霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
目 次設 定
設定
印刷用画面を開く [?]プリント専用のシンプルな画面が開きます。文章の途中から印刷したい場合は、文頭にしたい位置のアンカーをクリックしてから開いて下さい。[×閉じる]
テキストのタイプ [?]ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。[×閉じる]

文字サイズ
フォント

ルビの表示



アンカーの表示 [?]本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。[×閉じる]


宣伝歌 [?]宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。[×閉じる]
脚注 [?][※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。[×閉じる]


文字の色
背景の色
ルビの色
傍点の色 [?]底本で傍点(圏点)が付いている文字は、『霊界物語ネット』では太字で表示されますが、その色を変えます。[×閉じる]
外字1の色 [?]この設定は現在使われておりません。[×閉じる]
外字2の色 [?]文字がフォントに存在せず、画像を使っている場合がありますが、その画像の周囲の色を変えます。[×閉じる]

  

表示がおかしくなったらリロードしたり、クッキーを削除してみて下さい。


マーキングパネル
設定パネルで「全てのアンカーを表示」させてアンカーをクリックして下さい。

【引数の設定例】 &mky=a010-a021a034  アンカー010から021と、034を、イエローでマーキング。

          

第一〇章 四百種病(しひやくしゆびやう)〔六二一〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第17巻 如意宝珠 辰の巻 篇:第2篇 千態万様 よみ:せんたいばんよう
章:第10章 第17巻 よみ:しひゃくしゅびょう 通し章番号:621
口述日:1922(大正11)年04月22日(旧03月26日) 口述場所: 筆録者:東尾吉雄 校正日: 校正場所: 初版発行日:1923(大正12)年1月10日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
お楢が黒姫を案内して自宅に戻ってくると、お節はうなされて青彦の名を呼んでいた。
黒姫は、日の出神の筆先と称して、高姫の神諭を読み聞かせ始めた。そして、侍女二人に、ウラナイ教の宣伝歌を歌わせ舞わせた。
するとお節の容態はますます悪くなり、苦しみ始めた。それを見てお楢は嘆き始める。
黒姫は、神界の御用が急ぐと言い訳をして、その場を立ち去ってしまう。
主な登場人物: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm1710
愛善世界社版:147頁 八幡書店版:第3輯 578頁 修補版: 校定版:154頁 普及版:65頁 初版: ページ備考:
001 真名井ケ原(まなゐがはら)(うづ)宝座(ほうざ)参拝(さんぱい)せむと、002(いき)せき()つて(すす)()きたるお(なら)は、003ゆくりなくもウラナイ(けう)鍵鑰(けんやく)(にぎ)れる女豪傑(をんながうけつ)黒姫(くろひめ)()()せられ、004くれり心機(しんき)一変(いつぺん)し、005()(ひら)(あし)(うら)(かへ)して、006スタスタと黒姫(くろひめ)一行(いつかう)(ともな)ひ、007(やうや)丹波村(たんばむら)伏屋(ふせや)()きにける。
008(なら)『モシモシ、009ウラナイ(けう)大将様(たいしやうさま)010此処(ここ)(わたし)荒屋(あばらや)御座(ござ)います。011サアサアどうぞお這入(はい)(くだ)さいませ。012(さぞ)疲労(くたびれ)でせう』
