霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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生命の水

インフォメーション
題名:生命の水 著者:出口王仁三郎
ページ:119 目次メモ:
概要:28歳の頃 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2023-08-22 01:18:41 OBC :B119800c041
二十八歳の頃
四十八宝座の右手(めて)一筋(ひとすぢ)の滝ちよろちよろと落つるを認めし
むらむらと木漏(こも)()ゆらぐ谷川(たにがは)の清水(むす)びて咽喉(のど)をうるほす
旱天(かんてん)に雨を得たるのここちして谷底(たにぞこ)ふかき(たま)り水飲む
一口(ひとくち)の水に甘露(かんろ)のあぢはひを覚えたりけり初夏の真昼を
珍宝(うづたから)黄金(こがね)白銀(しろがね)何かあらんと一滴の水のたふとさを思ふ
渇きたるときに一口飲む水の味は甘露にまさるおもひす
ちよろちよろと落つる滝水の(たま)りたるを(すく)ひて飲めば殊更(ことさら)味よし
夏草(なつぐさ)のしげる山腹(さんぷく)わけのぼり宝座のまへに(かへ)りて端坐す
谷水(たにみづ)咽喉(のど)うるほして更生(かうせい)の気分ただよふ高熊のほら
三葉躑躅
高熊の三つ葉躑躅(つつじ)のその下に小判千両()けたりと伝ふ
高熊の巌窟(いはや)のまへに一株(ひとかぶ)の三つ葉躑躅(つつじ)の目に()りし朝
この下に宝あるかとおもふ刹那(せつな)あたま痛みでうち倒れたり
倒れたる(その)たまゆらにわが(たま)はまたもや霊界さして急げり
ぼうぼうと目路(めぢ)の限りは青野原(あをのはら)躑躅(つつじ)の花の咲き匂ひをり
眺むれば前後左右の()つつじはいづれも三つ葉のものばかりなる
いづくともなく神人(しんじん)の声ありてつつじの下を掘れよと(のたま)
掘るならばいづれの躑躅(つつじ)の下なるかと問へば三葉(みつば)のつつじと宣らせり
神人(しんじん)のすがたは見えず声ばかり前後左右にすがしく(きこ)ゆる
醒めてありし時に欲念きざしたる報いは三ツ葉のつつじに迷ふ
どれ見ても三ツ葉のつつじばかりなり一人の(ちから)に掘り(つく)し得じ
女神出現
茫然とたたずみあればさやさやに音楽ひびきて神人(しんじん)あらはる
恐るおそる御姿(みすがた)見れば紫の(きぬ)まとひたる女神に(おは)せり
姫神(ひめがみ)の姿にかしこみひれ伏せば(なれ)は宝に迷へりと宣らす
迷ひしと思はざれども千両の小判に(たま)はいつきたりけむ
神界の意志想念の世界なれば(ちり)(けが)れも許されざるなり
相応の世界なりせば現界の(けが)れたちまち霊界にうつる
現幽一致(くち)にて云ふは安けれど行ひ(がた)きをつくづく思ふ
かむながら道の修行はなしながら体主霊従の(けが)れとれなく
()が意志のきたなさ弱ささとりつつ女神の前に詫言(わびごと)をなす底本では「詫(わびる)」ではなく「詑(あざむく)」。
姫神(ひめがみ)は言葉しづかに宣らすやうわれこそ(なれ)のまことの精霊
()がこころ曇らひにけるたまゆらに(なれ)(はな)ると(のたま)ふかしこさ
姫神の宣らす言葉におどろきて心の(こま)をたて直したる
姫神は()ませ玉ひつわが(たい)に吸はるる如く消えたまひけり
わが身体(からだ)たちまち女神とかはりはて(から)(くれなゐ)(きぬ)まとひをり
天上(てんじやう)(くだ)りし雲に包まれてたちまちこころ(すが)しくなりぬ
天教山
ふと見れば天教山(てんけうざん)の頂きにわれはしづかに端坐してをり
駿河(するが)なる富士の高嶺(たかね)も神界の名は天教山と(とな)ふなりける
(めづ)らしく天教山も晴れわたり眼下(ました)に海の横たはる見ゆ
