霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
目 次設 定
設定
印刷用画面を開く [?]プリント専用のシンプルな画面が開きます。文章の途中から印刷したい場合は、文頭にしたい位置のアンカーをクリックしてから開いて下さい。[×閉じる]
話者名の追加表示 [?]セリフの前に話者名が記していない場合、誰がしゃべっているセリフなのか分からなくなってしまう場合があります。底本にはありませんが、話者名を追加して表示します。[×閉じる]
表示できる章
テキストのタイプ [?]ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。[×閉じる]

文字サイズ
フォント

ルビの表示



アンカーの表示 [?]本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。[×閉じる]


宣伝歌 [?]宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。[×閉じる]
脚注 [?][※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。[×閉じる]


文字の色
背景の色
ルビの色
傍点の色 [?]底本で傍点(圏点)が付いている文字は、『霊界物語ネット』では太字で表示されますが、その色を変えます。[×閉じる]
外字1の色 [?]この設定は現在使われておりません。[×閉じる]
外字2の色 [?]文字がフォントに存在せず、画像を使っている場合がありますが、その画像の周囲の色を変えます。[×閉じる]

  

表示がおかしくなったらリロードしたり、クッキーを削除してみて下さい。


【新着情報】サイトの全面改修に伴いサブスク化します。詳しくはこちらをどうぞ。(2023/12/19)
マーキングパネル
設定パネルで「全てのアンカーを表示」させてアンカーをクリックして下さい。

【引数の設定例】 &mky=a010-a021a034  アンカー010から021と、034を、イエローでマーキング。

          

