霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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序文(じよぶん)

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻 篇:前付 よみ(新仮名遣い):
章:序文 よみ(新仮名遣い):じょぶん 通し章番号:
口述日:1922(大正11)年11月10日(旧09月22日) 口述場所: 筆録者:松村真澄 校正日: 校正場所: 初版発行日:1924(大正13)年6月15日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
我が国に伝わる古典は、すべて地球全体の国土(豊葦原瑞穂国)の有史以前の伝説や考量をもって編纂されたものである。また有史以後の事実をつづり合わせて作られたものもある。
古典の中にはさまざまな矛盾があるが、熟慮すればおのずから脈絡を見出すことができる。これに対してさまざまな解釈がなされてきたが、建国の根本義と民族の特性は、確固不動のものがある。
神示の霊界物語にあるように、地球上の各国家の建設は古来、優秀なる人種の首長たちが、各その首都において子孫や従属者の中から俊逸な者たちを選抜して遠征冒険隊を組織し、もって国土万物を開発・経営したのである。
その中からさまざまな民族が現れた。真の太古の神人族とその他の関係は、とうてい数種類の伝記では判然としない。この物語でさえも、その大要を表示することさえ困難である。そのためには千七百八十二冊を著さねばならず、とうてい不可能な事業である。
そのため、なるべく省略して大要のみを著し、少数の冊子にて明瞭に述べようと覚悟している次第である。ただ一巻の物語の中にも宇宙の真理や神の大意志、修身斉家の活きた教訓、過去の歴史や警句もあるため、一冊でも心読されることを希望する。
霊界物語は、東西両洋における古典や神話に漏れた点を補うべく神様の命のまにまに口述編纂したものである。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm410001
愛善世界社版:前付 1頁 八幡書店版:第7輯 525頁 修補版: 校定版:前付 1頁 普及版:前付 1頁 初版: ページ備考:
派生[?]この文献を底本として書かれたと思われる文献です。[×閉じる]出口王仁三郎全集 > 第一巻 皇道編 > 第七篇 高天原 > 第八章 天孫民族の同化力
001 (そもそ)(わが)(くに)(つた)はる古典(こてん)は、002(すべ)豊葦原(とよあしはらの)瑞穂国(みづほのくに)地球(ちきう)全体(ぜんたい)国土(こくど)()ふ)の有史(いうし)以前(いぜん)伝説(でんせつ)考量(かうりやう)(もつ)編纂(へんさん)されたものもあり、003有史(いうし)以後(いご)事実(じじつ)古文書(こぶんしよ)古伝説(こでんせつ)なぞを(つづ)(あは)せて(つく)られたものもあつて、004(わが)(くに)(つた)はる古事記(こじき)005日本(にほん)書紀(しよき)006旧事紀(くじき)007古語(こご)拾遺(しふゐ)008風土記(ふどき)009姓氏録(せいしろく)010神社(じんじや)縁起(えんぎ)(とう)(ごと)きは、011その確不確(かくふかく)判定(はんてい)するに(くる)しむ(てん)沢山(たくさん)にあります。012(かれ)(これ)矛盾(むじゆん)することもあれば、013(また)(はなは)だしきは(おな)書籍(しよせき)(うち)撞着(どうちやく)して()箇所(かしよ)(けつ)して(すくな)くはないのであります。014(こと)歴史(れきし)としての連絡(れんらく)()いて()り、015(いち)として(その)正確(せいかく)保証(ほしよう)する光明線(くわうみやうせん)見出(みいだ)すことが出来(でき)ないのであります。