霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第四章 訪問客(はうもんきやく)〔一六三三〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第64巻上 山河草木 卯の巻上 篇:第1篇 日下開山 よみ:ひのしたかいさん
章:第4章 第64巻上 よみ:ほうもんきゃく 通し章番号:1633
口述日:1923(大正12)年07月10日(旧05月27日) 口述場所: 筆録者:加藤明子 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年10月16日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる] 主な登場人物: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2017-10-05 22:57:34 OBC :rm64a04
愛善世界社版:49頁 八幡書店版:第11輯 395頁 修補版: 校定版:48頁 普及版:62頁 初版: ページ備考:
001 ブラバーサは、002マリヤの姿(すがた)見失(みうしな)ひしより()むを()ず、003(ただ)一人(ひとり)にてカトリックの僧院(そうゐん)(かへ)つて()れば、004四辺(あたり)(せき)として(しづ)まりかへり、005(ただ)(みみ)()るものは自分(じぶん)行歩(かうほ)(つか)れた(くる)しげな鼻息(はないき)と、006その足音(あしおと)のみなりき。007(さいは)(おもて)(もん)()(はな)しになつて()たので、008(あた)へられた二階(にかい)居間(ゐま)(かへ)り、009ソフアの(うへ)(よこ)たはりて前後(ぜんご)()らず夢幻(むげん)(くに)へと突進(とつしん)したりける。
010 ガンガンと(ひび)僧院(そうゐん)梵鐘(ぼんしよう)(こゑ)(ゆめ)(やぶ)られ、011ツト()(おこ)して()れば四辺(あたり)はカラリと()(はな)れ、012午前(ごぜん)八時(はちじ)時計(とけい)階下(かいか)(ひび)いて()た。013ブラバーサは時計(とけい)(おと)(ゆび)()つて(かぞ)へつつ、
014『アヽもう八時(はちじ)だ。015()くもマア寝込(ねこ)んだものだ。016それにしても昨夜(さくや)のマリヤさまは(この)ホテルには()()ないだらうか。017何処(どこ)とはなしに神経質(しんけいしつ)感傷的(かんしやうてき)婦女(をんな)だつたが、018帰神(かむがかり)婦女(をんな)によく()(なら)ひ、019(にはか)(かみ)(めい)とか()つて心機一転(しんきいつてん)してアメリカンコロニーへ(かへ)つて(しま)つたのだらうか。020(あま)気持(きもち)()婦女(をんな)では()かつたが、021その熱烈(ねつれつ)信念(しんねん)親切(しんせつ)態度(たいど)には(じつ)感謝(かんしや)(いた)りだ』
022独語(ひとりごち)つつ洗面所(せんめんじよ)()(よう)()して(ふたた)自分(じぶん)居間(ゐま)(かへ)()たり。
023 ()れば食卓(しよくたく)(うへ)には二人前(ににんまへ)膳部(ぜんぶ)(なら)んで()て、024ボーイらしき(もの)()ない。025ブラバーサは(この)(てい)()て、
026『ボーイは其処等(そこら)見当(みあた)らないが、027二人前(ににんまへ)膳部(ぜんぶ)(わが)居間(ゐま)(はこ)ばれて()ることを(おも)へば、028どうやらマリヤさまも(ほか)居間(ゐま)()()たのかも()れない。029ハテ不思議(ふしぎ)だなア』
030(くび)(しき)りに()つて()る。
031 そこへ徐々(しづしづ)として這入(はい)つて()たのは(とし)(わか)(うつく)しいボーイであつた。032ブラバーサは、
