霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第二〇章 (きじ)(まち)〔八六二〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 篇:第4篇 修理固成 よみ(新仮名遣い):しゅうりこせい
章:第20章 雉と町 よみ(新仮名遣い):きじとまち 通し章番号:862
口述日:1922(大正11)年08月16日(旧06月24日) 口述場所: 筆録者:松村真澄 校正日: 校正場所: 初版発行日:1923(大正12)年9月15日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
マチとキジは、先ほどの勝利の味を宣伝歌を歌いながら夜道を進んで行く。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2022-02-18 17:05:59 OBC :rm3020
愛善世界社版:228頁 八幡書店版:第5輯 653頁 修補版: 校定版:243頁 普及版:92頁 初版: ページ備考:
001 マチは(よる)(みち)(あゆ)(なが)ら、002意気(いき)揚々(やうやう)として(うた)(うた)(すす)()く。003(その)(うた)
004マチ『(かみ)(おもて)(あら)はれて
005(ぜん)(あく)とを立別(たてわ)ける
006三五教(あななひけう)(おん)(をしへ)
007実地(じつち)(まこと)居乍(ゐなが)らに
008(あぢ)はひ()たる(うれ)しさよ
009ウラルの(かみ)御教(みをしへ)
010(ひと)(よわ)きに()()りて
011(かみ)天国(てんごく)(たて)となし
012(あるひ)(おど)(しか)りつけ
013(わが)国人(くにびと)無理(むり)やりに
014()れが(をしへ)引入(ひきい)れる
015四方(よも)国人(くにびと)(おどろ)いて
016(いづ)れも(こころ)(あは)(ども)
017()むを()ざれば入信(にふしん)
018(こころ)(いつ)はる偽信仰(にせしんかう)
019(いけ)()かべる浮草(うきぐさ)
020昨日(きのふ)(むか)うの(きし)()
021今日(けふ)はこちらの(きし)()
022無理(むり)往生(わうじやう)(この)(をしへ)
023いかでか(はな)(ひら)くべき
024何時(いつ)木実(このみ)(むす)ぶべき
025(わが)国民(くにたみ)(うゑ)()
026咽喉(のど)もかわきて朝夕(あさゆふ)
027(この)()(かこ)折柄(をりから)
028霊主(れいしゆ)体従(たいじう)標榜(へうぼう)
029(くる)しき(この)()(かり)()ぢや
030至美(しび)至楽(しらく)天国(てんごく)
031(わざはひ)(おほ)現世(うつしよ)
032()てて神国(みくに)(のぼ)()
033などと(をし)へる(しこ)(みち)
034(こま)りぬいたる(とき)もあれ
035(めぐ)みの(あめ)()(きた)
036(われ)()国人(くにびと)一同(いちどう)
037蘇生(そせい)(おも)ひをなしにけり
038(その)神恩(しんおん)(むく)いむと
039(あら)しの(もり)()(きた)
040(かみ)(はしら)()れませる
041国依別(くによりわけ)(おん)(まへ)
042(こころ)(まこと)()かしつつ
043今日(けふ)(うれ)しき弟子(でし)(かず)
044(よろこ)(いさ)(すす)(をり)
045ウラルの(をしへ)神司(かむづかさ)
046ユーズ、アナンが数百(すうひやく)
047部下(ぶか)(ひき)つれ(くだ)()
048あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
049(かぎ)りある()(わが)(ちから)
050(ため)すは(いま)(この)(とき)
051日暮(ひぐら)(がは)北堤(きたつつみ)
052ユーズの(ひき)ゆる一隊(いつたい)
053(むか)つて(うづ)言霊(ことたま)
054いと(さわや)かに()りつれば
055(てき)(いか)つて(つるぎ)太刀(たち)
056(つき)(ひかり)(ひらめ)かし
057前後(ぜんご)左右(さいう)()めかくる
058心得(こころえ)たりと()をかわし
059草葉(くさば)(かげ)()(しの)
060(てき)様子(やうす)(うかが)へば
061(こころ)(くも)りし(めくら)(ども)
062味方(みかた)味方(みかた)同士打(どうしうち)
063剣光(けんくわう)(ひらめ)面白(おもしろ)
064(をり)しもあれや国依別(くによりわけ)
065(うづ)(つかさ)霊光(れいくわう)
066天津(あまつ)()(ごと)()てらせば
067流石(さすが)のユーズも辟易(へきえき)
068総体(そうたい)(くづ)れて蜘蛛(くも)()
069()らすが(ごと)()げて()
070(この)有様(ありさま)打眺(うちなが)
071()れは(おも)はず吹出(ふきいだ)
072(こころ)(いさ)(うで)()
073悠々(いういう)(さわ)がず(はし)()
074(かへ)(きた)りし面白(おもしろ)
075国依別(くによりわけ)(したが)ひて
076丸木(まるき)(はし)打渡(うちわた)
077夜露(よつゆ)(つき)宿(やど)(みち)
078(すず)しき(かぜ)(おく)られて
079(よる)なきヒルの神館(かむやかた)
080(かへで)(わけ)()れませる
081聖地(せいち)(すす)(うれ)しさよ
082あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
083御霊(みたま)(さち)はひましまして
084マチとキジとの両人(りやうにん)
085(こころ)(きよ)()(きよ)
086(かみ)(おん)(ため)(くに)(ため)
087世人(よびと)(ため)真心(まごころ)
088(つく)させ(たま)天津(あまつ)(かみ)
089国津(くにつ)(かみ)(たち)八百万(やほよろづ)
