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霊界物語
海洋万里(第25~36巻)
第36巻(亥の巻)
序文
総説
第1篇 天意か人意か
第1章 二教対立
第2章 川辺の館
第3章 反間苦肉
第4章 無法人
第5章 バリーの館
第6章 意外な答
第7章 蒙塵
第8章 悪現霊
第2篇 松浦の岩窟
第9章 濃霧の途
第10章 岩隠れ
第11章 泥酔
第12章 無住居士
第13章 恵の花
第14章 歎願
第3篇 神地の暗雲
第15章 眩代思潮
第16章 門雀
第17章 一目翁
第18章 心の天国
第19章 紅蓮の舌
第4篇 言霊神軍
第20章 岩窟の邂逅
第21章 火の洗礼
第22章 春の雪
第23章 雪達磨
第24章 三六合
余白歌
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第36巻(亥の巻)
> 第4篇 言霊神軍 > 第23章 雪達磨
<<< 春の雪
(B)
(N)
三六合 >>>
第二三章
雪達磨
(
ゆきだるま
)
〔一〇一一〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第36巻 海洋万里 亥の巻
篇:
第4篇 言霊神軍
よみ(新仮名遣い):
ことたましんぐん
章:
第23章 雪達磨
よみ(新仮名遣い):
ゆきだるま
通し章番号:
1011
口述日:
1922(大正11)年09月24日(旧08月4日)
口述場所:
筆録者:
北村隆光
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1923(大正12)年12月30日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
サガレン王は立って中央の高座に登り、堂々として述懐の歌を歌った。天の目一つの神の教えによって誠を悟り、君子姫、清子姫らと協力し、都について火災の災害から人々を救ったことに感謝を表した。
自らの心の油断を懺悔し、これからの国造りへの抱負を述べると共に、竜雲たちの改心を促して、王は歌を終えた。
天の目一つの神は立って祝歌を歌い、王の改心と火災の災害への献身を称え、この宴にて上下和楽の様が実現されたことに喜びの意を表した。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2022-10-14 12:45:32
OBC :
rm3623
愛善世界社版:
259頁
八幡書店版:
第6輯 674頁
修補版:
校定版:
270頁
普及版:
114頁
初版:
ページ備考:
001
サガレン
王
(
わう
)
は
悠然
(
いうぜん
)
として
立
(
た
)
ち
上
(
あが
)
り、
002
金扇
(
きんせん
)
を
拡
(
ひろ
)
げて
中央
(
ちうあう
)
の
高座
(
かうざ
)
に
登
(
のぼ
)
り
堂々
(
だうだう
)
として
歌
(
うた
)
ひ
舞
(
ま
)
ふ。
003
サガレン王
『あゝ
有難
(
ありがた
)
し
有難
(
ありがた
)
し
004
天地
(
てんち
)
の
神
(
かみ
)
の
御恵
(
みめぐみ
)
は
005
伊行
(
いゆ
)
きたらひて
隈
(
くま
)
もなく
006
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
を
始
(
はじ
)
め
人々
(
ひとびと
)
の
007
身魂
(
みたま
)
を
照
(
て
)
らし
給
(
たま
)
ひけり
008
荒風
(
あらかぜ
)
すさぶシロの
島
(
しま
)
009
白雲山
(
はくうんざん
)
の
頂
(
いただ
)
きに
010
吹
(
ふ
)
き
起
(
おこ
)
りたる
竜雲
(
りううん
)
が
011
醜
(
しこ
)
の
御息
(
みいき
)
に
包
(
つつ
)
