霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一九章 復活(ふくくわつ)〔一五四四〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第60巻 真善美愛 亥の巻 篇:第4篇 善言美詞 よみ(新仮名遣い):ぜんげんびし
章:第19章 復活 よみ(新仮名遣い):ふっかつ 通し章番号:1544
口述日: 口述場所: 筆録者: 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年8月12日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
帰幽奏上
墓地地鎮祭
招魂祭祝詞
諡号告文
霊魂安定詞
発葬祝詞
埋葬祭
家祭式祓戸祝詞
十日及び四十日祭また年祭奏上
五十日合祀奏上
五十日合祀祭文
十日祭および百日祭までの祭文
一年祭以上の年祭文
臨時祖霊拝詞
建碑除幕式祝詞
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm6019
愛善世界社版:258頁 八幡書店版:第10輯 683頁 修補版: 校定版:273頁 普及版: 初版: ページ備考:
派生[?]この文献を底本として書かれたと思われる文献です。[×閉じる]出口王仁三郎著作集 > 第一巻「神と人間」 > 『霊界物語』 抄 > 善言美詞
001   帰幽(きいう)奏上(そうじやう)
 
002(これ)霊舎(みたまや)(いつき)(まつ)る。003○○の(いへ)遠津(とほつ)御祖(みおや)世々(よよ)(おや)(たち)004親族(うから)005家族(やから)神霊(みたま)御前(みまへ)に、006(つつし)みて(まを)さく、007今日(けふ)はしも、008此家(これのいへ)の○○○○()009幽冥(かくりよ)(かへ)りぬるが(ゆゑ)に、010(その)(よし)奉告(つげまつ)るとして、011御前(みまへ)には種々(くさぐさ)(もの)置供(おきそな)へて、012(たてまつ)(さま)聞食(きこしめ)相諾(あひうづな)(たま)へと、013(かしこ)(かしこ)みも(まを)す。
 
014   墓地(ぼち)地鎮祭(ぢちんさい)
 
015掛巻(かけまく)(かしこ)三五皇(おほもとすめ)大御神(おほみかみ)016辞別(ことわ)けて(この)(ところ)宇斯波岐(うしはぎ)()す、017産土(うぶすなの)大神(おほかみ)御前(みまへ)に、018斎主(いつきぬし)○○○○、019(つつし)(ゐやま)ひも(まを)さく、020(この)(ところ)をば何某(なにがし)奥都城(おくつき)(どころ)として、021(あらた)荒草(あらくさ)苅外(かりそ)け、022下津(したつ)岩根(いはね)(かく)(をさ)むる(こと)を、023(たひら)けく(やす)らけく聞食(きこしめ)して、024(とり)(けもの)025昆虫(はふむし)(わざはひ)()く、026大地(おほとこ)(いや)遠永(とことは)(まもり)(さきは)(たま)へと、027請祈(こひのみ)(まを)(こと)(さま)聞食(きこしめ)せと、028(かしこ)(かしこ)みも(まを)す。
 
029   招魂祭(せうこんさい)祝詞(のりと)
 
030阿波礼(あはれ)031○○○命也(みことや)032(いま)如此(かく)身退(みまか)()さむとは、033木綿垂(ゆふしで)(かけ)ても(おも)はず、034真栄木(まさかき)常磐(ときは)堅磐(かきは)()さむ(こと)をのみ(おもひ)(たの)めりし、035親族(うから)036家族(やから)(こころ)には、037追及(おひしき)(かへ)すべき(すべ)()らむには、038(とど)(まつ)らまく(おも)ひ、039(いか)すべき(すべ)()らむには、040()にも(かへ)まく欲須礼(ほりすれ)ども、041(もと)より幽世(かくりよ)(ちぎり)()(こと)にして、042(ひと)(ちから)(まか)()(こと)にし()れば、043(いま)(ただ)(のち)御祭(みまつり)(うるは)しく(つかへ)(まつ)りて、044御霊(みたま)(なぐさ)(まつ)らむ(ほか)不有(あらじ)と。045(なが)(みこと)霊璽(みたましろ)(つく)(そな)へて046(つつし)(ゐやま)()(まつ)り、047(いは)(まつ)(まま)に、048(すみやか)(うつ)()まして(たてまつ)御饌(みけ)049御酒(みき)050種々(くさぐさ)(もの)(たひら)けく聞食(きこしめし)て、051(いへ)(しづ)め、052子孫(うみのこ)守護神(まもりがみ)と、053遠永(とこしへ)(しづま)(たま)ひ、054大本皇(おほもとすめ)大神(おほかみ)(ひろ)き、055(あつ)御恵(みめぐみ)(かげ)(かく)ろひ、056弥広(いやひろ)広所(ひろど)得給(えたま)ひ、057弥高(いやたか)(たか)(くらゐ)(すす)(たま)ひて、058平穏(おだひ)(しづ)まり()せと(まを)す。
 
