霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一七章 強請(ゆすり)〔一六四六〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第64巻上 山河草木 卯の巻上 篇:第4篇 遠近不二 よみ:えんきんふじ
章:第17章 第64巻上 よみ:ゆすり 通し章番号:1646
口述日:1923(大正12)年07月13日(旧05月30日) 口述場所: 筆録者:松村真澄 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年10月16日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる] 主な登場人物: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm64a17
愛善世界社版:203頁 八幡書店版:第11輯 453頁 修補版: 校定版:203頁 普及版:62頁 初版: ページ備考:
001 シオン(ざん)谷間(たにあひ)草庵(さうあん)(むす)んで、002(こひ)鋭鋒(えいほう)()けて()たブラバーサの隠家(かくれが)(あわた)だしくやつて()たのは三人(さんにん)のアラブである。003ブラバーサは橄欖山上(かんらんさんじやう)(おい)て、004ゆくりなくもマリヤの愛情(あいじやう)(ほだ)され、005自分(じぶん)何時(いつ)()にやら(こひ)(とりこ)となり、006夫婦(ふうふ)約束(やくそく)をしたものの、007(いま)となつて(かんが)へてみれば、008(なん)とはなしに重罪(ぢうざい)(をか)したやうな心持(こころもち)がして来出(きだ)した。009……あゝなぜ(わたし)之丈(これだけ)愚昧(ぐまい)だらう。010一度(いちど)ならず二度(にど)(まで)(こひ)誘惑(いうわく)におち、011はるばる聖地(せいち)から万里(ばんり)(うみ)(わた)りてここ(まで)()(なが)ら、012かやうなことで()うして神様(かみさま)申訳(まをしわけ)()たう。013(また)ルートバハーの教主(けうしゆ)(たい)しても言訳(いひわけ)がない。014(こま)つたことになつたものだ。015……と(あさ)(はや)うから草庵(さうあん)(なか)端座(たんざ)して悔悟(くわいご)(なみだ)にくれてゐた。016そこへ三人(さんにん)のアラブが(しば)()(おし)あけドヤドヤと入来(いりきた)り、
017テク『ヤ、018(はや)う。019わつちは何時(いつ)橄欖山(かんらんざん)のシオン大学(だいがく)工事(こうじ)使(つか)はれてゐるアラブだが、020夜前(やぜん)一寸(ちよつと)面白(おもしろ)いことを吾々(われわれ)三人(さんにん)()たので御相談(ごさうだん)(まゐ)りやした』
021『して(また)あなた(がた)(わたし)草庵(さうあん)(たづ)ねて(くだ)さつたのは、022(なに)(かは)つたことが御座(ござ)いますかな』
023『ヘン、024トボケまいぞ。025(ゆふ)べの活劇(くわつげき)()うだい。026(たれ)()らぬかと(おも)つてゐても、027(てん)()()()ると()つて、028チヤンと吾々(われわれ)三人(さんにん)さまの(みみ)につつぬけるほど(ひび)いたのだ。029イヤ(みみ)ばかりでない、030(この)(ふた)つの(くろ)()で、031作事場(さくじば)(すみ)から(のぞ)いておいたのだ。032二組(ふたくみ)男女(だんぢよ)随分(ずゐぶん)立派(りつぱ)活劇(くわつげき)をやつたでせう。033(これ)でも(ちが)ひますかな』
034(これ)(いささ)迷惑(めいわく)035拙者(せつしや)(この)草庵(さうあん)よりここ二三日(にさんにち)036一歩(いつぽ)()たこともありませぬ。037ソリヤ大方(おほかた)(なに)かの間違(まちが)ひでせう』
038()くよりトンクは、