まれて
012
バラモン
教
(
けう
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
013
国別彦
(
くにわけひこ
)
の
神司
(
かむつかさ
)
014
サガレン
王
(
わう
)
の
身辺
(
しんぺん
)
は
015
日
(
ひ
)
に
夜
(
よ
)
に
危
(
あやふ
)
くなりにけり
016
時
(
とき
)
しもあれや
真心
(
まごころ
)
の
017
岩
(
いは
)
より
固
(
かた
)
き
兵士
(
つはもの
)
の
018
現
(
あら
)
はれ
来
(
きた
)
りて
災
(
わざはひ
)
を
019
逃
(
のが
)
れて
吾
(
われ
)
を
救
(
すく
)
ひつつ
020
花
(
はな
)
咲
(
さ
)
く
春
(
はる
)
を
松浦
(
まつうら
)
の
021
小糸
(
こいと
)
の
館
(
やかた
)
に
守
(
まも
)
り
行
(
ゆ
)
く
022
千代
(
ちよ
)
も
八千代
(
やちよ
)
も
揺
(
ゆる
)
ぎなき
023
固
(
かた
)
き
岩窟
(
いはや
)
に
隠
(
かく
)
ろひて
024
白雲山
(
はくうんざん
)
の
雲霧
(
くもきり
)
を
025
科戸
(
しなど
)
の
風
(
かぜ
)
に
吹
(
ふ
)
き
払
(
はら
)
ひ
026
神地
(
かうぢ
)
の
都
(
みやこ
)
を
十重
(
とへ
)
二十重
(
はたへ
)
027
包
(
つつ
)
みて
曇
(
くも
)
らす
竜雲
(
りううん
)
を
028
神
(
かみ
)
の
軍
(
いくさ
)
を
励
(
はげ
)
まして
029
取
(
と
)
り
除
(
のぞ
)
かむと
朝夕
(
あさゆふ
)
に
030
武道
(
ぶだう
)
を
励
(
はげ
)
む
折
(
をり
)
もあれ
031
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐ
)
みの
浅
(
あさ
)
からず
032
深霧
(
ふかぎり
)
分
(
わ
)
けて
北光
(
きたてる
)
の
033
三五教
(
あななひけう
)
の
神司
(
かむつかさ
)
034
鳩
(
はと
)
の
如
(
ごと
)
くに
降
(
くだ
)
りまし
035
天地
(
てんち
)
の
神
(
かみ
)
の
御心
(
みこころ
)
を
036
完美
(
うまら
)
に
委曲
(
つばら
)
に
説
(
と
)
き
給
(
たま
)
ひ
037
至仁
(
しじん
)
至愛
(
しあい
)
の
心
(
こころ
)
もて
038
曲
(
まが
)
の
砦
(
とりで
)
に
向
(
むか
)
へよと
039
教
(
をし
)
へ
給
(
たま
)
ひし
尊
(
たふと
)
さよ
040
タールチンやエームスの
041
忠誠
(
ちうせい
)
無比
(
むひ
)
の
司
(
つかさ
)
等
(
ら
)
は
042
翁
(
おきな
)
の
言葉
(
ことば
)
に
悦服
(
えつぷく
)
し
043
日
(
ひ
)
に
夜
(
よ
)
に
励
(
はげ
)
みし
武術
(
ぶじゆつ
)
をば
044
全廃
(
ぜんぱい
)
なして
惟神
(
かむながら
)
045
神
(
かみ
)
の
御前
(
みまへ
)
に
跪
(
ひざまづ
)
き
046
誠
(
まこと
)
一
(
ひと
)
つの
言霊
(
ことたま
)
を
047
放
(
はな
)
ちて
曲
(
まが
)
を
悉
(
ことごと
)
く
048
言向和
(
ことむけやは
)
し
天国
(
てんごく
)
の
049
恵
(
めぐ
)
みに
浴
(
よく
)
し
救
(
すく
)
はむと
050
心
(
こころ
)
を
定
(
さだ
)
むる
折
(
をり
)
もあれ
051
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
