霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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邪神の暴動

インフォメーション
題名:邪神の暴動 著者:出口王仁三郎
ページ:269
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2024-10-31 04:40:00 OBC :B120200c31
四方(しかた)氏を伴ひ綾部に帰りみれば上谷(うへだに)行場(ぎやうば)は大騒ぎと聞く
福島や村上(むらかみ)野崎(のざき)篤三郎(とくさぶらう)あらぬことをば(くち)ばしりをり
大本(おほもと)の名を(けが)さんと村上は妖魅(えうみ)につかれて狂ひまはれる
出口直は(さる)の年(うま)れ上田は未年(ひつじどし)二人で未申(ひつじさる)(まが)云ふ
福『(うしとら)金神(こんじん)福島寅之助にはとてもかなはぬ上田とお(なほ)は』
福『皆のものとり違ひすな改心せよこの(はう)が即ち艮の金神』
本当の艮の金神は(なほ)ではなしこの福島がまことの神と呶鳴る
福『福島を神が使(つか)うて地の(うへ)(おほ)立直(たてなほ)立替(たてかへ)するぞよ』
この(はう)は神も(ほとけ)も人民も虫けらまでも救ふといふ(まが)
(ちが)うたら神はこの世にをらんぞよ(だい)()さかさまと呶鳴る福島
福『天と地がでんぐりかへる用意せよ今(あし)もとに鳥がたつぞよ』
福『艮の金神(おもて)にあらはれて善と悪とをたてわけるぞよ』
福『この(はう)が松の神代(かみよ)にいたすぞよ世界の人民改心いたせよ』
この(はう)は嘘は申さん疑へば神の気障(きざは)りと福島がいふ
福『穴太(あなを)から上田かへれば捨てておけ相手になるなまことの神が気をつけるぞよ』
筆先の真似ばかりする福島がのべつまくなし終日(ひねもす)呶鳴る
福島を鎮魂すればおどろいて邪神の暴動しづまりにけり
修行者は邪神にかかられ一同に(くち)をそろへて福島の加勢
福『皆のものよしつかりいたせこれからは上田の曲津(まがつ)胡麻(ごま)かさるるな』
(うしとら)のこの金神(こんじん)がわからねば皆谷底(たにそこ)(おと)すとおどす
濃き黒き(まゆ)を上げ下げしながらに腕をふり上げ目をむく福島
福島は尻をまくりてはね(あが)りとんだり跳ねたり畳に穴あける
どんどんと飛び(あが)りつつ福島は四方(しかた)の家の床を(おと)せり
福島の雄猛(をたけ)び見んとさと(びと)が弁当たづさへ見物に()
修行者二十四名に曲津神(まがつかみ)わが留守の()にかかりてあばれる
一方をおさへるうちに一方がまた飛び(あが)り狂ひまはれり
日に増しに狂態はげしく修行者の親兄弟はわれに迫り()
大切な(せがれ)娘を気違ひにさした(たぬき)をつけたと責めくる
(わし)の子を巫子(みこ)に仕立てた(たぬき)つけた告訴をするとうるさく責めかくる
人人(ひとびと)の反抗妨害も介意(かいい)せずあくまで審神者(さには)の道とほしけり
正信(まさのぶ)好機(かうき)(いつ)すべからずとし金明会(きんめいくわい)の破壊をくはだつ
位田村(ゐでんむら)田中(たなか)新之助(しんのすけ)の家に集ひ(われ)を追ひ出す密議を凝らす
金明会(きんめいくわい)ほとんど四分(しぶん)五裂(ごれつ)して竹村(たけむら)仲蔵(なかざう)春蔵(はるざう)雄猛(をたけ)
野心家に煽動されて修行者はひそかにわれに反抗をなす
魔法師(まほふし)(きつね)をつかふと竹村や村上遠近(をちこち)をふれまはしゆく
福島はいの一番に反抗し足立村上二人を頤使(いし)せり
信用のある人物に憑依して悪魔は道をさまたぐるなり
幽斎に認識かけば善人(ぜんにん)もたちまち悪魔の()れものとなる
(あぢ)のよき果実に虫のつく如く善者(ぜんしや)(かへ)つて悪魔におそはる
幽斎の修行をするに第一の必要なるは胆力(たんりよく)なりけり
邪神()にとりかこまれて(われ)はただ開祖の道を守りゐたりき
一人(いちにん)になるともわれは恐れじと(もも)のさまたげひたくぐりたり
自然の道
天帝は(れい)(りよく)(たい)三元(さんげん)をもちて一切万有をつくれり
霊体(れいたい)力徳(りきとく)によりつくりたる万物に善悪美醜あるなり
善となり悪となるのも力徳(りきとく)の配合度合によるものと知れ
()とうまれ(しう)とうまるも天帝のみな力徳(りきとく)の按配なりけり
至善至美の神のつくりし天地(あめつち)も善悪美醜はまぬがれざるなり
天帝は全智(ぜんち)全能(ぜんのう)(りよく)もちて(しん)(ぜん)()なるものをつくらす
美なるもの善なるもののみ造らんと(おも)ほす神も力徳(りきとく)によらす
もろもろの宗教倫理道徳説にわざはひされし頭脳にわからず
天帝の(ちから)にたいして哲学者宗教家()も古来迷へり
厭離(えんり)穢土(ゑど)(この)世を(さげ)しむ(をしへ)あり天国浄土と楽しむ道あり
大本(おほもと)は地上天国建設の基礎と金明会(きんめいくわい)(ひら)けり
人生の(しん)目的は地の(うへ)に無窮の天国()つるにありけり
天帝が宇宙創造の大真理真解(しんかい)したる賢哲なき御代(みよ)
真神(しんしん)は万物普遍の霊にして人は天地(てんち)経綸者(けいりんしや)なる
天地(あめつち)経綸(けいりん)すべき人間も善悪美醜の区別はのがれず
経綸(けいりん)の妨害のみする人間はみな悪神(あくがみ)のうつはなりけり
天地(あめつち)の神のみわざに奉仕して善事(ぜんじ)をなすは人の本分(ほんぶん)
地の(うへ)のあらゆる(まが)を駆逐して(しん)(ぜん)()なる世を(ひら)かばや
自己愛のこころを捨てて大愛(たいあい)の神にならひて善事(ぜんじ)(つく)さん
()りとある世界は万世一系の(きみ)政事(せいじ)に従ふべきもの
人間の作りし(をしへ)をかへりみず天地(てんち)自然の道行く(われ)なり
五倫(ごりん)五常(ごじやう)の道は人間特有の(うま)れしままの慣習なりけり
人間は各自特異の職業につとめはげみて(くに)()ますべき
○余白に
霧こむる深山(みやま)(すそ)に得意気に(きつね)(たぬき)朝夕(あさゆふ)ほゆるも
皇神(すめかみ)は四十()年のその昔(いま)の世のさま示したまへり
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