霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一三章 蚊燻(かくすべ)〔一六二〇〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 篇:第3篇 幽迷怪道 よみ:ゆうめいかいどう
章:第13章 第63巻 よみ:かくすべ 通し章番号:1620
口述日:1923(大正12)年05月24日(旧04月9日) 口述場所:竜宮館 筆録者:北村隆光 校正日: 校正場所: 初版発行日:1926(大正15)年2月3日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる] 主な登場人物: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm6313
愛善世界社版: 八幡書店版:第11輯 325頁 修補版: 校定版:182頁 普及版:64頁 初版: ページ備考:
派生[?]この文献を底本として書かれたと思われる文献です。[×閉じる]出口王仁三郎全集 > 第二巻 宗教・教育編 > 【宗教編】第四篇 神霊世界 > 第二十二章 霊界は内面の情態
001 (ひと)精霊(せいれい))の内面的(ないめんてき)情態(じやうたい)()(とき)002自有(じいう)意志(いし)その(まま)思索(しさく)するが(ゆゑ)003その想念(さうねん)元来(ぐわんらい)情動(じやうどう)(すなは)(あい)そのものより(きた)るものです。004そして(その)(とき)(おい)想念(さうねん)意志(いし)とは一致(いつち)する。005この一致(いつち)によつて(ひと)内面的(ないめんてき)なる精霊(せいれい)(みづか)思惟(しゐ)するを(おぼ)えず006ただ意志(いし)するとのみ(おも)ふものです。007(また)言説(げんせつ)する(とき)(これ)()たるものがありますが008(ただ)相違(さうゐ)せる(てん)は、009その言説(げんせつ)はその意志(いし)(ぞく)する想念(さうねん)そのままを赤裸々的(せきららてき)露出(ろしゆつ)することを(はばか)るの(じやう)(こも)つてゐるものです。010その(ゆゑ)011(ひと)精霊(せいれい))が現界(げんかい)()つた(とき)(ぞく)()ふて(その)(せい)(いとな)みたる習慣(しふくわん)がその意志(いし)附属(ふぞく)するに(いた)るからであります。
012 精霊(せいれい)内面(ないめん)情態(じやうたい)()(とき)は、013その精霊(せいれい)(ひと))が如何(いか)なる人格(じんかく)所有(しよいう)して()たかと()ふことを(あきら)かに(あら)はすものです。014この(とき)精霊(せいれい)自我(じが)()つてのみ行動(かうどう)するからであります。015現界(げんかい)()つた(とき)内面的(ないめんてき)(ぜん)()つた精霊(せいれい)016(ここ)(おい)(その)行動(かうどう)理性(りせい)証覚(しようかく)とにかなふこと益々(ますます)(ふか)きものあるを(みと)()られるものです。017(いま)肉体(にくたい)との関連(くわんれん)()ち、018雲霧(くもきり)(ごと)心霊(しんれい)昏迷(こんめい)せしめ、019()執着(しふちやく)せる物質的(ぶつしつてき)事物(じぶつ)全部(ぜんぶ)脱却(だつきやく)したからであります。020(これ)(はん)精霊(せいれい)内面(ないめん)(あく)()つたものは、021(いま)外面的(ぐわいめんてき)情態(じやうたい)(のが)れて(しま)ひ、022その行動(かうどう)痴呆(ちはう)(ごと)狂人(きちがひ)(ごと)く、023現世(げんせ)()つた(とき)よりも層一層(そういつそう)癲狂(てんきやう)状態(じやうたい)暴露(ばくろ)し、024醜悪(しうあく)なる面貌(めんばう)(あら)はすものであります。