霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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大正六年旧九月三十日

インフォメーション
種類:大本神諭 年月日:1917(大正6)年11月14日(旧9月30日)
神霊界掲載号:大正7年1月1日号(第55号) 5頁 神霊界八幡書店復刻版:第2巻 13頁 七巻本:第3巻 99頁 五巻本:未調査 三五神諭:なし 東洋文庫天の巻:なし 東洋文庫火の巻:189頁 連合会水の巻:なし 大本史料集成:未調査 庶民生活史料集成:71頁
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2017-08-15 12:07:26 文字数:3677 OBC :os109
001 天(てん)の御先祖(ごせんぞ)様(さま)が天御中主大神(みろくさま)であるぞよ。002全智全能神様(つきのおおかみさま)であるぞよ。003地(ち)の世界(せかい)では天体之精(だ)、004大霊魂球之主(る)、005一出現世(ま)と現(あら)はれて、006隠(かく)れて守護(しゅご)致(いた)しなされたのを、007世界(せかい)の人民(じんみん)は何(なに)も知(し)らずに、008禅宗(ぜんしゅう)のダルマと混(ま)ぜ交(こ)ぜに致(いた)して、009弄(もちやそ)びにまで化(な)りて、010世(よ)に落(おと)されて御出(おいで)遊(あそ)ばした結構(けっこう)な神様(かみさま)を、011今度(こんど)世(よ)に表(あら)はして御(ご)神徳(しんとく)を拡(ひろ)めるのが、012変性男子(へんじょうなんし)の御役(おんやく)であるぞよ。
013 形体具足成就(み)、014霊能完美(ろ)、015成付言霊(く)の大神様(おほかみさま)は、016弥勒菩薩(みろくぼさつ)と仏事(ぶつじ)に化(な)りて御出(おいで)遊(あそ)ばしたなり、017日(ひ)の大神様(おほかみさま)は光明如来(こうみょうにょらい)と化(な)りて、018仏事(ぶつじ)に落(お)ちてお出(いで)遊(あそ)ばしたのを、019今度(こんど)の世(よ)の立替(たてかへ)で全部(すっくり)現(あら)はれて、020御(ご)神力(しんりき)を御見(おみ)せ成(な)さる時節(じせつ)が循(めぐ)りて来(き)たぞよ。021天照皇大神宮殿(てんしょうこうたいじんぐうどの)も表面(うはつら)は神道(しんどう)で立(た)て、022奥(おく)の院(いん)は矢張(やは)り仏事(ぶつじ)が祭(まつ)りて在(あ)りたぞよ。023大国常立尊(おほくにとこたちのみこと)は余(あま)り力(ちから)が強(つよ)すぎたので、024斯(こ)んな猛烈(はげし)き神(かみ)を斯(この)世(よ)の大将(たいしょう)に仕(し)て貰(もろ)ふたら、025外(ほか)の神(かみ)は一柱(ひとり)も能(よ)う勤(つと)めむと、026神々(かみがみ)の心(こころ)が一致(いっち)して、027天(てん)のミロクの大神様(おほかみさま)へ御願(おねが)い在(あ)りたゆへ、028夫(そ)れなれば一柱(ひとり)と多神(おほぜい)とは代(か)えられんと仰(おほ)せありて、029艮(うしとら)へ押(おし)込(こめ)よとの御命令(ごめいれい)が下(さが)り、030八百万(やおよろず)の神(かみ)に艮(うしとら)へ追(をい)退(や)られて、031艮能金神(うしとらのこんじん)と名(な)を付(つ)けられ、032独神(ひとりみ)と成(な)りて、033日(ひ)の本(もと)の大神(おほかみ)が仏事(ぶつじ)の守護(しゅご)致(いた)して、034茲(ここ)までは来(き)たなれど、035何彼(なにか)の時節(じせつ)が廻(まわ)りて来(き)て、036仏事(ぶつじ)の世(よ)の終(をはり)が末法(まっぽう)の世(よ)と申(もう)して、037未(ま)だ万年(まんねん)も続(つづ)くので在(あ)りたのを、038世(よ)を縮(ちぢ)めて、039艮(うしとら)の金神(こんじん)の世(よ)と致(いた)して、040結構(けっこう)な神代(かみよ)に捻(ね)ぢ直(なお)すので在(あ)るぞよ。