)神世(かみよ)(かへ)るべき(みち)のあるべきや心許(こころもと)なき次第(しだい)なりける。
112大正一一・三・六 旧二・八 外山豊二録)

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