059   謚号(おくりな)告文(こくぶん)
 
060阿波礼(あはれ)061官位(くわんゐ)俗名(ぞくみやう)之神霊(のみたま)御前(みまへ)に、062(つつし)(ゐやま)(まを)さく、063(この)(つき)何日(なんにち)現世(うつしよ)(かぎ)りと身退(みまか)りまして、064幽冥(かくりよ)(かみ)(つら)()()しぬれば、065(いま)よりは、066(ぞう)修斎(しうさい)(とう) 何々(なになにの)(みこと)御名(みな)(たた)(まつ)らむことを(たひら)けく、067(やす)らけく聞食(きこしめ)相諾(あひうづな)(たま)へと(まを)す。
 
068   霊魂(みたま)安定(しづめの)(ことば)
 
069天晴礼(あはれ)○○(のみこと)070(もとの)○○毘古(びこ)神霊(みたま)()071(いま)告申事(つげまをすこと)を、0711(うま)らに聞食(きこしめ)せ。072(いけ)(ひと)(まか)(こと)は、073現身(うつそみ)(ならひ)得免(えまぬが)れぬ(こと)にして、074幽冥(かくりよ)()りては、075現世(うつしよ)(ひと)として(その)(かたち)()るべき(すべ)なく、076(その)言葉(ことば)()くべき(よし)()きが(ゆゑ)に、077(うれ)(かなし)まむは(ひと)真心(まごころ)には()れども、078(つひ)()(この)一道(ひとみち)(わかれ)は、0781(ひと)(ちから)()(とど)安敞(あへ)ず、079(また)現身(うつそみ)古曾(こそ)身退(みまか)りては(つち)(かへ)霊魂(みたま)常久(とこしへ)(きゆ)(こと)()く、080(かみ)()(もの)にし()れば、081(いま)(ただ)神霊(みたま)御為(みため)に、082()(こと)(はか)(なし)て、083只管(ひたすら)大神(おほかみ)乞祈(こひのみ)(まつ)るべき(こと)になも()る。084()(ひと)生死(いきしに)父母(ちちはは)(こころ)にも(まか)()ず、085妻子(つまこ)(ちから)にも(とど)(あへ)ず、086(すべ)幽冥(かくりよ)(ちぎり)()(こと)にし()れば、087現身(うつそみ)(ひと)(あり)ては、088皇神(すめかみ)(たち)恩頼(みたまのふゆ)乞祈(こひのみ)(まつ)りて、089(ひと)()るべき大道(おほみち)任々(まにまに)(いそし)(つと)めて、090(まか)りては幽冥(かくりよ)(おきて)(まつ)ろひ(つか)(まつ)らむと、091真木柱(まきばしら)(いみじ)(こころ)築固(つきかた)め、092栲縄(たくなは)一筋(ひとすぢ)(おも)(さだ)めて、093(ひと)如何(いか)毀誉(そしりほ)むとも(かかづら)(こと)なく、094(ただ)(かみ)御照覧(みそなは)(たま)(ところ)(はぢ)(かしこ)み、095辛苦(たしなみ)(かか)(こと)()るとも(おも)(まど)(こと)なく、096愈々(いよいよ)益々(ますます)利心(とごころ)(おこ)して097(さづ)(たま)へる霊魂(みたま)(くも)らせじ、098(よさ)(たま)へる(わざ)(おこた)らじと、099(きよ)(かた)節操(みさを)()てば100