霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一九章 神恵(しんけい)〔一五六九〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第61巻 山河草木 子の巻 篇:第4篇 風山雅洋 よみ(新仮名遣い):ふうざんがよう
章:第19章 神恵 よみ(新仮名遣い):しんけい 通し章番号:1569
口述日:1923(大正12)年05月08日(旧03月23日) 口述場所: 筆録者:隆光 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年10月16日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる] 主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm6119
愛善世界社版:243頁 八幡書店版:第11輯 105頁 修補版: 校定版:267頁 普及版:61頁 初版: ページ備考:
001第一八二
002
003久方(ひさかた)天津(あまつ)御国(みくに)にまごころの
004(たから)()むより()ゆる(さち)なし。
005
006(こと)()のあらむ(かぎ)りをつくす(とも)
007(たた)へつくせじ(かみ)のめぐみは。
008
009瑞御魂(みづみたま)(いのち)(きみ)(さきは)ひに
010こころうれしき()とはなりけり。
011
012わざはひの(かぎ)()られずおこる()
013いと(やす)らけく(さか)ゆるまめひと。
014
015よろこびを(あさ)(ゆふ)なにうたひつつ
016(かみ)のめぐみに安世(やすよ)をわたらふ。
017
018皇神(すめかみ)(いのち)言霊(ことたま)()(ひろ)
019()(つた)へゆく(かみ)宣教師(みつかひ)
020第一八三
021
022(うま)れてゆしらずしらずにおかしたる
023わが(おも)(つみ)(ゆる)します貴美(きみ)
024
025現世(うつしよ)のなぎさ(はな)れて(すす)みゆく
026(いのち)御舟(みふね)のいさましきかな。
027
028ときの()彼方(あなた)(きし)(すす)むなり
029(めぐみ)(かぜ)()けし白帆(しらほ)は。
030
031永久(とこしへ)天津(あまつ)御国(みくに)花園(はなぞの)
032(はや)ちかづきしここちこそすれ。
033
034和田(わだ)(はら)()ぎゆく(ふね)(もてあそ)
035(あら)浪風(なみかぜ)()ぎし御言葉(みことば)
036
037浪風(なみかぜ)(ただ)一言(ひとこと)にしづめたる
038(みづ)御魂(みたま)のいさをたふとき。
039
040瑞御魂(みづみたま)弘誓(ぐぜい)(ふね)(さを)さして
041(もも)罪人(つみびと)御国(みくに)へおくる。
042
043村肝(むらきも)のこころ(しづか)にうたひつつ
044天津(あまつ)御国(みくに)(のぼ)るうれしさ。
045第一八四
046
047(ふち)(ごと)(ふか)きけがれに(しづ)みたる
048(たま)(きよ)めむと()()神船(みふね)
049
050(あめ)()(かぜ)()夜半(よは)皇神(すめかみ)
051弘誓(ぐぜい)御船(みふね)いとど(やす)けし。
052
053一人(ひとり)だも(ほろび)(ふち)(しづ)めじと
054(いのち)(ふね)見立(みた)てたまひつ。
055
056皇神(すめかみ)(みち)にさかひし(ひと)()
057なだめすかして大道(おほぢ)(しめ)さす。
058
059伊都(いづ)御魂(みたま)のぞみ(ゆたか)(ひと)()
060(のぼ)()たるを()ちたまひつつ。
061
062()()きになやみ(くる)しむ(なみだ)より
063猶更(なほさら)ふかくなげかせたまふ。
064
065()のなさけ(ゆめ)にも()らぬ醜人(しこびと)
066こころにさへも宿(やど)らせたまふ。
067
068(はは)とます(みづ)御魂(みたま)のおもかげを
