霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第五章 (きく)(かをり)〔一二一五〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第46巻 舎身活躍 酉の巻 篇:第1篇 仕組の縺糸 よみ:しぐみのれんし
章:第5章 菊の薫 よみ:きくのかおり 通し章番号:1215
口述日:1922(大正11)年12月15日(旧10月27日) 口述場所: 筆録者:外山豊二 校正日: 校正場所: 初版発行日:1924(大正13)年9月25日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
お菊は壇上に登り、卓の脚を叩きながら歌い始めた。蠑螈別はお寅を隠し妻として教団をこの地に開き、朝から晩まで酒を飲んでわけのわからない説教をしていたことを暴露した。そして、神の戸籍がどうであろうと神徳をいただいてこの世が楽に暮らせたらよいだろうと信者たちを説得した。
またテクはウラナイ教の神が曲津神であり、教祖自身が信者の女と逃げて行き、幹部のお寅がそれを牛のように追いかける様を見れば、それが何よりの証拠だと歌った。
テクが歌い終わると大広前は喧々囂々と醜態を演出し始めた。テクは壇上から声を張り上げて心を鎮め、誠の神を拝むようにと歌を歌った。
主な登場人物: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:
愛善世界社版:66頁 八幡書店版:第8輯 384頁 修補版: 校定版:67頁 普及版:28頁 初版: ページ備考:
001 お(きく)満座(まんざ)騒擾(さうぜう)()て、002(あわただ)しく壇上(だんじやう)(のぼ)り、003白扇(はくせん)をもつて(たく)(あし)(たた)きながら(うた)(はじ)めた。
004『ウラナイ(けう)大教主(だいけうしゆ)
005蠑螈別(いもりわけ)大広木(おほひろき)
006正宗(まさむね)さまと名告(なの)りつつ
007高姫(たかひめ)さまの(あと)(おそ)
008魔我彦(まがひこ)さまの義理天上(ぎりてんじやう)
009(あや)しき()()(かみ)さまと
010北山村(きたやまむら)立出(たちい)でて
011こんな(ところ)出張(しゆつちやう)
012唯一無二(ゆゐいつむに)なる聖場(せいぢやう)
013(たた)へてお(とら)鈴野姫(すずのひめ)
014(ひと)には()はぬ(かく)(づま)
015夫婦(ふうふ)水火(いき)(あは)せつつ
016大神業(だいしんげふ)(おこ)さむと
017(あさ)から(ばん)まで(さけ)()
018()()(たま)ひし(かみ)さまに
019神酒(みき)献上(けんじやう)するといひ
020(あさ)から(ばん)までづぶ(ろく)
021()つて(ござ)つた(その)姿(すがた)
022張子(はりこ)(とら)のやうだつた
023露国(ろこく)土地(とち)(うま)れたる
024大海原(おほうなばら)姫神(ひめがみ)
025(おほ)ふねさまと(うま)(かは)
026その(また)(れい)変化(へんげ)して
027八坂(やさか)盛竹大臣(もりたけだいじん)
028御成(おな)りなさつたといふ(こと)
029大舟(おほふね)さまの兄弟(きやうだい)
030大岩(おほいは)大藤(おほふぢ)二柱(ふたはしら)
031あるとか(をし)へて(くだ)さつた
032元下則武(もとしたのりたけ)日吉姫(ひよしひめ)
033夫婦(ふうふ)(なか)出来(でき)()
034時文(じぶん)といつて(その)家来(けらい)
035八坂盛竹(やさかもりたけ)(したが)へて
036(かみ)御国(みくに)(わた)()
037(その)(また)日吉(ひよし)(ひめ)さまは
038大海原姫(おほうなばらひめ)(また)御名(みな)
039平野(ひらの)(ひめ)変化(へんげ)だと