現世(うつしよ)(ひと)(たふと)み、101大神(おほかみ)(うる)はしみ(たま)(こと)なるを、102阿波礼(あはれ)(ひと)(こころ)浮雲(うきくも)(うご)(やす)く、103月草(つきぐさ)(うつ)ろひ(やす)(もの)にし()れば、104(はな)紅葉(もみぢ)(うる)はしきを()ては、105(その)色香(いろか)目暗(まなこく)れ、106百千鳥(ももちどり)(さへづ)るを()きては、107(その)(こゑ)(みみ)(かたむ)くる(こと)(ごと)く、108波加奈久(はかなく)(かぎ)()現世(うつしよ)(たのしみ)(まど)ひて109幽冥(かくりよ)遠永(とほなが)御恵(みめぐみ)(おも)はず()(たぐひ)こそ(あはれ)むべき(こと)なりけれ。110(しか)()れども111大神(おほかみ)(あつ)大御心(おほみこころ)には(その)(あやまち)見直(みなほ)(たま)ひ、112(その)(つみ)(はら)(たま)(のぞ)(たま)ひて、113(ふか)(ふち)(おち)ぬる(ひと)(すく)(いか)さしめ(たま)(こと)(ごと)く、114大海(おほわだ)()()()(ただよ)(ふね)(つな)(とど)むる(こと)(ごと)く、115(たす)(たま)ひ、1151(すく)(たま)(こと)にし()れば、116(その)大御心(おほみこころ)(うかがひ)(まつ)り、117(その)(をしへ)(したが)(まつ)りて118(まかる)(いくる)恩頼(みたまのふゆ)(かげ)(かく)るる(こと)(さま)(あふ)(たふと)(まつ)るべき(こと)になも()る。119天晴礼(あはれ)(なが)(みこと)(つね)神習(かむなら)(いそ)しみ(つと)(たま)120(きよ)(あか)(こころ)(ひと)()(みち)(まま)(まめ)(ただ)しく、121御国(みくに)(つかへ)(まつ)り、122(ひろ)(あつ)(ひと)をも(めぐ)みて()しければ、123(いま)幽冥(かくりよ)(かへ)()しても(やす)(たの)しく、124(その)(ところ)()(しづ)まり()すらめど、125()由久利奈久(ゆくりなく)(あやまち)(をか)しけむ(つみ)(けがれ)()らむには126(はら)(たま)(きよ)(たま)ひて、127清々(すがすが)しき霊魂(みたま)(なし)(さきは)(たま)へと(いは)(しづ)めて128只管(ひたすら)大神(おほかみ)乞祈(こひのみ)(まつ)らば129(かなら)大神(おほかみ)(まも)らひ(めぐ)まひ(たま)はむ、130(かならず)大神(おほかみ)(ひろ)(あつ)(はか)(たま)はむ、131()()(おも)ひ、132()()(さと)(たま)ひて、133現世(うつしよ)()かぬ(わか)れに御心(みこころ)(まど)(たま)(こと)()く、134惟神(かむながら)(もと)(こころ)(うしな)はず135親族(うから)乞祈(こひの)(こと)(ごと)く、136(ただ)一筋(ひとすぢ)大神(おほかみ)(まつろ)(たま)ひて137遠永(とほなが)(やす)(たぬし)(しづま)(たま)へと(まを)(こと)相諾(あひうづな)(たま)へと(まを)す。
 
138   発葬(はつさう)祝詞(のりと)
 
