霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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跋文(ばつぶん)

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第15巻 如意宝珠 寅の巻 篇:後付 よみ(新仮名遣い):
章:跋文 よみ(新仮名遣い):ばつぶん 通し章番号:
口述日:1922(大正11)年11月17日(旧09月29日) 口述場所: 筆録者: 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年12月5日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
神霊界の状態は、肉体人の住居する世界を似ている。
しかしお互いに相見ることはできない。これは神の定めた顕幽の区別の法なのである。
現世の人は、精霊界に入ったときに、神の許しを得て、初めて霊界事象を見聞することができるのである。
また天人や精霊界の住人は、鎮魂帰神の法によって人間の体を借りて憑依したときに、現界を見聞し、また人に話しかけることができるのである。
現界人は、物質的な思考に偏っているので、現界と霊界の相似に惑わされて、死んだ後もまだ生きていると思い込んでしまう者が多いのである。
現実界を後にして精霊界に移ることを死と言う。死んだ者は、身魂に属していたものをことごとく霊界に持っていくのである。
物質的な形骸は残していくが、死後の生涯に入った後も、同じ形の身体を保つ。しかして、物質的な事物からは分離し純化し、霊的活動を行うのである。
精霊界に身をおいても、名位富寿の願いや思索も学術もあり、現世で身に持っていた一切をもって活躍するのである。死によって自己本来の生命は決して失われない。
再び現世に生まれてくるのは神の意思によるのだが、その際記憶は一切忘却される。これは刑罰の一種である。一度霊界に復活してから、また娑婆に戻されるのは、不幸の御魂なのである。
人は現世にあるときに、五倫五常の道を踏んで、神の御子たる天職を尽くさなければ、中有界に踏み迷ったり、根底の国に落ちたりしてしまう。
真の神を信仰し、善と美を尽くして人の本分を力限りに努め、永遠無窮の天国に進んで行く用意を怠らないことである。
顕幽一致、生死不二である。生を軽んじ死を重んじることはならず、また生を重んじ死を軽んじてもだめである。
刹那刹那に身魂を磨き清めて神界と現実界の万物の大経綸の神業に惟神に尽くすべきである。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm159901
愛善世界社版:300頁 八幡書店版:第3輯 391頁 修補版: 校定版:296頁 普及版:136頁 初版: ページ備考:
派生[?]この文献を底本として書かれたと思われる文献です。[×閉じる]出口王仁三郎全集 > 第二巻 宗教・教育編 > 【宗教編】第四篇 神霊世界 > 第一章 神霊界
001神霊界(しんれいかい)状態(じやうたい)
002肉体人(にくたいじん)住居(ぢうきよ)せる
003世界(せかい)万事(ばんじ)(あひ)()たり
004平野(へいや)山岳(さんがく)丘陵(きうりよう)
005岩石(がんせき)渓谷(けいこく)(みづ)()
006草木(くさき)片葉(かきは)(いた)るまで
007外形(ぐわいけい)(じやう)より()(とき)
008(なん)()(かは)りし(ところ)なし
009されども(これ)()諸々(もろもろ)
010起源(きげん)一切(いつさい)霊界(れいかい)
011()りたる(ゆゑ)天人(てんにん)
012精霊(せいれい)のみの()()りて
013肉体人(にくたいじん)()るを()
014形体(けいたい)(てき)存在(そんざい)
015自然(しぜん)(てき)起源(きげん)保有(ほいう)する
016現界人(げんかいじん)のみ(これ)()
017顕幽(けんいう)区別(くべつ)(あきら)かに
018(かみ)()てたる法則(みのり)(なり)
019それ(ゆゑ)現世(げんせ)人々(ひとびと)
020霊界(れいかい)事象(じしやう)()るを()
021精霊界(せいれいかい)()りし(とき)
022(かみ)(ゆる)しを(かうむ)りて
023(くは)しく見聞(けんぶん)するものぞ
024(これ)(はん)して天人(てんにん)
025精霊界(せいれいかい)()りし(もの)
026また現界(げんかい)自然界(しぜんかい)
027事物(じぶつ)()ること不能(ふのう)なり
028鎮魂(ちんこん)帰神(きしん)妙法(めうはふ)
029よりて人間(にんげん)(たい)()
030憑依(ひようい)せし(とき)(やうや)くに
031現界(げんかい)一部(いちぶ)見聞(けんぶん)
032(ひと)(たい)して物語(ものがた)
033()()げらるるものぞかし
034如何(いかん)となれば肉体人(ひと)()
035形体界(けいたいかい)光明(くわうみやう)
036()くるに(てき)天人(てんにん)
037精霊(せいれい)(まなこ)天界(てんかい)
038光明(くわうみやう)()くるに(てき)すべく
039(つく)()されし(ため)ぞかし
040(しか)両者(りやうしや)眼目(まなこ)より
041外面(ぐわいめん)(まつた)相似(あひに)たり
042霊界(れいかい)性相(せいさう)()(ごと)
043(つく)られたるを自然界(しぜんかい)
044(ひと)会得(ゑとく)(あた)はざるは
045(これ)また()むを()ざるべし
046外感(ぐわいかん)(じやう)人々(ひとびと)
047その肉眼(にくがん)()(ところ)