013黒姫(くろひめ)『ナニ、014これしきの雪道(ゆきみち)疲労(くたびれ)るやうな(こと)で、015三千世界(さんぜんせかい)神界(しんかい)御用(ごよう)出来(でき)ますものか、016ウラナイ(けう)にはソンナ弱虫(よわむし)()りませぬ、017オホヽヽヽ』
018(なら)『どうぞ()をつけてお這入(はい)(くだ)さい、019大江山(おほえやま)鬼落(おにおと)しが()つて御座(ござ)いますから、020ウカウカ這入(はい)ると大変(たいへん)(こと)出来(しゆつたい)(いた)します。021サアサア(わたし)(とほ)(ところ)(あし)をきめて(とほ)つて(くだ)され、022一足(ひとあし)でも(ほか)(ある)くと、023陥穽(おとしあな)()()みますから』
024黒姫(くろひめ)『ナント用心(ようじん)()(こと)だナア、025アヽ感心(かんしん)々々(かんしん)026(なん)()うても比沼(ひぬ)真名井(まなゐ)(みづ)(みたま)悪神(あくがみ)(あら)はれる()(なか)ぢやから、027この(くらゐ)注意(ちうい)はして()かななりますまい。028サアサア、029(てる)さま、030(きよ)さま、031(わたし)(あと)()みて()るのだよ』
032(なら)『モウ大丈夫(だいぢやうぶ)御座(ござ)います。033サアサアどうぞお(あが)(くだ)さいませ』
034黒姫(くろひめ)『ハヽア、035平助(へいすけ)どのはこの井戸(ゐど)(みづ)()みて()けたのだな。036ホンニホンニ(あぶ)なさうな井戸(ゐど)ぢや。037()アさま、038(まへ)随分(ずゐぶん)(とし)をとつて()るから()()けなされよ』
039(なら)有難(ありがた)御座(ござ)います。040(むすめ)(さぞ)(よろこ)ぶことで御座(ござ)いませう』
041 お(せつ)夢中(むちう)になつて、
042青彦(あをひこ)さま、043青彦(あをひこ)さま』
044()ンで()る。
045黒姫(くろひめ)『ドレドレ、046これから(かみ)さまへ御祈念(ごきねん)をして()げよう。047それについても(ひと)(わたし)(はなし)(とつく)りと()いた(うへ)(こと)だ。048()アさま、049()きますかな』
050(なら)有難(ありがた)(かみ)さまのお(はなし)051どうぞ()かして(くだ)さいませ』
052黒姫(くろひめ)『この(むすめ)病気(びやうき)は、053全体(ぜんたい)けつたい(やまひ)ぢや。054病気(びやうき)には四百種病(しひやくしゆびやう)というて沢山(たくさん)(やまひ)がある。055(その)(なか)でも百種(ひやくいろ)(やまひ)()つて()いても(なほ)る。056あとの百種(ひやくいろ)(くすり)医者(いしや)とで全快(ぜんくわい)する。057(また)あとの百種(ひやくいろ)は、058(かみ)さまぢや()いと(なほ)らぬのぢや。059そして、060あとの百種(ひやくいろ)(かみ)さまでも医者(いしや)でも(くすり)でも(なほ)りはせぬ。061これを四百種病(しひやくしゆびやう)()ふのだ。062この(むすめ)第三番目(だいさんばんめ)()うた神信心(かみしんじん)()ければ到底(たうてい)(なほ)らぬ。063医者(いしや)さまでも有馬(ありま)()でもと()怪体(けつたい)(すゐ)病気(びやうき)ぢや、064青彦(あをひこ)々々(あをひこ)()ふのは、065大方(おほかた)(わたし)使(つか)つて()るウラナイ(けう)宣伝使(せんでんし)066(いま)三五教(あななひけう)(はう)けて、067この(あひだ)音彦(おとひこ)とやらの(あと)についてウロついて()(をとこ)ぢや。068この(むすめ)()くなつたら青彦(あをひこ)養子(やうし)(もら)ひ、069(むすめ)から青彦(あをひこ)()きつけて、070(また)(もと)のウラナイ(けう)逆戻(ぎやくもど)りさせる神様(かみさま)のお仕組(しぐみ)病気(びやうき)(ちが)ひない。071()アさま、072これを()承知(しようち)して()(もら)はぬと(なほ)(こと)出来(でき)ぬぞい』
073(なら)『ハイハイ、074ドンナ(こと)でも生命(いのち)さへ(たす)けて(くだ)されば(うけたま)はります』
