霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一六章 三五玉(さんごだま)〔七八一〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第26巻 海洋万里 丑の巻 篇:第4篇 波瀾重畳 よみ(新仮名遣い):はらんちょうじょう
章:第16章 三五玉 よみ(新仮名遣い):さんごだま 通し章番号:781
口述日:1922(大正11)年07月20日(旧閏05月26日) 口述場所: 筆録者:松村真澄 校正日: 校正場所: 初版発行日:1923(大正12)年6月5日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
三つの御玉の御神業のあらましをここに述べておく。如意宝珠の玉は、天津御神が永遠に現幽神の三界を治めるという天の摂理を現している。
また、黄金の玉は、経済学の根本を岩より固く撞き固め、地上世界を円満に融通按配治める金銀無為の政策を実行する神の仕組である。
紫の玉は、天下万民ことごとく神の御陵威に悦服する神人和合の基礎を守る神宝なのである。
三つの神宝は、豊葦原の瑞穂の国の五つの大陸すべてにあまねく、天国浄土の政治を浸透させ、万民を安息せしめるという神業に必要な宝なのである。これらの神宝が世に現れて光を放つ神の世が実現することは、それほど遠くないであろう。
また竜宮の一つ島の諏訪の湖に、玉依姫が守っていた五つの麻邇の神宝、青赤白黄紫の功績について語る。紫は、世界統治の基礎を永遠に固めて天下を安国と治める王者の身魂である。
赤は、王者に仕えて民を治める大臣の陵威の活動そのものである。白は、国魂神と現れて、上に仕え民を治める小さき臣の活動の功績である。土に因んだ黄は、神を敬い大君を尊び祀り、耕し、工業に携わり、物流に仕える民の天地自然の功績である。
しかし今や心の赤い玉、白い玉、黄色の玉は曇り果ててしまっている。天火水地を按配してこの神玉の活用を円満晴朗・自由自在に照らして守るのは、紫の玉である。
紫の麻邇の玉は今、微光を放ちつつある。綾の聖地にその片光を現して、常世の暗を隈なく照らす。その光彩は、厳の御霊と瑞の御霊の経と緯との御玉でもって、世界十字に踏みならし、百千万の神人の救いのために、千万の悩みを忍び出で給う。
すると、少しの学識を鼻にかけた鼻高が、『変性女子の瑞御霊の副守がまたもや発動して、訳のわからぬ気焔を吐いている。皆々一同、注意して審神をしなくてはならない。近くに侍る盲信者のように迎合盲従はならないぞ。』などと小理屈を並べて神の経綸を乱そうと企む。
副守の悪霊に駆使されて、空前絶後の神業から外れてしまう人もたまにある。信徒たちは互いに気をつけ助け合い、慢心の果てに行き詰まって醜態をさらさないようにと瑞月が気をつける次第である。
誠を知らない知恵学者はこの物語を見て軽侮の念を起こす者あり、冷笑悪罵はもとより承知の上、瑞月が神の御言をかしこみて、三五教の真相を、学と知識の評釈で取り違えた過ちを宣り直させて誠の道を知らそうと、口の車の転ぶままに長々と記しおく。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm2616
愛善世界社版:239頁 八幡書店版:第5輯 224頁 修補版: 校定版:263頁 普及版:86頁 初版: ページ備考:
001金剛(こんがう)不壊(ふゑ)如意(によい)宝珠(ほつしゆ)
002黄金(こがね)(たま)(むらさき)
003()つの御玉(みたま)()神業(しんげふ)
004あらまし此処(ここ)()べておく
005天津(あまつ)御神(みかみ)永久(とこしへ)
006現幽神(げんいうしん)三界(さんかい)
007永遠(ゑいゑん)無窮(むきう)(をさ)めます
008天壤(てんぜう)無窮(むきう)神宝(しんぱう)
009金剛(こんがう)不壊(ふゑ)宝珠(ほつしゆ)なり
010経済学(けいざいがく)根本(こんぽん)
011(いは)より(かた)くつきかため
012地上(ちじやう)世界(せかい)円満(ゑんまん)
013融通(ゆうづう)按配(あんばい)(をさ)めゆく
014金銀(きんぎん)無為(むゐ)政策(せいさく)
015実行(じつかう)(いた)すは黄金(わうごん)
016(いづ)宝珠(ほつしゆ)永久(とこしへ)
017(かは)らぬ(かみ)仕組(しぐみ)なり
018(また)(むらさき)宝玉(ほうぎよく)
019天下(てんか)万民(ばんみん)(ことごと)
020(かみ)御稜威(みいづ)悦服(えつぷく)
021神人(しんじん)和合(わがふ)(その)基礎(きそ)
022永遠(ゑいゑん)無窮(むきう)(まも)ります
023(かみ)(さだ)めし神宝(しんぱう)
024(そもそ)()つの御宝(みたから)
025天津(あまつ)御神(みかみ)国津(くにつ)(かみ)
026天国(てんごく)浄土(じやうど)政治(せいぢ)をば