大正八年一月二日

インフォメーション
種類:伊都能売神諭 年月日:1919(大正8)年1月2日(旧12月1日)
神霊界掲載号:大正8年1月15日号(第78号) 11頁 神霊界八幡書店復刻版:第4巻 65頁 八幡書店版伊都能売神諭:50頁
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2017-08-22 23:32:31 OBC :is09
001 (うしとら)金神(こんじん)変性男子(へんぜうなんし)御霊(みたま)が、002丹波国(たんばのくに)南桑田郡(みなみくわたごうり)曽我部村(そがべむら)大字(おほあざ)穴太(あなを)延喜式内(えんぎしきない)小幡神社(をばたじんじや)御主神(ごしゆしん)003開化天皇(かいかてんのう)御引合(おひきあ)はせに()り、004氏子(うじこ)(なか)変性女子(へんぜうによし)御魂(みたま)申受(もうしう)けて、005明治(めいじ)三十一年の二月の八日に、006何彼(なにか)因縁(いんねん)()()けて、007弥々(いよいよ)氏神様(うじがみさま)御承知(ごしようち)出来(でき)たから、008(あく)()九日(ここのか)()から女子(によし)身魂(みたま)高熊山(たかくまやま)()(まい)りて、009帰神(かんがかり)修行(しゆぎやう)(いた)させてあるのも、010(むかし)神代(かみよ)からの経綸(しぐみ)時節(じせつ)(まい)りたので()るぞよ。011(その)(をり)には不二(ふじ)(やま)芙蓉坊(ふようぼう)と、012男山(おとこやま)八幡様(はちまんさま)松岡殿(まつをかどの)とに守護(しゆごう)()せて()りたので()るぞよ。013高熊山(たかくまやま)女子(によし)神界(しんかい)から(さづ)けた、014不思議(ふしぎ)(もの)今度(こんど)東京(とうきよう)から大本(おほもと)(をさ)まりた十二の鶴石(かくせき)でありたぞよ。015弥々(いよいよ)時節(じせつ)(まい)りて()たから、016実物(じつぶつ)今日(こんにち)変性女子(へんぜうによし)身魂(みたま)(さづ)けて守護(しゆごう)いたさすから、017世界(せかい)国々(くにぐに)様子(やうす)(これ)からは今迄(いままで)()とは一日(いちにち)()して(かわ)りて()るから、018()大本(おほもと)(なか)世界(せかい)とを()()けて()()ると、019何彼(なにか)神界(しんかい)仕組(しぐみ)身魂(みたま)(みが)けた人民(じんみん)でありたら大方(おほかた)見当(けんとう)()くやうに()るぞよ。020(いま)はモチト筆先(ふでさき)にも(くち)にも肝心(かんじん)(こと)()されんから、021自己(われ)(こころ)(みが)いて(さと)りた(うへ)022神界(しんかい)()きた御用(ごよう)(いた)して(くだ)され。023神界(しんかい)からは(だれ)何役(なにやく)(かれ)()(やく)(もう)(こと)()はんから、024其人(そのひと)(こころ)次第(しだい)御用(ごよう)(いた)さすぞよ。025今度(こんど)大戦争(おほたたかい)()立替(たてかへ)三番叟(さんばんそう)()みたので()るから、026モウ(これ)天下泰平(てんかたいへい)世界(せかい)(をさ)まるであらうと(もう)して(よろ)こびて()ると大変(たいへん)大間違(おほまちが)いが出来(しゆつたい)(いた)すぞよ。027(これ)から(さき)になると露国(ろこく)悪神(あくがみ)さえ()()()さなんだ竜宮(りうぐう)御宝(みたから)を、028今度(こんど)英米西大国(えべすだいこく)自由(じゆう)(いた)仕組(しぐみ)(いた)して()るが、029()(たから)今度(こんど)二度目(にどめ)()立替(たてかへ)(かみ)(たから)で、030(むかし)から(かく)して()りたので()るから、031体主霊従(あく)国魂(くにたま)には自由(じゆう)には(いた)させんぞよ。032金銀(きんぎん)(どう)(てつ)水鉛(すいえん)石炭(せきたん)木材(もくざい)食物(しよくもつ)は、033何程(なにほど)でも竜宮(りうぐう)乙姫(をとひめ)守護(しゆごう)(いた)して日出(ひので)(かみ)(わた)してあるから、034肝腎(かんじん)(とき)には掘上(ほりあ)げて、035三千世界(さんぜんせかい)立直(たてなを)しに使(つか)ふて、036五六七(みろく)神代(かみよ)(たて)るぞよ。037(さむ)(くに)では()れど、038(いま)まで人民(じんみん)自由(じゆう)(いた)さぬ(やう)に、039(わざ)とに(さむ)(くに)(ひろ)(ところ)創造(こしらへ)(たくわ)へてありたので()るぞよ。