025(かれ)精霊(せいれい)内面(ないめん)(あく)なりしものは(いま)自由(じいう)()026表面(へうめん)(かざ)外面(ぐわいめん)情態(じやうたい)繋縛(けいばく)(はな)れたからです。027現世(げんせ)にあつて外面上(ぐわいめんじやう)善美(ぜんび)健全(けんぜん)(さう)(よそほ)028理性的(りせいてき)人物(じんぶつ)()せむとして焦慮(せうりよ)して()たものが、029(まつた)外面(ぐわいめん)皮相(ひさう)()(のぞ)かれたので、030その狂質(きやうしつ)遺憾(ゐかん)なく暴露(ばくろ)するに(いた)つたのであります。031外面上(ぐわいめんじやう)善人(ぜんにん)(よそほ)学者(がくしや)識者(しきしや)(もつ)()して()人間(にんげん)032馬糞(ばふん)(つつ)んだ錦絵(にしきゑ)(ぢう)(うち)(やう)なもので、033外面(ぐわいめん)より()れば(じつ)美麗(びれい)なる光沢(くわうたく)(はな)034(ひと)をして羨望(せんばう)(ねん)()へざらしむるものですが、035その蔽葢(おほひぶた)()()けて内面(ないめん)()(とき)036(はじ)めて汚物(をぶつ)伏在(ふくざい)せるを()(おどろ)くやうなものです。037心霊学者(しんれいがくしや)だとか、038哲学者(てつがくしや)だとか、039宗教家(しうけうか)だとか、040種々(しゆじゆ)立派(りつぱ)人間(にんげん)外面(ぐわいめん)蔽葢(おほひぶた)()()つて()れば、041(じつ)痴呆(ちはう)癲狂(てんきやう)汚物(をぶつ)内面(ないめん)堆積(たいせき)され、042地獄界(ぢごくかい)現状(げんじやう)暴露(ばくろ)されるものであります。
043 現世(げんせ)()つた(とき)神格(しんかく)(みと)神真(しんしん)(あい)044内面(ないめん)良心(りやうしん)(したが)つて行動(かうどう)()せしものは、045霊界(れいかい)()(きた)(とき)046(ただち)内面(ないめん)情態(じやうたい)(みちび)()れられて(なが)(ねむ)りより()めたる(ごと)く、047(また)暗黒(あんこく)より光明(くわうみやう)(すす)()りしものの(ごと)きものであります。048その思索(しさく)もまた高天原(たかあまはら)光明(くわうみやう)(もとづ)049内面的(ないめんてき)証覚(しようかく)より(はつ)(きた)るが(ゆゑ)に、050(すべ)ての行動(かうどう)(ぜん)より(おこ)り、051内面的(ないめんてき)情動(じやうどう)より(あふ)()づるものです。052かくて高天原(たかあまはら)想念(さうねん)情動(じやうどう)との(なか)(なが)()053歓喜(くわんき)幸福(かうふく)とを(もつ)(その)内面(ないめん)充満(じゆうまん)せしめ、054(いま)だかつて()らざる幸福(かうふく)(あぢ)はふものです。055最早(もはや)かくなりし(うへ)056高天原(たかあまはら)天人(てんにん)との交通(かうつう)(ひら)けて()るので、057()(かみ)礼拝(れいはい)真心(まごころ)(つく)して奉仕(ほうし)し、058自主(じしゆ)(こころ)発揮(はつき)し、059外的(ぐわいてき)聖行(せいこう)(はな)れて、060内面的(ないめんてき)聖行(せいこう)()るものです。061かくの(ごと)きは三五教(あななひけう)教示(けうじ)()りて、062内面的(ないめんてき)善真(ぜんしん)生涯(しやうがい)(おく)りしものの(まさ)()くる(ところ)情態(じやうたい)であります。063(しか)三五教(あななひけう)以外(いぐわい)教団(けうだん)入信(にふしん)したものと(いへど)も、064神真(しんしん)(あい)内面的(ないめんてき)(ぜん)(ぢう)065神格(しんかく)(みと)めて奉仕(ほうし)したるものの精霊(せいれい)(また)同様(どうやう)であります。
