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インフォメーション
種類:
大本神諭
年月日:
1916(大正5)年6月14日(旧5月14日)
神霊界掲載号:
大正6年10月1日号(第52号) 1頁
神霊界八幡書店復刻版:
第1巻 413頁
七巻本:
第2巻 173頁
五巻本:
未調査
三五神諭:
なし
東洋文庫天の巻:
なし
東洋文庫火の巻:
143頁
連合会水の巻:
なし
大本史料集成:
未調査
庶民生活史料集成:
54頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2017-08-08 21:05:50
OBC :
os063
001
昔
(
むかし
)
の
根本
(
もと
)
の
初
(
はじま
)
りのミロク
様
(
さま
)
が、
002
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
の
御先祖様
(
ごせんぞさま
)
であるぞよ。
003
斯世
(
このよ
)
が
一平
(
いったい
)
らに
泥海
(
どろうみ
)
の
折
(
おり
)
からの
事
(
こと
)
を、
004
直々
(
ぢきぢき
)
の
御血筋
(
おちすじ
)
の、
005
変性男子
(
へんじょうなんし
)
に
書
(
かか
)
せるぞよ。
006
斯世
(
このよ
)
の
御先祖
(
ごせんぞさま
)
さまが、
007
地
(
ち
)
の
泥海
(
どろうみ
)
の
中
(
なか
)
に
御出来
(
おでき
)
なされたなり、
008
霊能大神
(
ひのおおかみ
)
どのも
同
(
おな
)
じ
泥海
(
どろうみ
)
の
中
(
なか
)
で
御出来
(
おでき
)
為
(
な
)
されたのであるぞよ。
009
口
(
くち
)
や
書
(
て
)
では
早
(
はや
)
いなれど、
010
中々
(
なかなか
)
の
永
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
の
事
(
こと
)
であるぞよ。
011
それから
直
(
じき
)
の
御血統
(
おちすじ
)
を
御戴
(
おいただ
)
き
成
(
な
)
されて、
012
地
(
ち
)
の
世界
(
せかい
)
を
創造
(
こしらへ
)
なさるまでの、
013
独身
(
ひとりみ
)
での
永
(
なが
)
い
御艱難
(
ごかんなん
)
と
申
(
もう
)
すものは、
014
如何
(
どのゐ
)
にも
解
(
わか
)
る
事
(
こと
)
では
無
(
な
)
い、
015
人民
(
じんみん
)
では
到底
(
とうてい
)
見当
(
けんとう
)
は
取
(
と
)
れは
致
(
いた
)
さんぞよ。
016
地
(
ち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
を
直
(
じき
)
の
御血統
(
おちすじ
)
に
成
(
な
)
されたのは、
017
限
(
かぎ
)
り
無
(
な
)
い
末代
(
まつだい
)
の
世
(
よ
)
を
持
(
も
)
たす
為
(
ため
)
に、
018
地
(
ち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
の
霊魂
(
みたま
)
が
大国常立尊
(
おおくにとこたちのみこと
)
の
身魂
(
みたま
)
の
性来
(
せうらい
)
であるから、
019
如何
(
どう
)
いたしても
余
(
あま
)
り
強
(
ひど
)
い
霊魂
(
みたま
)
で
在
(
あ
)
るから、
020
此
(
こ
)
の
霊魂
(
みたま
)
がありたら
叶
(
かな
)
はんと
申
(
もう
)
して、
021
皆
(
みな
)
の
神々
(
かみがみ
)
が
同意
(
どうい
)
いたして、
022
無
(
のう
)
に
致
(
いた
)
さうと
思
(
おも
)
ふても、
023
煮
(
に
)
ても
焼
(
やい
)
てもタタキ
潰
(
つぶ
)
しても
引裂
(
ひっさ
)
いても、
024
誰
(
だれ
)
の
手
(
て
)
にも
合
(
あ
)
はん
神
(
かみ
)
であるから、
025
天
(
てん
)
のミロク
様
(
さま
)
が
夫々
(
それぞれ
)
の
霊魂
(
みたま
)
を
拵
(
こしら
)
へて
御出
(
おい
)
でますので
在
(
あ
)
るから、
026
普通
(
ひととおり
)
の
後世
(
あと
)
から
出来
(
でき
)
た
霊魂
(
みたま
)
が、
027
何程
(
なんぼ
)
力
(
ちから
)
の
在
(
あ
)
る
神
(
かみ
)
でも
後世
(
あと
)
で、
028
出来
(
でき
)
た
神
(
かみ
)
は
矢張
(
やっぱ
)
り
枝神
(
えだ
)
であるから、
029
枝
(
えだ
)
は
枝
(
えだ
)
の
様
(
よう
)
に
余
(
あま
)
り、
030
覇張
(
はば
)
らんやうに
致
(
いた
)
して、
031
我
(
われ
)
の
霊魂
(
みたま
)
の
性来
(
しょうらい
)
の
事
(
こと
)
を
為
(
し
)
て
居
(
お
)
りたら、
032
斯世
(
このよ
)
は
穏
(
おだや
)
かに
世
(
よ
)
が
治
(
をさ
)
まりて
行
(
い
)
けるなれど、
033
霊魂
(
みたま
)
の
性来
(
しょうらい
)
の
悪
(
わる
)
いのが
呉
(
く
)
れて
行