041艮(うしとら)の金神(こんじん)は永(なが)らく世(よ)に押(おし)込(こめ)られて、042苦労(くろう)艱難(かんなん)悔(くや)し残念(ざんねん)を堪(こば)り詰(つめ)て来(き)た報(むくい)で、043太初(もと)からの経綸(しぐみ)通(どう)りの世(よ)が循(まは)りて来(き)たから、044霊主体従(ひのもと)の経綸(しぐみ)通(どう)りになりて、045善(ぜん)と悪(あく)との立(たて)別(わ)けを致(いた)す世(よ)に成(な)りたから、046悪(あく)の身魂(みたま)は隠(かく)しても隠(かく)されず、047我(われ)と我身(わがみ)に露(あら)はれて来(く)るのが、048天地(てんち)の冥加(みょうが)に尽(つき)たので在(あ)るぞよ。049天地(てんち)の先祖(せんぞ)の苦労(くろう)で創造(こしらへ)た斯(この)世界(せかい)を、050悪魔(あくま)と四(よ)ツ足(あし)との自由(じゆう)自在(じざい)に致(いた)したが、051茲(ここ)まで斯(この)世(よ)を持(もち)荒(あら)したら本望(ほんもう)で在(あ)ろう。052天地(てんち)の先祖(せんぞ)が悪(あく)の身魂(みたま)を露(あら)はせずに、053赦(ゆる)して遣(や)りても、054筆先(ふでさき)には書(か)いて置(おか)んと、055斯(こ)んな事(こと)に成(な)りて居(を)るのに、056知(し)らずに居(を)りたかと云(い)はれては、057天地(てんち)の先祖(せんぞ)も、058元(もと)の御(お)血筋(ちすじ)も、059威徳(いとく)に傷(きず)が付(つ)くから、060是非(ぜひ)なく書(かき)残(のこ)すぞよ。061今迄(いまま)で斯(この)世(よ)を悪(あく)で搦(からみ)て来(き)た八頭(やつがしら)、062八尾(やつお)の経綸(しぐみ)も茲(ここ)までの事(こと)より出来(でき)んぞよ。063九分九厘(くぶくりん)で体主霊従(あく)の守護(しゅご)の輪止(りんどま)りと成(な)りて○○○、064この先(さき)は霊主体従(ひのもと)の経綸(しぐみ)の設備(こしらえ)は致(いた)してあるぞよ。065今迄(いままで)善(ぜん)の方(ほう)の御血統(おちすじ)は、066暗黒(くらやみ)の世(よ)に成(な)りて了(しも)ふて居(を)りた世(よ)が、067日(ひ)の出(で)の守護(しゅご)と成(な)りて来(き)たから、068今度(こんど)の二度目(にどめ)の世(よ)の立替(たてかへ)を致(いた)すには、069太元(おほもと)を拵(こし)らえた覚(おぼ)えの在(あ)る霊魂(みたま)で無(な)いと出来(でき)んぞよ。070元(もと)のミロク様(さま)の世(よ)へ戻(もど)したら、071悪(あく)の血筋(ちすじ)は現世(このよ)には無(な)い様(やう)に、072善(ぜん)一(ひと)ツで世(よ)を立(た)て行(い)かねば、073悪(あく)の性来(しょうらい)が微塵(みじん)程(ほど)でも混(まぜ)りたら、074斯(この)世(よ)は立(たち)ては行(い)かんぞよ。075斯(こ)う成(な)る事(こと)が世(よ)の元(もと)から能(よ)く判(わか)りて居(を)るから、076元(もと)から仕組(しぐみ)が為(し)てありた世(よ)が廻(まわ)りて来(き)たのであるから、077国常立尊(くにとこたちのみこと)が奈袁(なを)の手(て)で書(か)きおくぞよ。