霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
目 次設 定
設定
テキストのタイプ[?]ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。[×閉じる]

文字サイズ
フォント

ルビの表示



アンカーの表示[?]本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。[×閉じる]


宣伝歌[?]宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。[×閉じる]
脚注[?][※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。[×閉じる]


文字の色
背景の色
ルビの色
傍点の色
外字1の色
外字2の色

  

表示がおかしくなったらリロードしたり、クッキーを削除してみて下さい。


マーキングパネル
設定パネルで「全てのアンカーを表示」させてアンカーをクリックして下さい。

【引数の設定例】 &mky=a010-a021a034  アンカー010から021と、034を、イエローでマーキング。

          

第三六章 荒野(あらの)駿馬(はやこま)〔一八六七〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第73巻 天祥地瑞 子の巻 篇:第3篇 東雲神国 よみ:しののめしんこく
章:第36章 荒野の駿馬 よみ:あらののはやこま 通し章番号:1867
口述日:1933(昭和8)年10月18日(旧08月29日) 口述場所:水明閣 筆録者:林弥生 校正日: 校正場所: 初版発行日:1933(昭和8)年11月22日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
顕津男の神は王泉郷よりはるかにやってきたが、再び大きな河に行く手を阻まれた。
するとそこへ、以前南に派遣した部下、近見男の神が、共を連れて顕津男の神を迎えにやってきた。
近見男の神は、荒ぶる神々を言向け和して共としていたのであった。近見男の神は真っ先に河にざぶんと飛び込むと、顕津男をはじめ皆が続き、向こう岸に渡りきった。
近見男の神と共の神々あわせて十一柱の神々が、顕津男の神に合流した。なかでもとくに背の高い神が、圓屋(まるや)比古の神と名乗った。
近見男の神、圓屋比古の神がそれぞれ行進歌をうたいつつ、白馬の一行は草原を南へ南へと進んでいった。
主な登場人物: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:
愛善世界社版: 八幡書店版:第13輯 144頁 修補版: 校定版:414頁 普及版: 初版: ページ備考:
001高地秀山(たかちほやま)大宮(おほみや)
002高日(たかひ)(みや)にましまして
003数多(あまた)(かみ)にかしづかれ
004(かがや)(たま)ひし神司(かむつかさ)
005()大神(おほかみ)神言(みこと)もて
006(うづ)神業(かむわざ)(つか)へむと
007(もも)(なや)みをなめ(たま)
008美玉(みたま)(ひめ)(みこと)をば
009(あと)(のこ)していそいそと
010(みこと)名残(なごり)()しみつつ
011五柱(いつはしら)(かみ)(したが)へて
012さしもに(ひろ)日向河(ひむかがは)
013激流(げきりう)(わた)(やうや)くに
014東雲国(しののめくに)()きにけり
015玉泉郷(ぎよくせんきやう)()をよせて
016日向(ひむか)(ひめ)(みこと)をば
017(いづ)のみいきに()ませつつ
018今日(けふ)(さび)しき独旅(ひとりたび)
019神馬(しんめ)(またが)りカツカツと
020(ひづめ)(おと)(いさ)ましく
021(みなみ)をさして()(たま)
022如衣(ゆくえ)比女(ひめ)には(さき)だたれ
023世司比女(よつかさひめ)には()(わか)
024いとしき御子(みこ)をあづけおき
025()大神(おほかみ)のみよさしの
026神業(みわざ)(つか)へまつらむと
027(ひる)(よる)とのけぢめなく
028(あらし)(おも)()かれつつ
029()でます姿(すがた)(いさ)ましき
030(みぎ)(ひだり)荒野原(あらのはら)
031目路(めぢ)(かぎ)りは萱草(かやくさ)
032(かぜ)にさゆるるばかりなり
033(みづ)御霊(みたま)馬上(ばじやう)より
034この光景(くわうけい)をみそなはし