066 (これ)(はん)現世(げんせ)にあつて偽善(ぎぜん)(ぢう)(かみ)()(あく)(ぢう)し、067良心(りやうしん)(ほろぼ)神格(しんかく)否定(ひてい)し、068(あるひ)(かみ)()(とな)ふる(こと)()ぢて、069種々(しゆじゆ)名目(めいもく)にかくれ霊的(れいてき)研究(けんきう)没頭(ぼつとう)し、070凶霊(きようれい)招致(せうち)して霊界(れいかい)(さぐ)現世(げんせ)人間(にんげん)欺瞞(ぎまん)し、071(また)一旦(いつたん)三五(あななひ)(をしへ)(しん)(なが)心機一転(しんきいつてん)して弊履(へいり)(ごと)(これ)()()り、072(あるひ)誹謗(ひばう)し、073世間(せけん)人心(じんしん)狂惑(きやうわく)したるものの精霊界(せいれいかい)()ける内面的(ないめんてき)情態(じやうたい)全然(ぜんぜん)(これ)正反対(せいはんたい)であります。
074 (また)内心(ないしん)神格(しんかく)(みと)めず、075(あるひ)軽視(けいし)076何事(なにごと)科学(くわがく)立脚(りつきやく)して(かみ)在否(ざいひ)(きは)めむとし、077()自己(じこ)学識(がくしき)にほこるものは、078(みな)(あく)霊性(れいせい)であります。079たとへ外面的(ぐわいめんてき)想念(さうねん)()いては(かみ)否定(ひてい)せず、080(これ)是認(ぜにん)081(すこ)しは敬神的(けいしんてき)態度(たいど)()づるものと(いへど)も、082(その)内面的(ないめんてき)精神(せいしん)(けつ)して(しか)らざるものは依然(やつぱり)(あく)であります。083何故(なぜ)なれば神格(しんかく)是認(ぜにん)することと(あく)(ぢう)することとは(たがひ)相容(あひい)れないからであります。084(また)吾々(われわれ)(たん)(かみ)(しん)宗教(しうけう)(まな)(くらゐ)なれば、085(けつ)して学者(がくしや)地位(ちゐ)()てたり、086役目(やくめ)(ぼう)()つて入信(にふしん)はしないのだ。087(ただ)吾々(われわれ)神諭(しんゆ)のある文句(もんく)(しん)じたからだ。088万万一(まんまんいち)その神諭(しんゆ)一年(いちねん)でも世界(せかい)(あら)はるる(こと)(おく)れたり間違(まちが)(やう)なことがあつたならば、089自分(じぶん)率先(そつせん)して教壇(けうだん)(たた)(つぶ)して(しま)ふ」と揚言(やうげん)し、090到頭(たうとう)()(ごと)(かみ)聖団(せいだん)形体的(けいたいてき)にも精神的(せいしんてき)にもたたき(こは)し、091沢山(たくさん)債務(さいむ)(あと)()()け、092谷底(たにぞこ)神柱(かむばしら)()(おと)093頭上(づじやう)から煮茶(にえちや)()びせかけ、094(しり)()()けてエルサレムを(うしろ)095又々(またまた)種々(しゆじゆ)(くはだ)てを(はじ)めて()守護神(しゆごじん)(ごと)きは、096(じつ)内面(ないめん)凶悪(きようあく)なる精霊(せいれい)であります。097(しか)(なが)098(かか)精霊(せいれい)表面(へうめん)(ぜん)仮面(かめん)(かぶ)り、099天人(てんにん)(ごと)(ぜん)(しん)との言説(げんせつ)(ろう)するが(ゆゑ)に、100容易(ようい)現界(げんかい)(おい)ては(その)内面(ないめん)醜悪(しうあく)暴露(ばくろ)せないものであります。101かくの(ごと)精霊(せいれい)霊界(れいかい)(きた)内面的(ないめんてき)情態(じやうたい)()つて(その)言説(げんせつ)する(ところ)()き、102(その)行動(かうどう)する(ところ)()(とき)103(あたか)前後(ぜんご)区別(くべつ)()らず、104発狂者(はつきやうしや)(ごと)()ゆるものであります。