075黒姫(くろひめ)『サア、076これから()出神(でのかみ)(さま)のお筆先(ふでさき)(いただ)くから()きなされ、077このお(せつ)守護神(しゆごじん)にも()みて()かして改心(かいしん)(いた)させねば、078三五教(あななひけう)悪守護神(あくしゆごじん)()いて()るから、079()()(ため)結構(けつこう)御筆先(おふでさき)()かして()げよう。080(つつし)みて()きなされや』
081筆先(ふでさき)変性男子(へんじやうなんし)系統(ひつぽう)御身魂(おんみたま)082()()(かみ)生宮(いきみや)083常世姫命(とこよひめのみこと)(あら)はれて、084高姫(たかひめ)肉体(にくたい)()りて、085三千世界(さんぜんせかい)()(はじ)まりの、086根本(こつぽん)根本(こつぽん)の、087身魂(みたま)因縁(いんねん)性来(しやうらい)から、088大先祖(おほせんぞ)がどう()つて()ると()(こと)明白(ありやか)()いて()かす筆先(ふでさき)であるぞよ。089変性男子(へんじやうなんし)(たて)御役(おんやく)090(まこと)生粋(きつすゐ)正真(しやうまつ)大和魂(やまとだましひ)091一分一厘(いちぶいちりん)(ちが)へられぬ御役(おやく)であるぞよ。092毛筋(けすぢ)横巾(よこはば)変性男子(へんじやうなんし)系統(ひつぽう)肉体(にくたい)(うつ)つて()いた(こと)間違(まちが)ひは()いぞよ。093三千世界(さんぜんせかい)大立替(おほたてかへ)大立直(おほたてなほ)しの根本(こつぽん)結構(けつこう)御筆先(おふでさき)であるぞよ。094変性女子(へんじやうによし)身魂(みたま)(よこ)御用(ごよう)であるぞよ。095(よこ)はサトクが()ちたり、096(いと)()れたり、097色々(いろいろ)(いた)すから(あて)にならぬ(あく)のやり(かた)であるから、098変性女子(へんじやうによし)()いた筆先(ふでさき)も、099(まを)(こと)も、100行状(おこなひ)真実(まこと)(いた)すでないぞよ。101(ひと)(ひと)審神(さには)(いた)さねば、102ドエライ()()はされるぞよ。103女子(によし)御役(おやく)悪役(あくやく)で、104()(どく)御用(ごよう)であるぞよ。105身魂(みたま)因縁(いんねん)性来(しやうらい)で、106(ぜん)(おも)うて(いた)(こと)(みな)(あく)になるぞよ。107(ぜん)にも(つよ)(あく)にも(つよ)常世姫(とこよひめ)筆先(ふでさき)108(みみ)(さら)へて(しつか)()いて(くだ)されよ。109毛筋(けすぢ)(ちが)はぬ(まこと)(ひと)つの、110生粋(きつすゐ)大和魂(やまとだましひ)の、111()出神(でのかみ)生宮(いきみや)常世姫命(とこよひめのみこと)性来(しやうらい)112金毛九尾(きんまうきうび)悪神(あくがみ)を、113一旦(いつたん)キユウと(はら)()()みて改心(かいしん)させる御役(おやく)であるぞよ。114それに()いても黒姫(くろひめ)御用(ごよう)115(まこと)結構(けつこう)御役(おんやく)であるぞよ。116竜宮(りうぐう)乙姫(おとひめ)さまがお(しづ)まり(あそ)ばして御座(ござ)るぞよ。117魔我彦(まがひこ)には()出神(でのかみ)分霊(わけみたま)118柔道正宗(じうだうまさむね)守護(しゆご)(いた)すぞよ。119蠑螈別(いもりわけ)には大広木正宗(おほひろきまさむね)守護(しゆご)であるぞよ。120(この)(かみ)一度(いちど)筆先(ふでさき)()したら、121何時(いつ)になりても(ちが)ひは(いた)さぬぞよ。122(ちが)(やう)にあるのはその(ひと)(こころ)(ちが)うからだぞよ。123(から)日本(にほん)(たたか)ひが(はじ)まるぞよ。124()出神(でのかみ)(をしへ)日本(にほん)(をしへ)であるぞよ。125変性女子(へんじやうによし)(をしへ)はカラの(をしへ)であるぞよ。