霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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言華(昭和5年9月号)

インフォメーション
題名:言華 著者:出口王仁三郎
ページ:上巻 202
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2025-10-18 22:22:22 OBC :B145400c34
死神(ししん)死仏(しぶつ)を厭代の社会から除籍して物を言つたり働いたりする(ひと)神を祭りたい
既成宗教は(いづ)れも時代錯誤の(はなはだ)しいものだ、これでも精神異状者は崇拝する、世間は広い
吾人(ごじん)の生活に()はない宗教なんか有害無益だ、相手にするない
時所位(じしよゐ)により宗祖(しうそ)()つて各自の教理を(こと)にする宗教に真理は無い
霊的にも体的(たいてき)にも生命(せいめい)を与ふる(しん)の宗教といふものはテンデない世界だ
脅嚇(けふくわく)的宗教は早くも破産してしまつた、それでも意思薄弱なる帰依者(きえしや)が残つてゐる
キリストは宗教を(もつ)てパンを説きマルクスはパンを(もつ)て宗教を説いているではないか
百合根(ゆりね)のように()けばむく(ほど)何もなくなる既成宗教の断末魔を(あは)れむ俺だ
(ふる)い道徳で飾り立てた人造(じんざう)宗教の排他的嫉妬的態度に呆れる
下手(へた)な倫理に神仏(しんぶつ)を調合して世を迷はす乞食的宗教家の心事(しんじ)(あは)れなものだ
マルクス(いは)く宗教は阿片(あへん)なりと、(しか)り現代の宗教は(これ)に抗弁し得ないのだ
阿片(あへん)宗教を()りまはして死神(ししん)死仏(しぶつ)を売つて()心事(しんじ)陋劣(ろうれつ)なデモ宗教家
汗油(あせあぶら)(しぼ)つても食へない現代に袖手(しうしゆ)して飲食に()宗教蚊(しうけうか)もあるのだ
自分は元来宗教は嫌いだ、それを宗教家(あつか)ひされるのは(しやく)にさわる
僕は天地(てんち)自然(しぜん)の法則を説くのみだ、ケチ臭い宗教家なんて言つてくれるない
現行刑法でさへ祖先の罪を云々しないのだ、アダム、イブの罪まで背負つてたまるかい
天地(てんち)自然(しぜん)の道は単一(たんいつ)だ、無雑(むざつ)だ、時所位(じしよゐ)()つて所説の(ことな)る宗教なんか何がわかる
日本(にほん)男子(だんし)睾丸(かうぐわん)割去(かつきよ)(じゆつ)をやつてゐやがる宗教家は(とき)遅れの愚物(ぐぶつ)
(昭和五、八、九日 於高天閣)
大愛(たいあい)の心にかくれ瑞月(ずゐげつ)(われ)は愛善の(ため)既成宗教を(なん)
わが国にはマルキシズムも不適当だが既成宗教は一層(いつそう)不適当だ
生命(せいめい)の無き宗教を今の世にふり(まは)している馬鹿の底抜け
日本人(にほんじん)の勇気をくぢく宗教が流行してゐる(やみ)の世の中
烏羽玉(うばたま)(やみ)にさまよふ既成宗教をくまなく照らす月の御教(みをしへ)
三千世界一度に開く梅の花と()らせ給いし教祖(けうそ)(かしこ)
大本の(をしへ)の光に照らされてかげ薄くなりし既成宗教
大本は宗教に(あら)惟神(かむながら)天授の真理()く道にぞある
時代をば指導して行く(をしへ)ならずば既成宗教は無用の長物
宗教家(あつか)ひされてパット顔が初恋の如く赤くなる()
抹香(まつかう)臭い宗教家なんか何になる神の造りし神の国には
星占術陶宮(たうきう)(じゆつ)や姓名判断愚者(ぐしや)(あざむ)く邪道なりけり
心霊科学研究会など馬鹿らしい天勝(てんかつ)さえも見かぎつた手品だ
霊魂(れいこん)が物質化すると得意気(とくいげ)に鼻うごめかす迷矇(めいもう)学者よ
人体を借りて()でたる(うま)()は霊魂物質化せしなりけり
霊界の入口(いりぐち)(もん)(そと)に立ち死後の世界を云々する現代の学者()
今頃に心霊科学研究もあつたものかい日本には昔から有る
(みこ)市子(いちこ)稲荷()げなど神霊を(もてあそ)びつつ生活をして来たのだ
五濁(ごじよく)の身に誠の神がかかるものか意志相応の規律正しい天地(てんち)
既成宗教の戒律なんか有害だ天賦(てんぷ)的に(しやう)()(かく)()の戒律を持つ人間だ
戒律で信者を縛らうとする宗教は人間を(けだもの)扱ひにしてゐるやうなものだ
霊主体従の標語を学者が誤解して一時(いちじ)猜疑(さいぎ)()(われ)()
猜疑心(さいぎしん)、嫉妬心(など)の魔が寄りてわが大本の道にさやりし
教祖神(けうそしん)()()かれたる神文(しんもん)一時(いちじ)に実現する世となりぬ
今の世のなり行きつぶさに見つめつつ教祖の神言(しんげん)(たふと)きを知る
ふり返り(あと)ふりかへり三十年(みそとせ)の昔の(われ)をぢつと見つむる
三十年(むかし)の意志も今の意志も少しも(かは)らぬ(われ)見出(みいだ)
死神(ししん)死仏(しぶつ)の宗教だもの生活に何の関係なきは当然だ
天地(あめつち)(とも)(かは)らぬ惟神(かむながら)誠の道は人生の花だ
(うる)はしき(たの)しきこれの天地(あめつち)を悲観してるは宗教家ばかりだ
(にほ)百鳥(ももどり)唄ふ天地(あめつち)厭離(えんり)穢土(ゑど)だと蛸坊主(たこばうず)いふ
この世(ほど)よい所なし天国も浄土も心一つできづかる
霊肉の分離したのを死と云へどその本体は生き通しなる
霊魂学の本体よりいえば不老不死()は霊界への復活なりけり
言霊学(げんれいがく)言辞学(げんじがく)との区別知らぬ学者の多き闇夜(やみよ)なりけり
言霊(げんれい)()さへも知らぬ博士()の多き日本は(わざはひ)なるかな
言霊(げんれい)をわきまへずして古事記を説く国学者()迂闊(うかつ)なるかな
古事記三巻(さんかん)(みな)言霊学(げんれいがく)の経典ぞ神話よばわりする学者の迂闊(うかつ)
現代の経済学者は()(もと)の日本に不適当だ国家擾乱(ぜうらん)のもとよ
経済の根本革正なさざればわが神国(しんこく)(うか)ぶ時なし
(だい)ムッソリニわが()(もと)に現はれて世を建て直す時ぞ待たるる
(昭和五、八、一二日 於明光殿)
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