139阿波礼(あはれ)○○○(のみこと)140(もとの)○○○○((せいめい))毘古(びこ)(ひつぎ)御前(みまへ)(つつし)(ゐやま)ひも(まを)さく、141現身(うつそみ)(ひと)()(すべ)()(もの)()るかも、142昨日(きのふ)(まで)(とも)(かたら)ひ、143(とも)(はか)りて(おこな)ひしも、144今日(けふ)()()(ひと)()りて、1441(まじら)(よし)()し、145雖然有(しかはあれど)(その)神霊(みたま)常久(とこしへ)()ゆる(こと)()く、146(かみ)(つら)(いり)弥栄(いやさかえ)(さか)え、147子孫(うみのこ)守護神(まもりがみ)()るべき(もの)なれば、148(なが)(みこと)神霊(みたま)(これ)家内(やぬち)(いは)(しづ)(まつ)りて()るも、149幽冥(かくりよ)(へだて)(あり)言問(ことと)(かたら)(まつ)(すべ)()ければ、150現身(うつそみ)(ならひ)如此(かく)ながら()るべき(よし)()ければ、151今日(けふ)御葬(みはふり)()(いは)(さだ)めて、152内外(うちと)(ひつぎ)(いた)(ひろ)(あつ)く、153(きよ)(かた)(つく)(そな)へて(みづ)御座所(みあらか)(つかへ)(まつ)りて、154(もてあそ)(たま)賞給(めでたま)ひし種々(くさぐさ)(もの)をも取添(とりそへ)御輿(みこし)加伎(かき)(まつ)り、155御館(みやかた)出坐(いでま)さしめ(まつ)りて、156御葬所(みはふりどこ)底津(そこつ)岩根(いはね)石垣(いしがき)築固(つきかた)め、157瑞垣(みづがき)結廻(ゆひめぐ)らして、158千代(ちよ)住所(すみか)(いは)(さだ)めて、159(なが)(みこと)御名(みな)は、1591(はふ)らさず(うしな)はず、160万代(よろづよ)記念(かたみ)()むと、1601堅石(かたしは)(えら)しめ、161奥都城(おくつき)(しるし)()子孫(うみのこ)次々(つぎつぎ)162春秋(はるあき)(なが)()参出(まゐいで)(さぶら)ひ、163御祭(みまつり)(つかへ)(まつ)るべき(こと)(はか)()(おき)て、164(うつ)()(まつ)らむと()るが(ゆゑ)に、165親族(うから)166家族(やから)(はじ)め、167(つね)(した)しみ(たま)ひし諸人(もろびと)(たち)は、168蘆垣(あしがき)間近(まぢか)郷々(さとざと)(さら)なり、169雲居(くもゐ)()(とほ)(さかひ)(かぜ)()()聞伝(ききつた)へて、170村鳥(むらどり)(むらが)(きそ)()171現世(うつしよ)御別(みわか)れには(おく)れじ、172今日(けふ)(かぎり)御供(みとも)には()れじと、173(おの)(おの)(つつし)み、1731(ゐやま)(つか)(まつ)りて174(ささ)()御旗(みはた)(つら)(ただ)しく、175(なら)()(はうき)()(よぼろ)掃清(はききよ)むる(みち)長手(ながて)(ところ)(せき)(まで)(まも)(まつ)(おく)(まつ)らむとす、176(かれ)御送(みおくり)御祭(みまつり)(つか)(まつ)ると()(たてまつ)御饌物(みけつもの)安御食(やすみけ)足御食(たるみけ)聞食(きこしめ)して177出坐(いでま)(みち)八十隈(やそくま)(つつ)()178(うしろ)(やす)(まか)(とほ)らして、179(たひら)けく、1791(やす)らけく(しづ)まり()せと(まを)す。
 
180   埋葬祭(まいさうさい)
 
181修斎(しうさい)正准○(とう)182○○の(みこと)や、183(なが)(みこと)御霊(みたま)をば家内(やぬち)(いは)(しづ)()きて、184(いま)如此(かく)遺体(なきがら)(をさ)めぬる御柩(みひつぎ)を、185奥都城(おくつき)(おく)(ふか)(をさ)(まつ)らむとす、186今由(いまより)(のち)(なが)(みこと)千代(ちよ)住所(すみか)と、187親族(うから)家族(やから)(まゐ)(をろが)(つかへ)(まつ)らむ(こと)聞食(きこしめし)て、188石垣(いしがき)(うご)(こと)()く、189(たひら)けく(やす)らけく(しづま)()せと(かしこ)みも(まを)す。
 
190   家祭式(かさいしき)祓戸(はらひど)祝詞(のりと)
 