105(かれ)()精霊(せいれい)凶欲心(きようよくしん)(ここ)爆裂(ばくれつ)して、106一切(いつさい)憎悪(ぞうを)(さう)(あら)はしたり、107()侮蔑(ぶべつ)して(いた)らざる()108所在(あらゆる)(あく)実相(じつさう)(しめ)し、109悪行(あくかう)(あへ)てし110(ほと)んど人間(にんげん)所作(しよさ)なるかと(うたが)はしむる(ばか)りであります。
111 現世(げんせ)にあつた(とき)には、112外的(ぐわいてき)事物(じぶつ)のために制圧(せいあつ)せられ沮滞(そたい)しつつあつたけれ(ども)113(いま)(その)覊絆(きはん)(だつ)114(かれ)()意志(いし)よりする想念(さうねん)(まか)せて放縦自在(はうじうじざい)(ふる)()(こと)()るからです。115(かれ)()(また)生前(せいぜん)(おい)所有(しよいう)した理性力(りせいりよく)(みな)外面(ぐわいめん)(ぢう)し、116内面(ないめん)(ぢう)して()なかつたから、117(かく)(ごと)悪相(あくさう)(げん)ずるに(いた)るのであります。118(しか)(かれ)()他人(たにん)(まさ)りて内面的(ないめんてき)証覚(しようかく)あるものと自信(じしん)して()たものであります。119今日(こんにち)学者(がくしや)識者(しきしや)()はるる(ひと)精霊(せいれい)は、120(がい)して外面的(ぐわいめんてき)情態(じやうたい)のみ(ひら)け、121内面(ないめん)(かへつ)悪霊(あくれい)住所(ぢうしよ)となつて()るものが大多数(だいたすう)()めて()るやうであります。
122
123高姫(たかひめ)『これ、124(まへ)さま(たち)125(なに)可笑(をか)しうてさう(わら)ふのだい。126千騎一騎(せんきいつき)(この)場合(ばあひ)127(わら)(どころ)ぢや(ござ)るまい。128変性男子(へんじやうなんし)(さま)(をしへ)にも「座敷(ざしき)()めきりてジツとして()らぬと、129(わら)つて()るやうな(こと)では物事(ものごと)成就(じやうじゆ)(いた)さぬ」とありますぞや。130五人(ごにん)五人(ごにん)とも(そろ)うて(わら)ふとは(なん)(こと)ぢやい。131(この)日出神(ひのでのかみ)馬鹿(ばか)にしてるのぢやあるまいかな』
132カークス『(なに)133馬鹿(ばか)にする(どころ)か、134(わたし)(たち)五人(ごにん)高姫(たかひめ)さまに馬鹿(ばか)にされて馬鹿(ばか)になつて、135(この)道端(みちばた)でお(はなし)()かうと(おも)つてるのです。136なあベース、137さうだらう。138これも(たび)(なぐさ)みだからな。139立派(りつぱ)先生(せんせい)があり(なが)140三五教(あななひけう)謀反人(むほんにん)ウラナイ(けう)高姫(たかひめ)さまに説教(せつけう)()(もの)がありますか。141あんまり名高(なだか)高姫(たかひめ)さまだから、142(ひと)(はなし)()いてやるのですよ』
143高姫(たかひめ)『オツホヽヽヽ、144(めくら)(へび)()ぢずとやら、145(こま)つたものだわい。146()()代物(しろもの)神様(かみさま)済度(さいど)(あそ)ばすのだから、147(なみ)大抵(たいてい)(こと)ぢやないわい。148日出神(ひのでのかみ)大神様(おほかみさま)のお(こころ)(さつ)しまして149おいとしう(ござ)りますわいな。150オーンオーンオーン。151日出神(ひのでのかみ)(さま)152()くの(ごと)(あは)れな身魂(みたま)ですから、153何卒(なにとぞ)虫族(むしけら)だと(おも)つて(はら)()てずに、154神直日(かむなほひ)大直日(おほなほひ)見直(みなほ)して(たす)けてやつて(くだ)さい。155どうして(また)()(なか)()うも(くも)つたものだらう。156(わし)もここで足掛(あしか)二年(にねん)大弥勒(おほみろく)さまの(をしえ)(つた)へて()るのに、157(ただ)一人(ひとり)()(もの)がいないとは、158如何(いか)(くら)がりの()(なか)とは()へ、159(こま)つたものだな』