027豊葦原(とよあしはら)瑞穂国(みづほくに)
028(いつ)つの(しま)(くま)もなく
029(かみ)(たす)けと諸共(もろとも)
030伊照(いて)(とう)らし万民(ばんみん)
031安息(あんそく)せしむる神業(かむわざ)
032最大(さいだい)必要(ひつえう)(たから)なり
033あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
034深遠(しんゑん)微妙(びめう)神界(しんかい)
035万世(ばんせい)不磨(ふま)()経綸(けいりん)
036(ふと)御稜威(みいづ)高熊(たかくま)
037(やま)(かく)せし黄金(わうごん)
038(あした)()ぐる(にはとり)
039波間(はかん)(うか)神島(かみしま)
040常磐(ときは)(まつ)根底(こんてい)
041かくし(たま)ひし珍宝(うづたから)
042金剛(こんがう)不壊(ふゑ)如意(によい)宝珠(ほつしゆ)
043(てん)(くわ)(すゐ)()(むす)びたる
044紫色(むらさきいろ)神宝(しんぱう)
045(いよいよ)(この)()(あら)はれて
046(ひかり)(はな)(かみ)()
047さまで(とほ)くはあらざらめ
048(この)()(つく)りし大神(おほかみ)
049(みづ)()らさぬ(おん)仕組(しぐみ)
050竜宮城(りうぐうじやう)乙姫(おとひめ)
051(たま)御手(みて)より(たま)ひたる
052浦島(うらしま)太郎(たらう)玉手函(たまてばこ)
053それに(まさ)りて(たふと)きは
054()つの御玉(みたま)(ひかり)なり
055あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
056御霊(みたま)(さち)はへましまして
057一日(ひとひ)(はや)片時(かたとき)
058とく(すむや)けく()(ため)
059(あら)はれまして(うしとら)
060()てに(かく)れし元津(もとつ)(かみ)
061(ひつじさる)なる姫神(ひめがみ)
062(たて)(よこ)との水火(いき)(あは)
063神世(みよ)(やす)らけく(たひ)らけく
064(をさ)(たま)はむ(とき)はいつ
065()()(なが)(つる)(くび)
066(かめ)(よはひ)(かみ)()
067渇仰(かつかう)翹望(げうばう)なしながら
068(しづ)かに()つぞ(たの)しけれ
069(なみ)(ただよ)(ひと)(じま)
070黄金(こがね)(はな)()竜宮(りうぐう)
071秘密(ひみつ)(さと)(きこ)えたる
072果物(くだもの)(ゆたか)玉野原(たまのはら)
073一眸(いちばう)(せん)()(その)(なか)
074青垣山(あをがきやま)三方(さんぱう)
075いと(うる)はしく(めぐ)らせる
076金波(きんば)(ただよ)諏訪(すは)(うみ)
077玉依姫(たまよりひめ)永久(とこしへ)
078水底(みなそこ)(ふか)(しづ)まりて
079(まも)(たま)ひし麻邇(まに)(たま)
080(てん)(くわ)(すゐ)()(むす)びたる
081(あお)(あか)(しろ)()(むらさき)
082(たま)功績(いさを)()べつれば
083世界(せかい)統治(とうぢ)(いしずゑ)
084堅磐(かきは)常磐(ときは)につきかため
085(あめ)(した)をば安国(やすくに)
086(をさ)むる王者(わうじや)身魂(みたま)こそ
087紫玉(むらさきだま)功績(いさをし)
088王者(わうじや)(つか)(たみ)(をさ)
089中執臣(なかとりおみ)(いそ)しみて
090世界(せかい)(をさ)むる大臣(おほおみ)
091稜威(いづ)活動(くわつどう)(その)ものは
092(こころ)(あか)赤玉(あかだま)
093天地(てんち)自然(しぜん)功績(いさをし)
094国魂神(くにたまがみ)(あら)はれて
095(もも)民草(たみぐさ)(をさ)めゆく
096(ちひ)さき(おみ)活動(くわつどう)
097(おみ)(くらゐ)水御玉(みづみたま)
098(かみ)(ゐやま)(しも)()
099(おみ)(くらゐ)()(つく)
100(うへ)無窮(むきう)大君(おほぎみ)
101(しも)天下(てんか)民草(たみぐさ)
102(こころ)(かぎ)()(つく)
103(まこと)(つく)活動(くわつどう)
104(みづ)(くらゐ)白玉(しろたま)
105天地(てんち)確定(さだめ)功績(いさをし)
106(かみ)(うやま)大君(おほぎみ)
107(たふと)(まつ)(たがや)しの
108(みち)(いそ)しみ(こう)(げふ)
109世界(せかい)物質(ぶつしつ)流通(りうつう)
110只管(ひたすら)(つか)ふる商人(あきうど)
111(まこと)(みち)(かた)()
112天地(てんち)自然(しぜん)功績(いさをし)
113(つち)(ちな)みし黄金(わうごん)
114稜威(いづ)御玉(みたま)天職(てんしよく)
115さはさり(なが)(いま)()