040日本(にほん)人民(じんみん)外国(がいこく)人民(じんみん)大変(たいへん)目的(もくてき)(たて)て、041(われ)自由(じゆう)(いた)さうと(おも)ふて一生懸命(いつせうけんめい)(ほね)()りて()るなれど、042(かみ)(たから)人民(じんみん)勝手(かつて)()()けたら大騒動(おほそうどう)(をこ)るぞよ。043(これ)時節(じせつ)であるから、044外国(がいこく)身魂(みたま)がモウ()()()けて()るなれど、045九分九厘(くぶくりん)まで()つた(ところ)()(ひら)(かへ)して、046(よく)(かわ)()いて()せてやるぞよ。047(うみ)(ひと)(へだ)てて()りても日本(にほん)(かみ)(たから)であるから、048外国(がいこく)自由(じゆう)には神界(しんかい)から(いた)させんぞよ。049(かみ)一度(いちど)(もう)した(こと)何時(いつ)になりても間違(まちが)いは()いぞよ。
050 日本(にほん)人民(じんみん)(みな)天地(てんち)(かみ)殊愛(べつ)御子(おんこ)(こし)らへて、051(まこと)(ひと)つを(つらぬ)きて世界(せかい)人民(じんみん)愛撫(たすけ)るやうに、052()結構(けつこう)神国(しんこく)(うま)れさして()(かみ)容器(いれもの)身魂(みたま)であるから、053一日(いちにち)半時(はんとき)でも()いたり(くや)みたり、054不足(ふそく)(もう)して(くら)すやうな(こと)では日本(にほん)(うま)れた甲斐(かひ)()いぞよ。055(まこと)日本魂(やまとだましい)(さづ)けてある日本(にほん)人民(じんみん)は、056()んな難渋(なんぢう)出来(でき)()ても(くる)しみが()りても微躯(びく)()(やう)(こと)では、057神国(しんこく)神民(しんみん)とは(もう)されんぞよ。058日本(にほん)(くに)天地(てんち)日夜(にちや)讃美(いわい)して(かみ)活動(はたらき)(いた)し、059(わる)(くに)(ぜん)進開(ひら)(みち)びき、060(いさ)んで(かみ)行為(おこない)(いた)し、061世界(せかい)万国(ばんこく)統一(すべ)(まも)り、062一家(いつか)(をさ)()(をさ)めて、063天地(てんち)(かわ)りての大事業(たいもう)身魂(みたま)()けて()る、064(かみ)御宮(おみや)神民(しんみん)であるから、065御土(おつち)(いへ)()霊魂(たま)日々(にちにち)(きよ)らかに(いた)して、066天国(てんごく)極楽(ごくらく)(はな)()かし、067()(むす)天職(やくめ)のある(とほ)といものであるのに、068薩張(さつぱ)外国(がいこく)宗教(おしえ)身魂(みたま)自由自在(じゆうじざい)(いた)され(くも)らされて、069(いま)日本(にほん)神民(しんみん)腰抜様(こしぬけさま)(もう)すものは、070ドーして天地(てんち)祖神様(をやがみさま)(かほ)()はされようか。071外国人(がいこくじん)身魂(みたま)よりも(をと)りた人民(じんみん)八分(はちぶ)までも出来(でき)()るが、072(これ)時節(じせつ)とは(もう)(なが)ら、073(あま)りの(こと)で、074(こし)()たせやうが()いぞよ。075(なつ)()(はな)紫陽花(あじさい)(いろ)ほど(かわ)魂線(たましい)で、076()(さき)()をドウして(たて)()かうとするのか。077(ひと)つも日本魂(やまとだましい)活動(はたらき)()りはせんぞよ。078(いま)(うち)一人(いちにん)なり(とも)(おほ)日本魂(やまとだましい)立帰(たちかへ)りて()らむと、079日本(にほん)(くに)此儘(このまま)でウツカリ(いた)して()ると、080(いま)外国(がいこく)()(あし)餌食(ゑじき)(いた)されて(しも)ふぞよ。081()れで綾部(あやべ)大本(おほもと)神界(しんかい)因縁(いんねん)()結構(けつこう)地場(ぢば)であるから、082二度目(にどめ)天之岩戸(あまのいわと)(ひら)いて、083日本(にほん)霊主体従(ひのもと)(ひかり)天晴(あつぱ)世界(せかい)(かがや)かして、084天下万民(しんみん)神国(しんこく)(たす)けたさに、085明治(めいじ)二十五年から、086大出口(おほでぐち)(なを)(うしとら)金神(こんじん)(うつ)りて、087()()人民(じんみん)引寄(ひきよ)して経綸(しぐみ)(いた)して()るので()るぞよ。