078口(くち)で申(もう)した丈(だけ)では取(とり)遺(おと)しが在(あり)てはならんから、079書(かか)しておくぞよ。080世(よ)の立替(たてかへ)を致(いた)したら末代(まつだい)の事(こと)が定(きま)りて、081巌(いわ)に松(まつ)の世(よ)に成(な)りて、082天地(てんち)の先祖(せんぞ)が神界(しんかい)から世(よ)を構(かま)うから、083中々(なかなか)激(はげ)しき世(よ)と成(な)るぞよ。084斯(この)世(よ)に判(わか)りた身魂(みたま)が無(な)いので、085変性男子(へんじょうなんし)も変性女子(へんじょうにょし)も、086中々(なかなか)骨(ほね)の折(を)れる事(こと)であるぞよ。087今(いま)の人民(じんみん)は表面(うへ)から見(み)た丈(だけ)により何事(なにごと)も見(み)えんから、088余(あま)り世(よ)に落(おと)して、089結構(けっこう)な御用(ごよう)が命(さ)して在(あ)るから、090筆先(ふでさき)に書(かか)してある事(こと)が、091世界(せかい)から出(で)て来(こ)ねば、092誰(たれ)も本真(ほんま)に致(いた)さんから、093改心(かいしん)が出来(でけ)いで、094暇(ひま)が要(い)るのであるぞよ。095天地(てんち)の元(もと)の一輪(いちりん)の御血統(おちすじ)の御手伝(おてつだい)をなさる守護神(しゅごじん)を、096三段(さんだん)に分(わ)けてあるから、097三段(さんだん)の身魂(みたま)に夫(そ)れ夫(ぞ)れの目鼻(めはな)を附(つ)けねば世(よ)は治(をさ)まらぬから、098何(なん)に付(つけ)ても大望(たいもう)斗(ばか)りで在(あ)るぞよ。099事(こと)の分(わか)らん強(つよ)い斗(ばか)りでは、100世(よ)は治(をさ)まらぬぞよ。101斯(この)世(よ)を持(も)ちて行(い)くのは、102何(ど)の身魂(みたま)でもと云(い)ふ事(こと)には行(い)かぬ、103末代(まつだい)の事(こと)の判(わか)りて居(を)る霊魂(みたま)が、104斯(この)世(よ)を持(も)ちて行(い)かねば、105世(よ)は途中(とちゅう)に乱(みだ)れて了(しも)ふて、106往(ゆき)も還(もど)りも成(な)らん事(こと)になると云(い)ふ事(こと)が、107筆先(ふでさき)で知(しら)して在(あ)ろうがな。108日本(にほん)の国(くに)に経綸(しぐみ)が為(し)て無(なか)りたら、109此(この)先(さき)は世(よ)に出(で)て居(を)れる方(ほう)の守護神(しゅごじん)には、110末代(まつだい)の世(よ)を持(も)ちて行(い)く神(かみ)は無(な)いぞよ。111有(あ)るなら申(もう)して出(で)て下(くだ)されよ。112末代(まつだい)の規則(きそく)を制定(きめる)場所(ばしょ)は、113綾部(あやべ)の大本(おほもと)と末代(まつだい)きまりたので在(あ)るぞよ。114天(てん)のミロクの大神様(おほかみさま)と、115地(ち)の国常立尊(くにとこたちのみこと)が天地(てんち)の王(わう)で、116末代(まつだい)の規則(きそく)を制定(きめる)ぞよ。117今迄(いままで)は変化(ばけ)たり化(ばか)したり致(いた)して、118茲(ここ)までの御用(ごよう)を命(さし)たが、119世(よ)に出(で)て居(を)れる守護神(しゅごじん)人民(じんみん)に解(わか)らん事(こと)で在(あ)るから、120暇(ひま)が要(ゐ)るなれど、121明治(めいじ)廿五年(ねん)から書(かか)しておいた事(こと)は、122皆(みな)出(で)て来(き)て居(を)るぞよ。123昔(むかし)から無(な)い事(こと)であると申(もう)して在(あ)ろうがな。124無(な)い事(こと)が皆(みな)出(で)て来(く)るから、125筆先(ふでさき)で先(さき)に知(し)らして在(あ)るのじゃぞよ。