069ながむるたびに(なみだ)こぼるる。
070第一八五
071
072常暗(とこやみ)()()(ひと)皇神(すめかみ)
073(ひかり)にこころ(てら)され(さか)ゆる。
074
075(いつは)りの浮世(うきよ)(ゆめ)(いま)さめて
076(たの)しき身魂(みたま)復活(よみがへ)りたり。
077
078御恵(みめぐみ)(つゆ)おき()らし()()かす
079(かみ)(いき)より()天津風(あまつかぜ)
080
081天津風(あまつかぜ)(こころ)(ちり)もはらはれて
082(きよ)身魂(みたま)とよみがへるなり。
083
084皇神(すめかみ)(つく)(たま)ひし大道(おほみち)
085()らずに(よこ)さの(みち)()くあり。
086
087()()めたる(あした)(そら)()りわたる
088日影(ひかげ)はいとも(うるは)しく()ゆ。
089第一八六
090
091めぐみも(ふか)五十鈴(いすず)(がは)
092(あふ)るる(いづみ)許々多久(ここたく)
093(つみ)やけがれをよく(きよ)
094(すめ)大神(おほかみ)大前(おほまへ)
095(まこと)(ひと)つに(いの)りなば
096歓喜(くわんき)雨露(うろ)(たちま)ちに
097おのが身魂(みたま)(くだ)るべし。
098
099(つみ)やけがれを根底(ねそこ)より
100(あら)(きよ)むる五十鈴(いすず)(がは)
101(なが)れに身魂(みたま)ひたしつつ
102天津(あまつ)御国(みくに)神国(かみくに)
103(のぼ)らせ(たま)へとひたすらに
104いづの(きよ)めを()ぎまつれ
105仁慈(じんじ)()てる大神(おほかみ)
106かならずゆるし(たま)ふべし。
107
108(よろづ)(くに)人々(ひとびと)
109身魂(みたま)(きよ)()むまでは
110()ゆる(こと)なき五十鈴(いすず)(がは)
111()きたる(ひと)死人(しにびと)
112(みな)押並(おしな)べて(かぎ)りなき
113(めぐみ)()けむ(かみ)(くに)
114第一八七
115
116わが(つみ)()ゆる(こころ)皇神(すめかみ)
117()さし(たま)ひし御賜(みたまもの)なり。
118
119ふるさとの天津(あまつ)御国(みくに)永久(とこしへ)
120おのが霊魂(みたま)住処(すみか)なりけり。
121
122人々(ひとびと)(やみ)(をか)せし(つみ)とがを
123(さと)御神(みかみ)大前(おほまへ)にのれ。
124
125皇神(すめかみ)のいづの御前(みまへ)にぬかづきて
126(をか)せし(つみ)()れよ()れなく。
127
128瑞御魂(みづみたま)(しづ)まりゐます(かみ)(その)
129すすみておのが身魂(みたま)(きよ)めよ。
130
131(つみ)()(あはれ)みたまふ(おん)(なみだ)
132ながれて由良(ゆら)(かは)となりけむ。
133
134まごころに一日(ひとひ)(はや)復活(よみがへ)
135(かみ)(きみ)との御楯(みたて)とぞなれ。
136
137三五(あななひ)(かみ)大道(おほぢ)現世(うつしよ)
138かくり()(ことごと)(てら)御燈明(みあかし)
139第一八八
140
141(かみ)(かど)()打叩(うちたた)
142外面(そとも)()ちて(ひら)けよと
143(こゑ)(すず)しく()(たま)
144(つみ)(くも)りし人々(ひとびと)
145(うづ)御声(みこゑ)(かしこ)みて
146悪魔(あくま)(ごと)()(きら)
147ますます(かど)()(かた)()
148(こば)みまつるぞ(うた)てけれ。
149
150(ひろ)(たふと)皇神(すめかみ)
151大御恵(おほみめぐみ)ははかられず
152(あい)(なみだ)をたたへつつ
153日毎(ひごと)夜毎(よごと)人々(ひとびと)
154門戸(かど)(おとな)(たま)へども
155(みち)(そむ)きし醜魂(しこたま)
156(おそ)れて(とざ)(かど)(くち)
157益々(ますます)(やみ)(しづ)()
158()()てこそは(あは)れなれ。
159
