霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第二三章 (なか)高滝(たかたき)〔一八五四〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第73巻 天祥地瑞 子の巻 篇:第2篇 高照神風 よみ:たかてるしんぷう
章:第23章 第73巻 よみ:なかのたかたき 通し章番号:1854
口述日:1933(昭和8)年10月16日(旧08月27日) 口述場所:水明閣 筆録者:加藤明子 校正日: 校正場所: 初版発行日:1933(昭和8)年11月22日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
言霊の水火(いき)より成り出でた神霊を神といい、神と神との婚ぎによって生まれた神霊を命という。これより後、「神」と「命」の名によって、それぞれを判別することとする。
善悪相混じ、美醜互いに交わる惟神の経綸によって、高照山の谷々にも、妖邪の気が鬱積して、邪神が現われ始めた。
天界、天国といえども、至善・至美では宇宙の気が固まらず、万有は生まれてこない。糞尿によって土が肥沃になり五穀が豊かに実るように、醜悪の結果は美・善となる。
ただ善悪の活用の度合いによって、その所と名を変ずるのみである。この宇宙には絶対
的の善もなく、絶対的の悪もない。これが惟神の自然の大道である。
あるとき、如衣比女の神は、高照谷の中津滝に禊をしようと出かけた。鬱蒼として険しい岸壁を伝って行く道なので、眼知男の神は安否を気遣い、ひそかに遠く女神の後から従った。
如衣比女の神は滝の荘厳さをたたえる歌を歌って滝壷に飛び込んだが、猛烈な渦に巻き込まれて水底深く沈んでしまった。
眼知男の神は急いでやってきて、天の数歌を歌い、厳の言霊を宣りあげた。
すると、滝壷から頭に鹿のような大きな角を生やした大蛇が、如衣比女の神をくわえて現れた。眼知男の神は驚き、厳の言霊を繰り返しつつ大蛇の帰順を主の神に祈った。
如衣比女の神は、大蛇にくわえられながら、眼知男の神に、自分は大蛇に呑まれて先に主の大神の御許に行くが、このことを夫に伝えてくれ、と頼んだ。
眼知男の神の言霊もむなしく、大蛇は比女神をくわえたまま水中に姿を隠してしまった。
眼知男の神は愁嘆やるかたなく、悄然として高日の宮に帰り着いた。
主な登場人物: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm7323
愛善世界社版: 八幡書店版:第13輯 91頁 修補版: 校定版:225頁 普及版: 初版: ページ備考:
001 太元顕津男(おほもとあきつを)(かみ)は、002()(かみ)神言(みこと)もちて高日(たかひ)(みや)(みそぎ)(たま)ひ、003如衣比女(ゆくえひめ)(かみ)御逢(みあ)ひて美玉姫(みたまひめ)(みこと)()ませ(たま)ひ、004(はじ)めて(みこと)()(とな)(たま)へり。005言霊(ことたま)水火(いき)より()()でましし神霊(しんれい)をすべて(かみ)(とな)へ、006(かみ)(かみ)との(とつ)ぎによりて()れませる神霊(しんれい)(みこと)()ふ。007(これ)より(のち)(かみ)(みこと)御名(みな)判別(はんべつ)して、008言霊(ことたま)(かみ)より()でし(かみ)なりや、009(とつ)ぎによりて()でし(かみ)なりやを(あきら)かにすべし。
010 善悪(ぜんあく)相混(あひこん)じ、011美醜(びしう)(たがひ)(まじ)はる惟神(かむながら)経綸(けいりん)によりて、012紫雲(しうん)棚曳(たなび)高照山(たかてるやま)八百八谷(やほやたに)(くま)には妖邪(えうじや)()鬱積(うつせき)して(ここ)邪神(じやしん)顕現(けんげん)し、013大神(おほかみ)神業(みわざ)(さや)らむとするぞ忌々(ゆゆ)しけれ。014世人(よびと)(おもへ)らく、015天界(てんかい)(また)天国(てんごく)()へば、016至善(しぜん)至美(しび)至厳(しげん)至重(しちよう)にして、017寸毫(すんがう)(にご)りなく、018塵埃(ちりあくた)なく、019清浄(せいじやう)無垢(むく)なるべしと。