126変性男子(へんじやうなんし)筆先(ふでさき)と、127()出神(でのかみ)筆先(ふでさき)とをよつく調(しら)べて()(くだ)されよ。128さうしたら変性女子(へんじやうによし)因縁(いんねん)がすつくり(わか)りて()て、129ドンナ(もの)でも愛想(あいさう)をつかして()げて()ぬぞよ。130アフンと(いた)さなならぬぞよ。131常世姫(とこよひめ)御魂(みたま)(うつ)るこの肉体(にくたい)は、132(むかし)(むかし)のさる(むかし)133またも(むかし)のその(むかし)134(ひと)(むかし)大昔(おほむかし)から、135(この)()御用(ごよう)さす(ため)に、136(てん)大神(おほかみ)()(そこ)八百万(やほよろづ)(かみ)(わか)らぬ(やう)(かく)して()かれた(まこと)(ひと)つの結構(けつこう)生身魂(いきみたま)であるから、137世界(せかい)人民(じんみん)(うたが)ふのは無理(むり)なき(こと)であるぞよ。138(かみ)(おく)には(おく)があり、139その(また)(おく)には(おく)があるぞよ。140三千年(さんぜんねん)(ふか)仕組(しぐみ)であるから、141人民(じんみん)智慧(ちゑ)(がく)では、142ソウ着々(ちやくちやく)(わか)(はず)()いぞよ。143今迄(いままで)(はら)(なか)塵埃(ごもくた)をすつくりと()()して誠正真(まことしやうまつ)生粋(きつすゐ)大和魂(やまとだましひ)()りて(くだ)さらぬと、144(まこと)のお(かげ)()(はづ)すぞよ。145アフンと(いた)して眩暈(めまひ)()るぞよ。146何程(なにほど)変性女子(へんじやうによし)(しやち)になりて(こば)りても、147(まこと)(かみ)には(かな)はぬぞよ。148()肉体(にくたい)(もと)(ただ)せば、149変性男子(へんじやうなんし)生粋(きつすゐ)身魂(みたま)から(うま)れて()女豪傑(をんながうけつ)150(わか)時分(じぶん)から男子女(をとこをんな)綽名(あだな)()つた、151天狗(てんぐ)(はな)高姫(たかひめ)であるぞよ。152(いま)はフサの(くに)北山村(きたやまむら)のウラナイ(けう)太元(おほもと)の、153(かみ)(まこと)(はしら)であるぞよ。154(この)()水晶(すゐしやう)立直(たてなほ)(ため)に、155(なが)(あひだ)(かく)してありた結構(けつこう)身魂(みたま)であるぞよ。156世界(せかい)人民(じんみん)よ、157改心(かいしん)(いた)されよ。158(まこと)(ほど)結構(けつこう)()いぞよ。159苦労(くらう)(はな)()くのであるぞよ。160苦労(くらう)()しにお(かげ)()らうと(いた)して、161変性男子(へんじやうなんし)系統(ひつぽう)()()みて、162(わが)()()()らうと(いた)したらスコタンを()うぞよ。163()いた(くち)がすぼまらぬ、164(うし)(くそ)天下(てんか)()るとは、165今度(こんど)(たとへ)であるぞよ。166(かみ)(まを)(こと)をきかずに()つて()よれ、167十万億土(じふまんおくど)地獄(ぢごく)(かま)のドン(ぞこ)(おと)して(しま)ふぞよ、168神界(しんかい)169幽界(いうかい)170現界(げんかい)(まこと)(すく)(ぬし)は、171変性男子(へんじやうなんし)()出神(でのかみ)生宮(いきみや)とであるぞよ。172女子(によし)身魂(みたま)(この)()(みだ)れた()(かた)()せるお(やく)173(あま)岩戸(いはと)()める御苦労(ごくらう)なかけ()への()身魂(みたま)であるぞよ。174これも身魂(みたま)因縁(いんねん)性来(しやうらい)で、175(むかし)因縁(いんねん)(まは)つて()たのであるから、176(かみ)(うら)めて(くだ)さるなよ。177(わが)()因縁(いんねん)(うら)みて()こうより仕方(しかた)()いぞよ。178(てん)にも()にもかけ()への()()出神(でのかみ)生宮(いきみや)が、179三千世界(さんぜんせかい)(かみ)180仏事(ぶつじ)181守護神(しゆごじん)182人民(じんみん)()をつけて()くぞよ。