160(いのち)(かみ)(おとな)ひを
161(ちから)(かぎ)りに相拒(あひこば)
162生命(いのち)()らずの(おろか)もの
163生命(いのち)(きみ)朝夕(あさゆふ)
164(かど)()()けと()(たま)
165(こころ)(きよ)めて一時(ひととき)
166(はや)(むか)()(まつ)
167永遠(とは)生命(いのち)(もとゐ)なる
168(この)()()かす(かみ)御子(みこ)よ。
169第一八九
170
171(さだ)めなき浮世(うきよ)(かぜ)(さそ)はれて
172()()(とき)(かみ)(ちから)ぞ。
173
174(ある)()(あるひ)(のこ)現世(うつしよ)
175(あらし)(しの)(ひと)()(うへ)
176
177()にありて(をか)せし(つみ)()(どころ)
178(そこ)なき(ほろ)びの(ふち)とこそ()
179
180(わが)(たま)(つみ)諸共(もろとも)(ほろ)()
181(むく)いの(ふち)(おそ)ろしきかな。
182
183山風(やまかぜ)明日(あす)をも()たず()くならば
184(わが)(たましひ)如何(いか)になるらむ。
185
186うかれ()(わが)(たましひ)(みちび)きて
187()かさせ(たま)(みづ)大神(おほかみ)
188
189()りもせず(しぼ)みもやらで()(にほ)
190常世(とこよ)(はる)()ふぞ(うれ)しき。
191
192()(にほ)御園(みその)(はな)(たづ)ねむと
193真心(まごころ)(つく)(ひと)御子(みこ)(たち)
194第一九〇
195
196高天原(たかあまはら)(ひら)けたり
197(いのち)(ひかり)(かがや)きぬ。
198
199高天原(たかあまはら)御光(みひかり)
200世人(よびと)()めに(ひら)かれぬ
201青垣山(あをがきやま)(めぐ)らせる
202下津(したつ)岩根(いはね)霊場(れいぢやう)に。
203
204(ひと)(ことごと)(のぞ)むがままに
205高天原(たかあまはら)花苑(はなぞの)
206(よろこ)(むか)()(たま)
207(みづ)御魂(みたま)(おん)(めぐみ)
208(つつし)(うやま)(たてまつ)
209高天原(たかあまはら)聖場(せいぢやう)
210下津(したつ)岩根(いはね)(ひら)かれて
211御光(みひかり)四方(よも)(かがや)けば
212(むら)がる(あだ)(おそ)れなく
213(まこと)(ひと)つに(すす)むべし。
214
215八十(やそ)曲霊(まがひ)魔軍(まいくさ)
216(むか)つて(うち)()言霊(ことたま)
217(ひかり)言向(ことむ)(やは)しつつ
218勝鬨(かきどき)あげて(おん)(まへ)
219功績(いさをし)たつる目出度(めでた)さよ
220(いづ)御魂(みたま)瑞御魂(みづみたま)
221その功績(いさをし)()(たま)
222栄光(さかえ)平安(やすき)歓喜(よろこび)
223()てる黄金(こがね)(かんむり)
224(かなら)(あた)(たま)ふべし
225あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
226恩頼(みたまのふゆ)(かしこ)けれ。
227第一九一
228
229永久(とこしへ)()えぬ(ひかり)(みづ)(かみ)
230千座(ちくら)(うへ)(ひかり)なりけり。
231
232(しの)ぶだにいとも(かしこ)(きみ)(めぐみ)
233など(ひと)()(きた)()けざる。
234
235(たぐひ)なき(きみ)(めぐみ)永久(とこしへ)
236月日(つきひ)()つとも(かは)らざらまし。
237
238いと(たか)(きみ)(めぐみ)大空(おほぞら)
239(かみ)宝座(みくら)(さか)えなりけり。
240
241千早(ちはや)()(かみ)(さら)なり御代(みよ)()らす
242(わが)()御子(みこ)(めぐみ)(わす)れそ。
243大正一二・五・八 旧三・二三 北村隆光録)

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