160カークス『お(まへ)さま、161えらさうに善人(ぜんにん)らしく、162智者(ちしや)らしく、163(かみ)さまらしく仰有(おつしや)るが、164肝腎要(かんじんかなめ)内面的(ないめんてき)状態(じやうたい)地獄的(ぢごくてき)精神(せいしん)でせうがな。165(この)カークスは()()えても精神(せいしん)内面(ないめん)状態(じやうたい)は……ヘン……第一天国(だいいちてんごく)感応(かんおう)して()るのだから、166(まへ)さまの()(こと)が、167(なん)だか幼稚(えうち)馬鹿(ばか)()えて仕方(しかた)がありませぬわ。168ウツフヽヽヽ』
169高姫(たかひめ)『オツホヽヽヽ(なん)とまあ没分暁漢(わからずや)だこと。170現在(げんざい)()(まへ)底津岩根(そこついはね)身魂(みたま)(あら)はれて()るのも(わか)らず、171第一霊国(だいいちれいごく)天人(てんにん)172(うづ)神柱(かむばしら)高姫(たかひめ)言葉(ことば)幼稚(えうち)だとか、173馬鹿(ばか)()えるとか()ふて()るが、174ほんに(こま)つたものだな。175丹波(たんば)(たけのこ)ぢやないが、176()ても()いても()はれない代物(しろもの)だ。177それでも人間(にんげん)(あぢ)がして()るのかな。178伊太彦(いたひこ)さま、179(まへ)大抵(たいてい)ぢやなからうな。180仮令(たとへ)千年(せんねん)万年(まんねん)かかつても、181(まこと)(みち)帰順(きじゆん)させる(こと)(むつ)かしいよ。182如何(いか)(この)大弥勒(おほみろく)御用(ごよう)する高姫(たかひめ)でも、183(この)代物(しろもの)には一寸(ちよつと)184手古摺(てこず)らざるを()ないからな』
185カークス『ヘン、186そこつ岩根(いはね)大弥勒(おほみろく)さまだけあつて随分(ずいぶん)粗忽(そこつ)(こと)仰有(おつしや)るわい。187霊国(れいごく)天人(てんにん)ぢやと仰有(おつしや)つたが、188いかにも無情(むじやう)冷酷(れいこく)天人(てんにん)イヤ癲狂人(てんきやうじん)()える。189(かみ)(みち)には()(きら)ひは()(はず)190それに結構(けつこう)神様(かみさま)生宮(いきみや)(つか)まへて這入(はい)ると(いへ)(けが)れるの、191なんのつて仰有(おつしや)るから(おそ)()るわい192ウツフヽヽヽ』
193高姫(たかひめ)『お(まへ)のやうなコンマ以下(いか)相手(あひて)になつて()つたら()()れる。194さア伊太彦(いたひこ)さま、195(まへ)一寸(ちよつと)利口(りこう)さうな(かほ)をして()るが、196高姫(たかひめ)()(こと)(みみ)()るだらうな』
197伊太(いた)『もとより愚鈍(ぐどん)(わたし)198賢明(けんめい)貴女(あなた)仰有(おつしや)(こと)199どうせ(みみ)()りますまいよ。200平易(へいい)簡単(かんたん)仰有(おつしや)つて(くだ)さい。201どうぞお(ねが)(いた)します』