016(ゆゑ)古往(こわう)今来(こんらい)017賢哲(けんてつ)(せつ)幾多(いくた)相違(さうゐ)があり、018矛盾(むじゆん)があり、019撞着(どうちやく)があつて終始(しうし)一貫(いつくわん)(もつ)()るべきものは見出(みいだ)すことが出来(でき)ないのであります。020(しか)(これ)()矛盾(むじゆん)撞着(どうちやく)(なか)にも(また)おのづから一条(いちでう)脈絡(みやくらく)があつて、021(ただ)(これ)()(ひと)位置(ゐち)研究(けんきう)方法(はうはふ)()しくは信念(しんねん)厚薄(こうはく)(とう)()つて(おほい)(その)(おもむき)(こと)にして()ります。
022 本居(もとをり)宣長(のりなが)023平田(ひらた)篤胤(あつたね)(ごと)きは()立場(たちば)から信仰(しんかう)(てき)神秘(しんぴ)(てき)解釈(かいしやく)(くだ)し、024歴史(れきし)(てき)哲学(てつがく)(てき)解釈(かいしやく)(ほとん)副物(そへもの)として()る。025(また)仏教家(ぶつけうか)儒者(じゆしや)(ごと)きは(おのおの)その立場(たちば)(おう)じて、026(あるひ)哲学(てつがく)(てき)に、027(あるひ)歴史(れきし)(てき)に、028(あるひ)世評(せひやう)(てき)見解(けんかい)(くは)へて()る。029()新井(あらゐ)白石(はくせき)(はじ)近時(きんじ)歴史家(れきしか)(ごと)きは、030(わが)古典(こてん)純然(じゆんぜん)たる歴史(れきし)として解釈(かいしやく)(こころ)みむとして()るのであります。031(わが)(くに)(つた)はる古典(こてん)解釈(かいしやく)せむとし、032歴史(れきし)(てき)033神話(しんわ)(てき)034哲学(てつがく)(てき)035宗教(しうけう)(てき)(とう)見解(けんかい)(およ)(これ)()二者(にしや)(また)三者(さんしや)合操(がふさう)して解釈(かいしやく)せむとする数種(すうしゆ)があつて、036(しか)して(また)(その)一種(いつしゆ)(うち)にも幾多(いくた)解釈法(かいしやくはふ)異説(いせつ)があり(すこぶ)混雑(こんざつ)して()(やう)でありますが、037熟慮(じゆくりよ)すれば(いづ)れの解釈(かいしやく)にても条理(でうり)整然(せいぜん)として(そん)し、038(もつ)建国(けんこく)根底(こんてい)民族(みんぞく)特質(とくしつ)とに(およ)ぼす(てん)(ほぼ)同一(どういつ)()すものとも()()べく、039換言(くわんげん)すれば建国(けんこく)根本義(こんぽんぎ)民族(みんぞく)特性(とくせい)とは神代書(じんだいしよ)解釈(かいしやく)如何(いかん)(くわん)せず、040確固(かくこ)不動(ふどう)041(らう)として()くべからざるものありと断言(だんげん)()べきも、042(あま)古典(こてん)解釈(かいしやく)をして小部分(せうぶぶん)(てき)なる極東(きよくとう)一孤島(いちこたう)にのみ局限(きよくげん)して()るのは、043貴重(きちよう)なる(わが)(くに)伝来(でんらい)古典(こてん)をして(はづ)かしむるものと()ふべきであります。044地球(ちきう)(じやう)各国家(かくこくか)建設(けんせつ)は、045古来(こらい)()ける(ある)優秀(いうしう)なる人種(じんしゆ)首長(しゆちやう)たるものが、046高天原(たかあまはら)(すなは)天教山(てんけうざん)地教山(ちけうざん)047アーメニヤ、048埃及(エヂプト)049メソポタミヤ、050エルサレム、051オノコロ(じま)(もし)くは()首都(しゆと)(など)(おい)て、052その子孫(しそん)(ならび)従属者(じゆうぞくしや)(なか)より(とく)俊逸(しゆんいつ)なるものを選抜(せんばつ)して完全(くわんぜん)なる遠征(ゑんせい)(てき)冒険隊(ばうけんたい)組織(そしき)し、053(もつ)てその国土(こくど)万物(ばんぶつ)開発(かいはつ)経営(けいえい)したものなることは、054神示(しんじ)の『霊界(れいかい)物語(ものがたり)』に()つて()るも明白(めいはく)なる事実(じじつ)であります。055古典(こてん)所謂(いはゆる)国津(くにつ)(かみ)なる民族(みんぞく)にも、056北種(ほくしゆ)もあり南種(なんしゆ)もあつて(その)(すう)六七種(ろくしちしゆ)(およ)んで()ります。