救
(
すく
)
ひ
主
(
ぬし
)
052
神
(
かむ
)
素盞嗚
(
すさのをの
)
大神
(
おほかみ
)
の
053
八人
(
やたり
)
乙女
(
をとめ
)
の
君子姫
(
きみこひめ
)
054
心
(
こころ
)
の
色
(
いろ
)
も
清子姫
(
きよこひめ
)
055
又
(
また
)
もや
此処
(
ここ
)
に
来
(
きた
)
りまし
056
再
(
ふたた
)
び
神
(
かみ
)
の
御教
(
みをしへ
)
を
057
宣
(
の
)
らせ
給
(
たま
)
ひし
有難
(
ありがた
)
さ
058
吾
(
われ
)
はそれより
君子姫
(
きみこひめ
)
059
其
(
その
)
他
(
た
)
の
司
(
つかさ
)
を
引連
(
ひきつ
)
れて
060
白雲山
(
はくうんざん
)
の
山麓
(
さんろく
)
に
061
薨
(
いらか
)
輝
(
かがや
)
く
神地城
(
かうぢじやう
)
062
来
(
きた
)
りて
見
(
み
)
れば
城内
(
じやうない
)
は
063
黒煙
(
こくえん
)
四方
(
よも
)
に
立
(
た
)
ち
昇
(
のぼ
)
り
064
紅蓮
(
ぐれん
)
の
舌
(
した
)
は
遠近
(
をちこち
)
の
065
建造物
(
けんざうぶつ
)
を
悉
(
ことごと
)
く
066
嘗
(
な
)
め
尽
(
つく
)
さむず
勢
(
いきほひ
)
に
067
暫
(
しば
)
し
見
(
み
)
とれて
居
(
ゐ
)
たりしが
068
忽
(
たちま
)
ち
響
(
ひび
)
く
神
(
かみ
)
の
声
(
こゑ
)
069
神
(
かみ
)
の
御子
(
みこ
)
なる
諸人
(
もろびと
)
を
070
救
(
すく
)
ふは
今
(
いま
)
や
此
(
この
)
時
(
とき
)
と
071
吾
(
わが
)
身
(
み
)
を
忘
(
わす
)
れて
黒煙
(
こくえん
)
の
072
中
(
なか
)
に
自
(
みづか
)
ら
突進
(
とつしん
)
し
073
采配
(
さいはい
)
振
(
ふ
)
つて
下知
(
げち
)
すれば
074
君子
(
きみこ
)
の
姫
(
ひめ
)
や
清子姫
(
きよこひめ
)
075
タールチンやエームスや
076
キングス
姫
(
ひめ
)
やテーリスの
077
清
(
きよ
)
き
司
(
つかさ
)
は
逸早
(
いちはや
)
く
078
煙
(
けむり
)
に
包
(
つつ
)
まれ
悩
(
なや
)
み
居
(
ゐ
)
る
079
数多
(
あまた
)
の
人
(
ひと
)
を
救
(
すく
)
ひ
出
(
だ
)
し
080
城
(
しろ
)
の
馬場
(
ばんば
)
に
連
(
つ
)
れ
来
(
きた
)
り
081
色々
(
いろいろ
)
様々
(
さまざま
)
介抱
(
かいほう
)
し
082
労
(
いた
)
はり
守
(
まも
)
るぞ
尊
(
たふと
)
けれ
083
折
(
を
)
りしも
聞
(
きこ
)
ゆる
宣伝歌
(
せんでんか
)
084
謹
(
つつし
)
み
敬
(
ゐやま
)
ひ
心
(
こころ
)
をば
085
すまして
嬉
(
うれ
)
しみ
聞
(
き
)
く
程
(
ほど
)
に
086
小糸
(
こいと
)
の
里
(
さと
)
に
現
(
あら
)
はれし
087
天
(
あめ
)
の
目一
(
まひと
)
つ
神司
(
かむつかさ
)
088
涼
(
すず
)
しき
声
(
こゑ
)
を
張
(
は
)
り
上
(
あ
)
げて
089
煙
(
けむり
)
を
分
(
わ
)
けて
響
(
ひび
)
きたる
090
其
(
その
)
神姿
(
みすがた
)
ぞ
雄々
(
をを
)
しけれ
091
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
092
神
(
かみ
)
