霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一章 新宗教を待つ

インフォメーション
題名:第1章 新宗教を待つ 著者:出口王仁三郎
ページ:55 目次メモ:
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :B121802c113
初出[?]この文献の初出または底本となったと思われる文献です。[×閉じる]『瑞祥新聞』大正14年10月1日
 いつの()にも政治(せいぢ)(じゃう)経済(けいざい)(じゃう)社会(しゃくわい)(じゃう)(かく)人種(じんしゅ)(あひだ)闘争(とうさう)焦慮(せうりょ)苦悶(くもん)とが地上(ちじゃう)(いた)(ところ)(おこな)はれてゐる。(こと)宗教(しうけう)(あひだ)には(とく)(はなは)だしき闘争(とうさう)継続(けいぞく)されて()(やう)である。宗教(しうけう)世界(せかい)連合(れんがふ)も、人類(じんるゐ)宗教(しうけう)(てき)同盟(どうめい)も、(その)()のみは立派(りっぱ)存立(そんりつ)するけれども、(その)実際(じっさい)活動(くわつどう)(いた)っては容易(ようい)(おこな)はれてゐない。往昔(わうせき)宗教(しうけう)()へば大変(たいへん)(いきほひ)国家(こくか)の一(さい)()げて(その)所説(しょせつ)実践(じっせん)せんとしたものだが、近代(きんだい)宗教(しうけう)(いづ)れも形骸(けいがい)(ばか)りが(いたづ)らに(そん)するのみで()んの(やく)にも()たないのみか、(かへ)って社会(しゃくわい)害毒(がいどく)(なが)傾向(けいかう)沢山(たくさん)にあるやうだ。現今(げんこん)既成(きせい)宗教(しうけう)(ちから)()ふものは、(すう)(ねん)惰力(だりょく)によって(むし)(いき)(うご)いて()(ほか)何等(なんら)(あた)らしき生命(せいめい)萌芽(ほうが)()(いだ)すことは出来(でき)ない。そして(その)惰力(だりょく)人心(じんしん)邪悪(じゃあく)方面(はうめん)(みちび)くのみで、天国(てんごく)(てき)信仰(しんかう)萌芽(ほうが)発達(はったつ)妨害(ぼうがい)する有害(いうがい)(ぶつ)となってゐる。仏教(ぶっけう)基督(キリスト)(けう)(その)()宗教(しうけう)(みな)(どう)状態(じゃうたい)()(ごと)(かん)ぜらるるのだ。(ゆゑ)()かる既成(きせい)宗教(しうけう)は一(にち)(はや)改善(かいぜん)するか、さもなくば(のこ)らず崩壊(ほうくわい)せしめ、宗教(しうけう)本来(ほんらい)生命(せいめい)(かがや)かし平和(へいわ)(ため)安心(あんしん)立命(りつめい)(ため)既成(きせい)宗教(しうけう)(から)()いだ(しん)宗教(しうけう)樹立(じゅりつ)せなければ、到底(たうてい)今日(こんにち)(みだ)れきった人心(じんしん)(すく)ふことは出来(でき)ないと(おも)ふ。(かく)宗教(しうけう)()時代(じだい)推移(すゐい)()(さま)し、基教(きけう)仏教(ぶっけう)意義(いぎ)(あひ)(つう)じ、仏教(ぶっけう)基教(きけう)教義(けうぎ)と一()する(てん)()()き、衆生(しゅじゃう)済度(さいど)精神(せいしん)(たがひ)(あひ)映写(えいしゃ)し、真信(しんしん)愛善(あいぜん)本義(ほんぎ)(さと)り、世界(せかい)同胞(どうはう)(しん)意義(いぎ)了解(れうかい)されなくては、最早(もはや)宗教(しうけう)駄目(だめ)である。この真諦(しんてい)宗教(しうけう)()(しん)理解(りかい)されたならば、(ここ)(はじ)めて形相(ぎゃうさう)(うへ)にも闘争(とうさう)苦悶(くもん)や、嫉視(しっし)()んで、(たがひ)(その)精神(せいしん)実現(じつげん)(つと)むる(こと)になって()る。(これ)さへ出来(でき)れば今日(こんにち)経済(けいざい)(じゃう)政治(せいぢ)(じゃう)人種(じんしゅ)(じゃう)争闘(さうとう)畢竟(ひっきゃう)()意義(いぎ)のものだと()(こと)分明(ぶんめい)になる。どうしても此処(ここ)まで()ぎつけねば社会(しゃくわい)真実(しんじつ)霊的(れいてき)智的(ちてき)進歩(しんぽ)()せられない。社会(しゃくわい)(さい)争闘(さうとう)はすべて(しん)宗教(しうけう)()ってのみ解決(かいけつ)せらるるものである。
(瑞祥新聞大正一四、一〇一号)

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