霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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言華(昭和8年6月号)

インフォメーション
題名:言華 著者:出口王仁三郎
ページ:下巻 267
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2025-10-18 22:22:22 OBC :B145400c71
金銀(きんぎん)為本(ゐほん)の国家経済を根底(こんてい)より立直(たてなほ)すべき時とはなれり
我国(わがくに)の経済根本(こんぽん)革正は土地為本(ゐほん)より良法(りやうほふ)はなし
経済の真意を知らぬ為政家(ゐせいか)の上にたつ世は(うか)ぶ瀬もなし
米国(べいこく)の経済界の恐慌に影響すらん(わが)生糸界(きいとかい)には
良田(りやうでん)をつぶして残らず桑畑(くはばた)と変へし農家の心を淋しむ
軍事思想拡充せんと朝夕(あさゆふ)にわれ国体の闡明(せんめい)をなす
恤兵部(じゆつぺいぶ)助成運動()きつづき国防運動に(ちから)をつくしぬ
くはしほこ千足(ちたる)の国なる()(もと)は国防問題生命(せいめい)なりけり
(やうや)くに日本(にほん)の光みえにけり国際会議の自主的外交に
わが(くに)は世界に対し孤立せり国際連盟脱退の()
ことしあれば勇猛心を惹起(じやくき)するわが国民(こくみん)のたのもしきかな
数十万の兵を(よう)して亡びたる(ちやう)学良(がくりやう)は天罰なりけり
やがて今(しやう)介石(かいせき)も亡ぶべし神のみ(くに)にはむかひし罪に
あなどりゐし外国国(とつくにぐに)(つかさ)らは皇軍(くわうぐん)の勝利に驚きにけむ
宣統帝(せんとうてい)満洲にたちカイゼルはドイツに帰る世とはなりけり
わが言葉いつはりとして未決監(みけつかん)にわれおしこめし(つかさ)のおろかさ
二十億地上(ちじやう)の人はことごとくわれよりみれば(めくら)なりけり
二十億の(たみ)を安きに救はんと雄猛(をたけ)びしにけり三十()年間(ねんかん)
内外(ないぐわい)の国に人類愛善を説きしも世人(よびと)を救はんがため
待ちわびしみろく三会(さんゑ)(あかつき)ははや近づきて天地(てんち)(ふる)
いつはりの予言者諸所(しよしよ)にあらはれて世人(よびと)(たま)(まよ)はせにけり
キリストの牧師らわれを知らずして(にせ)キリストといふぞをかしき
仏法の世は過ぎさりて伽藍堂(がらんどう)人影(ひとかげ)むなしくたちのこるなり
科学的知識はあれど生命(せいめい)のまことの知識もたぬ現代
政治宗教教育科学ゆきつまり亡者(まうじや)学者が寝言(ねごと)さへづる
満洲の()にはたらける皇軍(くわうぐん)の労苦おもひて眠りがてにゐる「眠り」は底本では「眼(ねむ)り」だが誤字であろう。
国民(こくみん)のみ(くに)につくす時は()ぬ日本は世界に孤立せりけり
四十余年以前に宣らせし大神(おほかみ)の神示は今や実現せりけり
かねてよりわが宣りおきし言の葉も内外(うちと)の国にあらはれにけり
筆に(くち)(きた)るべき世の有様を示してわれは三十年(みそとせ)()たりき
大方(おほかた)の人の心は曇りゐてわがときあかし聞かざりにけり
かかる世の()るべき事を前知して警告したり三十余年を
わが皇国(くに)は重大時機にのぞみたつ陸海空(りくかいくう)のそなへ足らはせ
ソビエート支那に(さかひ)を接したる満洲(こく)は注意を要する
ソビエート五ケ年計画の中途にて又(しん)五ケ年計画たてをり
ソビエートの計画みれば()(もと)の満洲(こく)も油断大敵
ソビエート(あぶら)の紙ににじむ如くしのびしのびに計画をなす