040(わけ)のわからぬ御説教(ごせつけう)
041何時(いつ)御聞(おき)かせ(あそ)ばした
042露国(ろこく)土地(とち)頭領(とうりやう)
043山竹(やまたけ)さまで(また)()
044黄竜姫(わうりようひめ)()うたげな
045黄竜姫(わうりようひめ)(また)へぐれ
046大鶴姫(おほづるひめ)とならしやつた
047常世(とこよ)(ひめ)(また)へぐれ
048猿田子(さだこ)(ひめ)平野姫(ひらのひめ)
049大海原姫(おほうなばらひめ)日吉姫(ひよしひめ)
050てるむす孟子(まうし)路易(ろい)()づる
051(なん)だかわけの(わか)らない
052前後(ぜんご)矛盾(むじゆん)御神名(ごしんめい)
053てるむす(ひめ)(また)()
054たらた(ひめ)だと()(こと)
055(くち)から(うま)(うま)れたり
056獅子(しし)飛出(とびで)孔雀(くじやく)()
057蜈蚣(むかで)(へび)蟇蛙(ひきがへる)
058その(また)(かへる)(きつね)さまが
059つるんで(ひと)()んだとか
060わけのわからぬ(こと)ばかり
061(さけ)(うへ)にてベラベラと
062仰有(おつしや)るのだから(たま)らない
063(これ)(おも)へばアクさまが
064()()(かみ)ぢやというたのも
065あながち無理(むり)ではあらうまい
066(かみ)戸籍(こせき)()うあろと
067(けつ)して心配(しんぱい)()りませぬ
068ただ神徳(しんとく)(いただ)いて
069(この)()(らく)(くら)せたら
070それで(みな)さまは(よろ)しかろ
071天地尋常(てんちじんじやう)(かみ)さまや
072青森白木上(あをもりしらきじやう)(かみ)
073()出神(でのかみ)義理天上(ぎりてんじやう)
074常世(とこよ)(ひめ)黄竜姫(わうりようひめ)
075大足姫(おほだるひめ)言上姫(ことじやうひめ)
076金山姫(かなやまひめ)未姫(ひつじひめ)
077地上大臣(ちじやうだいじん)地上丸(ちじやうまる)
078たがやし大臣(だいじん)杵築姫(きづきひめ)
079朝日子姫(あさひこひめ)みのる(ひめ)
080はやざと(ひめ)地上姫(ちじやうひめ)
081以上(いじやう)十六神柱(じふろくかむばしら)
082これが根本(こつぽん)根本(こつぽん)
083(むかし)(むかし)のさる(むかし)
084まだも(むかし)のその(むかし)
085(れい)もとなる十六(じふろく)
086(きく)御魂(みたま)()(こと)
087(きく)(いま)十六(じふろく)
088(ふゆ)(むか)へた花盛(はなざか)
089(かみ)御名(みな)をばとらまへて
090ゴテゴテいふより()(きく)
091(をが)んだ(はう)御利益(ごりやく)
092よつぽど沢山(たんと)あるだろ
093義理天上(ぎりてんじやう)(あづか)つて
094御育(おそだ)(まを)した七人(しちにん)
095(かみ)天照彦(あまてるひこ)さまに
096天若彦(あまわかひこ)八王(やつわう)さま
097大野大臣(おほのだいじん)大広木(おほひろき)
098正宗(まさむね)さまや同情(どうじやう)
099ふかい道上義則(だうじやうよしのり)
100柔道行成(じうだうゆきなり)(この)(かみ)
101(あは)せて二十三神(にじふさんしん)
102(あが)めまつると()きました
103(この)(かみ)さまは(おや)()
104なるかと(おも)へば()(おや)
105なつたり(また)主従(しうじゆう)
106なつたりなされてこれといふ
107(きま)つた判定(はんてい)がつきませぬ
108不思議(ふしぎ)(おも)うて正宗(まさむね)
109神名(しんめい)由来(ゆらい)()いた(とき)
110正宗(まさむね)さまは仰有(おつしや)つた
111へぐれのへぐれのへぐれ武者(むしや)
112へぐれ神社(じんしや)()ふぢやないか
113如何(いか)矛盾(むじゆん)があるとても