は
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
を
守
(
まも
)
りまし
093
道
(
みち
)
に
背
(
そむ
)
きし
人々
(
ひとびと
)
も
094
残
(
のこ
)
らず
助
(
たす
)
け
給
(
たま
)
ひけり
095
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
も
一度
(
いちど
)
は
竜雲
(
りううん
)
が
096
汚
(
きたな
)
き
仕業
(
しわざ
)
を
憎
(
にく
)
みしが
097
直日
(
なほひ
)
に
見直
(
みなほ
)
し
聞直
(
ききなほ
)
し
098
反省
(
かへりみ
)
すれば
尊
(
たふと
)
しや
099
彼
(
かれ
)
も
神
(
かみ
)
の
子
(
こ
)
神
(
かみ
)
の
宮
(
みや
)
100
もとより
汚
(
けが
)
れし
者
(
もの
)
ならず
101
知
(
し
)
らず
知
(
し
)
らずに
曲神
(
まがかみ
)
に
102
心
(
こころ
)
の
根城
(
ねじろ
)
を
奪
(
うば
)
はれて
103
道
(
みち
)
に
外
(
はづ
)
れし
曲業
(
まがわざ
)
を
104
行
(
おこな
)
ひ
居
(
ゐ
)
たる
憐
(
あは
)
れさよ
105
決
(
けつ
)
して
責
(
せ
)
むべきものならず
106
責
(
せ
)
むべきものは
吾
(
わが
)
心
(
こころ
)
107
少
(
すこ
)
しの
油断
(
ゆだん
)
ありしより
108
神地
(
かうぢ
)
の
都
(
みやこ
)
の
上下
(
うへした
)
を
109
騒
(
さわ
)
がせたるも
吾
(
われ
)
なりと
110
思
(
おも
)
へば
恐
(
おそ
)
ろし
神
(
かみ
)
の
前
(
まへ
)
111
詫
(
わ
)
ぶる
由
(
よし
)
なき
吾
(
わが
)
罪
(
つみ
)
を
112
許
(
ゆる
)
させ
給
(
たま
)
へ
天地
(
あめつち
)
の
113
神
(
かみ
)
の
御前
(
みまへ
)
に
慴伏
(
ひれふ
)
して
114
畏
(
かしこ
)
み
畏
(
かしこ
)
み
祈
(
ね
)
ぎ
奉
(
まつ
)
る
115
朝日
(
あさひ
)
は
照
(
て
)
るとも
曇
(
くも
)
るとも
116
月
(
つき
)
は
盈
(
み
)
つとも
虧
(
か
)
くるとも
117
仮令
(
たとへ
)
大地
(
だいち
)
は
沈
(
しづ
)
むとも
118
神地
(
かうぢ
)
の
城
(
しろ
)
は
焼
(
や
)
けるとも
119
神
(
かみ
)
の
心
(
こころ
)
の
弥広
(
いやひろ
)
く
120
吾
(
われ
)
の
身魂
(
みたま
)
のいと
清
(
きよ
)
く
121
怨
(
うら
)
みも
仇
(
あだ
)
も
谷川
(
たにがは
)
の
122
早瀬
(
はやせ
)
に
捨
(
す
)
ててスクスクと
123
清
(
きよ
)
き
心
(
こころ
)
のパラダイス
124
上下
(
じやうげ
)
尊卑
(
そんぴ
)
の
分
(
わか
)
ちなく
125
老若
(
らうにやく
)
男女
(
なんによ
)
の
隔
(
へだ
)
てなく
126
教
(
をしへ
)
の
道
(
みち
)
の
如何
(
いかん
)
をば
127
省
(
かへり
)
みずして
相共
(
あひとも
)
に
128
仕
(
つか
)
へ
奉
(
まつ
)
らむ
神
(
かみ
)
の
前
(
まへ
)
129
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
130
御霊
(
みたま
)
幸
(
さち
)
はひましまして
131
ケールス
姫
(
ひめ
)
や
竜雲
(
りううん
)
の
132
醜