シベリヤの原野は巨万の(たみ)()うるにもつとも適せる常磐(ときは)の国なり
熱河(ねつか)(しやう)討伐(をは)るも皇軍(くわうぐん)の気ゆるしならぬ満洲なりけり
満洲の在住邦人(すく)はんとわれ満蒙に(かつ)て進みし
生命線(まも)るは大和(やまと)大丈夫(ますらを)のみくににつくす務めと思へり
満蒙の野につはものを進めつつわれ鞍上(あんじやう)の月をみたりき
蒙古野(もうこの)にみる月かげは一入(ひとしほ)に光(すが)しく冴え渡りけり
蒙古野(もうこの)は大気乾燥なしをればみ(そら)の星の光も強し
風寒き春を蒙古に出陣しわれ回天の夢をたどれり
()(もと)の国の前途をしのびつつわれは蒙古に先鞭(せんべん)つけたり
細矛(くはしほこ)千足(ちたる)の国よ()(もと)は世界一度にせむるもおそれじ
海陸空(かいりくくう)(いくさ)の準備そなはれりいざせめて()外国(とつくに)(あだ)
大神(おほかみ)の守り給ひしみ(いくさ)は消極的の行動をなさず
新進的(わか)き日本の春は()大和(やまと)(ごころ)のさくら匂ひて
興安嶺(こうあんれい)ウラルの山をのりこえて亜細亜(アジア)のためにいくさ進めむ
頑迷(ぐわんめい)不霊(ふれい)四億の(たみ)は驚かん(わが)皇軍(くわうぐん)の正義の(やいば)
マツソンの世界統一経綸(けいりん)もいや果てにして破れんとすも
曲神(まがかみ)は三千世界を乱さんとふるまひにけり三千年間
(もと)御祖(みおや)三千年の御経綸(おんしぐみ)いよいよ(ひら)く梅の春より
三千年(かみ)経綸(しぐみ)の完成をわれ双肩(さうけん)にになひて立てり
神国(しんこく)(まが)(をしへ)のはびこれる世を救ふべき大本の道
マルクスが共産主義の濁流を神の(ちから)にくひ()めて見ん
ソビエート政府の長き経綸(けいりん)も煙と消えんシベリヤの()
邪悪なる思想の氾濫すなる世を(きよ)めて動かぬ神の大道(おほみち)
君国(くんこく)のためにつくせる誠心(まごころ)暗黒(あんこく)の世はさとる者なし
朝夕(あさゆふ)を心のかぎり身の限り道につくして(とし)さびにけり
()せこけし(はたけ)にさへも(たね)()けば神の恵みにもゆる尊とさ
千早(ちはや)ぶる神のひらきし敷島の道はみくにの(はな)にぞありける
一筋(ひとすぢ)にわき目もふらず惟神(かむながら)神の大道(おほぢ)をわれ歩み()
年年(としどし)(さか)(ひろ)ごるわが道のいさをは神に叶へばなりけり
氏神(うぢがみ)(やしろ)老樹(おいき)(もり)無くばあがむる心ただにおこらず
若き日ゆ神の大道(おほぢ)にまつろひて今日(けふ)を安けく(いのち)を楽しむ
世の人のなべて(なび)かん時は()ぬわが()(ごと)(くう)ならずして
草枕(くさまくら)旅にしたてど災ひのなき身は神の守りなりけり
(きた)るべき世のなげかひに(さき)がけてわれ大いなるなげきしにけり
雪ふかき普甲峠(ふかふたうげ)を行きかひて教祖(みおや)は神の道を宣らせり
めいめいに望みいだきて集ひ()(あや)の聖地は世界の大本
明けくれを神の大道(おほぢ)に世の人を導き教祖(みおや)はあかせ給はず
白芥子(しらけし)の花のうてなにおく(つゆ)(すが)しき(あした)神をおもへり
あらがねの(つち)(ちから)をまのあたり花咲く春の山野(さんや)に見るかな
三伏(さんぷく)の暑さもいとはず戸を閉ぢて(をしへ)みおやは神書(みふみ)かかせり
天地(あめつち)の神に(ささ)ぐる供物(そなへもの)はみあかしの()にまさるものなし
春あさき月夜(つきよ)の庭に立ち()でてみおやは梅に言問(ことと)ひ給へり
惟神(かむながら)誠の道は(ちか)かるを遠しとおもふ世の(つね)の人
天地(あめつち)の神の光のなかに居て(こころ)曇らす人のおろかさ