088それで(この)大本(おほもと)引寄(ひきよ)せられた人民(じんみん)は、089(をとこ)(をんな)(かか)はらず、090(みな)神界(しんかい)経綸(しぐみ)(つな)()けて()るのであるから、091充分(じうぶん)(こころ)落付(をちつ)けて御神徳(おかげ)(をと)さぬやう、092(かみ)結構(けつこう)御用(ごよう)(はな)れんやうに、093()明治(めいじ)二十五年からの筆先(ふでさき)(はら)()れて(くだ)され、094筆先(ふでさき)(すこ)しでも(はら)這入(はい)りたら、095這入(はい)りた(だけ)(まこと)(つく)して、096日本(にほん)(ため)世界(せかい)救助(たすけ)のために、097(ちから)(つく)して(くだ)され、098(つく)した()けの(こと)(かみ)万倍(まんばい)(いた)して御礼(おれい)(もう)すぞよ。099(いま)()(さかい)大峠(おほとほげ)であるから、100(くに)(たす)人民(じんみん)(たす)ける真心(まごころ)のある(まこと)役員(やくいん)信者(しんじや)は、101(いま)(うち)(いへ)妻子(つまこ)(こころ)()かれるやうな(こと)では物事(ものごと)成就(ぜうじゆ)いたさんぞよ。102大正(たいせう)忠臣蔵(ちうしんぐら)綾部(あやべ)大本(おほもと)高天原(たかあまはら)神境(しんかい)仕組(しぐみ)(いた)してあるぞよ。103万古末代(まんごまつだい)()なず(ほろ)びず生通(いきとほ)しの日本(にほん)義士(ぎし)104(かず)は四八の瑞秀(みつひで)身魂(みたま)105三千世界(さんぜんせかい)()らす生魂(いくみたま)(ばか)りを(あつ)めて、106弥々(いよいよ)敵討(かたきうち)(だん)になりたら世界中(せかいぢう)(かみ)107守護神(しゆごうじん)108人民(じんみん)(よろ)こばれて、109千歳(ちとせ)(まつ)(みど)益々(ますます)(あを)く、110弥々(いよいよ)(きよ)く、111(つる)(そら)より舞下(まいくだ)り、112()()ふたる万代(よろづよ)(かめ)御空(みそら)舞上(まいのぼ)り、113天地(てんち)(そろ)ふて(をだや)かに(まつ)神代(かみよ)(あい)()るから、114()(まで)教監役員信者(をしえのたね)用意(ようゐ)(いた)しておいて(くだ)され。115肝腎(かんじん)性念場(せうねんば)()りてから何程(なにほど)あせりても(やく)には()たぬから、116(いま)世界(せかい)一寸(ちよつと)(しづ)まりて()(うち)に、117我一(われいち)身魂(みたま)(みが)いて(かみ)経綸(しぐみ)御用(ごよう)(さと)りて其様(そのよう)施設(おこない)ママ(いた)して(くだ)され。118()(もと)(むかし)(はじま)りから()一度(いちど)()大望(たいもう)()立替(たてかへ)立直(たてなを)しで()るから、119(いま)世界(せかい)人民(じんみん)(かわ)りて()らねば、120今度(こんど)神界(しんかい)御用(ごよう)到底(とうてい)(つと)(あが)らんぞよ。121中々(なかなか)(いま)役員(やくいん)(おも)ふて()るやうな立替(たてかへ)立直(たてなを)しの経綸(しぐみ)()いぞよ。122九分九厘(くぶくりん)まで()(ところ)一厘(いちりん)経綸(しぐみ)人民(じんみん)には(わか)らず、123(かみ)(いま)(いま)まで肝心(かんじん)一厘(いちりん)仕組(しぐみ)はドンナ結構(けつこう)身魂(みたま)にも()かして()らすと()(わけ)には()かんから、124余程(よほど)(どう)()えて()らん(こと)には、125一厘(いちりん)(ところ)()りてから神徳(しんとく)(をと)(もの)出来(でき)るぞよ。126()れで()大本(おほもと)経綸(しぐみ)御用(ごよう)(いた)人民(じんみん)は、127気宥(きゆる)しはチツトも出来(でき)んと(もう)して毎度(まいど)()らして()るのぢやぞよ。128抜刀(ぬきみ)(なか)(すわ)りて()るやうの覚悟(かくご)(いた)して()れと(もう)して()()けてあるぞよ。129一寸(ちよつと)でも慢神(まんしん)油断(ゆだん)()りたら()ぐに(かわ)(こわ)(ところ)結構(けつこう)(ところ)であるぞよ。130来年(らいねん)余程(よほど)世界(せかい)には国難(こくなん)()()るなれど、131(まこと)日本魂(やまとだましい)さえ(みが)けて()りたら(べつ)心配(しんぱい)()らぬから、132大本(おほもと)役員(やくいん)信者(しんじや)(もう)すに(およ)ばず、133日本(にほん)人民(じんみん)(しつ)かり(いた)して、134利己主義(われよし)()(かた)()へて(しま)はんと(しの)げん(こと)出来(しゆつたい)いたすぞよ。135日本(にほん)(かね)()えたと(もう)して安心(あんしん)(いた)して()るなれど、136()(かね)滅多(めつた)日本(にほん)(やく)には(たた)んから、137(むか)ふの(くに)(あづ)けてある(かね)(あて)にならぬぞよ。138早速(さつそく)()()いは(いた)さんぞよ。