(
しこ
)
の
司
(
つかさ
)
を
始
(
はじ
)
めとし
133
従
(
したが
)
ひ
奉
(
まつ
)
りし
諸人
(
もろびと
)
の
134
罪
(
つみ
)
をば
許
(
ゆる
)
させ
給
(
たま
)
へかし
135
サガレン
王
(
わう
)
が
今
(
いま
)
此処
(
ここ
)
に
136
心
(
こころ
)
の
誠
(
まこと
)
を
現
(
あら
)
はして
137
皇
(
すめ
)
大神
(
おほかみ
)
の
御
(
おん
)
前
(
まへ
)
に
138
畏
(
かしこ
)
み
畏
(
かしこ
)
み
祈
(
ね
)
ぎ
奉
(
まつ
)
る
139
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
140
御霊
(
みたま
)
幸
(
さち
)
はひましませよ』
141
天
(
あめ
)
の
目一
(
まひと
)
つの
神
(
かみ
)
は
立
(
た
)
ち
上
(
あが
)
り
祝歌
(
しゆくか
)
を
謡
(
うた
)
ふ。
142
天の目一つの神
『
天
(
あめ
)
と
地
(
つち
)
とを
造
(
つく
)
らしし
143
此
(
この
)
世
(
よ
)
の
御祖
(
みおや
)
と
現
(
あ
)
れませる
144
国治立
(
くにはるたち
)
の
厳霊
(
いづみたま
)
145
豊国姫
(
とよくにひめ
)
の
瑞霊
(
みづみたま
)
146
御霊
(
みたま
)
を
十字
(
じふじ
)
に
綾
(
あや
)
なして
147
三五
(
さんご
)
の
月
(
つき
)
の
御教
(
みをしへ
)
を
148
四方
(
よも
)
に
開
(
ひら
)
かせ
給
(
たま
)
ひけり
149
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
神霊
(
かむみたま
)
150
神
(
かむ
)
素盞嗚
(
すさのをの
)
大神
(
おほかみ
)
は
151
厳
(
いづ
)
と
瑞
(
みづ
)
との
御教
(
みをしへ
)
を
152
麻柱
(
あなな
)
ひ
給
(
たま
)
ひて
八乙女
(
やおとめ
)
を
153
メソポタミヤに
遣
(
つか
)
はされ
154
バラモン
教
(
けう
)
に
立
(
た
)
て
籠
(
こも
)
る
155
鬼雲彦
(
おにくもひこ
)
を
言向
(
ことむ
)
けて
156
豊葦原
(
とよあしはら
)
の
瑞穂国
(
みづほくに
)
157
残
(
のこ
)
る
隈
(
くま
)
なく
三五
(
あななひ
)
の
158
仁慈
(
じんじ
)
無限
(
むげん
)
の
御教
(
みをしへ
)
に
159
百
(
もも
)
の
神人
(
かみびと
)
救
(
すく
)
はむと
160
心
(
こころ
)
配
(
くば
)
らせ
給
(
たま
)
ひけり
161
さはさり
乍
(
なが
)
ら
曲神
(
まがかみ
)
の
162
勢
(
いきほ
)
ひ
仲々
(
なかなか
)
猛
(
たけ
)
くして
163
山
(
やま
)
の
尾
(
を
)
の
上
(
へ
)
や
川
(
かは
)
の
瀬
(
せ
)
に
164
砦
(
とりで
)
を
造
(
つく
)
り
汚
(
けが
)
れたる
165
教
(
をしへ
)
を
四方
(
よも
)
に
布
(
し
)
き
並
(
なら
)
べ
166
世
(
よ
)
は
益々
(
ますます
)
に
曇
(
くも
)
り
行
(
ゆ
)
く
167
天
(
あめ
)
の
下
(
した
)
なる
神人
(
かみびと
)
は
168
苦
(
くる
)
しみ
歎
(
なげ
)
き
山河
(
やまかは
)
は
169
何処
(
いづこ
)
の
果
(
は
)
ても
枯
(
か
)
れ
干
(
ほ
)
して
170
木葉
(
このは
)
の
露
(
つゆ
)
も
光
(
ひか
)
りなく
171