朝夕(あさゆふ)世人(よびと)のために叫ばれし(をしへ)みおやは時鳥(ほととぎす)はも
小雲川(こくもがは)水底(みなぞこ)に照る月かげは(みづ)のみたまの姿なるかも
大前(おほまへ)にいより集ひて信徒(まめひと)()る言霊に世はひらけゆく
わがみおや世に先んじて自由律(じいうりつ)短歌をあまた詠ませ給ひぬ
まねかれて(われ)は綾部の大本の(みづ)(つかさ)証明(あかし)されたり
大弥勒(おほみろく)曇りたる世に(あら)はれて(さか)えの国を(ひら)かす御代(みよ)なり
葦原の国(たひ)らけく(やす)らけく治めたまはむミカエルたちて
靴のさき(とが)りたるもの穿()く人は必ず嚢中(なうちう)無一物(むいちぶつ)なり
食ふものを減じてまでも自動車に乗り歩く人の神経(とが)れり
(きん)巻きのステツキつきて雨に逢ひ(かね)持たぬのを悔ゆるハイカラ
絹製(きぬせい)のハンカチ用ふる貴婦人は便利自由の風呂敷()たず
香水(かうすゐ)を頭にプンプンさせる奴の(まはし)はかならず(くさ)きものなり
小声にて(ささや)く人の話にはかならず良からぬ秘密ふくめり
囲碁将棋徹夜の努力する人は現世(げんせ)(えき)なき(ごく)つぶしなり
カンニングなして卒業するものは昭和の御代(みよ)(とり)おどしなり
早起きをなして昼寝を(むさぼ)るはこの世いつはる怠惰者(なまけもの)なる
月末(げつまつ)になりてあわてて金策(きんさく)に飛びまはる(やつ)貧乏神なり
夏の野に()でて働く(しづ)()は悲しみもなく(うらや)みもなし
妨げにあへばあふほど心(づよ)く人生の(なみ)を渡りゆくわれ
今の世は(きつね)(たぬき)のよりあひかだましあはねば生きられぬとは
大本の神の光は蝦夷(えぞ)(しま)外国(とつくに)までも輝きにけり
惟神(かむながら)神のみことをかしこみて蝦夷(えぞ)樺太(からふと)に旅すもわれは
惟神(かむながら)神の柱とえらまれしみたまは一日(ひとひ)も休む暇なし
かりごもの乱れ乱れし闇の世をあかして救ふあななひの道
神司(かむづかさ)(くに)内外(うちと)真心(まごころ)の鏡いだきて道てらしゆかむ
きみがためみくにのためにはるばると暑さいとはぬ宣伝の旅
アオウエイ天地(てんち)五音(ごおん)とどろきて日地(につち)月星(げつせい)あきらかなりけり
国国(くにぐに)をめぐりめぐりておもふかなへだてぬ愛の神の心を
牢獄に霊魂(みたま)(みが)きし人の子も闇をはらして輝きそめたり
(まが)の世に勝たんともせず惟神(かむながら)世にあらはれし人の子われは
白雲(しらくも)外国国(とつくにぐに)のはてまでも大本の名とわが名ひらけり
人類愛(みち)に一生(ささ)げんと願ふ真心(まごころ)神は()まさむ
国国(くにぐに)に人類愛の花咲きて山の奥まで(あか)くなりゆく
山を越え河海里(かはうみさと)をのりこえて蝦夷(えぞ)島根(しまね)に人類愛説く
人生の悲惨苦悩も消えゆかむ人類愛善の道をさとらば
われこそは千手(せんじゆ)観音伊都能売(いづのめ)の神の御代(みしろ)()(うま)れたり
凡人(ぼんじん)の百人分の仕事なれば(くる)しとせざる身魂(みたま)なりけり
わが身魂(みたま)由来(ゆらい)地上に(あら)はるる時こそ弥勒の神代(みよ)(うま)れむ
歌句(かく)に絵に神書(しんしよ)著述に工芸に百人分の仕事するなりわれは
後世(こうせい)の人は必ずわがなせし手腕(しゆわん)について信ぜざるべし
凡俗(ぼんぞく)(ちから)なければ神人(しんじん)の手腕を信ずる(ちから)を持たず
瑞霊(みづみたま)伊都能売(いづのめ)観音の化身なる身魂なる故(すべ)てに(まさ)れる
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