033『ボーイさま、034夜前(やぜん)相客(あひきやく)たる一人(ひとり)婦人(ふじん)何処(どこ)()られますかな』
035『ハイ、036昨夜(さくや)貴下(あなた)御一緒(ごいつしよ)()()御休(おやす)みになつた(こと)だと(おも)つてお二人(ふたり)膳部(ぜんぶ)(はこ)んで()たので御座(ござ)います。037(べつ)(ほか)には()られませぬ』
038『ハテナ、039合点(がつてん)()かぬ(こと)だ。040(しか)(なに)()もあれ朝飯(あさめし)()まさむ』
041食卓(しよくたく)()いて、042半時(はんとき)ばかりの(あひだ)()()(やう)にして(あさ)食事(しよくじ)()ませて(しま)つた。043ボーイは是非(ぜひ)なくマリヤの膳部(ぜんぶ)をブツブツ小言(こごと)()ひながら片付(かたづ)けて(しま)ひ、044ブラバーサの()から応分(おうぶん)のポチを受取(うけと)り、045嬉々(きき)として(つぎ)()姿(すがた)(かく)した。
046 ブラバーサは椅子(いす)()りかかつて、047二階(にかい)(まど)からエルサレムの市街(しがい)心床(こころゆか)しげに瞰下(かんか)無限(むげん)情想(じやうさう)(みなぎ)らし()たり。
048 そこへ『御免(ごめん)(くだ)さい』と(しづか)(こゑ)をかけて(ドア)をたたいたのは、049猶太人(ユダヤじん)らしき品格(ひんかく)(たか)(ひと)()きのしさうな老紳士(らうしんし)なりける。
050(いづ)れの(かた)かは(ぞん)じませぬが、051()御這入(おはいり)(くだ)さいませ』
052(みづか)()つて(こころよ)(ドア)(ひら)いて(わが)(しつ)へと(むか)()れる。
053 老紳士(らうしんし)はさも満足気(まんぞくげ)にブラバーサの()(にぎ)つて、054その(かほ)熟々(つくづく)ながめ、055(はや)くも両眼(りやうがん)から(なみだ)さへ(なが)()たり。
056貴師(あなた)(いづ)れの(かた)御座(ござ)いますか。057(なん)となく(なつ)かしくなつて(まゐ)りました』
058『ハイ、059(わたくし)はアメリカンコロニーの執事(しつじ)でスバツフオードと(まを)瘠浪人(やせらうにん)御座(ござ)います。060昨夜(さくや)はマリヤさまが、061大変(たいへん)失礼(しつれい)をしたので(ふたた)御顔(おかほ)(はい)する(わけ)には()かないから、062(わたし)一度(いちど)この僧院(そうゐん)二階(にかい)第九番(だいくばん)御逗留(ごとうりう)だから謝罪(しやざい)()つて(くだ)さるまいかと大変(たいへん)心配(しんぱい)して()られますので、063(わたし)はその御無礼(ごぶれい)御詫(おわび)()ねて(たふと)貴師(あなた)拝顔(はいがん)(えい)()たいと(ぞん)じ、064(あさ)(はや)くから御邪魔(おじやま)(いた)しました』
065『アヽ貴師(あなた)がマリヤ(さま)御一緒(ごいつしよ)にコロニーを司宰(しさい)(あそ)ばすスバツフオード(さま)御座(ござ)いましたか。066()くマア御尋(おたづ)(くだ)さいました。067サア()うか此方(こちら)へ』
068椅子(いす)(すす)める。069老紳士(らうしんし)は、
070『ハイ有難(ありがた)う』
071(あた)へられた椅子(いす)腰打(こしうち)かけ、072(かを)りの(つよ)煙草(たばこ)(くゆ)らし(はじ)めたり。
073『マリヤ(さま)親切(しんせつ)聖地(せいち)案内(あんない)をして(くだ)さいましたので、074大変(たいへん)便宜(べんぎ)()ましたのです。075(わたし)(はう)から御礼(おれい)(まゐ)らねばならないのですが、076夜前(やぜん)突然(とつぜん)御姿(おすがた)見失(みうしな)つたものですから、077ツイ失礼(しつれい)(いた)して()りましたが、078コロニーへ御帰(おかへ)りに()つて()らるると(うけたま)はり、079それで(わたし)もヤツと(むね)落着(おちつ)きました』