126元(もと)のミロク様(さま)の世(よ)の間(あいだ)は、127誠(まこと)に善(よ)き世(よ)で在(あ)りたなれど、128呉(くれ)て行(い)くに従(したが)ひ、129元(もと)の御(お)血筋(ちすじ)の行(やり)方(かた)では、130辛(つら)うて能(よ)う堪(こば)らん神(かみ)が出来(でき)て、131終(しまい)には多勢(おほぜい)の神(かみ)の自由(じゆう)に致(いた)して来(き)たのであるぞよ………。132斯(この)世(よ)一切(いっさい)の事(こと)を致(いた)すには、133何(ど)の身魂(みたま)も拵(こしら)えて置(おか)ねば成(な)らんから、134上(かみ)の霊魂(みたま)と下(しも)の霊魂(みたま)と中(なか)の霊魂(みたま)と、135三段(さんだん)に立(たて)別(わ)けて在(あ)りたのが、136暮(くれ)て行(い)く世(よ)に連(つ)れて、137下(しも)の霊魂(みたま)にエライ間違(まちがい)が出来(でき)て、138上(かみ)の霊魂(みたま)を押(おし)込(こめ)る如(よ)うに成(な)り、139上(かみ)が下(しも)に、140下(しも)が上(かみ)に、141大(だい)の字(じ)逆様(さかさま)の大(おほ)きな間(ま)違(ちがい)が出来(でき)て来(く)る事(こと)が、142能(よ)く見(み)えて居(を)りたから、143○(まる)に十(じゅう)を書(かか)して、144白(しろ)い所(とこ)を二分(にぶ)、145八分(はちぶ)は真黒(まっくろ)に致(いた)して、146明治(めいじ)廿五年(ねん)の初発(しょっぱつ)に知(し)らしてある通(とほ)りに、147世界(せかい)が成(な)りて居(を)るぞよ。148何事(なにごと)も物事(ものごと)が皆(みな)逆様(さかさま)に覆(かへ)りて居(を)る斯(この)世(よ)を、149本(もと)へ捻(ね)ぢ直(なお)さねば成(な)らぬから、150何(なに)に付(つけ)ても大望(たいもう)ばかりで在(あ)るぞよ。151日本(にほん)の身魂(みたま)が外国(がいこく)の身魂(みたま)に化(な)り切(きり)て了(しも)ふて居(を)るから、152皆(みな)四(よ)ツ足(あし)の精神(せいしん)であるぞよ。153外国(がいこく)の四(よ)ツ足(あし)の頭(かしら)が日本(にほん)へ渡(わた)りて来(き)て、154外国(がいこく)よりも勝(まさ)りて悪(わる)き行(やり)方(かた)に致(いた)して、155今(いま)の体裁(ていさい)、156日本(にほん)の国(くに)の○○○自由(じゆう)に致(いた)して、157畜生(ちくしょう)の毛(け)を衣(き)て、158足(あし)には皮(かわ)を履(はか)して、159田舎(いなか)へ連(つ)れ参(まい)りて…………昔(むかし)には…………夫婦(ふうふ)を○○○○○○○○(このとこ)、160○○○○○○○○○○○○(ろにじみて)、161御簾(みす)を揚(あ)げ○○○○○○○○○○○(わかりません)申(もうし)た位(くらゐ)で在(あ)りたのに、162今(いま)の体裁(ていさい)、163外国人(がいこくじん)に化(ばか)されて、164能(よ)うも茲(ここ)までに汚(けが)されたものじゃ。165悪(あく)の頭(かしら)に自由(じゆう)自在(じざい)に為(し)られて、166天地(てんち)の大神様(おほかみさま)へ何(ど)う申(もうし)訳(わけ)が出来(でき)るか、167申(もうし)訳(わけ)が出来(でき)る守護神(しゅごじん)が一方(ひとかた)でも有(あ)るの乎(か)。168天地(てんち)の畏(をそれ)で盲(めくら)聾(つんぼ)ばかりで在(あろ)うがな。169何(なに)も今(いま)に判(わか)ろまいがな。170判(わか)らんのは外国(がいこく)の性来(しょうらい)に化(な)り切(きり)て居(を)るから…………。