048手足(てあし)触覚(しよくかく)視覚(しかく)(とう)
049取入(とりい)()らるるその(ほか)
050容易(ようい)(しん)()ざるなり
051現界人(げんかいじん)()(ごと)
052事物(じぶつ)(もと)づき思考(しかう)する
053(ゆゑ)(まつた)くその思想(しさう)
054物質(ぶつしつ)(てき)(かた)よりて
055霊的(れいてき)ならず霊界(れいかい)
056現実界(げんじつかい)とのその(うち)
057如上(によじやう)(ごと)相似(さうじ)あれば
058(ひと)()したる(のち)()
059かつて(うま)れし故郷(ふるさと)
060(はな)()たりし()(なか)
061(なほ)住居(ぢうきよ)する(もの)なりと
062誰人(たれびと)とても(おも)()
063()(ゆゑ)(ひと)()()びて
064(これ)より彼世(あのよ)霊界(れいかい)
065相似(さうじ)(くに)()くと()ふ。
066
067現実界(げんじつかい)(あと)にして
068精霊界(せいれいかい)(うつ)(とき)
069その状態(じやうたい)()(しよう)
070()()くものは一切(いつさい)
071身魂(みたま)(ぞく)せし(ことごと)
072霊界(れいかい)さして()ちて()
073物質(ぶつしつ)(てき)形骸(けいがい)
074腐朽(ふきう)()れば(のこ)すなり
075死後(しご)生涯(しやうがい)()れる(とき)
076現実界(げんじつかい)にありし(ごと)
077(おな)(かたち)身体(しんたい)
078(たも)ちて(なん)()相違(さうゐ)なく
079打見(うちみ)(ところ)塵身(ぢんしん)
080霊身(れいしん)(なん)()区別(くべつ)なし
081されど(その)(じつ)身体(しんたい)
082(すで)霊的(れいてき)活動(くわつどう)
083物質(ぶつしつ)(てき)事物(じぶつ)より
084分離(ぶんり)純化(じゆんくわ)(きよ)らけく
085霊的(れいてき)事物(じぶつ)相接(あひせつ)
086(あひ)()状態(さま)現界(げんかい)
087(あひ)()(あひ)()(ごと)くなり
088精霊界(せいれいかい)()りし()
089(すべ)ての(ひと)現界(げんかい)
090(たも)ちし(とき)肉体(にくたい)
091あるものの(ごと)(おも)()
092我身(わがみ)のかつて死去(しきよ)したる
093その消息(せうそく)(わす)るなり
094精霊界(せいれいかい)()りし()
095(ひと)依然(いぜん)現界(げんかい)
096ありて感受(かんじゆ)せる肉的(にくてき)
097外的(ぐわいてき)感覚(かんかく)保有(ほいう)して
098()ること()くこと()ふことも
099()ぐこと(あぢ)はひ()るること
100(のこ)らず現世(げんせ)(ごと)くなり
101精霊界(せいれいかい)()をおくも
102名位(めいゐ)寿富(じゆふう)(ねが)ひあり
103思索(しさく)(かへり)感動(かんどう)
104(あい)意識(いしき)学術(がくじゆつ)
105(この)みしものは読書(どくしよ)もし
106著述(ちよじゆつ)(はげ)身魂(みたま)あり
107換言(くわんげん)すれば()()ふは
108(これ)より(かれ)(うつ)るのみ
109その()(たも)てる一切(いつさい)
110事物(じぶつ)(いた)先々(さきざき)
111()()活躍(くわつやく)すれば(なり)
112(ゆゑ)()すると()ふことは
113物質(ぶつしつ)(てき)形体(けいたい)
114死滅(しめつ)をいふに()ぎずして
115自己(じこ)本来(ほんらい)生命(せいめい)
116(けつ)して(うしな)ふものならず
117(ふたた)(かみ)意志(いし)()
118現世(げんせ)(うま)()(とき)
119以前(いぜん)記憶(きおく)一切(いつさい)
120忘却(ばうきやく)さるるものなれど
121こは刑罰(けいばつ)一種(いつしゆ)にて
122如何(いかん)ともする(すべ)はなし
123一度(いちど)霊界(れいかい)復活(ふつくわつ)
124またもや娑婆(しやば)(うま)るるは
125神霊界(しんれいかい)より()(とき)
126(すべ)不幸(ふかう)身魂(みたま)なり
127(ひと)現世(げんせ)()(うち)
128五倫(ごりん)五常(ごじやう)(みち)()
129(かみ)(うやま)()(すく)
130(かみ)御子(みこ)たる天職(てんしよく)
131(つく)しおかねば()して(のち)
132中有界(ちううかい)()(まよ)
133(あるひ)根底(ねそこ)地獄道(ぢごくだう)
134種々(いろいろ)雑多(ざつた)(くる)しみを
135()くるものぞと覚悟(かくご)して
136(まこと)(かみ)信仰(しんかう)
137(ぜん)(おこな)()(つく)
138(ひと)(ひと)たる本分(ほんぶん)
139力限(ちからかぎ)りに(つと)めつつ
140永遠(えいゑん)無窮(むきう)天国(てんごく)
141(たの)しく(のぼ)(すす)()
142用意(ようい)(おこた)ること(なか)
143顕幽(けんいう)一致(いつち)生死(せいし)不二(ふじ)
144軽生(けいせい)重死(ぢうし)(みち)ならず
145重生(ぢうせい)軽死(けいし)(また)(わる)
146刹那(せつな)々々(せつな)身魂(しんこん)
147(みが)(きよ)めて神界(しんかい)
148現実界(げんじつかい)万物(ばんぶつ)
149大経綸(だいけいりん)神業(しんげふ)
150(つく)せよ(つく)せよ惟神(かむながら)
151(かみ)のまにまに()べておく
152   大正十一年十一月十七日
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