080何分(なにぶん)マリヤさまは霊感者(れいかんしや)ですから、081時々(ときどき)脱線的(だつせんてき)行動(かうどう)(はじ)められ、082(のち)になつて毎時(いつ)自分(じぶん)心配(しんぱい)をされるのです。083コンナ(こと)今日(けふ)(はじ)まつた(こと)ではありませぬ。084(わたし)はマリヤさまの弁解(べんかい)詫役(わびやく)とにいつも使(つか)はれて()るのです。085アハヽヽヽ』
086『マリヤ(さま)途中(とちう)(おい)何物(なにもの)かを霊視(れいし)されたのでせうか』
087(はなし)によれば、088貴師(あなた)眉間(みけん)より(もつと)強烈(きやうれつ)なる光輝(くわうき)放出(はうしゆつ)し、089神威(しんゐ)()たれて同行(どうかう)する(こと)出来(でき)なくなり、090(おも)はず()らず恐怖心(きようふしん)()はれて(たふと)貴師(あなた)見捨(みすて)()(かへ)つたと(まを)して()られました。091(わたし)はコリヤきつと邪神(じやしん)憑依(ひようい)だらうと(おも)つて審神(さには)(おこな)つて()(ところ)092(あん)(たが)はず山田颪(やまたのをろち)悪霊(あくれい)憑依(ひようい)して()りまして、093貴師(あなた)聖地(せいち)()られた(こと)大層(たいそう)(おそ)()(きら)つて()るのです。094悪霊(あくれい)退散(たいさん)した(のち)のマリヤ(さま)立派(りつぱ)(かた)ですが、095(あま)貴師(あなた)にすまないからと()つて(こころ)(いた)め、096(わたし)謝罪(しやざい)()つて()よとの(こと)御座(ござ)いました』
097『ハア(けつ)して左様(さやう)御心配(ごしんぱい)()りませぬから()うか宜敷(よろし)仰有(おつしや)つて(くだ)さいませ』
098『ハイそのお言葉(ことば)(つた)へますれば、099マリヤさまも(おほい)(よろこ)ばれませう。100昨夜(さくや)貴師(あなた)御案内(ごあんない)()すべく()れも神示(しんじ)によつてコロニーを()つて()かれたのです。101どうか聖師様(せいしさま)102一度(いちど)コロニーまで玉歩(ぎよくほ)()げて(いただ)けますまいか』
103『ハイ有難(ありがた)御座(ござ)います。104是非是非(ぜひぜひ)御世話(おせわ)にあづかりたう御座(ござ)います。105(とき)にスバツフオード(さま)106イスラエル民族(みんぞく)たる猶太人(ユダヤじん)三千年(さんぜんねん)艱苦(かんく)(しの)びて(やうや)故国(ここく)()(かへ)しましたねー。107時節(じせつ)(ちから)()ふものは(じつ)(おそ)ろしいものですなア』
108『ハイ有難(ありがた)う。109私等(わたしら)依然(やつぱり)イスラエル民族(みんぞく)御座(ござ)いますが、110(やうや)くにして自分(じぶん)公然(こうぜん)たる(くに)(ちひ)さいながら()(やう)になりました。111世界(せかい)三大強国(さんだいきやうこく)(いづ)れも必死(ひつし)(いきほ)ひでこのパレスチナを()()れやうとして、112(つひ)には御承知(ごしようち)世界(せかい)戦争(せんそう)までおつ(ぱじ)めたのですもの。113()れが放浪(はうらう)(たみ)たる吾々(われわれ)民族(みんぞく)のものに(かへ)つて()たと()ふのは(まつた)天祐(てんゆう)(まを)すより(ほか)はありませぬ。114(えう)するにメシヤ再臨(さいりん)準備(じゆんび)として、115神様(かみさま)吾々(われわれ)(くに)()たして(くだ)さつたのだと(おも)ひます』