(
い
)
きよると、
034
悪
(
わる
)
い
謀反
(
むほん
)
が
元
(
もと
)
からの
性来
(
しょうらい
)
が
可
(
い
)
かんのであるぞよ。
035
見苦
(
みぐる
)
しい
性来
(
しょうらい
)
の
欲
(
よく
)
の
深
(
ふか
)
い
身魂
(
みたま
)
も、
036
同
(
おな
)
じ
泥海
(
どろうみ
)
の
中
(
なか
)
に
居
(
お
)
りた
折
(
おり
)
に、
037
腹
(
はら
)
の
中
(
なか
)
が
能
(
よ
)
く
見透
(
みすか
)
して
在
(
あ
)
りての、
038
今
(
いま
)
の
大変
(
たいもう
)
な、
039
何彼
(
なにか
)
の
世界
(
せかい
)
の
難渋
(
なんじゅう
)
であるぞよ。
040
初発
(
しょっぱつ
)
からの
事
(
こと
)
が
一度
(
いちど
)
に
続
(
つづ
)
いては
書
(
か
)
けんぞよ。
041
余
(
あま
)
り
永
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
の
事
(
こと
)
であるから、
042
筆先
(
ふでさき
)
のチット
暇
(
ひま
)
な
折
(
おり
)
に、
043
変生男子
(
へんじょうなんし
)
の
手
(
て
)
で
大国常立尊
(
おおくにとこたちのみこと
)
が
皆
(
みな
)
書
(
か
)
くので
在
(
あ
)
るから、
044
合間
(
あいま
)
に
書
(
かい
)
ておかねば
成
(
な
)
らん、
045
古
(
ふる
)
き
世
(
よ
)
の
初発
(
しょっぱつ
)
の
事柄
(
ことがら
)
を、
046
末代
(
まつだい
)
残
(
のこ
)
す
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立変
(
たてかえ
)
の
折
(
おり
)
の、
047
初発
(
しょっぱつ
)
から
書
(
か
)
いて
在
(
あ
)
ること、
048
毛筋
(
けすじ
)
も
違
(
ちが
)
いは
致
(
いた
)
さんぞよ。
049
大出口直
(
おおでぐちなお
)
には
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
からのやうに
思
(
おも
)
ふて
居
(
お
)
るなれど、
050
直
(
なお
)
の
霊魂
(
みたま
)
は
此方
(
このほう
)
の
霊魂
(
みたま
)
が
這入
(
はい
)
りて
居
(
お
)
りて、
051
半分
(
はんぶん
)
の
霊魂
(
みたま
)
が
天照大神
(
みろくさま
)
のお
妹御
(
いもうとご
)
にして
在
(
あ
)
りて。
052
死変
(
しにかは
)
り
生
(
い
)
き
代
(
かわ
)
り
苦労艱難
(
くろうかんなん
)
悔
(
くや
)
し
残念
(
ざんねん
)
を
今
(
いま
)
に
致
(
いた
)
して
居
(
お
)
る
身魂
(
みたま
)
であるぞよ。
053
直
(
なお
)
に二十五
年
(
ねん
)
から
此方
(
このほう
)
が
守護
(
しゅご
)
致
(
いた
)
したやうに、
054
皆
(
みな
)
のものが
思
(
おも
)
ふて
居
(
お
)
るなれど、
055
産
(
う
)
ぶから
守護
(
しゅご
)
して
居
(
お
)
りたのじゃぞよ。
056
昔
(
むかし
)
からの
霊魂
(
みたま
)
の
因縁
(
いんねん
)
、
057
性来
(
しょうらい
)
の
判
(
わか
)
る
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て、
058
昔
(
むかし
)
から
解
(
わか
)
らなんだ
事
(
こと
)
が、
059
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
事
(
こと
)
から
往
(
ゆ
)
く
末
(
すえ
)
の
事
(
こと
)
の、
060
明白
(
ありやか
)
に
解
(
わか
)
る
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て、
061
昔
(
むかし
)
から
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
を
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
から
知
(
し
)
らせるぞよ。
062
天照大神月読神
(
みろくさま
)
の
御出
(
おで
)
ましに
御成
(
おなり
)
なさるに
就
(
つい
)
て、
063
大国常立尊
(
おおくにとこたちのみこと
)
が
現
(
あら
)
はれるなり、
064
大国常立尊
(
おおくにとこたちのみこと
)
が
現
(
あら
)
はれると、
065
音姫殿
(
おとひめどの
)
は
次
(
つ
)
ぎに
結構
(
けっこう
)
な
大望
(
たいもう
)
な
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
て、
066
音姫殿
(
おとひめどの
)
の
御宝
(
おたから
)
を
上
(
あ
)
げて、
067
新
(
さら
)
つの
金銀
(
きんぎん
)
を
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