191掛巻(かけまく)(かしこ)祓戸(はらひど)四柱(よはしら)大神(おほかみ)(たち)大前(おほまへ)(かしこ)(かしこ)みも(まを)さく、192今日(けふ)はしも、193修斎(しうさい)(とう)○○((せいめい))(ぬし)神葬儀(かむはふりののり)(つかへ)(まつ)りて、194(はや)(をへ)ぬるに()りて、195(これ)(いへ)内外(うちと)(また)196親族(うから)九族(やから)(はじ)め、197葬場(みはふりのには)(つど)ひし諸人(もろひと)()(いた)(まで)198(はら)(たま)ひ、1981(きよ)(たま)ひて清々(すがすが)しく(なし)(さきは)(たま)へと乞祈(こひのみ)(まつ)らくを、199相諾(あひうづな)(たま)へと、200(かしこ)(かしこ)みも(まを)す。
 
201   十日及び四十日祭(また)年祭(ねんさい)奏上(そうじやう)
 
202掛巻(かけまく)(かしこ)三五皇(おほもとすめ)大御神(おほみかみ)大前(おほまへ)に、203(つつし)(ゐやま)ひも(まを)さく、204今日(けふ)はしも○○()(みこと)205(もとの)○○((せいめい))の○○(とし)(あるひ)())の御祭(みまつり)(つかへ)(まつ)るべき()にし()れば、206(その)祭祀(みまつり)(をさ)(まつ)らむとする状態(さま)聞食(きこしめし)相諾(あひうづな)(たま)ひて、207○○(ぬし)霊魂(みたま)弥高(いやたか)弥広(いやひろ)御霊(みたま)(さちは)(たま)ひて、208遠永(とこしへ)御愛憐(みめぐみ)(かがぶ)らしめ(たま)へ、209御祭(みまつり)(うるは)しく(つかへ)(まつ)らしめ(たま)へと(かしこ)(かしこ)みも(まを)す。
 
210   五十(ごじふ)(にち)合祀(がふし)奏上(そうじやう)
 
211掛巻(かけまく)(かしこ)三五皇(おほもとすめ)大御神(おほみかみ)大前(おほまへ)(つつし)(ゐやま)ひも(まを)さく、212今日(けふ)はしも、213(もとの)○○((せいめい))(ぬし)五十日(いそか)御祭(みまつり)(つか)(まつ)るべき()にし()れば、214神霊(みたま)(あは)(しづ)(まつ)(さま)聞食(きこしめ)相諾(あひうづな)(たま)ひて○○((せいめい))霊魂(みたま)弥高(いやたか)に、215弥広(いやひろ)御霊(みたま)(さきは)ひて、216遠永(とほなが)御愛憐(みめぐみ)(かがぶ)らしめ(たま)ひ、217御祭(みまつり)(うるは)しく(つかへ)(まつ)らしめ(たま)へと、218(かしこ)(かしこ)みも(まを)す。
 
219   五十(ごじふ)(にち)合祀祭(がふしさい)(ぶん)
 
220(かしこ)しや、221修斎(しうさい)(とう)○○(のみこと)神霊(みたま)()(まつ)りて(まを)さく、222(なが)(みこと)顕世(うつしよ)身罷(みまか)(たま)ひてより、223昨日(きのふ)今日(けふ)()(きた)り、224(なが)れて(はや)月日(つきひ)は、225五十日(いそか)()()さへ()ぎぬれば226今日(けふ)吉日(よきひ)(これ)霊舎(みたまや)(うつ)して227代々(よよ)(おや)(たち)(とも)令坐(まさしめ)(まつ)らむと(いは)(まつ)りて228御饗(みあへ)御饌(みけ)御酒(みき)種々(くさぐさ)(もの)机代(つくゑしろ)(そな)称言(たたへごと)竟奉(をへまつ)らく、229如斯(かく)(つかへ)(まつ)(さま)(たひら)かに聞食(きこしめし)230天地(あめつち)(むた)無窮(とこしへ)志豆宮(しづみや)(しづま)(いま)して、231家長(いへをさ)(はじ)め、2311家内(やぬち)(もの)()232()しき(こころ)なく(あし)(おこな)ひなく233(おの)向々(むきむき)()らしめず、234親子(おやこ)(むつ)(あつ)く、235妻子(つまこ)(した)しみ(ふか)236同心(おなじこころ)(いそ)しみ(つと)めて(おや)()(けが)さず、237(うみ)()次々(つぎつぎ)山松(やままつ)(いや)高々(たかだか)家門(いへかど)令起(おこさしめ)(たま)ひ、238伊迦斯屋(いかしや)久波枝(くはえ)(ごと)く、239牟久佐加(むくさか)立栄(たちさか)えしめ(たま)ひ、240御祭(みまつり)(うるは)しく(つかへ)(まつ)らしめ(たま)へと241嶋津鳥(しまつどり)頸根(うなね)()()きて(かしこ)(かしこ)みも(まを)す。
 