202高姫(たかひめ)『あ、203よしよし、204(まへ)(はう)から、205さう()れば文句(もんく)はないのだ。206(しか)(なが)207(この)大弥勒(おほみろく)さまに(をし)へてやらうと()ふやうな態度(たいど)()たら大間違(おほまちがひ)出来(でき)ますぞ。208それこそアフンとして(しり)がすぼまりませぬぞや。209結構(けつこう)結構(けつこう)大神様(おほかみさま)一厘(いちりん)仕組(しぐみ)210(これ)(わか)つたら(われ)(わし)もと高姫(たかひめ)足許(あしもと)()つて()るなれど、211あまり身魂(みたま)(くも)つておるから(なに)(まを)されぬが、212兎角(とかく)改心(かいしん)一等(いつとう)ぞや。213これ伊丹彦(いたみひこ)さま、214(いた)()つて改心(かいしん)するなら(いま)ぢやぞえ。215(あと)後悔(こうくわい)()()はぬ。216毛筋(けすぢ)横巾(よこはば)でも間違(まちが)ひはないぞや。217大弥勒(おほみろく)(かみ)間違(まちが)ひはないぞえ。218高姫(たかひめ)(まを)しても高姫(たかひめ)(まを)すのではない。219(くち)()るばかりぢやから(つつし)んでお()きなさい。220(わか)つたかな。221(わか)つたら(わか)つたと、222あつさり()ひなさい。223これ()説教(せつけう)したら(わか)(はず)だから……』
224伊太(いた)()つから(わか)りませぬがな。225もつと(くわ)しく簡単(かんたん)明瞭(めいれう)仰有(おつしや)つて(くだ)さいな』
226高姫(たかひめ)(なん)(あたま)(わる)い、227これ()(こま)かう()ふてもまだ(わか)らぬのかな。228(なに)(ほど)簡単(かんたん)()つても肝胆(かんたん)相照(あひてら)さない伊丹彦(いたみひこ)さまにはイタイタしいぞや』
229カークス『(なん)だ、230(わけ)(わか)らぬ能書(のうがき)ばかりを吹聴(ふいちやう)して、231肝腎(かんじん)(こと)(ひと)つも()はぬぢやないか』
232高姫(たかひめ)『エー、233(だま)つて()なさい。234(まへ)(たち)下司(げす)身魂(みたま)(わか)るものか。235(この)高姫(たかひめ)底津岩根(そこついはね)大弥勒(おほみろく)(わか)れば()いのだ』
236伊太(いた)『そりや(わか)つて()ります。237その大弥勒(おほみろく)(また)どうして斯様(かやう)(ところ)でお一人(ひとり)(しづ)まりになつてるのでせうかな』
238高姫(たかひめ)『「(りう)(とき)()天地(てんち)(わだかま)り、239(とき)()ざれば蚯蚓(みみず)蠑螈(いもり)()(ひそ)む」と()(こと)がある。240(なに)(ほど)天地(てんち)大先祖(おほせんぞ)大先祖(おほせんぞ)の、241(ひと)大先祖(おほせんぞ)底津岩根(そこついはね)大弥勒(おほみろく)さまでも242時節(じせつ)()ねば()(おと)して衆生済度(しゆじやうさいど)をなさるのぢやぞえ。243(この)高姫(たかひめ)()改心(かいしん)なされ。244(この)()(かがみ)()してあるのだよ。245(べつ)にエルサレムとか斎苑館(いそやかた)とか246コーカサス(ざん)とか甘粕大尉山(あまかすたいゐさん)とかへ()かなくても247(この)高姫(たかひめ)()(こと)(はら)()()みて()いたら世界(せかい)()えすきますぞや』
248伊太(いた)『どうもハツキリ(わか)りませぬがな。249余程(よほど)甲粕御魂(かふかすみたま)()えますわい。250アハヽヽヽ』
251高姫(たかひめ)『これ(ほど)(こま)かく()つても()(わか)らぬのかいな。252さうするとお(まへ)一寸(ちよつと)(おと)して()()るのだわい。253一体(いつたい)(たれ)のお弟子(でし)になつてゐたのだな』
254伊太(いた)玉国別(たまくにわけ)先生(せんせい)教養(けうやう)()けて()りました』