116(こころ)(あか)赤玉(あかだま)
117それに()ぐべき白玉(しろだま)
118黄色(きいろ)(たま)(ことごと)
119(ひかり)なきまで(くも)()
120(なん)(よう)なき団子玉(だんごだま)
121(てん)(くわ)(すゐ)()按配(あんばい)
122(この)神玉(しんぎよく)活用(くわつよう)
123円満(ゑんまん)清朗(せいろう)自由(じいう)自在(じざい)
124()らして(まも)るは(むらさき)
125(かみ)(むすび)(たま)ぞかし
126紫色(むらさきいろ)麻邇(まに)(たま)
127(いま)微光(びくわう)(はな)ちつつ
128(こころ)(いろ)丹波(あかなみ)
129(あや)聖地(せいち)にチクチクと
130(その)片光(へんくわう)(あら)はして
131常世(とこよ)(やみ)(くま)もなく
132()らさせ(たま)光彩(くわうさい)
133(いづ)御霊(みたま)神司(かむづかさ)
134(みづ)御霊(みたま)神柱(かむばしら)
135(たて)(よこ)との御玉(みたま)もて
136世界(せかい)十字(じふじ)()みならし
137(ひと)(ふた)()()(いつ)()
138(なな)()(ここの)(とう)たらり
139百千万(ももちよろづ)神人(かみびと)
140(すく)ひの(ため)千万(ちよろづ)
141(なや)みを(しの)()(たま)
142あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
143御霊(みたま)(さち)はへましまして
144(まこと)(かみ)御教(みをしへ)
145服従(まつろ)(きた)信徒(まめひと)
146(あや)高天(たかま)(ふる)くより
147(つか)(まつ)りし神司(かむづかさ)
148変性(へんじやう)女子(によし)瑞御霊(みづみたま)
149(また)もや副守(ふくしゆ)発動(はつどう)して
150(わけ)(わか)らぬ気焔(きえん)()
151皆々(みなみな)一同(いちどう)注意(ちゆうい)して
152審神(さには)をせなくちやならないぞ
153(ちか)くに(はべ)盲信者(まうしんじや)
154(かふ)(おつ)(へい)(てい)()(やう)
155迎合(げいがふ)盲従(まうじう)はならないぞ
156()()()されと鼻高(はなだか)
157(すこ)しの学識(がくしき)(はな)にかけ
158いろいろ雑多(ざつた)小理屈(こりくつ)
159(なら)べて(かみ)経綸(けいりん)
160紛乱(ふんらん)せむと(たく)みつつ
161副守(ふくしゆ)悪霊(あくれい)駆使(くし)されて
162空前(くうぜん)絶後(ぜつご)神業(かむわざ)
163(はづ)れる(ひと)(たま)にある
164(おな)(をしへ)信徒(まめひと)
165(かみ)(こころ)()()りて
166(たがひ)()()(たす)()
167慢心(まんしん)鉄道(てつだう)終点(しうてん)
168行詰(ゆきつま)りたるアフン(えき)
169(なん)のエキ()醜態(しうたい)
170暴露(ばくろ)させない(その)(うち)
171世人(よびと)(おも)真心(まごころ)
172()(かた)まりし瑞月(ずゐげつ)
173ここに一言(いちごん)()べておく
174あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
175御霊(みたま)(さち)はへましませよ
176朝日(あさひ)()るとも(くも)るとも
177(つき)()つとも()くるとも
178仮令(たとへ)大地(だいち)(しづ)むとも
179(まこと)(ちから)()(すく)
180(まこと)()らぬ智恵(ちゑ)学者(がくしや)
181(この)物語(ものがたり)()るならば
182軽侮(けいぶ)(ねん)(おこ)すあり
183脱線(だつせん)文章(ぶんしやう)(わら)ふあり
184卑近(ひきん)俗語(ぞくご)(つら)ねたる
185半狂乱(はんきやうらん)悪戯(いたづら)
186(てん)からこなす(ひと)もある
187冷笑(れいせう)悪罵(あくば)(はじめ)から
188(ひやく)承知(しようち)瑞月(ずゐげつ)
189(かみ)御言(みこと)(かしこ)みて
190三五教(あななひけう)真相(しんさう)
191(がく)知識(ちしき)評釈(ひやうしやく)
192取違(とりちが)ひたる(あやま)ちを
193直日(なほひ)見直(みなほ)聞直(ききなほ)
194()(なほ)させて神界(しんかい)
195(まこと)(みち)()らさむと
196悪罵(あくば)熱嘲(ねつてう)(かへり)みず
197(くち)(くるま)(ころ)ぶまに
198筆者(ひつしや)(ふで)のつづくだけ
199繰返(くりかへ)()小田巻(をだまき)
200いと長々(ながなが)(しる)しおく。
201大正一一・七・二〇 旧閏五・二六 松村真澄録)

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