242   十日祭(とをかさい)(および)百日祭(ひやくにちさい)(まで)祭文(さいぶん)
 
243修斎(しうさい)(とう)○○(のみこと)244(もとの)○○((せいめい))毘古(びこ)神霊(みたま)御前(みまへ)(まを)さく、245(なが)(みこと)()246親族(うから)家族(やから)(さら)なり(した)しき諸人(もろひと)(いた)(まで)247百年(ももとせ)千年(ちとせ)(いはほ)なす堅磐(かきは)常磐(ときは)()さねと、248大船(おほふね)(おもひ)(たの)みて(あり)しを、249空蝉(うつせみ)(すべ)()(もの)にかも、250()にし○(とし)(つき)()現世(うつしよ)(かぎり)()て、251幽冥(かくりよ)(おもむ)(たま)ひぬれば、252現身(うつそみ)(ならひ)(いと)()しく、253(いと)(なつか)しく(おも)ひ、254(した)ふは道理(ことわり)には()れども、255(もと)より幽世(かくりよ)(ちぎり)()(こと)にし()れば、256御葬儀(みはふりののり)をだに(うる)はしく(つかへ)(まつ)り、257(のち)御祭(みまつり)をも(たら)はぬ(こと)なく()さむと相議(あひはか)相定(あひさだ)めて、258(こころ)(かぎり)(ちから)至極(きはみ)(つかへ)(まつ)りつつも、259()(もの)につけ聞物(きくもの)()りて左有(とあり)し、260右有(かくあり)しと偲草(しのびぐさ)のみ弥繁(いやしげ)くて、2601()()(ほど)261今日(けふ)(はや)くも○()御祭(みまつり)()(なり)ぬ。262(つらつら)(おも)へば(なが)(みこと)()263現世(うつしよ)()しし(ほど)は、264(ひと)有道(あるみち)(まま)(なほ)(ただ)しく、265(くに)(ため)にも(ひと)(ため)にも忠実(まめ)(いそ)しく()しつれば、266大神(おほかみ)()(たま)ひ、2661(いつく)しみ(たま)はむ(こと)を、2662(うれ)しみ(よろこ)267(いや)益々(ますます)(たか)(かみ)(つら)(すす)(たま)ひ、268春秋(はるあき)(ゑらぎ)(たのしみ)をも(きは)(たま)ふべく、269大神(おほかみ)乞祈(こひのみ)(まつ)り、270()神霊(みたま)(をさ)(まつ)らむとする(さま)見行(みそなは)し、271聞食(きこしめし)平穏(おだひ)(しづま)()して、272子孫(うみのこ)八十続(やそつづき)(いへ)をも()をも(まもり)(さきは)(たま)ひ、273今日(けふ)御祭(みまつり)(そな)(まつ)礼代(いやしろ)御饌(みけ)御酒(みき)種々(くさぐさ)(もの)274(たひら)けく、2741(やす)らけく聞食(きこしめ)せと(まを)す。
 
275   一年祭(いちねんさい)以上(いじやう)年祭文(ねんさいぶん)
 