に、
068
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかえ
)
を
致
(
いた
)
して、
069
何
(
なに
)
も
新
(
さら
)
つに
成
(
な
)
るのであるから、
070
乙姫殿
(
おとひめどの
)
の
御財宝
(
おんたから
)
を
綾部
(
あやべ
)
の
大元
(
おおもと
)
へ
持運
(
もちはこ
)
びて、
071
新
(
さら
)
つの
金銀
(
きんぎん
)
を
吹
(
ふ
)
く
準備
(
じゅんび
)
を
致
(
いた
)
さな
成
(
な
)
らんから、
072
立替
(
たてかえ
)
の
中
(
なか
)
で
後
(
あと
)
の
立直
(
たてなほ
)
しの
大事
(
だいじ
)
の
乙姫
(
おとひめ
)
どのの
御宝
(
おたから
)
に
光
(
ひか
)
りを
出
(
だ
)
して、
073
変生男子
(
へんじょうなんし
)
の
霊魂
(
みたま
)
と、
074
大国常立尊
(
おおくにとこたちのみこと
)
の
霊魂
(
みたま
)
とが
一
(
ひと
)
つに
成
(
な
)
りて、
075
その
御宝
(
おたから
)
は
畏
(
おそ
)
れ
多
(
おお
)
くも
天照皇大神宮殿
(
てんしょうこうだいじんぐうどの
)
と
玉水
(
たますい
)
の
乙姫
(
おとひめ
)
どのとお
両方
(
ふたかた
)
が、
076
○○の
大神
(
おおかみ
)
と
現
(
あら
)
はれて、
077
御受取
(
おうけとり
)
申
(
もう
)
して
在
(
あ
)
るのじゃぞよ。
078
経綸
(
しぐみ
)
通
(
どほ
)
りに
準備
(
じゅんび
)
が
立
(
た
)
ちて
居
(
お
)
るなれど、
079
肝腎
(
かんじん
)
の
大国常立尊
(
おおくにとこたちのみこと
)
が、
080
未
(
ま
)
だスックリと
御夫婦
(
ごふうふ
)
が
御揃
(
おそろ
)
ひに
成
(
な
)
りて
御出
(
おいで
)
んから、
081
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
延
(
の
)
びたぞよ。
082
延
(
の
)
びた
丈
(
だ
)
けは
世界
(
せかい
)
の
事
(
こと
)
が、
083
何事
(
なにごと
)
も
善
(
よ
)
い
事
(
こと
)
も
厭
(
いや
)
な
事
(
こと
)
も、
084
何
(
なに
)
も
一度
(
いちど
)
に
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
て、
085
世界
(
せかい
)
には
上
(
あが
)
り
下
(
お
)
りで
混雑
(
こんざつ
)
に
成
(
な
)
ると
申
(
もう
)
して、
086
毎度
(
まいど
)
行
(
い
)
く
先
(
さき
)
に
気
(
き
)
が
付
(
つ
)
けてあるぞよ。
087
ここまでに
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けておいたら、
088
是
(
これ
)
に
落度
(
おちど
)
はヨモヤ
在
(
あ
)
るまい、
089
念
(
ねん
)
に
念
(
ねん
)
が
充分
(
じゅうぶん
)
押
(
お
)
して
在
(
あ
)
るぞよ。
090
立替
(
たてかえ
)
が
十年
(
じゅうねん
)
あまりて
延
(
の
)
びたから、
091
立替
(
たてかえ
)
が
在
(
あ
)
りたら
厳
(
きび
)
しきから、
092
今
(
いま
)
に
知
(
し
)
らして
居
(
お
)
るのに
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
左程
(
さほど
)
に
思
(
おも
)
ふて
居
(
お
)
らんが、
093
一度
(
いちど
)
に
何
(
なに
)
も
在
(
あ
)
り
出
(
だ
)
したら、
094
何
(
ど
)
うにも
其処
(
そこ
)
へ
成
(
な
)
りてから、
095
何程
(
なにほど
)
天地
(
てんち
)
へ
御謝罪
(
おわび
)
を
申
(
もう
)
しても、
096
天地
(
てんち
)
の
神
(
かみ
)
は
其
(
そ
)
んな
事
(
こと
)
にかかりては
居
(
お
)
れんから、
097
今
(
いま
)
の
内
(
うち
)
に
出
(
で
)
て
来
(
こ
)
いとアリアリ
申
(
もう
)
して
知
(
し
)
らしても、
098
ソンナ
事
(
こと
)
は
何時
(
いつ
)
も
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
じゃと
思
(
おも
)
ふて、
099
気楽
(
きらく
)
に
思
(
おも
)
ふて
居
(
お
)
るから、
100
又
(
ま
)
た
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
け
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
け
致
(
いた
)
したなれど、
101
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
余
(
あま
)
り
悪胴
(
わるどう
)
が
据
(
すわ
)
りて
居
(
お
)
るから、
102
実地
(
じっち
)
の
神