139外国人(がいこくじん)自由自在(じゆうじざい)(いた)されて()りても、140()()()かぬ人民(じんみん)八分(はちぶ)あるから可愛相(かあいそう)なものであるぞよ。141日本(にほん)(うへ)守護神(しゆごうじん)結構(けつこう)日本(にほん)神国(しんこく)因縁(いんねん)(わか)りて()らんから、142()んな損害(そんがい)出来(でき)るので()るぞよ。143(ちう)守護神(しゆごうじん)()守護神(しゆごうじん)も、144薩張(さつぱ)盲目(めくら)同様(どうよう)一寸(ちよつと)()きが()えぬから、145日本(にほん)段々(だんだん)(くる)しく()るので()るぞよ。146何程(なにほど)人民(じんみん)(ほね)()りても天下泰平(てんかたいへい)(をさ)まると()(こと)()いから、147今度(こんど)(てん)御三体(ごさんたい)大神様(おほかみさま)御許(おゆる)しを(いただ)きて、148(ぜう)(うば)との生神(いきがみ)世界(せかい)始末(しまつ)()けるのであるぞよ。149()れに(つい)ては日本(にほん)人民(じんみん)道具(だうぐ)使(つか)ふて、150二度目(にどめ)岩戸開(いわとびら)きを(いた)すので()るから、151因縁(いんねん)(ふか)身魂(みたま)から()高天原(たかあまはら)(つな)かけて(ひき)よして霊魂(たま)(みが)かすので()るから、152(いま)大本(おほもと)御用(ごよう)(いた)して()人民(じんみん)は、153一人(いちにん)粗末(そまつ)()(ひと)(あつか)(こと)()らぬぞよ。154結構(けつこう)神様(かみさま)()()ちて御座(ござ)るから、155何人(だれ)(うつ)りて御出(おいで)なさるやら、156人民(じんみん)では(わか)らぬから、157其人(そのひと)姿(すがた)()取扱(とりあつか)ひを(かへ)(やう)(こと)(いた)されんから、158(みな)心得(こころえ)(くだ)されよ。159明治(めいじ)()りてからの人民(じんみん)追々(おいおい)日本魂(やまとだましい)外国(がいこく)(うつ)りて(しも)ふて、160人民(じんみん)(かく)といふものが(ひく)うなりたから、161()よりも(かく)よりも金銀(きんぎん)(ばか)りに(こころ)()られて、162(むかし)(つるぎ)より(いま)菜刀(ながたな)(もう)して、163(くに)(くらい)(ひと)(かく)(わす)れて、164体主霊従(あく)()(かた)(ばか)りに()りて()りたなれど、165今度(こんど)二度目(にどめ)岩戸(いわと)(ひら)いて()()けたら、166(むかし)(つるぎ)()()して、167日本魂(やまとだましい)(ひかり)()して、168天下(てんか)泰平(たいへい)末永(すへなが)神国(しんこく)政治()立直(たてなを)すぞよ。169綾部(あやべ)大本(おほもと)170()高天原(たかあまはら)へ、171天目一之命(あめのまひとつのみこと)引寄(ひきよ)して、172日本魂(やまとだましい)(こも)りた(つるぎ)(きた)えさすぞよ。173モウ時節(じせつ)()たから何時(いつ)から(はじ)めるやら()れんぞよ。174(あめ)斑駒(ふちこま)引寄(ひきよ)して神界(しんかい)経綸(しぐみ)(ひら)(はじ)めるぞよ。175(つる)(かめ)とが竜宮館(りうぐうやかた)舞下(まひさ)がる時節(じせつ)近寄(ちかよ)りて()たぞよ。176吃驚(びつくり)いたす(こと)があるぞよ。177(めづ)らしき経綸(しぐみ)(ふた)()けて()せるぞよ。
178 (うしとら)金神(こんじん)国常立之尊(くにとこたちのみこと)変性男子(へんぜうなんし)御魂(みたま)が、179竜宮館(りうぐうやかた)高天原(たかあまはら)守護(しゆごう)(いた)さす変性女子(へんぜうによし)御魂(みたま)()()りて、180()立直(たてなを)しの筆先(ふでさき)()きおくぞよ。181(いま)日本(にほん)人民(じんみん)外国(がいこく)体主霊従(あく)()(かた)心酔(ほうけ)(しも)ふて()るから、182(いへ)倉庫(くら)立派(りつぱ)建並(たてなら)べ、183()りもせぬ別荘(べつそう)なぞに(かね)(をし)まず、184人夫(にんぷ)(をし)まず、185(かみ)大宮(おほみや)でも(かな)はんやうな贅沢(ぜいたく)生活方(くらし)をいたし、186(いへ)(はしら)桧作(ひのきづく)り、187(なに)()(ひのき)づくめで、188屋根(やね)(まで)桧皮茸(ひのきかわぶき)(いた)して、189肝腎(かんじん)氏神(うじがみ)(やしろ)粗末(そまつ)(こと)打捨(うちすて)て、190(あめ)()りても(はしら)()ちても、191産土神(うぶすながみ)氏神(うじがみ)(やしろ)修繕(なほす)(もう)(こと)は、192(かね)(をし)みてゴテゴテ(もう)して()さず、193()らぬ(こと)には(かね)湯水(ゆみづ)(やう)使(つか)ふて、194ヱライ人間(にんげん)(やう)(はな)(ばか)(たか)(いた)して()野天狗(のてんぐ)や、195()(あし)守護神(しゆごうじん)(ばか)りで()るから、196世界(せかい)幸福()(こと)(ひと)つも出来(でき)(いた)さうまいがな。