月日
(
つきひ
)
は
雲
(
くも
)
に
包
(
つつ
)
まれぬ
172
かくも
怪
(
あや
)
しき
常暗
(
とこやみ
)
の
173
大海原
(
おほうなばら
)
を
晴
(
は
)
らさむと
174
天教
(
てんけう
)
地教
(
ちけう
)
の
山上
(
さんじやう
)
に
175
百
(
もも
)
の
神
(
かみ
)
等
(
たち
)
呼
(
よ
)
び
集
(
つど
)
へ
176
此
(
この
)
世
(
よ
)
を
救
(
すく
)
ふ
生神
(
いきがみ
)
の
177
大御心
(
おほみこころ
)
を
照
(
て
)
らすべく
178
神
(
かみ
)
の
司
(
つかさ
)
を
任
(
ま
)
け
給
(
たま
)
ひ
179
国
(
くに
)
の
八十国
(
やそくに
)
八十
(
やそ
)
の
島
(
しま
)
180
洩
(
も
)
れなく
落
(
お
)
ちなく
救世
(
きうせい
)
の
181
大福音
(
だいふくいん
)
を
宣
(
の
)
べ
給
(
たま
)
ふ
182
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
183
神
(
かみ
)
の
御言
(
みこと
)
を
畏
(
かしこ
)
みて
184
沐雨
(
もくう
)
櫛風
(
しつぷう
)
厭
(
いと
)
ひなく
185
教
(
をしへ
)
を
伝
(
つた
)
ふる
宣伝使
(
せんでんし
)
186
中
(
なか
)
にも
尊
(
たふと
)
き
君子姫
(
きみこひめ
)
187
清子
(
きよこ
)
の
姫
(
ひめ
)
の
神司
(
かむつかさ
)
188
鬼雲彦
(
おにくもひこ
)
に
仕
(
つか
)
へたる
189
曲
(
まが
)
の
司
(
つかさ
)
に
捕
(
とら
)
はれて
190
百千万
(
ももちよろづ
)
の
苦
(
くる
)
しみを
191
受
(
う
)
けさせ
給
(
たま
)
ひ
荒波
(
あらなみ
)
の
192
伊猛
(
いたけ
)
り
狂
(
くる
)
ふ
海原
(
うなばら
)
を
193
半
(
なか
)
ば
破
(
やぶ
)
れし
棚
(
たな
)
なしの
194
小舟
(
こぶね
)
に
乗
(
の
)
りて
海中
(
わだなか
)
に
195
清
(
きよ
)
く
浮
(
うか
)
びしシロの
島
(
しま
)
196
ドンドラ
岬
(
みさき
)
に
安着
(
あんちやく
)
し
197
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐ
)
みの
弥深
(
いやふか
)
く
198
河森川
(
かうもりがは
)
の
谷道
(
たにみち
)
を
199
遡
(
さかのぼ
)
りつつ
松浦
(
まつうら
)
の
200
小糸
(
こいと
)
の
里
(
さと
)
に
着
(
つ
)
き
給
(
たま
)
ひ
201
千代
(
ちよ
)
の
住家
(
すみか
)
の
岩窟
(
いはやど
)
に
202
隠
(
かく
)
ろひ
居
(
ゐ
)
ます
神司
(
かむつかさ
)
203
サガレン
王
(
わう
)
に
面会
(
めんくわい
)
し
204
誠
(
まこと
)
の
道
(
みち
)
を
説
(
と
)
き
明
(
あ
)
かし
205
神
(
かみ
)
の
軍
(
いくさ
)
を
引率
(
いんそつ
)
し
206
白雲山
(
はくうんざん
)
の
山麓
(
さんろく
)
に
207
薨
(
いらか
)
も
高
(
たか
)
く
聳
(
そそ
)
りたつ
208
神
(
かみ
)
の
館
(
やかた
)
に
蟠
(
わだか
)
まる
209
醜
(
しこ
)
の
司
(
つかさ
)
の
竜雲
(
りううん
)
や
210
ケールス
姫
(
ひめ
)
を
救
(
すく
)
はむと
211
サガレン
王
(
わう
)
と
諸共
(
もろとも
)
に