116地球(ちきう)中心(ちうしん)(すなは)ちシオンの(くに)ですから、117独英米(どくえいべい)なぞの強国(きやうこく)()しがるのも無理(むり)はありますまい』
118独逸(ドイツ)(つく)つたバクダツト鉄道(てつだう)や、119英国(えいこく)(こしら)へたアフリカ鉄道(てつだう)120アメリカが(こしら)へかけて()るサイベリヤ経由(けいいう)大鉄道(だいてつだう)(みな)このパレスチナを目標(もくへう)として()るのですが、121()うなる以上(いじやう)是等(これら)大鉄道(だいてつだう)(また)イスラエル民族(みんぞく)たる吾々(われわれ)(ため)利用(りよう)さるることと()つて(しま)ひました。122()鉄道(てつだう)さへ利用(りよう)すればユダヤ民族(みんぞく)世界(せかい)統一(とういつ)()ることは明白(めいはく)事実(じじつ)であります。123(しか)今日(こんにち)猶太人(ユダヤじん)物質欲(ぶつしつよく)(つよ)きため、124肝心(かんじん)神様(かみさま)(わす)れて()(もの)(おほ)いので(こま)ります。125人間(にんげん)智慧(ちゑ)力量(りきりやう)では九分九厘(くぶくりん)までは何事(なにごと)でも成功(せいこう)いたしますが、126最後(さいご)(とど)めは()うしても神様(かみさま)(ちから)でなくては()りませぬ、127()(ゆゑ)吾々(われわれ)大神(おほかみ)表現神(へうげんしん)たるメシヤの再臨(さいりん)()つて()るので御座(ござ)います。128(むかし)パレスチナが(かみ)選民(せんみん)(とな)へられたイスラエル(じん)()(あた)へられた当時(たうじ)は、129(みつ)(したた)(ちち)(なが)るると()はるるカナンの(くに)でサフラン(くん)橄欖(かんらん)(にほ)聖場(せいぢやう)詩人(しじん)(うた)はれた(うるは)しい景色(けしき)()(ところ)でありましたが、130今日(こんにち)となつては(その)面影(おもかげ)()()()てて(しま)つたのですが、131(その)パレスチナが(ふたた)びユダヤ(じん)()(もど)つて(むかし)橄欖山(かんらんざん)(うつく)しい景色(けしき)段々(だんだん)()()るやうになつて()ました。132(てん)()します神様(かみさま)はメシヤの再臨(さいりん)(さき)だち、133パレスチナを御自分(ごじぶん)(えら)みたまひました(ところ)のユダヤ(じん)御任(おまか)せにならむが(ため)に、134数千年前(すうせんねんぜん)から(この)(うる)はしい使命(しめい)(あた)へて選民(せんみん)たるの資格(しかく)(そな)へしめむとして四十年間(しじふねんかん)三百万(さんびやくまん)人間(にんげん)(くる)しめ(たま)ふたのです。135三百万(さんびやくまん)(もの)()むに(みづ)()く、136()ふに食物(しよくもつ)出来(でき)ない(ところ)で、137(あるひ)(おや)()()()に、138何代(なんだい)(つづ)いて四十年間(しじふねんかん)苦行(くぎやう)()めさせ(たま)ふたのも、139イスラエル帝国(ていこく)国民性(こくみんせい)(やしな)はむが(ため)御経綸(ごけいりん)であつたのだと(かんが)へらるるのです』
140猶太人(ユダヤじん)はキリストを(ころ)した(ため)に、141他民族(たみんぞく)から排斥(はいせき)され、142種々(しゆじゆ)困難(こんなん)()めて()たのでは()りますまいか。143さうすれば()しも有力(いうりよく)なる猶太人(ユダヤじん)(あら)はれて世界(せかい)統一(とういつ)した(とき)(おい)て、144(すべ)ての異教国(いけうこく)人民(じんみん)(たい)して復仇的(ふくきうてき)態度(たいど)()づる(やう)なことは()りますまいかなア』