(
かみ
)
も
閉口
(
へいこう
)
であるぞよ。
103
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
には
神
(
かみ
)
の
神力
(
しんりき
)
を
渡
(
わた
)
す
人民
(
じんみん
)
は
稀
(
まれ
)
であるが、
104
何程
(
なんぼ
)
でも
神
(
かみ
)
は
神力
(
しんりき
)
は
与
(
や
)
るなれど、
105
貰
(
もろ
)
ふた
神力
(
しんりき
)
の
光
(
ひか
)
りを
能
(
よ
)
う
出
(
だ
)
さんから、
106
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
心
(
こころ
)
が
神
(
かみ
)
とは
反対
(
はんたい
)
であるから
神徳
(
しんとく
)
は
今度
(
こんど
)
は
何程
(
なんぼ
)
でも
渡
(
わた
)
すなれど、
107
神徳
(
しんとく
)
を
持切
(
もちきり
)
にはして
貰
(
もら
)
えんから、
108
貰
(
もろ
)
ふた
神徳
(
しんとく
)
には
光
(
ひか
)
りを
出
(
だ
)
して
貰
(
もら
)
はんと、
109
昔
(
むかし
)
の
初
(
はじま
)
りの
事
(
こと
)
から、
110
世界中
(
せかいじゅう
)
を
尋
(
たず
)
ねても
世界中
(
せかいじゅう
)
には
解
(
わか
)
らん
事
(
こと
)
の、
111
誰
(
だれ
)
も
能
(
よ
)
うせん
事
(
こと
)
の
判
(
わか
)
る、
112
世界
(
せかい
)
の
大本
(
おほもと
)
であるから、
113
今
(
いま
)
では
未
(
ま
)
だ
誠
(
まこと
)
に
致
(
いた
)
さんなれど、
114
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
変生男子
(
へんじょうなんし
)
の
書
(
か
)
く
筆先
(
ふでさき
)
は、
115
昔
(
むかし
)
からの
実地
(
じっち
)
の
仕組
(
しぐみ
)
の
筆先
(
ふでさき
)
であるから、
116
世界中
(
せかいじゅう
)
が
其通
(
そのとお
)
りに
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
117
気
(
け
)
も
無
(
な
)
い
内
(
うち
)
に
知
(
し
)
らしてあるやうに、
118
世界
(
せかい
)
が
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
119
何事
(
なにごと
)
も
筆先
(
ふでさき
)
に
書
(
か
)
いてあるが、
120
未申
(
ひつじさる
)
の
金神
(
こんじん
)
の
身魂
(
みたま
)
は
改心
(
かいしん
)
の
出来
(
でき
)
難
(
にく
)
い
性来
(
しょうらい
)
であるから、
121
物
(
もの
)
が
遅
(
おそ
)
く
成
(
な
)
りたのであるから、
122
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
を
素直
(
すなほ
)
に
致
(
いた
)
したら
物
(
もの
)
が
速
(
はよ
)
うなりて、
123
世界
(
せかい
)
が
速
(
はや
)
く
善
(
よ
)
く
成
(
な
)
ると
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
が、
124
筆先
(
ふでさき
)
で
気
(
き
)
が
付
(
つ
)
けて
在
(
あ
)
ろうがな。
125
坤
(
ひつじさる
)
の
金神
(
こんじん
)
が
改心
(
かいしん
)
が
遅
(
おそ
)
かりただけ、
126
物
(
もの
)
が
遅
(
おそ
)
く
成
(
な
)
ると
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
が、
127
筆先
(
ふでさき
)
で
知
(
し
)
らしてあるが、
128
坤
(
ひつじさる
)
の
金神
(
こんじん
)
申
(
もう
)
すやうに
致
(
いた
)
せば、
129
余程
(
よほど
)
物
(
もの
)
が
速
(
はや
)
く
成
(
な
)
るのに、
130
一段
(
いちだん
)
遅
(
おく
)
れると
大変
(
たいへん
)
に
何
(
なに
)
も
遅
(
おく
)
れるから、
131
申
(
もう
)
すやうに
皆
(
みな
)
が
致
(
いた
)
されよ。
132
龍宮
(
りゅうぐう
)
の
乙姫殿
(
おとひめどの
)
が、
133
初発
(
しょっぱつ
)
の
結構
(
けっこう
)
な
大望
(
たいもう
)
な
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
て、
134
世界中
(
せかいじゅう
)
の
立直
(
たてなほ
)
しの
御用
(
ごよう
)
なさるのも、
135
皆
(
みな
)
心一
(
こころひと
)
つの
持方
(
もちかた
)
であるぞよ。
136
善
(
よ
)
い
御用
(
ごよう
)
の
出来
(
でき
)
るのも、
137
イヤな
事
(
こと
)
の
出来
(
でき
)
るのも、
138
是
(
これ
)
までに
形
(
かた
)
の