039『ヘン、040馬鹿(ばか)にするない。041おれは(つんぼ)でも(めくら)でもないぞ。042(まへ)()出島(でじま)からやつて()たルートバハーの宣伝使(せんでんし)だといふことだが、043宣伝使(せんでんし)はウソを()つて()いのか。044(この)聖地(せいち)各国(かくこく)人々(ひとびと)()()てるが、045ウソをつく(やつ)アお(まへ)ばかりだ。046(まへ)()出島(でじま)代表者(だいへうしや)とも(みと)めらるべき(もの)だ。047(その)代表者(だいへうしや)(うそ)つきとあれば()()(しま)人間(にんげん)一体(いつたい)(うそ)つきと(きま)つて(しま)ふが()れでも()いのか。048キリストの再臨(さいりん)()もなき今日(こんにち)049(うそ)()国民(こくみん)世界(せかい)連盟(れんめい)から排斥(はいせき)され、050今迄(いままで)のユダヤ(じん)(やう)放浪(はうらう)(たみ)とならねばならないぞ。051しつかり性念(しやうねん)()ゑ、052本当(ほんたう)(こと)()つたら()うだ。053(まへ)一人(ひとり)(うそ)日出島(ひのでじま)全体(ぜんたい)(うそ)になるのだ。054ここには都新聞(みやこしんぶん)聖地新報(せいちしんぽう)(また)回々教(フイフイけう)新聞(しんぶん)発刊(はつかん)されてゐるから、055俺達(おれたち)記者(きしや)()うて(ゆふ)べの実状(じつじやう)(しやべ)らうものなら、056(おめえ)此処(ここ)()るこた出来(でき)ないのだ。057ユダヤの(をんな)をチヨロまかしやがつて……ユダヤ(じん)全体(ぜんたい)(かたき)としてハリツケに()はなならぬが、058それでも()いか。059(てめえ)出様(でやう)によつて(この)(はう)にも(かんが)へがある、060サアどうだ。061判然(はつきり)返答(へんたふ)()かして(もら)はうかい』
062此奴(こいつ)近頃(ちかごろ)迷惑(めいわく)(いた)りだ。063拙者(せつしや)はソンナ(おぼえ)(けつ)して御座(ござ)らぬ』
064馬鹿(ばか)()ふない。065(おめえ)(かく)したつて駄目(だめ)だ。066サロメにもヤコブにもチヤンとテクが調(しら)()げて()てあるのだ。067グヅグヅしてると、068四人(よにん)(やつ)ア、069ユダヤ(じん)怨府(ゑんぷ)となつて、070(たちま)寂滅為楽(じやくめつゐらく)運命(うんめい)(おちい)るが、071それが可哀相(かあいさう)だと(おも)つて、072おれ(たち)三人(さんにん)談判(だんぱん)()たのだ』
073()うすれば()いと()ふのだ』
074『ザマア()やがれ、075ヤツパリ(おぼえ)があるだらう。076(おめえ)(いのち)とつり()への一万両(いちまんりやう)077ここへオツぽり()せ。078さうすりやおれ(たち)沈黙(ちんもく)(まも)つてやる。079俺達(おれたち)三人(さんにん)(ほか)にやお(つき)さまより()たものはないのだから、080(つき)さまが仰有(おつしや)らぬ(かぎ)(わか)気遣(きづかひ)はない。081こんな(こと)都新聞(みやこしんぶん)記者(きしや)にでも(はな)さうものなら、082二万両(にまんりやう)三万両(さんまんりやう)報酬(ほうしう)()れるに(ちが)ひない。083(なに)しろ一方(いつぱう)はルートバハーの宣伝使(せんでんし)084一方(いつぱう)貴族(きぞく)(むすめ)サロメさまといふのだからな……(なに)しろ()金儲(かねまうけ)(たね)()つけたものだ。085イヒヽヽヽ』
086『ナアニ、087一万両(いちまんりやう)到底(たうてい)ソンナことは出来(でき)ない、088アヽそこは世界(せかい)同胞(どうはう)のよしみで、089一封(いつぷう)(つつ)むことにして辛抱(しんばう)して()れ。090(また)(なに)か……埋合(うめあは)せをすることもあらうから……』
091一封(いつぷう)だと()つても、092一銭(いつせん)でも一封(いつぷう)だ。093十千万両(とちまんりやう)でも一封(いつぷう)だ。094一封(いつぷう)なら一封(いつぷう)()いからいくらと()(こと)(おもて)(あら)はして(もら)はうかい』
095 ツーロは、
096『オイ、097テク、098さう(しり)から()のついたやうに(やかま)しく()はなくても()いワ。099(なん)()つてもサロメ、100マリヤといふ別嬪(べつぴん)自由自在(じいうじざい)翻弄(ほんろう)するといふ抜目(ぬけめ)のない宣伝使(せんでんし)だから、101そこは俺達(おれたち)(つら)(つぶ)れるよなことはなさる(はず)はない。102マア聖師(せいし)意志(いし)(まか)(はう)()からうぞ』