183改心(かいしん)さへ出来(でき)て、184この常世姫(とこよひめ)(まを)(こと)(わか)りたら、185如何(どん)(こと)でも(かな)へてやるぞよ。186(やまひ)(くらゐ)()でも()いぞよ。187(たましひ)(みが)いて改心(かいしん)なされ。188常世姫(とこよひめ)()をつけた(うへ)にも()()けるぞよ。189俄信心(にはかしんじん)()()はん。190信心(しんじん)正勝(まさか)(とき)(つゑ)()るぞよ。191一時(いちじ)(はや)身魂(みたま)洗濯(せんたく)いたして、192(かみ)(すが)りて(くだ)されよ。193(むかし)(かみ)はものは()はなかつたぞよ。194時節(じせつ)(きた)りて(うしとら)金神(こんじん)()(あら)はれて、195三千世界(さんぜんせかい)立替(たてか)立直(たてなほ)しを(あそ)ばすについて、196第一番(だいいちばん)に、197御改心(ごかいしん)なされたのが竜宮(りうぐう)乙姫(おとひめ)(さま)であるぞよ。198この竜宮(りうぐう)乙姫(おとひめ)(さま)は、199黒姫(くろひめ)肉体(にくたい)にお(しづ)まり(あそ)ばして、200日夜(にちや)神界(しんかい)御苦労(ごくらう)()りて()るから、201粗末(そまつ)(おも)うたら、202(かみ)()ざわりに()るぞよ。203高姫(たかひめ)肉体(にくたい)(もと)性来(しやうらい)勿体(もつたい)なくも(てん)大神様(おほかみさま)直々(ぢきぢき)分霊(わけみたま)であるから、204()出神(でのかみ)()()うて、205()立替(たてかへ)()となつて、206千騎一騎(せんきいつき)御活動(ごくわつどう)(あそ)ばす御役(おんやく)となりたぞよ。207金勝要(きんかつかね)大神(おほかみ)208坤金神(ひつじさるのこんじん)も、209一寸(ちよつと)()(つよ)いぞよ。210(はや)改心(かいしん)なさらぬと、211神界(しんかい)御用(ごよう)(おく)れるぞよ。212神界(しんかい)御用(ごよう)(おく)れると、213それ(だけ)214(かみ)人民(じんみん)難儀(なんぎ)(いた)すから、215(はや)改心(かいしん)(いた)して、216変性男子(へんじやうなんし)常世姫(とこよひめ)御魂(みたま)宿(やど)りて()()出神(でのかみ)生宮(いきみや)(まを)(こと)()いて(くだ)されよ。217きかな()くやうに(いた)して改心(かいしん)させるぞよ。218三五教(あななひけう)(かみ)気障(きざわ)りがあるから、219(かみ)仕組(しぐみ)()へて()肉体(にくたい)御用(ごよう)をさして()るぞよ。220神力(しんりき)智慧(ちゑ)(がく)との(ちから)(くら)べ、221常世姫(とこよひめ)神力(しんりき)(つよ)いか、222変性女子(へんじやうによし)智慧(ちゑ)(がく)(つよ)いか、223(かみ)(がく)との(ちから)(くら)べであるぞよ。224(かみ)(みち)には旧道(きうだう)新道(しんだう)(みち)二筋(ふたすぢ)(こしら)へてありて、225()(みち)()きよるかと(おも)うて、226(かみ)がジツと()()れば、227新道(しんだう)(よろこ)びて()きよるが仕舞(しまひ)にはバツタリ行当(ゆきあた)りて(しま)うて、228(また)もとの旧道(きうだう)(かへ)つて()ねば()らぬ(やう)()つて(しま)うぞよ。229大橋(おほはし)()えて()(さき)へ、230行方(ゆくへ)(わか)らぬ後戻(あともど)り、231慢神(まんしん)すると(その)(とほ)り、232(はや)改心(かいしん)(いた)さぬと、233(あを)(かほ)してシヨゲ(かへ)白米(しらが)(もみ)(まじ)つた(やう)にして()るのを()るのが、234()常世姫(とこよひめ)(つら)いから、235(はら)()(ほど)()()けてやるが、236変性女子(へんじやうによし)()(つよ)うて、237慢神(まんしん)(いた)して()るから、238(かみ)ももう(たす)けやうが()いぞよ。239もう勘忍袋(かんにんぶくら)がきれたぞよ。240それにつけては(みな)(もの)241変性女子(へんじやうによし)(まを)すこと、242一々(いちいち)審神(さには)(いた)してかからぬと、243アフンと(いた)(こと)出来(しゆつたい)(いた)すぞよ。244常世姫(とこよひめ)(うつ)肉体(にくたい)(あなど)りて()ると、245スコタン()(こと)出来(でき)るから、246クドウ(まを)して()をつけて()くぞよ』