波の()にただよふ三保(みほ)松原(まつばら)一入(ひとしほ)わが()()みわたりけり
(ひんがし)大野(おほの)を見れば武蔵野か黒煙(てん)にみなぎりてをり
人心(ひとごころ)くもり果てたる武蔵野のみ(そら)の雲のあやしき色かな
裾野(すその)よりむらがり(おこ)白雲(しらくも)にくまなくわれは包まれにけり
いただきに雪ありながら何故(なにゆゑ)かわれは寒さの感じなく立つ
天教山いただきに立てば最奥の紫微(しび)の宮居にある心地(ここち)せり
ひさかたの高天(たかま)の原はこの山と思ふばかりの(すが)しさに居り
天津日はみ(そら)(てら)してわが立てる裾野の雲より昇りたまへり
木の花姫
つつしみて天津祝詞を宣りつれば忽然(こつぜん)としてあらはる姫神
われこそは富士の神山(みやま)守護神(まもりがみ)()(はな)(ひめ)よと(おごそ)かに()らす
木の花姫(しづ)かにわれに宣らすやう祈る言葉は惟神霊幸倍坐世
有難しかたじけなしと感謝しつ()神文(しんもん)をしきりに唱ふ
今までに(この)神文(しんもん)は宣りつれどかく(たふと)しとは思はずにゐし
何時(いつ)の間にか木の花姫は()の下にたたずみわれに合掌し玉ふ
つくづくとわが身を見ればいぶかしも黄金(こがね)の雲に包まれてをり
姫神(ひめがみ)の姿たちまち見えずなりてわが(たましひ)中空(ちうくう)をゆく
月照山
中空(ちうくう)(かけ)ると思ふ夢の()にたちまち月照山(げつせうざん)に着きをり
月照山(げつせうざん)饅頭(まんぢう)(がた)の山にして青葉のはざまに百花(ももばな)匂ふ
月照山(げつせうざん)立ちてし見れば天国のうるはしき山点点(てんてん)と並べる
目路(めぢ)の限り若葉のもゆる花の山(ふき)()る風の薫りよき真昼(まひる)
松の宮島
言霊別(ことたまわけ)神のみことのあらはれて(いはほ)の山にみちびきたまふ
岩の()に青くしげれる常磐木(ときはぎ)の色うるはしく風琴(ふうきん)()
目の下の谷間を見ればあをあをと真水(まみづ)(たた)ふる池(よこ)たはる
つくづくと池の(おもて)に目をやれば水にうかべる鴛鴦(おしどり)のむれ
並山(なみやま)(めぐ)らす池の(おも)きよく魚鱗(ぎよりん)の波は金色(こんぢき)にかがやふ
岩山(いはやま)をしづしづ(くだ)り池の()にわれたたずめばあやめの花(にほ)
汀辺(みぎはべ)五色(ごしき)のあやめの花(にほ)ふかげに(うか)べる水鳥(みづどり)めぐし
池の()に波紋たつやと見るうちにあらはれにけり島水底(みそこ)より
つぎつぎに大小の島()()でて池のおもてに荒波の立つ
よく見れば島ごと神の宮ありて小松のかげに輝きにけり
常磐木(ときはぎ)の松は見る見る伸びたちて島の(やしろ)もかくろひにけり
いづくよりか神の御舟(みふね)(うか)び出でて神人(しんじん)黄金(こがね)水棹(みさを)持たせる
竜宮城
神人(しんじん)御舟(みふね)を岸に漕ぎよせて招きたまへりわが(かた)を見て
招かれし(その)たまゆらにわれもまた御舟(みふね)の中の人となりをり
神人(しんじん)御舟(みふね)に乗せられ大いなる島の(みぎは)にわれ着きにけり
神人(しんじん)は舟を(みぎは)(つな)ぎおきてひらりと岸に飛び(あが)りませり
われもまた岸をよぢつつ松()ふる島根の磯に()せあがりたり
音楽の声さやさやにひびかひてこころ(すが)しく風かをる真昼
神人(しんじん)はわれに(むか)ひてこの島は竜宮城よと宣らせたまひぬ
木も草も黄金(こがね)の光(またた)きてわが目まぶしくうつぶしにけり
村肝(むらきも)のこころ長閑(のど)けく神島(かみじま)神舟(みふね)かしこし波畳(なみだたみ)のうへ
(ひさ)かたの空より(きよ)き神の声わが(たましひ)を引きつけたまへり
竜宮は宝の島と聞きつれど(わが)目に何も()らざりにけり

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