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インフォメーション
題名: 著者:出口王仁三郎
ページ:561 目次メモ:
概要: 備考:2023/09/25校正 タグ: データ凡例: データ最終更新日:2023-09-25 15:36:49 OBC :B121805c258
初出[?]この文献の初出または底本となったと思われる文献です。[×閉じる]初出不明
 猫の毛を逆に()でると火が出るのは、強い電気が(おこ)つてゐるからであつて、猫ほど電気に感じ易い(けだもの)はない。天候をよく感知すると云はれてゐるのもこれが(ため)である。それがため(また)霊的には(はなは)怜悧(れいり)であり()つ執拗である。昔から犬や馬の化けて出た話は滅多に聞かぬが、猫の化けて(あだ)をした話は屡々(しばしば)聞く所である。最初に飼ふ時に『お前は一年間だけ飼つてやるから』といひ聞かしておいて、もし一年経つて飼主(かひぬし)が前に云つたままで忘れて了つてゐると、猫の方はチヤンと覚えてゐて、知らぬ()にどこかへ行つて了ふものである。だから一年経つた頃に『これからもう一年だけ飼つてやる』と年期を延ばして云ひ聞かしておくのである。()うして猫に年期を切ると云ふのは、もし飼ひつ(ぱな)しにしておくと、中には年月(ねんげつ)が経つと共に一種の霊力を(そな)へて人を驚かしたりする事がままあるからであらう。猫が死人を踊らした実例は私も知つてゐる。
 犬の霊が猫に(うつ)つた面白い実例があるから話さう。綾部のある信者の家に一匹の犬を飼つて非常に可愛がってゐた。この犬が病気で死ぬる時、主人が『お前の肉体は死んでも、魂は残って飼猫(かひねこ)(かか)れ』と云ひ聞かした。すると間もなくこの犬の死と共に飼猫の生活状態は俄然(がぜん)変化して来て、食物(しよくもつ)から挙動から一切が犬と同じやうになつて(しま)つた。そして家族の人(たち)他出(たしゆつ)する時などには、何時(いつ)も前の犬のやうに先に立つて送り迎へをするのであつた。私が(その)家から帰る時などには必ず送つて来た。(しか)何分(なにぶん)本来肉体は猫なのであるから、食物(しよくもつ)の関係などから身体(からだ)の工合を損じ間もなく(たふ)れてしまつた。所が又不思議なことには、その猫が死ぬる時に『この肉体が亡びても、この()(かか)つて居れ』と云ひつけた所、その猫の死と共に今度はその仔猫(こねこ)が急に犬の真似をやりだしたのであつた。がこれも(また)不幸短命で(をは)つた。精霊が二つであるから勢ひ肉体の統一、調節がとれ(がた)く、無理が多くなるので短命に終り(がち)なのである。世間一般の千里眼とか天眼通とかの出来る霊術家が大抵短命で終るのも、実は自己以外の他の精霊の助けを借りてゐるが為で、前の猫の例と同じ理由によるのである。
 ()(かく)家畜でも草木(さうもく)でも元来が人に属してゐるものであつて、主人の身代りに飼犬や飼猫が死んだり、又主人の死ぬる前に愛木(あいぼく)が突然枯れたりなどするのをみても、如何(いか)に人と是等(これら)とが密接な関係にあるかが(わか)る。家畜や庭木(にはき)が元気なのは、その家の盛運を物語つてゐるものである。又人の言霊が如何に痛切に是等のものに作用するかといふ事も、前の猫に対して年期を切る場合などで(わか)る。果樹などに対しても『来年沢山()をつけぬとブチ切つて了ふぞ』と(おど)すと、その(あく)る年は思つたよりは沢山になるものだと云ふことである。
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