言霊の
真言の
力知らぬ
故に
一切万事は
行き
詰るなり
〈目次(三)〉
常夜ゆく
暗を
晴らして
神国の
光照らすは
言霊の
徳〈目次(三)〉
徳高き
者はこの
世におちぶれし
人をあなどらず
敬愛するなり
〈第3章(三)〉
理屈のみ
今のものしり
囀りて
誠の
道を
知らぬ
憐れさ
〈第4章(初)〉
へだてなき
神の
恵は
天地の
万のものに
照り
渡るなり
〈第4章(初)〉
八洲国しのぎを
削る
世の
中に
心ゆるすな
神国の
人〈第10章(初)〉
乱れたる
世を
思ふ
身は
一日だに
息長かれと
祈りこそすれ
〈第10章(初)〉
何事も
神の
教にまかすこそ
人の
誠のこころなりけり
〈第10章(初)〉
国魂の
神の
神徳に
人草の
心の
色も
濃き
薄きあり
〈第11章(初)〉
心のみ
誠の
道にかなふとも
おこなひせずば
神は
守らじ
〈第11章(初)〉
益良夫が
言ひ
交はしたる
言の
葉は
幾世経ぬとも
変らざらまし
〈第11章(初)〉
雷鳴も
遠きに
避けぬ
言霊の
天照る
神の
声の
稜威に
〈第12章(初)〉
心をも
身をも
任せて
祈りなば
神のまことの
力賜はむ
〈第12章(初)〉
(初は初版、三は三版の略)
[この余白歌は八幡書店版霊界物語収録の余白歌を参考に作成しました]