114へぐれといへば一言(ひとこと)
115どんな(こと)でも解決(かいけつ)
116つくではないかお(きく)さま
117馬鹿正直(ばかしやうぢき)(かみ)さまを
118(あが)める(やつ)何処(どこ)にある
119(まへ)文明(ぶんめい)空気(くうき)をば
120()うた(をんな)()もやらず
121馬鹿正直(ばかしやうぢき)のものだなと
122(わら)うてゐられた(こと)がある
123(これ)(おも)へば(この)(やま)
124(まつ)つた(かみ)(みな)(あや)
125末代日(まつだいひ)王天(わうてん)(かみ)
126上義(じやうぎ)(ひめ)(みな)(うそ)
127五六七成就(みろくじやうじゆ)肉宮(にくみや)
128リントウビテンの肉宮(にくみや)
129生羽(いきば)神社(じんしや)岩照姫(いはてるひめ)
130(あさひ)豊栄昇(とよさかのぼ)(ひめ)
131木曽義姫(きそよしひめ)肉宮(にくみや)
132()丸姫(まるひめ)天上(てんじやう)さまも
133玉則姫(たまのりひめ)大将軍(だいしやうぐん)
134常世(とこよ)(ひめ)(みな)うそ
135四個(しこ)野狐(やかん)憑依(のりうつ)
136こんな他愛(たあい)もない(こと)
137(しやべ)つて(ひと)暗黒(あんこく)
138(みちび)くものと(おぼ)えたり
139(きく)はこれから皆様(みなさま)
140立腹(りつぷく)させていろいろと
141()()てられるか()らねども
142他人(ひと)(たす)ける(かみ)(みち)
143(うそ)()りつつこれが(また)
144()うして(だま)つて()られませう
145何卒(なにとぞ)(わたし)()(こと)
146直日(なほひ)見直(みなほ)聞直(ききなほ)
147よくよく(さと)つて(くだ)さんせ
148生命(いのち)をかけて(みな)さまに
149一伍一什(いちぶしじふ)内幕(うちまく)
150ここに打明(うちあ)(たてまつ)
151あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
152みたま(さち)はひましませよ
153(あさひ)()るとも(くも)るとも
154(つき)()つとも()くるとも
155たとへ大地(だいち)(しづ)むとも
156(まこと)(ひと)つでない(こと)にや
157(この)()(さか)えて()かれない
158(わたし)未来(みらい)(おそ)ろしい
159(みじか)(この)()生命(いのち)をば
160(たも)たむために(うそ)ばかり
161ならべて(ひと)(まよ)はせつ
162(なが)地獄(ぢごく)(くる)しみの
163種子(たね)()くのは(いや)(ゆゑ)
164物質上(ぶつしつじやう)得失(とくしつ)
165かへりみせずに天地(あめつち)
166真理(しんり)をここに(あら)はして
167(まよ)()つたる人々(ひとびと)
168御眼(おんめ)をさましおきまする
169(わる)(おも)うて(くだ)さるな
170(ひとへ)(ねが)(たてまつ)
171あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
172みたま(さち)はひましませよ』
173 テクは(うた)()した。
174松彦(まつひこ)さまに(したが)ひて
175小北(こぎた)(やま)坂道(さかみち)
176テクテク(のぼ)()()れば
177木造(もくざう)石造(せきざう)いろいろの
178沢山(たくさん)(みや)()つてゐる
179(とら)()さまに(したが)ひて
180大門(おほもん)神社(じんしや)受付(うけつけ)
181たづねて()れば白衣(びやくえ)をば
182つけたる()さまがただ一人(ひとり)
183蕪大根(かぶらだいこ)をセツセツと
184一生懸命(いつしやうけんめい)()いてゐる
185不思議(ふしぎ)(かみ)もあるものと
186(うたが)ひながら山中(やまぢう)
187(めぐ)つていよいよ曲神(まがかみ)