020(われ)(また)神界(しんかい)奥底(あうてい)探知(たんち)する(まで)世人(せじん)(ごと)(かんが)()たりしが、021実地(じつち)探検(たんけん)によりて、022意外(いぐわい)(かん)()たれたる(ほど)なり。023さりながら、024至善(しぜん)至美(しび)のみにしては宇宙(うちう)()(かた)まらず、025万有(ばんいう)(うま)れざるなり。026悪臭(あくしう)紛々(ふんぷん)たる糞尿(ふんねう)(つち)(あた)ふれば、027土地(とち)(たちま)肥沃(ひよく)して五穀(ごこく)(ゆたか)にみのり、028(もも)(はな)(うるは)しく()き、029果物(くだもの)蔓物(つるもの)030野菜(やさい)(いた)るまでよく生育(せいいく)し、031()(あぢ)よろしきが(ごと)し。032(ゆゑ)醜悪(しうあく)結果(けつくわ)()となり、033(ぜん)となり、034良味良智(りやうみりやうち)となるものなるを()るべし。035(ただ)善悪(ぜんあく)活用(はたらき)度合(どあひ)によりて(その)所名(しよめい)(へん)ずるのみ。036(この)大宇宙(だいうちう)には絶対的(ぜつたいてき)(ぜん)もなく、037(また)絶対的(ぜつたいてき)(あく)もなし。038これ惟神(かむながら)にして自然(しぜん)大道(たいだう)()ふなり。
039 如衣比女(ゆくえひめ)(かみ)御子(みこ)()(つき)()()ちませるを(たの)しみて、040(あさ)(ゆふ)森林(しんりん)をかきわけ、041高照谷(たかてるだに)中津滝(なかつたき)(みそぎ)せむと()でたまふ。042さしもに鬱蒼(うつさう)として(ましら)もなほ()づべからざる岩壁(がんぺき)(つた)()でます(こと)(あやふ)さを(おも)ひて、043眼知男(まなこしりを)(かみ)女神(めがみ)(うしろ)より(ひそ)かに(とほ)(したが)(たま)ひぬ。044如衣比女(ゆくえひめ)(かみ)中津滝(なかつたき)水勢(すゐせい)猛烈(まうれつ)さと(その)荘厳(さうごん)とに()たれて、045(しば)恍惚(くわうこつ)として、046吾身(わがみ)のあるを(わす)れて如衣比女(ゆくえひめ)(かみ)御歌(みうた)(うた)ひたまはく、
047(あふ)()れば(くも)より(おつ)中津滝(なかつたき)
048(みづ)(いきほひ)すさまじきかな
049天地(あめつち)もわるるばかりの(たき)(おと)
050われは(さむ)さを()(かん)じつつ
051(あま)(かは)(すゑ)(ながれ)(おも)ふまで
052この中滝(なかたき)(みづ)()(つよ)きも
053たぎち(おつ)水瀬(みなせ)(おと)穿(うが)たれし
054この滝壺(たきつぼ)(そこ)なかるらむ
055常磐木(ときはぎ)(てん)(ふう)じてそそり()
056(なか)一条(ひとすぢ)おつる(たき)はも
057国魂(くにたま)(かみ)()まむと(われ)はここに
058岩根(いはね)をよぢて(のぼ)()しはや
059滝津瀬(たきつせ)(いきほひ)いかにつよくとも
060神国(みくに)()めに(みそぎ)せむかな』
061 かく(うた)ひてざんぶと(ばか)滝壺(たきつぼ)()()(たま)へば、062猛烈(まうれつ)なる(うづ)()()まれて水底(みなそこ)(ふか)(しづ)(たま)ふ。063(をり)もあれ眼知男(まなこしりを)(かみ)(いき)せきと此処(ここ)(あらは)(きた)り、064如衣比女(ゆくえひめ)(かみ)(かげ)()せたまひたるに(おどろ)き、065如何(いかが)はせむと右往左往(うわうさわう)しながら(いづ)言霊(ことたま)()()(たま)ふ。
066(ひと)(ふた)()()(いつ)(むゆ)(なな)()(ここの)(たり)(もも)()(よろづ)
067あはれ(いま)如衣(ゆくえ)比女(ひめ)滝壺(たきつぼ)
068(そこ)ひも(ふか)(かく)れましけり
069()(かみ)(ふか)経綸(しぐみ)()らねども
070この有様(ありさま)をわれ如何(いか)にせむ
071()(かみ)経綸(しぐみ)とあれば(われ)(また)
072(こころ)やすけくここにあるべし
073滝壺(たきつぼ)水底(みなそこ)(ふか)くかくれにし
074比女神(ひめがみ)(おも)へば(こころ)おちゐず
075美玉姫(みたまひめ)御子(みこ)(みこと)()ます()
