霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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(三)肉体的特徴

インフォメーション
題名:(三)肉体的特徴 著者:井上留五郎
ページ:124
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :B116500c083
 聖師様のお体には、不思議と云えば不思議な特徴があるのであります。その主なるものは、
一、左右の手指(拇指(おやゆび)を除く第二屈折面)の内面に、いわゆる聖痕、一名、刺痕(しこん)があって、水が一、二滴たまるだけの愛らしき凹みであります。これはキリストとの因縁が天啓されている世界唯一の贖罪者(とくざいしゃ)の表徴であります。
一、小指の下方掌面(乾宮(けんきゅう))が林檎の如く豊満であってすこぶる紅潮を呈しています。日によってその色に消長はあるが、この特徴は霊的能力の卓絶、思索能力の優秀なる証拠であります。
一、指紋は皆流紋であります。即ち十指の指先の紋がことごとく巻かずに流れています。かくの如き人は天性自由無碍(むげ)であって清濁併せ呑むの大度量を有し、人の心情を洞察し、その機微を直観する能力が偉大なりと称されています。また法網(ほうもう)「法の網」の意に触るる如き所行(しょぎょう)は断じて無い人であると説いています。
一、左右の手掌(てのひら)及び四指を通ずる四天紋(してんもん)があります。これは俗に云う天下筋(てんかすじ)であって、現今は拇指(おやゆび)にも現れて来たから五天紋であります。この縦線は不世出(ふせいしゅつ)の偉人にのみあることは斯学者(しがくしゃ)(ひと)しく認むるところであって、キリストも釈迦も豊太閤もみな一本であったと云うことであります。
一、背中に脊柱を中心としてオリオン星座のしるしが明瞭に現れておりまして、ますますキリストとの神縁が連想さるるのであります。(このしるしは(いぼ)黒子(ほくろ)との中間物と云うべきもの)
一、両耳の耳翼(じよく)が平たく、ピタリと頭部に接触しており、そして色が常に顔面よりも目立って白いのであります。かかる耳は骨相学上「天に聴く耳」と称するもので、神人たる特徴の一つとして説いてあります。
 その他拇指面にあるのしるし、頭髪の特点等はすでに周知のところであります。大正十三年節分祭後、亀岡瑞翔閣(ずいしょうかく)において数十名の役員信者の希望により特に裸体(はだか)になり詳しく示されたことがありました。なお斯道専門家の観相談が、大正十二年四月二十五日号(第二十六号三十二頁)神の国に掲載してありますから比較参照を願います。この時は四天紋と聖痕との数がまだ不揃いであったなど、面白いことが見出さるると思います。

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