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
であるぞよ。
139
昔
(
むかし
)
の
元
(
もと
)
の
天地
(
てんち
)
の
古
(
ふる
)
き
大神
(
おおかみ
)
は、
140
皆
(
みな
)
仏事
(
ぶつじ
)
に
化
(
な
)
りて
守護
(
しゅご
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
お
)
りたぞよ。
141
仏事
(
ぶつじ
)
と
学
(
がく
)
の
世
(
よ
)
の
了
(
しま
)
いとなりて
来
(
き
)
たから、
142
悪
(
あく
)
では
地
(
ち
)
の
世界
(
せかい
)
のお
土
(
つち
)
の
上
(
うへ
)
では、
143
一足
(
ひとあし
)
も
前
(
さき
)
へ
行
(
い
)
く
事
(
こと
)
も、
144
後
(
あと
)
へ
戻
(
もど
)
ることも
出来
(
でき
)
んやうの
時節
(
じせつ
)
が
廻
(
まわ
)
りて
来
(
き
)
たぞよ。
145
天地
(
てんち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
を
斯世
(
このよ
)
には
無
(
な
)
い
如
(
や
)
うに
致
(
いた
)
してをいて、
146
斯
(
こ
)
んな
良
(
よ
)
い
世
(
よ
)
は
無
(
な
)
いと
申
(
もう
)
して、
147
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
お
)
れる
方
(
ほう
)
の
神
(
かみ
)
の
御歓
(
およろ
)
こびで、
148
茲
(
ここ
)
までは
好
(
す
)
き
寸法
(
すっぽう
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
で、
149
我良
(
われよ
)
しで、
150
悪賢
(
わるがしこ
)
ひ
守護神
(
しゅごじん
)
が
上
(
うへ
)
へ
上
(
あが
)
りて、
151
下
(
しも
)
の
事
(
こと
)
に
眼
(
め
)
の
着
(
つ
)
く
如
(
や
)
うな
優
(
やさ
)
しひ
身魂
(
みたま
)
は
無
(
な
)
い
如
(
や
)
うに、
152
悪
(
あく
)
で
搦
(
から
)
みて
了
(
しも
)
ふて
居
(
お
)
るから、
153
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
建替
(
たてかえ
)
を
致
(
いた
)
すには、
154
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
に
暇
(
ひま
)
も
要
(
い
)
るし、
155
骨
(
ほね
)
の
折
(
お
)
れる
事
(
こと
)
であるが、
156
其筈
(
そのはず
)
じゃ。
157
解
(
わか
)
りた
身魂
(
みたま
)
が
毫
(
ちっ
)
ともないから、
158
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
の
今
(
いま
)
の
難渋
(
なんじゅう
)
、
159
これから
善
(
ぜん
)
の
根本
(
もと
)
の
活神
(
いきがみ
)
が
皆
(
みな
)
揃
(
そろ
)
ふて
御活動
(
おはたらき
)
に
成
(
な
)
るから、
160
始
(
はじま
)
りたら
何事
(
なにごと
)
もバタバタと
埒
(
らち
)
が
付
(
つ
)
くぞよ。
161
斯世
(
このよ
)
へ
出
(
で
)
て
居
(
お
)
れる
神
(
かみ
)
の
精神
(
せいしん
)
が
悪
(
わる
)
いから、
162
世界中
(
せかいじゅう
)
の
何
(
なに
)
も
知
(
し
)
らん
人民
(
じんみん
)
が、
163
知
(
し
)
らず
知
(
し
)
らずに
悪魔
(
あくま
)
に
成
(
な
)
りて、
164
此
(
この
)
状態
(
なり
)
で
世
(
よ
)
の
建替
(
たてかえ
)
を
致
(
いた
)
さずにおいたら、
165
日
(
ひ
)
に
増
(
ま
)
しに
斯世
(
このよ
)
の
人民
(
じんみん
)
が、
166
鬼
(
おに
)
と
悪蛇
(
あくじゃ
)
と
悪魔
(
あくま
)
斗
(
ばかり
)
りに
皆
(
みな
)
成
(
な
)
りて
了
(
しも
)
ふて、
167
身魂
(
みたま
)
がヂリヂリ
減
(
へ
)
りに
人
(
ひと
)
が
無
(
な
)
くなるぞよ。
168
残
(
のこ
)
りて
居
(
お
)
る
人民
(
じんみん
)
も、
169
何
(
ど
)
う
仕
(
し
)
やうにも
仕様
(
しよう
)
の
無
(
な
)
い
如
(
や
)
うになりて、
170
人民
(
じんみん
)
を
共喰
(
ともぐい
)
に
致
(
いた
)
すやうに
成
(
な
)
りて、
171
それはイヤラしい
世
(
よ
)
になりて、
172
斯世
(
このよ
)
が
一旦
(
いったん
)
絶滅
(
たえ
)
て
了
(
しま
)
ふぞよ。
173
是
(
これ
)
までとは、
174
モ
一
(
ひと
)
つ
叶
(
かな
)
はん
世
(
よ
)
に
成
(
な
)
りて、
175
一日
(
いちにち
)
増
(
まし
)
に
霊魂
(
みたま
)
が
無