255高姫(たかひめ)(なん)だ。256あの(たま)かいな。257彼奴(あいつ)音彦(おとひこ)()つてフサの(くに)本山(ほんざん)にも、258(わし)(うち)門掃(かどはき)をして()つた(やつ)だ。259彼奴(あいつ)謀叛者(うらがへりもの)でな。260自転倒島(おのころじま)魔窟ケ原(まくつがはら)でも後足(あとあし)(すな)をかけて()げて()つた不人情者(ふにんじやうもの)だ。261あんな(もの)天理(てんり)人道(じんだう)(わか)つて(たま)るものかい。262五十子姫(いそこひめ)()阿婆摺(あばず)女郎(めらう)(もら)つて263玉国別(たまくにわけ)(など)()()其処(そこら)(あた)りを(ある)(まは)つて()るのだから、264臍茶(へそちや)(いた)りだ。265オツホヽヽヽ、266(なん)とまア三五教(あななひけう)人物(じんぶつ)払底(ふつてい)だな。267(これ)では(みづ)御霊(みたま)(なに)(ほど)シヤチになつても駄目(だめ)だわい。268それだから底津岩根(そこついはね)大弥勒(おほみろく)さまの肝腎(かんじん)(こと)(わか)らぬと(まを)すのだ。269さア伊太彦(いたひこ)さま、270ここが()見切(みき)(どき)だ。271天国(てんごく)(のぼ)るが()いか、272地獄(ぢごく)()ちるが()いか、273(ひと)思案(しあん)をしなされや。274チツと(ばか)(みみ)伊太彦(いたひこ)でも辛抱(しんばう)して()いて()なさい、275利益(りやく)になりますよ』
276伊太(いた)高姫(たかひめ)さま、277もうお(いとま)(いた)します。278(わたし)玉国別(たまくにわけ)(さま)大切(たいせつ)なお師匠(ししやう)(さま)279そのお師匠(ししやう)(さま)悪口(あくこう)()はれて、280どうして(だま)つて()られませう。281さア(みな)さま、282(かへ)りませう』
283カークス『万歳(ばんざい)々々(ばんざい)284始終(しじう)(くさ)ひの婆々(ばば)万歳(ばんざい)
285ベース『退却(たいきやく)々々(たいきやく)286本当(ほんたう)(まこと)退屈(たいくつ)々々(たいくつ)
287高姫(たかひめ)『これお(まへ)三五教(あななひけう)宣伝使(せんでんし)ぢやないか。288(いか)(なか)れと()(おきて)()つてをるか。289さう(ふた)()には(はら)()てて(かへ)るとは(なん)(こと)だい。290それで宣伝使(せんでんし)()はれますか。291(まへ)のやうな無腸漢(むちやうかん)()るから三五教(あななひけう)()()(つき)()ちるのだ。292よい加減(かげん)馬鹿(ばか)(つく)して()きなさい』
293ブラヷーダ『(おも)ひきや高姫(たかひめ)(さま)(めぐ)()
294(しこ)(をしへ)(さづ)からむとは』
295高姫(たかひめ)(おも)ひきや三五教(あななひけう)神司(かむづかさ)
296(やみ)(まが)とに(つつ)まれしとは』
297伊太彦(いたひこ)(おも)ひきや斯程(かほど)自我(じが)強烈(きやうれつ)
298ウラナイ(けう)高姫(たかひめ)()さまとは』
299アスマガルダ『(おも)ひきや()んな(ところ)にウラナイの
300(しこ)婆々(ばば)アが(かま)へゐるとは』
301ベース『(おも)ひきやウラナイ(けう)高姫(たかひめ)
302()らず(ぐち)でも(これ)(ほど)(まで)とは』
303カークス『とはとはと()はず(がた)りに高姫(たかひめ)
304(さへづ)言葉(ことば)ここで()くとは』
305伊太(いた)高姫(たかひめ)さま、306邪魔(じやま)(いた)しました。307さア(これ)でお(いとま)(いた)します。308どうかトワに御鎮座(ごちんざ)(あそ)ばしませ』
309カークス『まアゆつくりと(この)(やぶ)()一人(ひとり)()りなさい。310よく宣伝(せんでん)出来(でき)(こと)でせう。311イツヒヽヽヽ』