247(いづ)御魂(みたま)筆先(ふでさき)抜萃(ばつすい)した高姫(たかひめ)()いた神諭(しんゆ)を、248(こゑ)高々(たかだか)()()かして()る。
249 お(なら)(たたみ)(あたま)()りつけ、250ブルブルと(ふる)()きに()いて()る。251(せつ)発熱(はつねつ)(はなはだ)しく、252益々(ますます)青彦(あをひこ)青彦(あをひこ)』と夢中(むちう)になつて(さけ)びはじめたり。253黒姫(くろひめ)清子(きよこ)254照子(てるこ)二人(ふたり)(むか)ひ、
255『サアサア(わたし)(いま)筆先(ふでさき)拝読(いただ)いたから、256今度(こんど)はお(まへ)さまがウラナイ(けう)宣伝歌(せんでんか)(うた)ふのぢや、257サアサア(はや)う、258()(ぞこな)ひの()いやうに(うた)ひなされ』
259 二人(ふたり)はハイと(こた)へて()()ち、260(やまひ)(くる)しむお(せつ)枕辺(まくらべ)(まは)り、261(こゑ)張上(はりあ)げて、
262朝日(あさひ)()るとも(くも)るとも
263(つき)()つとも()くるとも
264仮令(たとへ)大地(だいち)(しづ)むとも
265ウラナイ(けう)()(すく)
266常世(とこよ)(くに)常世姫(とこよひめ)
267(むかし)神代(かみよ)のそのままの
268大和魂(やまとだましひ)生粋(きつすゐ)
269()出神(でのかみ)生宮(いきみや)
270(あら)はれ()でたる高姫(たかひめ)
271身魂(みたま)にかかりて(ふで)をとり
272三千世界(さんぜんせかい)(うめ)(はな)
273一度(いちど)(ひら)くことのよし
274委曲(うまら)詳細(つばら)()(さと)
275たとへ大地(だいち)(しづ)むとも
276月日(つきひ)西(にし)から(のぼ)るとも
277()出神(でのかみ)生宮(いきみや)
278()いた筆先(ふでさき)()うたこと
279毛筋(けすぢ)横巾(よこはば)ちがはぬぞ
280(ちが)うと(おも)ふは(その)(ひと)
281(こころ)間違(まちが)ひある(ゆゑ)
282(むかし)神代(かみよ)(をり)からに
283世界(せかい)のために苦労(くらう)した
284高姫(たかひめ)黒姫(くろひめ)魔我彦(まがひこ)
285高山彦(たかやまひこ)蠑螈別(いもりわけ)
286いづの身魂(みたま)(あら)はれて
287竜宮(りうぐう)さまの御守護(おんしゆご)
288(この)()(たから)()()げて
289北山村(きたやまむら)にウラナイの
290(かみ)(をしへ)射場(いば)()
291世界(せかい)(ひと)(をし)()
292()にも(たふと)(かみ)()
293()根本(こつぽん)因縁(いんねん)
294どこどこ(まで)()(さと)
295常世(とこよ)(ひめ)のお筆先(ふでさき)
296昔々(むかしむかし)神代(かみよ)から
297(かく)しおいたる生身魂(いくみたま)
298()出神(でのかみ)生魂(いくたま)
299(から)日本(やまと)(ことごと)
300(あく)仕組(しぐみ)をとり調(しら)
301四方(よも)国々(くにぐに)島々(しまじま)
302()れなく()らす(かみ)(みち)
303いづの身魂(みたま)御教(おんをしへ)
304変性男子(へんじやうなんし)御身魂(おんみたま)
305(ぜん)身魂(みたま)生粋(きつすゐ)
306変性女子(へんじやうによし)瑞身魂(みづみたま)
307(あく)(かがみ)(さだ)まりた
308(ぜん)苦労(くらう)(なが)けれど
309(あく)苦労(くらう)(みじか)いぞ
310(あく)(みち)()きや(ある)きよい
311(ぜん)(みち)(ほど)(けは)しいぞ