(
な
)
い
如
(
や
)
うに
成
(
な
)
りて
了
(
しま
)
ふ
処
(
ところ
)
までの
事
(
こと
)
が
判
(
わか
)
りて
居
(
お
)
るから、
176
日本
(
にほん
)
の
根本
(
もと
)
の
天
(
てん
)
の
御先祖様
(
ごせんぞさま
)
が
撞能大神様
(
つきのおおかみさま
)
であるのに、
177
粗末
(
そまつ
)
な
事
(
こと
)
に
為
(
し
)
てをいて、
178
枝
(
えだ
)
の
神
(
かみ
)
やら、
179
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
へ
渡
(
わた
)
りては
来
(
こ
)
られん、
180
外国
(
がいこく
)
へ
上
(
あ
)
げてある
国悪
(
こくあく
)
の
向
(
むこ
)
ふの
先祖
(
せんぞ
)
が、
181
日本
(
にほん
)
の
御系統
(
おちすじ
)
を
巧
(
うま
)
い
事
(
こと
)
に
抱
(
だ
)
き
込
(
こ
)
みて、
182
学
(
がく
)
で
日本魂
(
やまとだましい
)
を
曳
(
ひき
)
抜
(
ぬ
)
きて
了
(
しも
)
ふて、
183
日本
(
にほん
)
の
神徳
(
しんとく
)
の
無
(
な
)
いやうに、
184
元
(
もと
)
からの
国悪
(
こくあく
)
の
仕組
(
しぐみ
)
通
(
どほ
)
りに、
185
トントン
拍子
(
びょうし
)
に
爰
(
ここ
)
までは
面白
(
おもしろ
)
いほど
昇
(
のぼ
)
れて
来
(
き
)
たのが、
186
九分九厘
(
くぶくりん
)
で
悪
(
あく
)
の
輪
(
りん
)
止
(
どま
)
りと
成
(
な
)
りて、
187
悪
(
あく
)
の
霊
(
れい
)
が
一寸
(
ちょっと
)
も
利
(
き
)
かんやうに、
188
善
(
ぜん
)
一筋
(
ひとすじ
)
のミロク
様
(
さま
)
の
根本
(
もと
)
の
良
(
よ
)
い
世
(
よ
)
に
戻
(
もど
)
るのであるから、
189
此先
(
このさ
)
きは
元
(
もと
)
の「いろは」
四十八文字
(
しじゅうはちもじ
)
の
身魂
(
みたま
)
で、
190
世界中
(
せかいじゅう
)
を
通用
(
つうよう
)
いたさすぞよ。
191
今度
(
こんど
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかえ
)
で、
192
末代
(
まつだい
)
の
世
(
よ
)
の
持方
(
もちかた
)
が
規
(
きま
)
るのは、
193
永
(
なが
)
らくの
間
(
あいだ
)
の
御苦労
(
ごくろう
)
をなされて、
194
此
(
この
)
世界
(
せかい
)
を
御拵
(
おこしら
)
へなされたミロク
様
(
さま
)
を、
195
茲
(
ここ
)
までに
何
(
ど
)
うでも
可
(
よ
)
いといふ
如
(
や
)
うな、
196
待遇
(
あしらい
)
を
致
(
いた
)
して
在
(
あ
)
りた
悪神
(
わるがみ
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
を、
197
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から
全部
(
さっぱり
)
顕
(
あら
)
はしてあるから、
198
悪
(
あく
)
の
方
(
ほう
)
からの
言訳
(
いひわけ
)
は
出来
(
でき
)
よまいがな。
199
悪
(
わ
)
るかったと
気
(
き
)
が
付
(
つ
)
いて
来
(
き
)
て、
200
天地
(
てんち
)
へ
御詫
(
おわび
)
を
致
(
いた
)
さんと、
201
許
(
ゆる
)
して
遣
(
や
)
るといふ
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
んから、
202
気
(
き
)
の
付
(
つ
)
いた
守護神
(
しゅごじん
)
から
御詫
(
おわび
)
をいたされよ。
203
いつ
何時
(
なんどき
)
に
手
(
て
)
の
平
(
ひら
)
が
覆
(
かへ
)
る
判
(
わか
)
らんぞよ。
204
手
(
て
)
の
掌
(
ひら
)
がかへりたら、
205
何
(
な
)
んどころじゃ
無
(
な
)
いぞよ。
206
世界中
(
せかいじゅう
)
の
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
一所
(
いっしょ
)
に
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るから、
207
其
(
そ
)
んな
事
(
こと
)
に
掛
(
かか
)
りては
居
(
お
)
れんから、
208
是
(
これ
)
までに
度々
(
たびたび
)
気
(
き
)
が
付
(
つ
)
けて
在
(
あ
)
りたなれど、
209
気
(
き
)
が
付
(
つ
)
いて
御詫
(
おわび
)
に
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
た
守護神
(
しゅごじん
)
が、
210
今
(
いま
)
にないぞよ。
211
何事
(
なにごと
)
も
天地
(
てんち
)
へ
御詫
(
おわび
)
を
一旦
(
いったん
)
は
致
(