312高姫(たかひめ)『こりやカークス、313(なん)()無礼(ぶれい)(こと)(まを)すのだ。314貴様(きさま)(ほね)(たた)()つてカークスにしてやらうか』
315カークス『そんならカークスベース(()(くす)べ)にして(もら)はうかい。316たか()()()るのだから面白(おもしろ)からうよ。317ヒヽヽヽヽメヽヽヽヽ』
318高姫(たかひめ)伊太彦(いたひこ)(いたち)()(やう)(やつ)についてる(もの)(ろく)(やつ)はありやせないわ。319ブラヷーダだのアスマガルダだのと、320(まが)つた腰付(こしつき)でブラブラと迂路付(うろつ)きやがつて321(いたち)()をかまされた(やう)顔付(つらつき)して322イツヒヽヽヽ、323あゝ衆生済度(しゆじやうさいど)(なみ)大抵(たいてい)ぢやないわい』
324アスマガルダ『高姫(たかひめ)さま、325(まへ)さまは何時(いつ)()に、326スーラヤの死線(しせん)()へて(この)岩窟(がんくつ)()たのだい』
327高姫(たかひめ)『オツホヽヽヽ馬鹿(ばか)だな。328(ひと)手洗(てうづ)使(つか)ふて()なさい。329ここは岩窟(がんくつ)(なか)ぢやありませぬよ。330フサの(くに)テルモン(ざん)(ふもと)331高姫(たかひめ)高原(かうげん)神館(かむやかた)だ。332夜中(よなか)(ゆめ)()()(なか)をぶらついて()るのだな。333(いもうと)婿(むこ)(しり)()ふて(ある)代物(しろもの)だから、334どうせ(ろく)(やつ)ぢやないと(おも)つたが、335矢張(やつぱり)日出神(ひのでのかみ)一目(ひとめ)()たら(ちが)はんわい。336(なん)()ふても金挺(かなてこ)(つんぼ)だから(なん)にも(わか)らぬ、337(こま)つた人足(にんそく)だな』
338アスマガルダ『(なに)339()はして()けば際限(さいげん)もなき雑言(ざふごん)無礼(ぶれい)340かう()えても(おれ)はスーラヤの(うみ)(きた)へた(うで)だ。341覚悟(かくご)せい』
342鉄拳(てつけん)(ふる)つて(なぐ)りつけむとする。343伊太彦(いたひこ)(はや)くも(その)(かひな)(つか)んで、
344伊太(いた)()つた()つた、345三五教(あななひけう)無抵抗主義(むていかうしゆぎ)だ。346さう乱暴(らんばう)(こと)をしちやいけませぬ』
347アスマガルダ『それだと()つて348(あんま)りぢやありませぬか』
349伊太(いた)『そこを辛抱(しんばう)するのが(まこと)(みち)です。350堪忍(かんにん)五万歳(ごまんざい)()つて351堪忍(かんにん)無事(ぶじ)長久(ちやうきう)(もとゐ)ですからな』
352アスマガルダ『そんなら伊太彦(いたひこ)さまの命令(めいれい)(したが)ひませう。353エー残念(ざんねん)な……』
354 高姫(たかひめ)(あご)をしやくり(なが)ら、
355高姫(たかひめ)『イツヒヽヽヽ356無抵抗主義(むていかうしゆぎ)三五教(あななひけう)357()毒様(どくさま)
358(おほ)きな(しり)をプリンプリンと()(なが)ら、359(うら)柴山(しばやま)獅子(しし)(ごと)くに()(のぼ)り、360何処(どこ)ともなく姿(すがた)(かく)して(しま)つた。361五人(ごにん)(また)もや宣伝歌(せんでんか)(うた)(なが)362(つゆ)おく野辺(のべ)悠々(いういう)(すす)()く。
363大正一二・五・二四 旧四・九 於竜宮館 北村隆光録)
   
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10/26【霊界物語ネット】大本神諭を「年月日順」で並べた時の順序が、一部おかしいものがあったので修正しました。(os176,192,193,191,235 の5つ)