103『ソンナラ、104(まか)せせう。105テクの(つら)のつぶれないやうに(たの)みますぜ』
106 ブラバーサは是非(ぜひ)なく百円(ひやくゑん)(つつ)んで、107(まへ)につき()し、
108『サア(これ)辛抱(しんばう)してくれ。109おれも災難(さいなん)だ。110(べつ)自分(じぶん)(はう)から(こひ)したのでもなし、111自然(しぜん)成行(なりゆき)であのやうな災難(さいなん)()うたのだから……』
112 テクは(その)(つつみ)受取(うけと)り、
113()(ほど)エライ災難(さいなん)()うたものだなア。114俺達(おれたち)もアンナ災難(さいなん)幾度(いくど)()うてみたいものだワイ……モシモシ聖師(せいし)さま……エー一寸(ちよつと)ここで(なか)をあらためて()ましても(よろ)しいだらうな』
115『どうぞ御勝手(ごかつて)(ひら)いて(くだ)さい』
116 テクは(つつみ)をほどいて()て、117ふくれ(づら)
118『エーツ、119馬鹿(ばか)にするない。120たつたの百両(ひやくりやう)(ぐらゐ)()くされ(がね)(たれ)がコンナイヤな(こと)()うて()るものかい』
121()(なが)(その)()にブツつけたり。
122大切(たいせつ)なお(かね)123必要(ひつえう)がなければ(もと)(をさ)めておきませう』
124手早(てばや)(ひろ)うて(ふところ)()れる。125トンクは、
126『オイ、127テク、128ツーロ、129コンナ(やつ)相手(あひて)になつて()つても駄目(だめ)だ。130(いのち)より(かね)(をし)いとみえるワイ。131モウ(かま)ふことはない、132都新聞(みやこしんぶん)()つてドツサリと褒美(はうび)(もら)うて()う。133此奴(こいつ)とあとの三人(さんにん)には()(どく)だが自業自得(じごふじとく)だから仕方(しかた)があるまいサア(かへ)らう』
134 ツーロは二人(ふたり)(むか)ひ、
135『オイ、136一寸(ちよつと)()て。137おれ(たち)(かね)のよなものが目的(もくてき)だない。138()れよりもマリヤを此方(こちら)(わた)してさへ(もら)へば()いのだ、139……オイ先生(せんせい)140一万両(いちまんりやう)(かね)(かは)りにチツと(たか)いけれどマリヤを此方(こちら)(わた)すといふ証文(しようもん)()いて(もら)はうかい。141()(ふところ)をしぼつて()すよりも、142(まへ)もそれの(はう)()いだらう』
143『マリヤは拙者(せつしや)(をんな)ではない。144(また)仮令(たとへ)自分(じぶん)女房(にようばう)にした(ところ)で、145彼女(かのぢよ)意志(いし)無視(むし)してお前達(まへたち)にやるといふ(わけ)には()くまい、146マア二三日(にさんにち)(かんが)へさしてくれ』
147『ヘン(なに)をぬかしやがるのだい。148マリヤをとらうと()ろまいとテクの勝手(かつて)だよ。149こないだも橄欖山(かんらんざん)(うへ)でマリヤを(もの)にせうとしてる(ところ)へ、150(てめえ)がせうもない(こと)(ぬか)しやがるものだから、151役人(やくにん)()たと(おも)つて(にげ)たが(あと)(てめえ)(わか)り、152()がみをしたのだ。153オイ兄弟(きやうだい)154此奴(こいつ)(しば)りシオンの(たに)(はうむ)つて(しま)へば、155マリヤは此方(こちら)(もの)だ。156サアやつて(しま)()()()ツだ』
157『ヨーシ()た』
158両人(りやうにん)()ンでに棍棒(こんぼう)打振(うちふ)りブラバーサに()つてかかる。159ブラバーサは一生懸命(いつしやうけんめい)神言(かみごと)奏上(そうじやう)した。160三人(さんにん)(その)言霊(ことたま)()たれ、161『エー此奴(こいつ)大変(たいへん)だ』とこけつ(まろ)びつ(さき)(あらそ)()()りて()く。
162大正一二・七・一三 旧五・三〇 松村真澄録)
   
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