145(おほ)くの同胞(どうはう)(なか)には左様(さやう)(かんが)へを()つて()(もの)があるかも()れませぬが、146イスラエル(じん)比較的(ひかくてき)善良(ぜんりやう)民族(みんぞく)ですから、147一時(いちじ)仮令(たとへ)過激(くわげき)行動(かうどう)()づるやも()れませぬが、148(なん)()つても(かみ)(したが)(こころ)(ふか)いのですから、149(まこと)のメシヤが(わか)りて()ましたら、150屹度(きつと)(その)(めい)(したが)ふものだと吾々(われわれ)国民性(こくみんせい)(うへ)から判断(はんだん)(いた)しまして、151メシヤの再臨(さいりん)()(のぞ)んで()るので御座(ござ)います。152そして猶太人(ユダヤじん)世界(せかい)統一(とういつ)してシオン帝国(ていこく)建設(けんせつ)する(こと)があつても、153(みづか)帝王(ていわう)()らうなぞとは夢想(むさう)だも()()りませぬ。154(ただ)聖書(せいしよ)予言(よげん)確信(かくしん)し、155メシヤは(ひがし)(そら)より(くも)()りて降臨(かうりん)すべきもの、156(また)吾等(われら)永遠(ゑいゑん)奉仕(ほうし)すべき帝王(ていわう)日出(ひので)(しま)より(あら)はれ(たま)ふべきものたる(こと)確信(かくしん)して()りますよ。157イスラエル民族(みんぞく)(この)信仰(しんかう)(もと)数千年間(すうせんねんかん)艱苦(かんく)迫害(はくがい)(しの)んで()たのですからなア』
158(わたし)はそのメシヤも帝王(ていわう)(みな)高砂島(たかさごじま)にチヤンと準備(じゆんび)され、159数千年(すうせんねん)(むかし)から今日(こんにち)()のために保存(ほぞん)されて()るといふことを(しん)じて()ります。160一天一地一君(いつてんいつちいつくん)(をさ)(たま)仁慈(みろく)神代(かみよ)(すで)(すで)(ちか)づきつつあるやうに(おも)ひます。161(しか)しそれ(まで)には如何(どう)しても(ひと)つの大峠(おほたうげ)世界(せかい)出現(しゆつげん)するだらうと(おも)ひます』
162『なる(ほど)163吾々(われわれ)貴師(あなた)同意見(どういけん)です、164(てん)神様(かみさま)がいよいよ地上(ちじやう)(あら)はれて善悪正邪(ぜんあくせいじや)立別(たてわ)立直(たてなほ)(たま)ふは聖言(せいげん)(しめ)したまふ(ところ)です。165一日(いちにち)(はや)身魂(みたま)(みが)いて神心(かみごころ)になり()(をは)りの準備(じゆんび)にかからねば()りませぬ。166そして高砂島(たかさごじま)からメシヤと帝王(ていわう)(あら)はれたまふと()貴師(あなた)御説(おせつ)には(わたし)(すこ)しも(うたがひ)ませぬ。167サア(なが)らくお()()めまして()みませなんだ。168如何(どう)です、169一度(いちど)アメリカンコロニーまで御足労(ごそくらう)(ねが)はれますまいか』
170『ハイ有難(ありがた)御座(ござ)います。171(しか)らば御言葉(おことば)(したが)御供(おとも)(いた)しませう』
172僧院(そうゐん)監督(かんとく)(その)(むね)()かし()き、173老紳士(らうしんし)(あと)(したが)つてコロニーへと(すす)()く。
174大正一二・七・一〇 旧五・二七 加藤明子録)
   
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10/26【霊界物語ネット】大本神諭を「年月日順」で並べた時の順序が、一部おかしいものがあったので修正しました。(os176,192,193,191,235 の5つ)