057 結局(けつきよく)高天原(たかあまはら)人種(じんしゆ)(すなは)天津(あまつ)神族(かみぞく)(まつた)吸収(きふしう)せられ血化(けつくわ)せられて高加索(コーカサス)民族(みんぞく)なるものが(あら)はれたり、058(また)大和(やまと)民族(みんぞく)なる君民(くんみん)同祖(どうそ)一血族(いちけつぞく)一家(いつか)(てき)団体(だんたい)()つたのもあります。059(しか)(なが)ら、060(しん)太古(たいこ)神人族(しんじんぞく)その()関係(くわんけい)知悉(ちしつ)するには、061到底(たうてい)三種(さんしゆ)五種(ごしゆ)古伝記(こでんき)にては九牛(きうぎう)一毛(いちまう)だも判然(はんぜん)するものではない。062この物語(ものがたり)(また)()(とほ)りであつて、063何程(なにほど)現代(げんだい)著書(ちよしよ)より()れば浩瀚(かうかん)なものだと()つても、064その大要(たいえう)さへ表示(へうじ)することは困難(こんなん)であります。065天地(てんち)混沌(こんとん)陰陽(いんやう)未分際(みぶんざい)より現代(げんだい)(いた)るまでの宇宙(うちう)(げん)(いう)(しん)三界(さんかい)出来事(できごと)(かみ)()経綸(けいりん)大体(だいたい)(おい)(あきら)かにするには、066本書(ほんしよ)三十六(さんじふろく)(くわん)四百(しひやく)(ページ)(いつ)(くわん))をその一輯(いつしふ)として四十八(しじふはち)(しふ)口述(こうじゆつ)せなくては、067詳細(しやうさい)説示(せつじ)することは出来(でき)ないのであります。068四十八(しじふはち)(しふ)全部(ぜんぶ)完成(くわんせい)する(とき)冊数(さつすう)一千(いつせん)七百(しちひやく)二十八(にじふはち)となり、069瑞月(ずゐげつ)今後(こんご)()(をは)るまで口述(こうじゆつ)(つづ)けても到底(たうてい)不可能(ふかのう)(てき)事業(じげふ)であります。070(ゆゑ)にその大要(たいえう)のみを(つま)み、071細微(さいび)(てん)(りやく)して()るべく小数(せうすう)冊子(さつし)(おい)可能(かのう)(てき)明瞭(めいれう)()ぶる覚悟(かくご)であります。072読者(どくしや)何卒(なにとぞ)()(なが)子孫(しそん)(つた)へて研究(けんきう)あらむことを希望(きばう)(いた)します。073()()ぶる(とき)は、074この物語(ものがたり)全部(ぜんぶ)読了(どくれう)せなくては安心(あんしん)立命(りつめい)(ゐき)到達(たうたつ)せないならば、075(はじ)めより()まない(はう)()()いて()ると(おも)はるる(かた)もありませうが、076(けつ)してそんなものではありませぬ。077(ただ)(いつ)(くわん)物語(ものがたり)(なか)にも宇宙(うちう)真理(しんり)(かみ)大意志(だいいし)修身(しうしん)斉家(せいか)()きた教訓(けうくん)もあり、078過去(くわこ)()ける歴史(れきし)もあり、079種々(しゆじゆ)雑多(ざつた)警句(けいく)もあり、080金言(きんげん)玉辞(ぎよくじ)もありますから、081一冊(いつさつ)でも心読(しんどく)せられむことを希望(きばう)いたします。082(えう)するにこの『霊界(れいかい)物語(ものがたり)』は東西(とうざい)両洋(りやうやう)()ける古典(こてん)神話(しんわ)()れたる(てん)のみを(おぎな)ふべく(かみ)(さま)(めい)のまにまに口述(こうじゆつ)編纂(へんさん)したものであります。
083  大正十一年十一月七日

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