276(これ)霊殿(みたまや)斎奉(いつきまつり)令坐(ませ)(まつ)修斎(しうさい)(とう)○○(のみこと)277(もとの)○○((せいめい))毘古(びこ)神霊(みたま)御前(みまへ)(まを)さく、278(なが)(みこと)()279(いに)し○(とし)(つき)()に、2791現世(うつしよ)()()して280(いま)幽冥(かくりよ)(かみ)(つら)(しづまり)(ます)(ゆゑ)に、281此家(これのいへ)守神(まもりがみ)(つね)(たふと)(ゐやま)(つかへ)(まつ)るを、282今日(けふ)(はや)くも○(とし)御祭(みまつり)(つかへ)(まつ)るべき()にも(めぐ)()ぬれば、283御祭(みまつり)(のり)(はや)(こと)()へぬ。284(かれ)此御前(これのみまへ)をも(もち)由麻波利(ゆまはり)(をろが)(つかへ)(まつ)らくを御心(みこころ)平穏(おだひ)聞食(きこしめし)285(いや)遠永(とほなが)代々(よよ)(おや)(たち)御心(みこころ)(むつ)び、286御力(みちから)(あは)(たま)ひて、287子孫(うみのこ)(とほ)()(まもり)288(いへ)(しづめ)()御徳(みいづ)(あら)はし(たま)へ、289親族(うから)290家族(やから)(にぎ)(むつ)浦安(うらやす)転楽(うたたたの)しく令在(あらしめ)(たま)へと、291御饌(みけ)御酒(みき)(はじ)め、292海川(うみかは)山野(やまぬ)種々(くさぐさ)美味物(うましもの)を、293百取(ももとり)(つくゑ)置足(おきたら)はして(かしこ)(かしこ)みも(まを)す。
 
294   臨時(りんじ)祖霊(それい)拝詞(はいし)
 
295(これ)神霊殿(みたまや)伊都(いづ)真屋(まや)(いは)(しづ)むる、296何々(なになに)(いへ)遠津(とほつ)御祖(みおや)297世々(よよ)(おや)(たち)親族(うから)家族(やから)神霊(みたま)(みまへ)(まを)さく。298(なが)(みこと)(たち)(きよ)(あか)(なほ)(ただ)しき(こころ)()て、299大神(おほかみ)(ひろ)(あつ)恩頼(みたまのふゆ)(うづ)なひ(まつ)りて、300(くし)(たへ)なる神業(みわざ)(さと)(まつ)り、301諸々(もろもろ)(ひと)()(すく)(たま)(たす)(たま)ひ、302子孫(うみのこ)八十続(やそつづき)(まもり)(さきはひ)(たま)303(おの)(おの)(かみ)(ゐやま)ひ、3031(きみ)(たふと)304(おや)(さきは)ひ、3041夫婦(めをと)兄弟(はらから)(むつ)まじく305(おの)向々(むきむき)()らしめず、306(ちから)(あは)せ、3061(こころ)(むつ)(いへ)(なりは)(ゆる)(こと)()く、307弥遠(いやとほ)弥長(いやなが)(まもり)(まつ)らむ(こと)(うれ)しみ、308今日(けふ)吉日(よきひ)良辰(よきとき)御祭(みまつり)(つかへ)(まつ)りて、309種々(くさぐさ)美味物(うましもの)(ささ)(をろが)(つか)(まつ)らくを、310相諾(あひうづな)(たま)へと、311(かしこ)(かしこ)みも(まを)す。
 
312   建碑(けんぴ)除幕式(ぢよまくしき)祝詞(のりと)
 
313(これ)奥都城(おくつき)を、314千代(ちよ)住家(すみか)(しづま)()す○○(のみこと)315(もとの)○○((せいめい))毘古(びこ)御霊(みたま)御前(みまへ)に、316斎主(いはひぬし)○○(かしこ)みも(まを)さく、317今回(こたび)(あらた)(ふと)(たか)(いかし)石碑(いしぶみ)()(もうけ)つるに()り、318今日(けふ)生日(いくひ)足日(たるひ)に(石碑(いしぶみ)被幕(ひばく)取放(とりはな)ち)(その)(よし)告奉(つげまつ)らくを、319(たひら)けく(やす)らけく聞食(きこしめし)て、320(いや)遠永(とほなが)(しづ)まり()して、321何々(なになに)(いへ)を、322石碑(いしぶみ)弥堅(いやかた)らに、323石垣(いしがき)(うご)(こと)()く、3231(ゆる)(こと)()く、324子孫(うみのこ)八十続(やそつづき)五十橿(いかし)八桑枝(やくはえ)(ごと)茂久栄(むくさか)(さか)えしめ(たま)へ、325()(まもり)()(まも)りに(まも)(さきは)(たま)へと326御饌(みけ)御酒(みき)(はじ)め、3261種々(くさぐさ)味物(うましもの)百取(ももとり)(つくゑ)置足(おきたら)はして、327(かしこ)(かしこ)みも(まを)す。

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10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
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