霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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宝座の月

インフォメーション
題名:宝座の月 著者:出口王仁三郎
ページ:137 目次メモ:
概要:28歳の頃 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2023-05-08 22:07:55 OBC :B119800c042
二十八歳の頃
松風のかなづる小琴(をごと)()(きよ)み宝座ひそけく照らす月かげ
ふくろふの声ねむたげに(むか)つ尾の松のしげみに(きこ)ゆる宝座
四十八宝座の岩ケ根(つゆ)冷えて松吹く風の涼しき小夜(さよ)()
岩ケ根にくろぐろ実る岩梨(いはなし)(あま)きかをりのただよふ夜更け
月光(つきかげ)にすかし()れたる岩梨(いはなし)の実をとり食ひて咽喉(のど)しめしけり
小夜(さよ)()けの月はうごかず岩ケ根を真白(ましろ)に照らしてそよ風わたる
神界の旅
うつらうつら松風の()にさそはれてわが精霊は霊界にかよふ
目路(めぢ)の限り百花(ももばな)千花(ちばな)咲き匂ふ野辺を楽しくわれ一人ゆく
花匂ひ小鳥はうたひ蝶は舞ふ広野(ひろの)にたちて神の息()
山も野も生気(せいき)にみちたる天地(あめつち)の楽しき(なか)にひたるわが(たま)
むらさきの雲四方(よも)八方(やも)にたなびきて心すがしも霊界のたび
山も野も風も草木も光りつつわれもひかりて花園(はなぞの)にたつ
夜のなきこの神国(かみくに)に玉の緒の()きの生命(いのち)のたのしさにひたる
むらきものこころ楽しさおもはずもわれ霊界の歌(くち)ずさむ
地の上にためしもあらぬこの眺めわれ霊界に見るぞ楽しき
ままならばわが身このまま現界に帰らず永久(とは)に住みたしと思ふ
木も草も黄金(こがね)の色にはえながらみづみづしもよ常夏(とこなつ)呼吸(いき)
恍惚(くわうこつ)とわれを忘れてたたずみぬこの神国(かみくに)の清きながめに
死後の世界ありとは知れどかくまでも楽しき国とは思はざりけり
吹く風も清く涼しくやはらかく梅花(ばいくわ)のかをり四方(よも)に流るる
たぐひなき(うづ)の景色にひたりつつわれは(しづか)に無我の声きく
無我の(こゑ)こゑなき(こゑ)をききながらわれ神国(かみくに)の花に(いき)すも
むらきもの心のどけし花匂ふ春の神国(みくに)にわれひとりゐて
ひさかたの天の岩戸の(ひら)けたる(あと)神代(かみよ)のすがたなるかも
(こずゑ)吹く風にも神の声をきく神国(みくに)の春にわが酔へるかも
悠悠(いういう)黄金(こがね)(つばさ)ひるがへしわが目路(めぢ)ちかくみ(そら)すべる鷹
草も()も小鳥も蝶も黄金(わうごん)の色にかがよふ天国の春
貴の姫神
忽然(こつぜん)とあらはれ出でし神人(しんじん)()みたたえつつわれを手招く
(おのづか)らひきよせらるる心地して女神の前にわれ近づきぬ
ぷんぷんとあたりに匂ふ芳香は女神の肌をすぎて()し風
何神(なにがみ)におはしますやと名を問へどほほゑみにつつ御名(みな)は宣らさず
かにかくにわがゆく道を辿りませと宣りて女神は先にたたせり
稚姫(わかひめ)の神の(みこと)()花姫(はなひめ)かとおもひつつわれ従ひてゆく
()きゆけば清水(しみづ)流るる大川(おほかは)黄金橋(わうごんけう)の虹のごとかかれる
姫神(ひめがみ)はあと振り返りいざさらば渡らせ玉へと(ゆび)もてさせり
渡らむとおもへど足のすべらひて幾度(いくたび)となく転がりしわれ
姫神(ひめがみ)はわが手をとりてひき(おこ)(ちり)うち払ひてほほゑみませり