035かくまで()れし国原(くにはら)
036(ひら)きて(かみ)()まむこと
037(やす)神業(みわざ)にあらざるを
038つくづくなげき(たま)ひつつ
039千里(せんり)野路(のぢ)(わた)()
040此処(ここ)(よこた)広河(ひろかは)
041(つつみ)(こま)(くだ)りまし
042しばらく(いき)(やす)めけり
043ああ惟神(かむながら)々々(かむながら)
044(とほ)神代(かみよ)天界(てんかい)
045国生(くにう)神生(かみう)みの神業(かむわざ)
046現代人(げんだいじん)想像(さうざう)
047(とて)(およ)ばぬ難事(なんじ)なり。
048 (さき)(わた)(たま)ひし日向河(ひむかがは)(くら)ぶれば、049(やく)二十分(にじふぶん)(いち)(ながれ)ながら、050相当(さうたう)(ひろ)く、051水瀬(みなせ)(ふか)く、052やや薄濁(うすにご)りて西方(せいはう)(なが)れゐたり。053顕津男(あきつを)(かみ)堤上(ていじやう)()たせ(たま)ひて、
054国造(くにつく)(かみ)()まむとわれは(いま)
055()横河(よこがは)()(あた)りける
056河守比女(かはもりひめ)(かみ)()でましあるならば
057これの水瀬(みなせ)をとどめ(たま)ふを
058村肝(むらきも)(こころ)(さび)しも黄昏(たそが)れて
059この河土手(かはどて)にわが(ひと)()
060如何(いか)にしてこれの(ながれ)(わた)らむや
061(こま)はあれども水瀬(みなせ)はげしき
062(いかづち)(とどろ)(ごと)滝津瀬(たきつせ)
063(おと)にわが(こま)(おどろ)(さや)ぐも
064黄昏(たそがれ)(かは)岸辺(きしべ)(たたず)めば
065河風(かはかぜ)そよぐ(しの)笹原(ささはら)
066さらさらと小笹(をざさ)(ゆす)りて()きまくる
067(かぜ)(つよ)しも物騒(ものさわ)がしも
068(かは)()にわれ黄昏(たそが)れて是非(ぜひ)もなし
069東雲(しののめ)(そら)()ちわびむかな
070ひた(にご)るこれの(ながれ)物凄(ものすご)
071(しこ)大蛇(をろち)(ひそ)むがに()
072()(かみ)(をしへ)(まも)神生(かみう)みの
073わがゆく(たび)(くる)しかりけり
074世司(よつかさ)比女神(ひめがみ)(いま)高殿(たかどの)
075(のぼ)りてわが()()びたつるらむ
076大物主(おほものぬし)(かみ)(こころ)をおしはかり
077(いま)(さび)しくなりにけらしな
078折々(をりをり)水瀬(みなせ)(おと)(かは)るこそ
079あやしきろかもこれの(ながれ)は』
080 かく御歌(みうた)()ます(をり)しもあれ、081近見男(ちかみを)(かみ)数多(あまた)神々(かみがみ)(したが)へ、082白馬(はくば)(また)がり此処(ここ)(あらは)(きた)り、083(みづ)御霊(みたま)をうやうやしく(むか)へながら、084御歌(みうた)()まし(たま)ふ。
085天晴々々(あはれあはれ)(みづ)御霊(みたま)()でましぬと
086われさとらひてい(むか)へまつるも
087小夜更(さよふ)けの河辺(かはべ)(ひとり)ゐますこそ
088(おそ)(おほ)しもこの(こま)()
089瑞御霊(みづみたま)()らせる(こま)(つか)()
090この早河(はやかは)(わた)るにふさはじ』
091 この御歌(みうた)に、092顕津男(あきつを)(かみ)(いさ)みたち、093(ただち)御歌(みうた)もて(こた)(たま)ふ。
094小夜更(さよふ)けの(これ)河辺(かはべ)になづみてし
095われ(むか)へむと(きた)りし(きみ)はや
096横河(よこがは)(なが)れはひたに(にご)らひて
097大蛇(をろち)(かみ)(ひそ)むがに(おも)
098只独(ただひと)荒風(あらかぜ)そよぐ(かは)()
099(こころ)(さび)しく()()かしぬる』
100 近見男(ちかみを)(かみ)はうたひ(たま)ふ。
101玉泉(たまいづみ)(うづ)(やかた)()()でで
102(われ)(あら)ぶる(かみ)(なご)めつ
103(いま)此処(ここ)(したが)(きた)神達(かみたち)
104(いづ)れも(あら)ぶる(かみ)なりしなり
105言霊(ことたま)(いづ)(ちから)にまつろひて
106神業(みわざ)(つか)ふる(かみ)とならせる
107われも(また)ただ一柱(はしら)白駒(しろこま)
108()(またが)りて此処(ここ)(きた)りし
109この(かは)(いま)(わた)らず大蛇(をろち)()むと
110(おも)へば今日(けふ)までためらひにける
