霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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再会開祖

インフォメーション
題名:再会開祖 著者:出口王仁三郎
ページ:206
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2024-10-31 04:40:00 OBC :B120200c26
(みや)(まへ)茶店(ちやみせ)にわれを待たせおきて様子さぐると四方(しかた)()でゆく
ややしばし待てば四方(しかた)()(きた)り都合はよしとわれを案内(あない)
出口開祖の内命をうけて四方(しかた)氏はわれを迎へに(きた)りしなりけり
金光(こんくわう)の教師信徒(しんと)に知らせじと四方(しかた)はいたく気をもみてをり
裏路(うらみち)をたどりたどりて裏町(うらまち)の開祖の(いほり)に午後三時つく
やうやくに先生(むか)へて帰りしと開祖の前に報告なしをり
四方(しかた)さん御苦労でした神様はお喜びよと開祖はほほ()
再会の挨拶のれば御開祖は御苦労様とほほ()み給へり
汗ぬぐひ砂糖水(さたうみづ)など呑みをれば駿河(するが)の師より電信(きた)
手つづきは全くすめり堂堂(だうだう)と道場開設あれとの電文
開祖の厳命
何人(なにびと)の密告せしか金光(こんくわう)足立(あだち)はふためき色かへて()
上田(うへだ)さんいらぬお世話といひながらろくな挨拶せずにふくれる
ふくれたる足立(あだち)(おも)のをかしさは(ふくろふ)みみづく(しの)ばれにけり
開祖さんこの正信(まさのぶ)をだしぬいて何故(なぜ)に上田を招いたかとなじる
平然と出口開祖はほほゑみつ大神様(おほかみさま)の命令と()らせり
出『香具師(やし)(やう)なやり方をする教会はこの神様はおきらひなさるで』
神様の御命令なら何事(なにごと)も私は喜び聞きますと宣らせり
出『今日からは上田先生と提携し神のお道を(ひら)きますぞえ』
出『(うしとら)金神(こんじん)(さま)をよう出さぬやうな教会はきらひですぞえ』
出『金神(こんじん)を表に出すとは(うそ)ばかり私をだしに教会(ひら)いて』
出『金光(こんくわう)松魚節(かつをぶし)にはなりません一力(いちりき)(ひら)大神様(おほかみさま)ぞえ』
正『お(なほ)さん時節をお待ちとあれ(ほど)に私がいふのがわかりませんか』
出『六年も私をだました教会にお世話になるのはやめにしました』
出『島原(しまばら)杉田(すぎた)がわしをだしにしてお前をよこした腹が見えてる』
出『神界がせけるで早く世に出せと大神様の御催促きびしい』
出『亀岡の大橋(おほはし)福知(ふくち)の青木さんもこの神さんをだしにしてゐる』
出『金光(こんくわう)の下を働くやうな神でないぞえ天地(てんち)の大神様よ』
正『今日(けふ)までも保護した私を水臭い上田なんかが(なに)知りますかい』
正『この(をとこ)ところに()れず山奥へうろついて来た風来者(ふうらいもの)です』
足立さん神のみむねにそむくかと言はれて(あたま)かきかきうつむく
神様が(わか)らにや明日(あす)から教会を出て下さいと開祖の厳命
()(かく)も考へますと言ひながら悄然(せうぜん)として足立は()でゆく
協議会
本宮(ほんぐう)の金光教会は足立(あだち)氏の召集により世話(かた)あつまる
足立氏は虚実こもごもとりまぜて()退(しりぞ)くる協議会(ひら)
協議会に招かれ四方(しかた)平蔵(へいざう)氏もその一人(いちにん)に加はりて居り
四方平蔵同じく与平(よへい)伊左衛門(いざゑもん)村上(むらかみ)竹村(たけむら)謀議をこらせり
正信(まさのぶ)四方(しかた)にむかひ無断にて風来者(ふうらいもの)を招いたとせむる
平『神様の命令かしこみはるばると上田先生をお迎へしたのだ』
この(やう)な話は聞き()くござらぬと四方(しかた)氏席を()つて帰れり
四方(しかた)氏は協議の有様(ありさま)つばらかに開祖の前に陳述なしをり
出『四方(しかた)さん私は上田先生と一緒に神道(しんたう)(ひら)きますぞえ』
開祖様御尤(ごもつと)もですと四方(しかた)氏は肩ぴりつかせ雄猛(をたけ)びしてをり
教会に招かれ集ひし世話方(せわかた)はつぎつぎ開祖の(たく)にあつまる
皆様は金光教会のお世話方(せわかた)私は一人でたてると宣らせり
開祖様の仰有(おつしや)る通り神様のお言葉通り従ふと誓ふ
世話(がかり)信者のこらず教会を捨てて開祖の(めい)にしたがふ
世話方(せわかた)は足立を帰せほり出せと反対運動の烽火(のろし)をあげる
六年も私をだました足立さんに()んでほしいと開祖のお言葉
足立氏の味方となるは竹村(たけむら)塩見(しほみ)四方(しかた)わづかに三人
○余白に
こもりゐて天上地上のことごとをつぶさに知れる久延彦(くへびこ)あはれ
宣り直し見直す(すべ)もつきはてて神のいでます時とはなりぬ
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