姫神(ひめがみ)のわたらふ橋を()()われわたらえぬかと(はぢ)らひにけり
(なれ)こそは女神にませば必ずやはぢらひますなと姫神()らせり
不思議なることを宣らすと(たたず)めば黄金(こがね)の橋にうつらふわが顔
何時(いつ)の間にかわれは女神となりてをり五色(ごしき)(きぬ)をまとひたるまま
黄金の宮
うち仰ぐ雲のあなたにきらきらと黄金(こがね)の宮居の輝きてあり
何神(なにがみ)の宮居にますかとたづぬれば月の宮よと宣らす姫神(ひめがみ)
霊国(れいごく)もはや近づきぬいざさらば急がせ玉へとうながしたまふ
なめらなる黄金(こがね)の橋にすべらひて心あせれど足もとたゆたふ
はづかしさ苦しさ汗は滝のごとわが全身にふき出でにけり
わが汗に苦しむ刹那(せつな)さつと吹く川風(かはかぜ)涼しく汗かわきけり
おばしまにもたれて川の()見渡せば白衣(びやくい)神人(しんじん)(きぬ)洗ひをり
(みづ)浅き清き流れに小魚(さな)あまた(うか)べるさまの(うるは)しきかな
汀辺(みぎはべ)に匂へる花のむらさきはうつし世にみる花あやめかも
川底(かわそこ)の砂利は五色(ごしき)にかがやきつ女神の(すね)を洗ひながるる
姫神(ひめがみ)は川のおもてをゆびさして八洲(やす)河原(かはら)と宣らせ玉へり
ウーピーの神
ウーピーの神()でますといふ声の何処(いづく)ともなくきこえ()にけり
ウーピーの神はいづれにましますかととへば女神は君よと宣らせる
七乙女(ななをとめ)はしの(たもと)にたたずみて橋わたりゆくわれを迎へり
(あと)になり先になりつつ姫神(ひめがみ)はわれを気づかひ玉ふかしこさ
七乙女(こゑ)を揃へてうたひけりその歌記憶を辿りてしるさむ
エンゼルの歌
久方の天津み国は開けたり 黄金(こがね)の橋をわたらす姫神(ひめがみ)
今あれませる姫神(ひめがみ)は 木の花姫の御神(おんかみ)
賢和田(さわだ)の姫の御神(おんかみ)よ (たて)(よこ)との経綸(しぐまひ)
四方(よも)草木(くさき)はうるほひつ (もも)神人(かみびと)春うたふ
()にたのもしき神国(かみくに)や 一度に開く白梅(しらうめ)
花のかをりの永遠(とこしへ)に つきぬ千歳の()御代(みよ)
開かせたまふ姫神の 昇り来ませる今日こそは
天の岩戸もあけそめて 日月(じつげつ)星辰(せいしん)(ひかり)まし
(たちま)ち天国の(いしづゑ)を 開かせたまひし尊さよ
葦原の中津み国をみはらせば (とこ)やみの世のくも深く
やその曲津の()たけびに 泥海(どろうみ)世界となりにけり
地上の泥をすすがせて 神国(みくに)を建つる時は()
神国(みくに)を建つる時は()ぬ この姫神(ひめがみ)のあれし()
天地(てんち)(くま)なくはれわたり 夜なき国の瑞祥を
いや永遠(とこしへ)に祝ふべし ああ惟神惟神
神のよさしに従ひて 世にも芽出度(めでた)神人(しんじん)
八洲(やす)の河原にかけわたす 黄金(こがね)の橋の橋詰(はしづめ)
迎へまつりしわれらが(さち)を 神の御前(みまへ)にことほがん
(もも)のエンゼルまします中に えらまれ出でし七乙女
松の代をさむる()の神の 御霊(みたま)迎へしうれしさよ
ああとこしへにとこしへに 覚めであれかしこの正夢(まさゆめ)
姫神(ひめがみ)に手をひかれつつ七乙女案内(あない)のもとに神国(みくに)にすすむ
八洲(やす)(かは)の水(せん)せんと流れつつ波音(なみおと)きよくわが胸(あら)へり
七乙女(むか)ふる(うづ)のおん姿わが目(すが)しくしばし見つむる
天国かはた霊国か知らねども(わが)たましひは勇みにいさむ

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