090国魂神(くにたまがみ)竜世姫(たつよひめ)
091御倉(みくら)(みや)(おん)(まへ)
092(あか)(こころ)(あら)はして
093(はる)かに感謝(かんしや)(たてまつ)
094あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
095御霊(みたま)(さち)はひましませよ』
096 キジは(また)もやマチの(うた)(はげ)まされて、097足拍子(あしべうし)(あは)(うた)(はじ)めた。
098キジ『(おれ)在所(ざいしよ)はチルの(くに)
099御倉(みくら)(やま)(みね)つづき
100(むら)難儀(なんぎ)()るにつけ
101(かみ)(めぐ)みを(かうむ)りて
102(うゑ)(くるし)人々(ひとびと)
103(すく)(たま)へと谷川(たにがは)
104(あら)はれ(いの)折柄(をりから)
105(あめ)八重雲(やへくも)()()けて
106(くだ)りましたる神人(かみびと)
107生言霊(いくことたま)(たす)けられ
108瀕死(ひんし)(さかひ)(おちい)りし
109数多(あまた)人々(ひとびと)(たちま)ちに
110(うゑ)()たして(よみがへ)
111これぞ(まこと)救世主(きうせいしゆ)
112(われ)()(ちち)母神(ははがみ)
113(この)高恩(かうおん)万分一(まんぶいち)
114(むく)(まつ)らでおくべきか
115御後(みあと)(した)逸早(いちはや)
116(おん)()にかかり鴻恩(こうおん)
117万分一(まんぶいち)(むく)いむと
118マチと(かた)らひ山坂(やまさか)
119一散走(いつさんばし)りに乗越(のりこ)えて
120木々(きぎ)(はな)さへチルの(むら)
121(あら)しの(さと)()()れば
122()有難(ありがた)宣伝使(せんでんし)
123天津(あまつ)祝詞(のりと)()らせつつ
124木蔭(こかげ)(いこ)(たま)ひたる
125(その)御姿(みすがた)()(をが)
126歓喜(くわんき)(なみだ)にくれ(なが)
127御弟子(みでし)(かず)(くは)へられ
128(こころ)(いさ)みて日暮(ひぐら)シの
129(かは)(ほとり)()()れば
130(おも)ひがけなきウラル(けう)
131ユーズ、アナンの宣伝使(せんでんし)
132(つるぎ)()()太刀槍(たちやり)
133(はやし)(ごと)()(なら)
134三葉葵(みつばあふひ)白旗(しらはた)
135(かぜ)(なび)かせ堂々(だうだう)
136(すす)(きた)るぞ面白(おもしろ)
137国依別(くによりわけ)御許(みゆる)しに
138われはアナンの一隊(いつたい)
139(よろこ)(いさ)立向(たちむか)
140生言霊(いくことたま)()りつれば
141頑迷(ぐわんめい)不霊(ふれい)曲神(まがかみ)
142(なさけ)容赦(ようしや)荒風(あらかぜ)
143(はた)(なび)かせつきかかる
144エヽ面倒(めんだう)四五十(しごじふ)
145(てき)(たちま)鷲掴(わしづか)
146日暮(ひぐら)(がは)()()めば
147アナンの(つかさ)(はじ)めとし
148ウラルの(をしへ)一隊(いつたい)
149総体(そうたい)(みだ)(くづ)()
150折柄(をりから)()らす霊光(れいくわう)
151(あさひ)(つゆ)()えし(ごと)
152(いのち)カラガラ()せて()
153あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
154(かみ)(ちから)()のあたり
155目撃(もくげき)したる(たふと)さよ
156日暮(ひぐら)(がは)打渡(うちわた)
157(かみ)(つかさ)(したが)ひて
158物騒(ぶつそう)至極(しごく)(よる)(みち)
159(たがひ)戦功(せんこう)(ほこ)りつつ
160(つゆ)ふみしめて(すす)()
161(あづま)(そら)(あかね)して
162(こころ)(そら)()(わた)
163いと(さわや)かな朝風(あさかぜ)
164()かれてヒルの神館(かむやかた)
165霊地(れいち)()して(すす)()
166()(うへ)こそは(たの)しけれ
167あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
168御霊(みたま)(さち)はひましませよ
169朝日(あさひ)()るとも(くも)るとも
170(つき)()つとも()くるとも
171キジの(いのち)のある(かぎ)
172三五教(あななひけう)(おん)(ため)
173不惜(ふじやく)身命(しんめい)どこ(まで)
174(かみ)(をしへ)(したが)ひて
175(あまね)世人(よびと)惟神(かむながら)
176(たふと)(をしへ)(すく)ひなむ
177(あめ)(つち)との大神(おほかみ)
178(われ)()(ふか)(まも)ります
179(われ)(かみ)()(かみ)(みや)
180なりとの真理(しんり)()きしより
181(この)()(ひと)(うま)れたる
182(その)天職(てんしよく)(さと)りけり
183(かみ)(おん)(ため)()(ため)
184(つく)さにやおかぬキジの(むね)
185マチの(こころ)(その)(とほ)
186国依別(くによりわけ)(かみ)(さま)
187完美(うまら)委曲(つばら)(きこ)()
188いや永久(とこしへ)吾々(われわれ)
189(ただ)しき(かみ)御教(みをしへ)
190(あつ)(みちび)(たま)へかし
191あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
192御霊(みたま)(さち)はひましませよ』
193(うた)(なが)ら、194ドシドシと(しろ)みかけた(そら)を、195(いきほひ)よくヒルの(みやこ)()して立向(たちむか)ふ。
196大正一一・八・一六 旧六・二四 松村真澄録)

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