いた
)
さん
事
(
こと
)
には、
212
此先
(
このさき
)
は
是
(
これ
)
までの
世
(
よ
)
の
持方
(
もちかた
)
がサッパリ
代
(
かわ
)
るので
在
(
あ
)
るから、
213
新
(
さら
)
つの
世
(
よ
)
に
成
(
な
)
るから、
214
今迄
(
いままで
)
の
心
(
こころ
)
では
誰
(
だれ
)
も
相手
(
あいて
)
に
成
(
な
)
りて
貰
(
もら
)
えん
風来者
(
ふうらいもの
)
となるぞよ。
215
是
(
これ
)
までの
様
(
よう
)
な
鼻高
(
はなだか
)
で
居
(
お
)
ると、
216
皆
(
みな
)
風来者
(
ふうらいもの
)
となるぞよ。
217
外国
(
がいこく
)
から
渡
(
わた
)
りて
来
(
き
)
た
守護神
(
しゅごじん
)
は、
218
一日
(
いちにち
)
も
速
(
はよ
)
う
我国
(
わがくに
)
へ
帰
(
かえ
)
りて、
219
居所
(
ところ
)
の
事
(
こと
)
をいたすが
宜
(
よ
)
いぞよ。
220
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
は
日本
(
にほん
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
に
為
(
し
)
て
了
(
しま
)
ふぞよ。
221
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
は
本
(
もと
)
が
霊
(
ひ
)
の
元
(
もと
)
であるから、
222
霊
(
ひ
)
の
主
(
もと
)
の
見習
(
みなら
)
ひを
致
(
いた
)
して、
223
元
(
もと
)
の
誠
(
まこと
)
の
行方
(
やりかた
)
に
皆
(
みな
)
代
(
か
)
えさすのであるから、
224
今
(
いま
)
までとは
天地
(
てんち
)
の
変
(
かは
)
りに
成
(
な
)
るぞよ。
225
変
(
かは
)
りかけたら
速
(
はや
)
いから、
226
是
(
これ
)
までのやうに
思
(
おも
)
ふて
居
(
お
)
ると、
227
後廻
(
あとまわし
)
に
成
(
な
)
りては
約
(
つま
)
らんから、
228
改心
(
かいしん
)
改心
(
かいしん
)
と
一点張
(
いってんば
)
りに
申
(
もう
)
して、
229
同
(
おな
)
じ
如
(
や
)
うな
事
(
こと
)
を
毎度
(
まいど
)
書
(
か
)
かしたが、
230
何彼
(
なにか
)
の
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りたから、
231
改心
(
かいしん
)
為勝
(
しがち
)
、
232
利益
(
りやく
)
を
取勝
(
とりがち
)
になるぞよ。
233
何
(
なに
)
も
一度
(
いちど
)
に
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
て、
234
忙
(
せわ
)
しう
成
(
な
)
ると
申
(
もう
)
してあるぞよ。
235
是
(
この
)
さきは
日本
(
にほん
)
の
内
(
うち
)
に
出来
(
でき
)
た
身魂
(
みたま
)
は、
236
善一
(
ぜんひと
)
つに
立復
(
たちかえ
)
りたら、
237
夫々
(
それぞれ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
命令
(
めいれい
)
を
下
(
さ
)
げて
遣
(
や
)
るなれど、
238
毛筋
(
けすじ
)
の
横幅
(
よこはば
)
でも
悪
(
あく
)
の
性来
(
しょうらい
)
の
混
(
まぜ
)
りた
身魂
(
みたま
)
は、
239
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
には
置
(
お
)
かん
規則
(
きそく
)
に
制定
(
きまり
)
たから、
240
是迄
(
これまで
)
の
心
(
こころ
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
は
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
には
居
(
お
)
れんぞよ。
241
善一
(
ぜんひと
)
つの
誠
(
まこと
)
の
道
(
みち
)
の、
242
天地
(
てんち
)
の
御恩
(
ごおん
)
の
判
(
わか
)
る
守護神
(
しゅごじん
)
から、
243
善
(
よ
)
くしてやるから、
244
善
(
ぜん
)
の
御道
(
おんみち
)
へ
乗替
(
のりかへ
)
れば
此先
(
このさき
)
は
嬉
(
うれ
)
し
嬉
(
うれ
)
しの
生
(
い
)
き
花
(
ばな
)
が
咲
(
さい
)
て、
245
末代
(
まつだい
)
萎
(
しほ
)
れぬ
活花
(
いきばな
)
の
咲
(
さ
)
く、
246
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
に
成
(
な
)
る、
247
尊
(
とうと
)
い
所
(
ところ
)
であるから、
248
早
(
はよ
)
う
改心
(
かいしん
)
を
致
(
いた
)
した
身魂
(
みたま