312(けは)しい(みち)(よろこ)びて
313(ある)いて()けば(すゑ)(つひ)
314(まこと)(ひら)(かみ)(くに)
315(ひろ)(みち)をば(よろこ)びて
316(すす)みて()けば(すゑ)つひに
317ハタと(つま)つて(いばら)むら
318(はり)身体(からだ)をひつ()いて
319逆転倒(さかとんぼり)(みな)うつて
320ヂリヂリ(まひ)をしたとても
321あとの(まつり)ぢや十日菊(とをかぎく)
322(まこと)(かみ)(まを)すうち
323()かずに()るならやつて()
324(ぜん)(あく)との立別(たてわ)けの
325千騎一騎(せんきいつき)大峠(おほたうげ)
326変性女子(へんじやうによし)をふり()てて
327常世(とこよ)(ひめ)生宮(いきみや)
328(あら)はれ()でたる高姫(たかひめ)
329()出神(でのかみ)御経綸(おんしぐみ)
330万劫末代(まんごふまつだい)(かん)ばしき
331()(のこ)さうと(おも)ふなら
332ウラナイ(けう)(かみ)(みち)
333一日(ひとひ)(はや)片時(かたとき)
334(さき)(あらそ)(あゆ)めかし
335(かしこ)(かみ)のウラナイの
336(まこと)(ひと)つの根本(こつぽん)
337毛筋(けすぢ)(ちが)はぬこの(をしへ)
338(かみ)(おく)には(おく)がある
339その(また)(おく)には(おく)がある
340大国常立大神(おほくにとこたちおほかみ)
341三千年(さんぜんねん)御仕組(おんしぐみ)
342(すみ)から(すみ)まで(さと)つたる
343あの高姫(たかひめ)生宮(いきみや)
344三千世界(さんぜんせかい)宝物(たからもの)
345(ひろ)世界(せかい)人民(じんみん)
346(いま)ぢや(はや)ぢやと早鐘(はやがね)
347()いて()らする常世姫(とこよひめ)
348(やみ)(まよ)うた身魂(みたま)をば
349()()守護(しゆご)(たす)けむと
350(あさ)(ゆふ)なに一筋(ひとすぢ)
351(まこと)(をしへ)(つた)()
352常世(とこよ)(ひめ)真心(まごころ)
353(ぜん)(かがみ)ぢや()(かがみ)
354(まこと)(かがみ)はここにある
355身魂(みたま)(きよ)めて()()たら
356三千世界(さんぜんせかい)()えすくぞ
357鎮魂帰神(ちんこんきしん)せい()して
358変性女子(へんじやうによし)(なら)ふより
359(かみ)から()したこの(かがみ)
360(ひと)(のぞ)いて()るがよい
361三千世界(さんぜんせかい)有様(ありさま)
362一目(ひとめ)()えるこの(をしへ)
363ウラナイ(けう)()(すく)
364(まこと)(みち)(かむ)ばしら
365()出神(でのかみ)生宮(いきみや)
366三千世界(さんぜんせかい)太柱(ふとばしら)
367グツと(にぎ)つて()(ほど)
368世界(せかい)(こと)(なん)なりと
369常世(とこよ)でなけりや(わか)りやせぬ
370真名井(まなゐ)(かみ)(なに)(えら)
371(みづ)身魂(みたま)(なに)(こわ)
372(こわ)いと()うたら(わが)(こころ)
373(こころ)(ひと)つのウラナイ(けう)
374(こころ)()をも大神(おほかみ)
375(ささ)げて(いの)れよく(いの)
376(いの)(まこと)神心(かみごころ)
377あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
378身魂幸倍坐(みたまさちはへま)しませよ』
379(うた)(をは)れば、380(せつ)益々(ますます)(くる)しみ(もだ)え、381(つひ)にはキヤアキヤアと(あや)しき(こゑ)()(しぼ)り、382冷汗(ひやあせ)(たき)(ごと)(なが)()で、383容態(ようだい)刻々(こくこく)危険(きけん)状態(じやうたい)()りける。
