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統管随筆

インフォメーション
題名:統管随筆 著者:出口王仁三郎
ページ:728 目次メモ:
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :B195502c220408
初出[?]この文献の初出または底本となったと思われる文献です。[×閉じる]『神聖』昭和9年12月号
統管随筆

 百般の人事に対して凡てを好意に解し大自然に適合し推移するものは大偉人である。そして思想極めて単純無垢なるものである。
   ◇
 世論をつくるものは大家である。世論に随伴するものは凡夫である。
   ◇
 人事複雑にして生存競争の激甚なる現代に諸事の目的を達成せむとするには権略を一切用ゐず、又人の言は退いて熟慮し、その権略に乗らぬやうにするのが肝要条件である。
   ◇
 正義は如何なる国に行つても正義である。一国のみにて唱ふる正義は真実に純正無垢の正義とは云へない。古今に通じて謬らず中外に施して悖らざる我皇道こそ真の正義の公道である。
      (十月二日)
   ◇
 余が年来唱導したる皇道経済機構は漸く一部の人士、殊に陸軍部内にも採用せむとする人士の出現するに至りたるは国家救済上実に欣幸の至りである。本月(十月)四日の神戸新聞夕刊には「大権に基く紙幣発行」の題下に陸軍の抱負と経綸法を発表して居るのは余に取つては年来の持論の天下に用ゐられたるの感がするのである。余は人類愛善新聞にも又小冊子にも「皇道経済我観」を記して天下に発表したるが、いよいよ時節の到来せるを歓ぶものである。
   ◇
 日本の国体は万世一系にして不易不動なり。世界の国々は禅譲あり、放伐あり、共和あり、時々姓を易ヘ世を変ずるあり。故に世界各国の国を建つるや必ず之を建国といふ。之に反し我国家は天理自然に惟神のまにまに修理固成せしものにして、断じて人為強制の結果国を建てたるものにあらざれば、決して建国にあらずして肇国なり。天神天祖の肇め給ひし国なり。天神の意志その儘に国を創めたまへるが故に之を肇国と云ふのである。人為団結の力によりて建ちたる国は即ち建国なりと知れ。
   ◇
 皇典に、葦牙(あしかび)の萌え出づる所は正に伊勢の二見ケ浦にして、地球上東西南北経緯度の基点を此処に取りをれることは各国の理学家、天文大家等の暗合一致せる定説なりといふに至りては実に奇にして妙なりと謂ふべし。
   ◇
 今日の不景気なるものは、各国が物貨の動かぬ状態即ち物の動きを拘束して置き乍ら、不景気を回復せむと焦慮するは恰も馬の脚を縛りて其の尻に(むちう)つ如きものなり。一日も早く世界各国は国際的関税障壁を撤廃し、不自然極まれる産業独立、他国品を買ふ勿れ主義を改めて世界自由主義の下に有無相通ずる様にすれば世界の不景気は容易に挽回さるべきであると思ふ。
   ◇
 現在各国がしきりに唱導せる軍備縮小論は恰も平相国清盛入道が甲胄の上に法衣を着けたる姿なり。要するに各国共に自国の軍備のみを保有し且つ強力化せむがために種々の巧言令色姑息なる机上一時の粉飾的平和論を上下するに過ぎざるべし。論旨何れも浅薄不徹底にして歯牙に懸くるに足らざるものなり。
   ◇
 神聖運動の大目的は皇道政治の実現と皇道経済機構の樹立に向つて勇往邁進すベきものなり。皇道経済実施さるれば、政治も教育も宗教も芸術も凡てが真の生命を得るものと知るべし。
   ◇
 明治三年正月三日大教宣布の御詔勅に
 朕恭シク惟ルニ天神天祖極ヲ立テ統ヲ垂レ列皇相承ケ之ヲ継キ之ヲ述フ祭政一致億兆同心治教上ニ明カニ風俗下ニ美ハシ而シテ中世以降時ニ汚隆アリ道ニ顕晦アリ治教洽カラサル久シ今ヤ天運循環百度維新宜シク治教ヲ明カニシ以テ惟神ノ大道ヲ宣揚スヘキナリ依テ新ニ宣教使ヲ命シ天下ニ布教ス汝群臣衆庶ソレ斯旨ヲ体セヨ(原漢文)
と詔らせ給へる大御心を奉体し、茲に皇国本来の治教皇道の大本惟神の道を拡充し以て日本国本来の姿に立直さむとするの微意より出でたるものにして、決して皇道大本は宗教にあらず所謂治教なのである。故に皇道大本の従来の活動に見れば、人類愛善運動に、世界宗教連合会に、紅卍字会に、その他世界の正しき運動団体と提携しその上世界共通語エスペラントの普及に、昭和青年会、坤生会の創立に、何れも、国家と世界人類の為に舎身的活躍を続けつつあるのである。加ふるに皇道宣明運動に防空展覧会其の他の国家的事業に必死と働いてゐるのである。これを見ても皇道大本が宗教で無い事が判るであらう。
      (十月五日)
   ◇
 皇道経済を解せむとするものは今日迄の経済法を念頭より全部放棄し白紙になりて考へて見たなら、何でもない易い事である。易い事を難しくするのが日本人の通弊である。実に困つた有識者である。
      (十月二十一日)

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