人間は
死期幸なれば
永遠に
天津御国に
蘇生るなり
〈総説(三)〉
人間は
日常神の
恩を
謝し
その
行ひを
正しくすべし
〈総説(三)〉
恐慌の
来たりし
時に
安々と
過ぐるは
必要準備の
功なる
〈総説(三)〉
一日の
業務は
朝に
考へて
終日横目も
振らず
働け
〈第1章(三)〉
世の
中は
神のまにまに
進みなば
千里の
外も
危ふきことなし
〈第2章(三)〉
何事もその
大略を
見て
進む
人にしあれば
成績挙がらむ
〈第3章(三)〉
信仰の
異なる
者と
同居する
人ほど
不幸の
者はなからむ
〈第1章(三)〉
職業に
由りて
人々閑忙の
時期のありせば
心得べきなり
〈第5章(三)〉
忙がしき
人を
訪問する
時は
簡単明瞭時間を
節せよ
〈第5章(三)〉
日々に
踏みし
実地の
経験は
学説よりも
遙に
尊し
〈第8章(三)〉
種々の
妨げ
悩みあればこそ
真の
天祐降りくるなり
〈第8章(三)〉
艱難の
重なる
度に
自己愛の
私慾の
念慮薄らぎ
去るなり
〈第8章(三)〉
世の
中は
神の
教に
習はずば
凡ての
事に
自由を
失ふ
〈第10章(三)〉
神に
依る
智慧にあらずば
悉く
何事なすも
邪迷に
終らむ
〈第10章(三)〉
百悶も
只一決に
如かぬなり
身を
軽くせよ
神に
任せよ
〈第10章(三)〉
今の
世の
人の
身魂は
荒び
来る
曲神の
好む
宿屋なりけり
〈第14章〉
行為を
乱せし
時ゆ
皇神の
依さし
玉ひし
霊魂は
散り
行く
〈第14章〉
自我を
捨て
自慾を
捨つれば
天地の
間は
独りわが
物なりけり
〈第15章(三)〉
他の
人を
斥け
己れ
立たむとて
普く
人に
斥けらるなり
〈第15章(三)〉
前後無きは
今日の
日一日と
思ひて
一事をなほざりにすな
〈第17章(三)〉
常識は
神の
誠の
道学び
得たる
智慧より
何ものもなし
〈第17章(三)〉
神ならぬ
人の
身なれば
十全は
難しと
知りて
直ぐあらためよ
〈第17章(三)〉
偉大なる
人は
第一自信力信仰力の
強きものなる
〈第19章(三)〉
今の
世は
正義の
仮面を
被りつつ
私慾を
計る
曲ばかりなる
〈第20章(三)〉
(三は三版の略)
[この余白歌は八幡書店版霊界物語収録の余白歌を参考に作成しました]