171日本(にほん)の国(くに)の倭魂(やまとだましい)で在(あ)りたなら、172天地(てんち)の先祖(せんぞ)が書(かか)して在(あ)る筆先(ふでさき)が判(わか)りて、173天地(てんち)の御恩(ごおん)が判(わか)らん成(な)らんぞよ。174日本(にほん)の人民(じんみん)が外国(がいこく)よりも下(した)の身魂(みたま)に化(な)りて、175余(あま)り惨(むご)い事(こと)であるから、176顕(あら)はす事(こと)も出来(でき)ず、177天地(てんち)の大神(おほかみ)を茲(ここ)までに能(よ)くも致(いた)した。178 悪(あく)の頭(かしら)に抱(だき)込(こま)れて、179洋○○○○○○○○(にじみてわからぬ)、180そこら辺(あた)りをウロウロと○○共(ども)出(で)て歩(ある)く所(とこ)まで、181四(よ)ツ足(あし)に自由(じゆう)に為(し)られるのが、182元(もと)の四(よ)ツ足(あし)の性来(しょうらい)を露(あら)はせられて居(を)るのが未(ま)だ判(わか)らんか。183余(あま)りの事(こと)で末代(まつだい)遺(のこ)す、184世(よ)の本(もと)からの履歴(りれき)を書(か)き遺(のこ)してあるぞよ。185天地(てんち)の先祖(せんぞ)が此(この)先(さき)の、186末代(まつだい)の世(よ)を持(もっ)て行(いか)ねば成(な)らん、187時節(じせつ)が廻(まわ)りて来(き)たぞよ。188鬼(おに)でも蛇(じゃ)でも悪魔(あくま)でも、189時節(じせつ)には叶(かな)はんから、190従(したが)ふ処(とこ)へは従(したご)ふて行(い)けば嬉(うれ)しい事(こと)になりて、191何(なん)とした結構(けっこう)な事(こと)に成(な)りたと申(もう)して、192上(うへ)から下(した)まで歓(よろこ)びて、193善(ぜん)一(ひと)つの道(みち)で、194嬉(うれ)し嬉(うれ)しの生花(いきばな)が開(ひら)くぞよ。195今(いま)が大峠(おほとうげ)となる所(とこ)で在(あ)るから、196皆(みな)が辛(つら)いなれど、197日本(にほん)の人民(じんみん)に判(わか)りて来(き)て、198元(もと)の日本魂(やまとだましい)に成(なり)て来(き)たら、199元(もと)のミロク様(さま)の世(よ)と成(なり)て、200人民(じんみん)の寿命(じゅみょう)も長(なが)くなり、201神(かみ)は烈敷(はげしく)なるなれど、202人民(じんみん)は穏(をだや)かに暮(くら)す如(よ)うに成(な)るぞよ。203人民(じんみん)が歓(よろ)こべば上(うへ)の大神(おほかみ)の御歓(およろ)こびと成(な)るぞよ。204是迄(これまで)は上(うへ)ばかりが得意時代(よきよ)で、205下(しも)人民(じんみん)はヒシと行(い)けなんだが、206余(あま)り斯(この)世(よ)に大(おほ)きな運否運(うんぷ)が在(あ)りて、207好(よ)き者(もの)は好(よ)い斗(ばか)り、208貧窮者(わるいもの)は不運(わるい)斗(ばか)りで、209何時(いつ)に成(な)りても頭(あたま)が上(あが)らず、210可愛相(かわいそう)で神(かみ)が見(み)て居(を)れんぞよ。211上(うへ)の人民(じんみん)が贅沢(ぜいたく)なから、212下(した)までが見習(みなろ)ふて又(また)贅沢(ぜいたく)を致(いた)すが、213何時(いつ)までも斯(こ)んな行(やり)方(かた)では続(つづ)かんぞよ。214天地(てんち)の先祖(せんぞ)の構(かま)ふ世(よ)に成(な)れば、215今迄(いままで)の様(やう)な贅沢(ぜいたく)な行(やり)方(かた)を、216根本(もと)から変(か)えさせねば、217此(この)儘(まま)で行(や)り放題(ほうだい)にさして置(おい)たら、218上(かみ)も下(しも)も総潰(そうつぶ)れと成(な)りて、219斯(この)世(よ)は立(たた)ん事(こと)に成(な)るぞよ。