188(しこ)住処(すみか)(さと)りました
189大方(おほかた)此処(ここ)幽冥(いうめい)
190世界(せかい)(つう)づる八衢(やちまた)
191六道(ろくだう)(つじ)かさもなくば
192八万地獄(はちまんぢごく)入口(いりぐち)
193(おも)うた(こと)(ちが)はない
194いよいよ真相(しんさう)暴露(ばくろ)して
195教祖(けうそ)名告(なの)つた蠑螈別(いもりわけ)さまは
196夫婦(めをと)喧嘩(けんくわ)をおつ(ぱじ)
197(たみ)とひそかに(しめ)()
198(やみ)にまぎれてすたすたと
199尻尾(しつぽ)をまいて()()した
200後姿(うしろすがた)をながむれば
201(きつね)(たぬき)山犬(やまいぬ)
202合点(がてん)()かぬ(その)姿(すがた)
203(あと)から(うなり)()てながら
204夜叉(やしや)(ごと)くに()つかける
205(とら)()さまを(なが)むれば
206(うし)にもあらず(とら)ならず
207よくよく()れば古狐(ふるぎつね)
208恋路(こひぢ)(やみ)(とざ)されて
209後前(あとさき)()ずにトントンと
210(こひ)しき(をとこ)(あと)()うて
211生命(いのち)からがら()つて()
212小北(こぎた)(やま)神殿(しんでん)
213(はた)して(まこと)神様(かみさま)
214(あつ)まりいます(とこ)なれば
215肝腎要(かんじんかなめ)教祖(けうそ)さま
216(しこ)悪魔(あくま)憑依(ひようい)され
217(たま)をぬかれて(この)()をば
218逃出(にげだ)しなさる(はず)はない
219(この)有様(ありさま)()たならば
220如何(いか)なる(かた)迷信(めいしん)
221(たちま)(ゆめ)()めるだろ
222わたしは(かみ)(みち)()
223(まこと)(ひと)つのテク(つかさ)
224(けつ)して他処(よそ)(をしへ)をば
225(そし)(こころ)はなけれども
226()るに()かねて()(わす)
227(にく)まれ(ぐち)をたたくのだ
228(この)()(あつ)まる人々(ひとびと)
229直日(なほひ)見直(みなほ)()(なほ)
230よきに(かへり)(たま)へかし
231あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
232みたま(さち)はひましませよ』
233 ()くテクが(うた)(をは)るや、234(また)もや大広前(おほひろまへ)喧々囂々(けんけんがうがう)として(さわ)()て、235(おこ)るもの、236()くもの、237(わら)ふもの、238(さけ)ぶもの、239千態万状(せんたいばんじやう)240言語(げんご)(ぜつ)する醜態(しうたい)演出(えんしゆつ)(はじ)めた。241テクは壇上(だんじやう)より(こゑ)()りあげて、
242(みち)のため世人(よびと)のために()をすてて
243生言霊(いくことたま)()()めにけり。
244人々(ひとびと)(こころ)(やす)らに(たひら)かに
245しづまりませよ(かみ)大前(おほまへ)
246やがて(いま)(もと)(まこと)神様(かみさま)
247(いつ)きまつりて()(ひら)きゆかむ。
248(こがらし)にうたれて()りゆく木々(きぎ)()
249(えだ)にとどまる(ちから)なきもの。
250(こがらし)()かれたたかれ何処(どこ)までも
251(こずゑ)にのこるは()きたみたまぞ。
252何事(なにごと)()(きた)るとも()(もと)
253(かみ)にしたがへ(もも)人々(ひとびと)
254蠑螈別(いもりわけ)魔我彦(まがひこ)、お(とら)()アさまの
255(まよ)(こころ)()らす今日(けふ)かな。
256魔我彦(まがひこ)今日(けふ)(さぞ)かし(よろこ)ばむ
257(まよ)()つたるやみをはなれて』
258大正一一・一二・一五 旧一〇・二七 外山豊二録)