076(かく)れますとは(こころ)もとなき』
077 ()(うた)(をり)しも、078滝壺(たきつぼ)より(かしら)鹿(しか)(ごと)(だい)なる(つの)(はや)したる大蛇(をろち)079如衣比女(ゆくえひめ)(かみ)くはへながら(かしら)水面(すゐめん)(もた)げたれば、080眼知男(まなこしりを)(かみ)(おほい)(おどろ)き、081(いづ)言霊(ことたま)繰返(くりかへ)繰返(くりかへ)し、082大蛇(をろち)帰順(きじゆん)()大神(おほかみ)(いの)(たま)ふ。083如衣比女(ゆくえひめ)(かみ)大蛇(をろち)巨口(きよこう)くはへられながら、
084(われ)(いま)荒振神(あらぶるかみ)()まれつつ
085()大神(おほかみ)御許(みもと)にゆかむ
086()岐美(きみ)()(こと)(つぶさ)(かた)れかし
087なんぢ眼知男(まなこしりを)(かみ)よ』
088 眼知男(まなこしりを)(かみ)(ふる)(なが)ら、
089(かみ)()(くも)らし(まつ)大蛇神(をろちがみ)
090(いのち)にかけて言向(ことむ)()はさむ
091(ひと)(ふた)()()(いつ)(むゆ)(なな)()言霊(ことたま)
092まつろひまつれ大蛇(をろち)(かみ)よ』
093 ()(うた)(たま)眼知男(まなこしりを)(かみ)尻目(しりめ)にかけながら、094大蛇(をろち)比女神(ひめがみ)くはへたるまま姿(すがた)水中(すゐちう)(かく)しける。095眼知男(まなこしりを)(かみ)水面(すゐめん)(うづ)(なが)()りながら、096如何(いか)にして顕津男(あきつを)(かみ)復命(かへりごと)(まを)さむやと、097とつおひつ思案(しあん)にくれ(たま)ふ。
098天地(あめつち)眼知男(まなこしりを)(かみ)ながら
099比女(ひめ)(たす)くるよしなき(くる)しさ
100わが(たま)(くも)らひにけむ言霊(ことたま)
101霊験(しるし)()えず比女(ひめ)(うしな)へり
102如何(いか)にしてこの有様(ありさま)比古神(ひこがみ)
103つたへまつらむ(くる)(かな)しも
104()(かみ)のみはかり(ごと)とは()(なが)
105今日(けふ)(なや)みは()もあてられず
106()(かみ)()いきになりし天界(てんかい)
107(まが)(すさ)びのあるは(かな)しき
108(よろこ)びと(さか)えにみつる天界(てんかい)
109(なげ)きありとは(おも)はざりしを
110美玉姫(みたまひめ)(みこと)神代(みよ)()たすまでと
111(おも)ひしことも水泡(みなわ)となりける
112中津滝(なかつたき)水泡(みなわ)()えし如衣比女(ゆくえひめ)
113ゆくへは何処(いづこ)()(かみ)(みぎり)
114顕津男(あきつを)神言(みこと)御稜威(みいづ)比女神(ひめがみ)
115なやみ(すく)はす(すべ)なきものか
116如衣比女(ゆくえひめ)神去(かむさ)りますと()かすならば
117(なげ)かせたまはむ比古遅(ひこぢ)(かみ)
118如何(いか)にせむ()けど(さけ)べど如衣比女(ゆくえひめ)
119行方(ゆくへ)水泡(みなわ)となりたまひぬる
120とうとうと無心(むしん)(たき)はこの(なげ)
121つゆ()らぬがに()ちたぎちつつ
122常磐木(ときはぎ)(まつ)(こずゑ)(こゑ)ひそめ
123科戸(しなど)(かぜ)(おと)づれもなし
124()(かぜ)便(たよ)りもがもと(おも)へども
125せむ(すべ)もなき谷間(たにま)なりけり
126いざさらば(いはほ)(くだ)岩根樹根(いはねきね)
127ふみしめふみしめ宮居(みやゐ)(かへ)らむ』
128 眼知男(まなこしりを)(かみ)愁歎(しうたん)やる(かた)なく、129如衣比女(ゆくえひめ)(かみ)(しづ)ませ(たま)滝壺(たきつぼ)(うら)めしげに(なが)めやりつつ、130悄然(せうぜん)として岩壁(がんぺき)(くだ)り、131(たに)難路(なんろ)(いは)()()()()みわけ()みしめ、132(から)うじて高日(たかひ)(みや)(かへ)()かせ(たま)ひぬ。
133昭和八・一〇・一六 旧八・二七 於水明閣 加藤明子謹録)
   
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