111海原(うなばら)をさぐり(もと)めて(みづ)(はし)
112雄々(をを)しき(こま)()きて(きた)りぬ
113いや(さき)(いなな)(こま)岐美(きみ)()せよ
114()御水火(みいき)より()れし(こま)なる』
115 顕津男(あきつを)(かみ)(こた)へて(うた)(たま)ふ。
116()(かみ)御水火(みいき)()れし(こま)なれば
117凡駒(ただこま)ならず(かみ)にいまさむ
118()(かみ)御霊(みたま)水火(いき)()()りて
119(こま)となりけむわれ(わた)すべく
120横河(よこがは)(ながれ)如何(いか)(たか)くとも
121これの神馬(しんめ)(やす)(わた)らむ』
122 近見男(ちかみを)(かみ)は、
123『いざさらば(みづ)御霊(みたま)百神(ももがみ)
124われに(つづ)かひ(わた)らせ(たま)へよ』
125と、126(うた)ひもあへず、127ザンブとばかり激流(げきりう)めがけて(こま)()ひやり(たま)へば、128顕津男(あきつを)(かみ)百神(ももがみ)も、129われ(おく)れじと手綱(たづな)ひきしめ(むち)をあて、130大竜(たいりう)激流(げきりう)(わた)るがごとく、131驀地(まつしぐら)(みなみ)(きし)にのぼらせ(たま)へり。
132 顕津男(あきつを)(かみ)(わた)(きた)りし(ながれ)()(かへ)りながら、
133近見男(ちかみを)(かみ)神言(みこと)()(かみ)
134(まも)りに(やす)(わた)りけるかも
135この(こま)()大神(おほかみ)言霊(ことたま)
136()りしと(おも)へば(たふと)かりけり
137言霊(ことたま)(ちから)(もの)()()づと
138(ふか)(さと)りぬ(いま)河越(かはごえ)
139百神(ももがみ)一柱(ひとはしら)もおちず速河(はやかは)
140(わた)(たま)へり(いさ)ましきかも』
141 近見男(ちかみを)(かみ)(こた)へて(うた)(たま)ふ。
142瑞御霊(みづみたま)(かみ)神言(みこと)言挙(ことあ)げに
143われ(はづ)かしくなりにけらしな
144()(かみ)神言(みこと)かしこみ駿馬(はやこま)
145岐美(きみ)御為(みため)(まね)()しのみ
146今日(けふ)よりはわれも御側(みそば)(はべ)りつつ
147(うづ)神業(かむわざ)あななひまつらむ』
148 顕津男(あきつを)(かみ)はうたひ(たま)ふ。
149大野原(おほのはら)独淋(ひとりさび)しく()しものを
150(いま)(にぎは)しく(なれ)()ひぬる
151(いま)よりは十一柱神(じふいちはしらがみ)(ともな)ひて
152(みなみ)国原(くにはら)(ひら)かむとぞ(おも)
153()(さき)如何(いか)なる山河(さんか)(よこた)ふも
154この(こま)なれば(やす)(わた)らむ』
155 ここに、156十一柱(じふいちはしら)(かみ)(なか)より(すぐ)れて御背(おんせ)(たか)(かみ)157御側(みそば)(ちか)(こま)(すす)め、158左手(ゆんで)(てん)にさしかざし右手(めて)(うま)()()けながら、159御前(みまへ)御歌(みうた)うたひ(たま)ふ。
160『われこそはアの言霊(ことたま)になり()でし
161圓屋比古(まるやひこ)(かみ)御供(みとも)(つか)へむ
162この(くに)(つく)らむとして朝夕(あさゆふ)
163(なや)みけるかも魔神(まがみ)のために
164近見男(ちかみを)(かみ)()でましありしより
165わが神業(かむわざ)はひらけ()めたり
166瑞御霊(みづみたま)(かみ)のみあとに(つか)へむと
167われは幾年(いくとせ)幾日(いくひ)()ちしよ
168(ねが)はくば御供(みとも)使(つか)(たま)へかし
169真心(まごころ)(きよ)(ひか)(かみ)はや』
170 顕津男(あきつを)(かみ)御歌(みうた)うたひ(たま)ふ。
171『かねて()圓屋比古(まるやひこ)(かみ)(きみ)なるか
172雄々(をを)(いさ)ましうづの御姿(みすがた)
173国造(くにつく)神生(かみう)(わざ)(たす)けむと
174(なれ)圓屋比古(まるやひこ)()れましにけむ
175()(かみ)御心(みこころ)なりと(よろこ)びて
176われは(ゆる)さむ(たび)御供(みとも)を』
177 圓屋比古(まるやひこ)(かみ)は、178儼然(げんぜん)として(うた)(たま)ふ。
179有難(ありがた)岐美(きみ)言霊(ことたま)()くにつけ
180わが(たましひ)はをどり()でつつ
181(あか)(きよ)(ただ)しき(こころ)(たて)として
182(つか)へまつらむ岐美(きみ)御側(みそば)に』