384(なら)『モシモシ(みな)さま、385御親切(ごしんせつ)(をが)みて(くだ)さいまして有難(ありがた)御座(ござ)いますが、386(まへ)さまが此処(ここ)御座(ござ)つてから、387(せつ)病気(びやうき)(らく)になるかと(おも)へば、388一息々々(ひといきひといき)389(くる)しさうに()つて()る、390コラマア()うしたら(よろ)しいのだ。391オーンオーンオーン』
392黒姫(くろひめ)『コレコレお()アさま、393勿体(もつたい)ない(こと)()ひなさるな。394これ(ほど)結構(けつこう)()出神(でのかみ)生宮(いきみや)御筆先(おふでさき)()みて()かし、395結構(けつこう)結構(けつこう)宣伝歌(せんでんか)まで(とな)へて、396()れで(わる)うなつて()(やう)(こと)があつたら、397(かみ)さまのお(かげ)やと(おも)ひなされ。398(わたし)ぢやとて()うして一刻(いつこく)(はや)(らく)()()げたい、399生命(いのち)(たす)けて()げたいと(おも)へばこそ、400コンナ山路(やまみち)(ゆき)()()けて遥々(はるばる)()たのぢやないか。401コンナ繊弱(かよわ)妙齢(としごろ)(むすめ)二人(ふたり)まで()れて此処(ここ)()たのも、402(かみ)から()へば(あさ)からぬ因縁(いんねん)ぢや。403()うなるも()うなるも神様(かみさま)思召(おぼしめし)404仮令(たとへ)(せつ)さまが国替(くにがへ)なさつた(ところ)が、405(べつ)(くや)むにも(およ)ばぬ、406如才(じよさい)()(かみ)さまが、407結構(けつこう)(ところ)()つて(くだ)さつて、408神界(しんかい)立派(りつぱ)御用(ごよう)をさして(くだ)さるのぢや。409(まへ)さまの達者(たつしや)(まも)り、410この(いへ)守護(しゆご)する(まも)(がみ)として(くだ)さるのぢや。411勿体(もつたい)ない、412(なに)不足(ふそく)さうに、413吠面(ほえづら)をかわくのぢやい、414()うなつても(あきら)めが肝腎(かんじん)ぢやぞへ』
415(なら)『ハイハイ、416有難(ありがた)御座(ござ)います。417(しか)(なが)(わたし)生命(いのち)()つて、418どうぞお(せつ)(たす)けて(くだ)さいませ。419それがお(ねが)ひで御座(ござ)います』
420黒姫(くろひめ)『ハテサテ(わか)らぬ(かた)ぢやなア。421何程(なにほど)(えら)(かみ)さまぢやとて、422(まへ)生命(いのち)とお(せつ)さまの生命(いのち)交換(かうくわん)出来(でき)るものか。423ソンナ無茶(むちや)(こと)()ひなさるな』
424 お(せつ)容態(ようだい)益々(ますます)危篤(きとく)()つて()る。425黒姫(くろひめ)(なん)とは()しに()()かぬ様子(やうす)にて、
426『コレコレ(てる)さま、427(きよ)さま、428今日(けふ)神界(しんかい)大変(たいへん)御用(ごよう)がある。429サア(かへ)りませう。430コレコレお()アさま心配(しんぱい)なさるな。431()(しつか)()つて()なさいよ。432(わし)神界(しんかい)御用(ごよう)()くから、433今日(けふ)はこれでお(いとま)(いた)します』
434(なら)『モシモシお(せつ)(たす)かりませうか、435(たす)かりますまいか』
436黒姫(くろひめ)『いづれ(らく)になるわいナ。437屹度(きつと)(なほ)る、438安心(あんしん)なされ』
439(なら)(らく)()るとはあの()()(こと)ぢやありませぬか、440(なほ)ると仰有(おつしや)るのは、441霊壇(れいだん)御魂(みたま)()つて(なほ)ると()(なぞ)ではありますまいか』
442黒姫(くろひめ)『アヽ神界(しんかい)御用(ごよう)(いそが)しい。443(てる)さま、444(きよ)さま、445サアサアお()で』
446(くも)(かすみ)比治山(ひぢやま)彼方(あなた)()してバラバラと()(かへ)()く。447あとにお(なら)はワツと(ばか)()()しぬ。
448大正一一・四・二二 旧三・二六 東尾吉雄録)
   
オニド関連サイト最新更新情報
9/15【霊界物語ネット】王仁文庫の第三篇「瑞能神歌」を掲載しました。