220是(これ)までの世(よ)の持(もち)方(かた)は、221後前(あとさき)構(かま)はん利己主義(われよし)の行(やり)方(かた)で在(あ)るから、222強(つよ)いもの勝(がち)で、223弱(よわ)い者(もの)は路頭(ろとう)に立(た)ちたぞよ。224上(うへ)斗(ばか)り宜(よ)くても下(しも)が立(たた)ねば、225この世(よ)は治(をさ)まらんから、226上下(かみしも)揃(そろ)ふて勇(いさ)む神代(かみよ)に立替(たてかへ)致(いた)して、227天(てん)の御先祖(ごせんぞ)様(さま)に御渡(おわた)し申(もう)すぞよ。228何程(なにほど)上(かみ)を大事(だいじ)に思(おも)ふても、229下(しも)が立(たち)て行(いか)ねば、230上(かみ)も何(なん)と無(な)く淋(さぶ)[*ルビ「さぶ」は底本通り]しく成(な)るぞよ。231上(かみ)に立(た)つ神(かみ)に何程(なにほど)力(ちから)が在(あり)たとて、232附々(つきづき)の一(いち)の眷属(けんぞく)、233二(に)の眷属(けんぞく)に豪神(えらもの)が無(な)い事(こと)には、234上(かみ)は立(たち)ては行(いか)んぞよ。235眷属(けんぞく)の神(かみ)が善(よ)く無(なか)りたら上(うへ)の神(かみ)も立(たた)んぞよ。236初発(しょっぱつ)のミロク様(さま)でも、237彼(あ)れ位(くらゐ)に御(ご)神力(しんりき)が在(あ)りても、238地(ち)の先祖(せんぞ)に何程(なにほど)神力(しんりき)が在(あり)ても、239時節(じせつ)には何(なに)も叶(かな)はんぞよ。240一(いち)の眷属(けんぞく)二(に)の眷属(けんぞく)に謀反(むほん)が在(あり)たら、241何程(なにほど)大将(たいしょう)が独(ひと)り気張(きばり)ても世(よ)は立(たた)んぞよ。242是迄(これまで)の世(よ)は附々(つきづき)にエライ謀反(むほん)が在(あり)た故(ゆえ)に、243今(いま)の上(かみ)の体裁(ていさい)、244九分九厘(くぶくりん)で何彼(なにか)の事(こと)が露(あら)はれて来(き)て、245善(ぜん)と悪(あく)との立替(たてかへ)で、246上(あが)る身魂(みたま)と下(さが)る身魂(みたま)とで、247世界(せかい)は大混雑(おほこんざつ)に成(な)るぞよ。248悪(あく)の頭(かしら)の仕組(しぐみ)では悪(わ)る力(ぢから)は何程(なにほど)でも出(で)るなれど、249善(ぜん)の神(かみ)の世(よ)に時節(じせつ)が成(な)るので在(ある)から、250悪(あく)の世(よ)の終(をはり)の悪(わ)る力(ぢから)では、251世(よ)は治(をさ)まらんから、252時節(じせつ)には叶(かな)はんから、253素直(すなほ)に改心(かいしん)致(いた)すが宜(よ)いぞよ。254素直(すなを)な身魂(みたま)から引(ひき)立(たて)て、255身魂(みたま)相応(そうおう)の事(こと)を命(さ)して遣(や)るから、256其(その)日(ひ)から心(こころ)が楽(らく)になりて、257嬉(うれ)し嬉(うれ)しで暮(くれ)る如(よ)うに成(な)るなれど、258何程(なにほど)気(き)を注(つ)けて遣(や)りても、259我(われ)は豪(えら)いと慢心(まんしん)を為(し)て居(を)ると、260皆(みな)が愛想(あいそう)を尽(つか)して了(しも)ふて、261浪(なみ)に取(とら)れた沖(おき)の船(ふね)、262何処(どこ)へ取(とり)付(つ)く嶋(しま)も無(な)く成(なる)ぞよ。
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