212
葦毛
(
あしげ
)
の
駒
(
こま
)
に
跨
(
またが
)
りて
213
進
(
すす
)
み
来
(
きた
)
れる
雄々
(
をを
)
しさよ
214
シロの
館
(
やかた
)
の
四方
(
しはう
)
より
215
黒煙
(
こくえん
)
忽
(
たちま
)
ち
立
(
た
)
ち
昇
(
のぼ
)
り
216
紅蓮
(
ぐれん
)
の
舌
(
した
)
は
許々多久
(
ここたく
)
の
217
建造物
(
けんざうぶつ
)
を
嘗
(
な
)
め
尽
(
つく
)
し
218
ケールス
姫
(
ひめ
)
や
其
(
その
)
外
(
ほか
)
の
219
人
(
ひと
)
の
生命
(
いのち
)
は
風前
(
ふうぜん
)
の
220
灯火
(
ともしび
)
の
如
(
ごと
)
く
見
(
み
)
えければ
221
吾
(
わが
)
身
(
み
)
を
忘
(
わす
)
れて
三五
(
あななひ
)
の
222
神
(
かみ
)
の
司
(
つかさ
)
を
始
(
はじ
)
めとし
223
バラモン
教
(
けう
)
の
神司
(
かむつかさ
)
224
サガレン
王
(
わう
)
は
逸早
(
いちはや
)
く
225
身
(
み
)
を
躍
(
をど
)
らして
黒煙
(
こくえん
)
の
226
中
(
なか
)
に
進
(
すす
)
ませ
給
(
たま
)
ひつつ
227
厳
(
きび
)
しき
下知
(
げち
)
の
其
(
その
)
下
(
もと
)
に
228
神地
(
かうぢ
)
の
城
(
しろ
)
の
人々
(
ひとびと
)
は
229
一人
(
ひとり
)
も
残
(
のこ
)
らず
救
(
すく
)
はれて
230
尊
(
たふと
)
き
神
(
かみ
)
の
御恵
(
みめぐみ
)
を
231
感謝
(
かんしや
)
せしこそ
尊
(
たふと
)
けれ
232
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
233
御霊
(
みたま
)
幸
(
さち
)
はひましまして
234
醜
(
しこ
)
の
魔神
(
まがみ
)
に
襲
(
おそ
)
はれて
235
身
(
み
)
を
隠
(
かく
)
したるサガレン
王
(
わう
)
の
236
司
(
つかさ
)
の
命
(
みこと
)
も
恙
(
つつが
)
なく
237
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐ
)
みに
相浴
(
あひよく
)
し
238
タールチンやキングスや
239
テーリス、エームス、ゼム、エール
240
其
(
その
)
外
(
ほか
)
百
(
もも
)
の
司
(
つかさ
)
達
(
たち
)
241
心
(
こころ
)
の
底
(
そこ
)
より
打
(
う
)
ち
解
(
と
)
けて
242
今日
(
けふ
)
の
酒宴
(
うたげ
)
に
相並
(
あひなら
)
ぶ
243
上下
(
しやうか
)
和楽
(
わらく
)
の
楽
(
たの
)
しみは
244
天国
(
てんごく
)
浄土
(
じやうど
)
も
目
(
ま
)
の
前
(
あたり
)
245
娑婆
(
しやば
)
即
(
そく
)
寂光
(
じやくくわう
)
浄土
(
じやうど
)
ぞと
246
祝
(
いは
)
ふも
尊
(
たふと
)
し
神
(
かみ
)
の
前
(
まへ
)
247
謹
(
つつし
)
み
敬
(
ゐやま
)
ひ
祝
(
ほ
)
ぎ
奉
(
まつ
)
る
248
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
249
御霊
(
みたま
)
幸
(
さち
)
はひましませよ』
250
(
大正一一・九・二四
旧八・四
北村隆光
録)
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