)
から
宜
(
よ
)
くしてやるぞよ。
249
身魂
(
みたま
)
身魂
(
みたま
)
に
出来
(
でき
)
る
事
(
こと
)
をさせて
貰
(
もろ
)
ふて、
250
善
(
ぜん
)
と
悪
(
あく
)
との
立分
(
たてわ
)
けが
在
(
あ
)
るから、
251
早
(
はよ
)
う
善
(
ぜん
)
へ
立復
(
たちかえ
)
る
身魂
(
みたま
)
から
宜
(
よ
)
く
致
(
いた
)
して、
252
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかえ
)
の、
253
初発
(
しょっぱつ
)
の
誠
(
まこと
)
の
御用
(
ごよう
)
に
使
(
つか
)
ふぞよ。
254
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかえ
)
を
致
(
いた
)
す
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
御用
(
ごよう
)
は、
255
普通
(
ひととおり
)
の
誠
(
まこと
)
正直
(
しょうじき
)
の
身魂
(
みたま
)
では、
256
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
はんと
申
(
もう
)
して
在
(
あ
)
るぞよ。
257
産
(
う
)
ぶの
心
(
こころ
)
の
身魂
(
みたま
)
で
無
(
な
)
いと、
258
昔
(
むかし
)
の
元
(
もと
)
へ
立替
(
たてかえ
)
る
天地
(
てんち
)
の
御用
(
ごよう
)
であるから、
259
末代
(
まつだい
)
肉体
(
にくたい
)
の
其儘
(
そのまま
)
で
居
(
お
)
る
活神
(
いきがみ
)
が
出
(
で
)
て
活動
(
はたら
)
かねば、
260
霊魂
(
みたま
)
ばかりの
神
(
かみ
)
では
到底
(
とうてい
)
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
はんぞよ。
261
天
(
てん
)
の
大神様
(
おおかみさま
)
の
御指図
(
おさしず
)
で、
262
地
(
ち
)
の
大国常立尊
(
おおくにとこたちのみこと
)
が
命令
(
めいれい
)
を
下
(
さ
)
げて
使
(
つか
)
ふから、
263
鎮
(
しず
)
まりて
発根
(
ほつごん
)
の
胴
(
どう
)
を
据
(
す
)
えて
居
(
お
)
らんと、
264
ポカついては
何
(
なに
)
も
出来
(
でき
)
んぞよ。
265
ジックリと
揃
(
そろ
)
ふて、
266
各自
(
めんめ
)
に
我
(
われ
)
の
心
(
こころ
)
を
改
(
あらた
)
めて
見
(
み
)
て、
267
此
(
この
)
心
(
こころ
)
では
掃除
(
そうじ
)
が
出来
(
でき
)
て
居
(
お
)
るか、
268
此
(
この
)
心
(
こころ
)
では
活神
(
いきがみ
)
の
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
るものかといふ
事
(
こと
)
を、
269
十分
(
じゅうぶん
)
に
我
(
われ
)
が
考
(
かんが
)
へて
見
(
み
)
て、
270
誠
(
まこと
)
が
通
(
とお
)
りたなら、
271
神
(
かみ
)
から
夫
(
そ
)
れ
夫
(
ぞ
)
れ
身魂
(
みたま
)
相応
(
そうおう
)
の
命令
(
めいれい
)
を
下
(
さ
)
げるから、
272
其
(
その
)
上
(
うへ
)
で
無
(
な
)
いと、
273
大事
(
だいじ
)
の
御用
(
ごよう
)
は
直
(
じ
)
きから
出来
(
でき
)
んぞよ。
274
神
(
かみ
)
の
方
(
ほう
)
は
大変
(
たいへん
)
に
厳
(
きび
)
しく
成
(
な
)
るから、
275
爰
(
ここ
)
へ
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
た
折
(
おり
)
に、
276
直
(
す
)
ぐに
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
るやうに、
277
腹
(
はら
)
の
中
(
なか
)
の
塵埃
(
ごもく
)
をサッパリ
投
(
ほ
)
り
出
(
だ
)
して
了
(
しも
)
ふて、
278
身魂
(
みたま
)
の
研
(
みが
)
き
合
(
あ
)
いを
致
(
いた
)
すやうに、
279
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から
日々
(
にちにち
)
に、
280
爰
(
ここ
)
までの
筆先
(
ふでさき
)
を
出
(
だ
)
して
知
(
し
)
らして、
281
心
(
こころ
)
を
革
(
か
)
えて
居
(
お
)
りて
呉
(
くれ
)
いと
申
(
もう
)
して、
282
怒
(
をこ
)
られる
程
(
ほど
)
知
(
し
)
らしたが、
283
モウ
立替
(
たてかえ
)
の
筆先
(
ふでさき
)
はモ
出
(
だ
)
す
事
(
こと
)
が
無
(
な
)
いぞよ。
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