183 いや(さき)には近見男(ちかみを)(かみ)184(くさ)をふみしだきつつ(すす)ませ(たま)ひ、185(つぎ)太元顕津男(おほもとあきつを)(かみ)186(つぎ)に、187圓屋比古(まるやひこ)(かみ)九柱(ここのはしら)神々(かみがみ)(したが)へ、188(こま)(くつわ)(なら)べて、189(いま)神跡(しんせき)なき大曠原(だいくわうげん)を、190言霊歌(ことたまうた)()りながら(すす)(たま)ふ。191近見男(ちかみを)(かみ)馬上(ばじやう)ゆたかに、
192()てしも()らぬ薄原(すすきばら)
193この曠原(くわうげん)真中(まんなか)
194(みづ)御霊(みたま)諸共(もろとも)
195国魂神(くにたまがみ)()まむとて
196(すす)()くこそ(いさ)ましき
197圓屋比古神(まるやひこがみ)百神(ももがみ)
198(みづ)御霊(みたま)をよく(まも)
199(こころ)(そそ)ぎて()でませよ
200(あらし)如何(いか)(つよ)くとも
201醜草(しこぐさ)如何(いか)(しげ)るとも
202大蛇(をろち)処々(しよしよ)(ひそ)むとも
203如何(いか)(おそ)れむ()(かみ)
204(いづ)言霊(ことたま)(さちは)ひて
205(みち)隈手(くまで)(つつが)なく
206千里万里(せんりばんり)もすくすくと
207(やす)(すす)ませ(たま)ふべし
208()()如何(いか)なる難関(なんくわん)
209あるか()らねど言霊(ことたま)
210水火(いき)(てら)して()りのぞき
211(かみ)()さしの神業(かむわざ)
212外字(うまら)委曲(つばら)()()げて
213天津御祖(あまつみおや)御前(おんまへ)
214復命言葉(かへりことのは)(まを)すまで
215(たゆ)まず(くつ)せず(すす)むべし
216天津祝詞(あまつのりと)太祝詞(ふとのりと)
217(あめ)(ひび)きて(つき)となり
218(ほし)ともなりてきらきらと
219わがゆく(さき)(てら)すべし
220われらは(かみ)なり言霊(ことたま)
221稜威(みいづ)によりて()りしもの
222如何(いか)でか(まが)をおそれむや
223ああ惟神(かむながら)々々(かむながら)
224(いづ)言霊(ことたま)(たふと)けれ』
225 圓屋比古(まるやひこ)(かみ)(うた)(たま)ふ。226その(うた)
227()大神(おほかみ)神霊(みたま)より
228()()でませしアの(こゑ)
229水火(いき)(かた)まりてなり()でし
230圓屋比古神(まるやひこがみ)ここにあり
231(みづ)御霊(みたま)神生(かみう)みの
232神業(みわざ)(たす)けまつらむと
233大峡小峡(おほがひをがひ)()(ひそ)
234生言霊(いくことたま)()りゐたる
235(をり)しもあれや醜神(しこがみ)
236(やま)尾上(をのへ)(かは)()
237さやりて(もも)(わざはひ)
238(おこ)しゐるよと()くよりも
239如何(いか)言向(ことむ)(やは)さむと
240(こころ)(くだ)(をり)もあれ
241高日(たかひ)(みや)より(くだ)ります
242近見男(ちかみを)(かみ)()れまして
243(たがひ)真言(まこと)(かた)りつつ
244(こころ)(あは)神力(しんりき)
245(ひと)つになして国生(くにう)みの
246神業(みわざ)(つか)へまつらむと
247(あん)じわづらふ(をり)もあれ
248(みづ)御霊(みたま)()でましを
249(かぜ)便(たよ)りに()きしより
250近見男(ちかみを)(かみ)諸共(もろとも)
251(ここの)(がみ)引連(ひきつ)れて
252御供(みとも)(つか)へまつらむと
253(よろこ)(いさ)(きた)りけり
254いづくの荒野(あらの)にさまよふも
255(みづ)御霊(みたま)のます(かぎ)
256(いづ)れの(かみ)(おそ)れじと
257はかりはからひ神業(かむわざ)
258御供(みとも)(つか)へまつりけり
259ああ惟神(かむながら)々々(かむながら)
260(いづ)御霊(みたま)(さちは)ひて
261吾等(われら)十柱神達(とはしらかみたち)
262いや永久(とこしへ)(かは)りなく
263神業(みわざ)使(つか)(たま)へかし
264(ひとへ)(ねが)(たてまつ)
265(ひとへ)(ねが)(たてまつ)る』
266 ここに、267(みづ)御霊(みたま)顕津男(あきつを)(かみ)一行(いつかう)十二柱(じふにはしら)は、268白馬(はくば)(くつわ)(なら)べ、269(みなみ)(みなみ)へと(すす)ませ(たま)ふ。
270昭和八・一〇・一八 旧八・二九 於水明閣 林弥生謹録)