197村々(むらむら)(ぶつ)(どう)見晴(みはら)しの()(たか)場所(ばしよ)()つて()きて、198無暗(むやみ)立派(りつぱ)なものを(こし)らへ(なが)ら、199肝心(かんじん)天地(てんち)祖神(をやがみ)氏神(うじがみ)()(をと)し、200村下(むらしも)(ひく)(ところ)(ちい)さい粗末(そまつ)御宮(おみや)()て、201(ねん)一度(いちど)祭典(まつり)(かたち)(ばか)りで、202()たり()んだり空騒(からさわ)(ばか)(いた)して、203()ふと()むと()(こと)より()らん()(あし)御魂(みたま)(ばか)りで()ろうがな。204日本(にほん)人民(じんみん)(なか)(こころ)(そこ)から(かみ)大切(たいせつ)(おも)ふものも、205丁重(ていちやう)御給仕(おきゆうじ)をいたして、206(かみ)大恩(だいをん)207先祖(せんぞ)御恩(ごをん)(むく)いる精神(せいしん)人民(じんみん)は、208(わづか)一分(いちぶ)(むつ)()き、209(いま)日本(にほん)神国(しんこく)現状(ありさま)であるぞよ。210(いま)(うち)一時(いちじ)(はや)守護神(しゆごうじん)改心(かいしん)(いた)さんと、211肉体(にくたい)()(どく)(こと)出来(しゆつたい)いたして、212外国(がいこく)()かねば()らぬ(やう)()るぞよ。213折角(せつかく)結構(けつこう)日本(にほん)(くに)()げて(もら)ふた守護神(しゆごうじん)肉体(にくたい)も、214(かみ)から外国(がいこく)()きに(いた)されては、215今迄(いままで)御魂(みたま)苦労(くろう)(みづ)(あわ)()りては、216モウ()(さき)末代(まつだい)取返(とりかへ)しの()らん(つま)らん(こと)とは(おも)はぬか。217我身(わがみ)()らずの我魂(わがたま)()らずと(もう)しても(あま)りであるぞよ。218(いま)日本(にほん)神国(しんこく)外国魂(がいこくだま)(ばか)りが蜘蛛(くも)()()りた(やう)に、219天地(てんち)(から)みて()るから、220(てん)日輪様(にちりんさま)御威光(ごいこう)(をそ)れぬ(やう)()りて(しも)ふて、221神国(しんこく)(もう)すのは()(ばか)りで、222暗黒(くらやみ)()(なか)であるから、223(うへ)守護神(しゆごうじん)(した)人民(じんみん)脚下(あしもと)()深溝(ふかみぞ)()()かぬ、224(まこと)一寸(ちよつと)()きの()えぬ盲目(めくら)ばかりの()であるから、225綾部(あやべ)大本(おほもと)226()高天原(たかあまはら)から(ひか)りを()して、227身魂(みたま)()らしてやろうと(おも)へぼ、228まばゆがりて()げて()ぬもの(ばか)りで()るから、229()()(まこと)(こと)(もう)して()れんぞよ。230(まこと)守護神(しゆごうじん)人民(じんみん)(われ)(わが)身魂(みたま)(みが)ひて、231()大本(おほもと)(をしえ)(はら)()れて(くだ)されたら、232神界(しんかい)から(なに)(もう)して()らいでも、233(おの)づと(わか)りて()るから、234結構(けつこう)御用(ごよう)出来(でき)て、235日々(にちにち)(いさ)みて(うれ)(うれ)しで(くら)せる(やう)になりて()るぞよ。236三千世界(さんぜんせかい)大本(おほもと)(かみ)御用(ごよう)ほど結構(けつこう)(とほ)とい(たの)もしひ御用(ごよう)は、237何国(どこ)にも()りは(いた)さんぞよ。
238大正(たいせう)八年一月二日 (きう)同七年十二月一日

王仁三郎が著した「大作」がこれ1冊でわかる!
飯塚弘明・他著『あらすじで読む霊界物語』(文芸社文庫)
絶賛発売中!

目で読むのに疲れたら耳で聴こう!
霊界物語の朗読 ユーチューブに順次アップ中!
霊界物語の音読まとめサイト
オニド関連サイト最新更新情報
10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
このページに誤字・脱字や表示乱れなどを見つけたら教えて下さい。
返信が必要な場合はメールでお送り下さい。【メールアドレス
合言葉「みろく」を入力して下さい→