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第一章 攻防(こうばう)両軍(りやうぐん)配置(はいち)〔五一〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第2巻 霊主体従 丑の巻 篇:第1篇 神界の混乱 よみ(新仮名遣い):しんかいのこんらん
章:第1章 攻防両軍の配置 よみ(新仮名遣い):こうぼうりょうぐんのはいち 通し章番号:51
口述日:1921(大正10)年10月26日(旧09月26日) 口述場所: 筆録者:谷口正治 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年1月27日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
竜宮城の防備は固められ、やや安心することができるようになった。しかし邪神たちは、シオン山を占拠することが、竜宮城攻略に有利であると悟って、準備を始めた。
邪神軍の中心となった部将は、棒振彦、高虎姫、武熊別、駒山彦、荒熊彦などであった。その消息を知った斎代彦は、大八洲彦命に邪神軍の動きを報告した。
大八洲彦命は、ただちに十六神将をシオン山に送って、要所を固めさせた。そしてシオン山を堅固な要塞に変えると、山頂の顕国玉が出現した聖跡には、荘厳な神宮を建設し、天神地祇を祭った。
棒振彦、高虎姫、武熊別の三邪神は、盤古大神を奉じて、シオン山を乗っ取ろうと攻め寄せた。この事態に稚桜姫命は、さらに八神将を副将としてシナイ山に派遣した。
シオン山およびシナイ山は、神界経綸上に大きな影響を及ぼす、重要地点である。敵も味方も、この攻防戦では秘術を尽くして戦った。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考:第2巻に登場する3人の「かみくらひこ(神座彦、神倉彦、上倉彦)」は同一人物だと思われる。『王仁文献考証』参照。 タグ:かみくらひこ(神座彦 神倉彦 上倉彦) データ凡例: データ最終更新日:2017-09-26 20:43:02 OBC :rm0201
愛善世界社版:13頁 八幡書店版:第1輯 163頁 修補版: 校定版:15頁 普及版:7頁 初版: ページ備考:
001 竜宮城(りゆうぐうじやう)防備(ばうび)勇猛(ゆうまう)なる諸神司(しよしん)守護(しゆご)のため難攻(なんこう)不落(ふらく)堅城(けんじやう)となり、002したがつて黄金橋(こがねばし)もやや安心(あんしん)することができるやうになつた。003しかし敵軍(てきぐん)竜宮城(りゆうぐうじやう)および()高天原(たかあまはら)(おびや)かすには、004まづシオン(ざん)根拠(こんきよ)(かま)へるの有利(いうり)なることを(さと)つた。005さうして敵軍(てきぐん)部将(ぶしやう)棒振彦(ぼうふりひこ)006高虎姫(たかとらひめ)007武熊別(たけくまわけ)008駒山彦(こまやまひこ)009荒熊彦(あらくまひこ)などである。010シオン(ざん)今日(こんにち)地理(ちり)(じやう)よりみれば、011きはめて(ちひ)さき(やま)であるが、012神界(しんかい)にては非常(ひじやう)(たか)(ひい)でたる神嶺(しんれい)であつて、013神々(かみがみ)世界(せかい)経綸(けいりん)()神業(しんげふ)主要(しゆえう)地点(ちてん)である。014それゆゑこのシオン(ざん)(いち)()にても(はや)占領(せんりやう)した(かみ)勝利(しようり)()るのである。
015 棒振彦(ぼうふりひこ)016高虎姫(たかとらひめ)はその消息(せうそく)()り、017神軍(しんぐん)(なや)ませ、018会稽(くわいけい)(はぢ)(すす)がむとして軍備(ぐんび)(ととの)へつつあつた。019その消息(せうそく)(うかが)()つた斎代彦(ときよひこ)看過(かんくわ)しがたき事件(じけん)となし、020ひそかに天使(てんし)大八洲彦(おほやしまひこの)(みこと)報告(はうこく)した。021天使(てんし)(とき)をうつさず真鉄彦(まがねひこ)022谷川彦(たにがはひこ)023谷山彦(たにやまひこ)024宮比彦(みやびひこ)025康代彦(やすよひこ)026真言彦(まことひこ)027奥山彦(おくやまひこ)028磐樟彦(いはくすひこ)029広足彦(ひろたるひこ)030神座彦(かみくらひこ)031香川彦(かがはひこ)032花照彦(はなてるひこ)033大足彦(おほだるひこ)034道貫彦(みちつらひこ)035吾妻別(あづまわけ)036花森彦(はなもりひこ)十六(じふろく)神将(しんしやう)をしておのおの神軍(しんぐん)(とく)し、037シオン(ざん)逸早(いちはや)出陣(しゆつぢん)せしめられた。038十六(じふろく)神将(しんしやう)はただちに神軍(しんぐん)(ひき)ゐシオン(ざん)要所(えうしよ)々々(えうしよ)(かた)め、039ここにいよいよ難攻(なんこう)不落(ふらく)陣地(ぢんち)獲得(くわくとく)し、040なほも十分(じふぶん)注意(ちうい)(おこた)らなかつた。041天使(てんし)大八洲彦(おほやしまひこの)(みこと)真鉄彦(まがねひこ)をして北方(ほつぱう)(あが)(くち)に、042吾妻別(あづまわけ)をして東方(とうはう)(あが)(くち)に、043磐樟彦(いわくすひこ)をして西方(せいはう)(あが)(くち)に、044大足彦(おほだるひこ)をして南方(なんぱう)(あが)(くち)に、045各自(かくじ)神軍(しんぐん)(ひき)ゐて陣取(ぢんど)らしめ、046(かた)敵軍(てきぐん)襲来(しふらい)(そな)へられた。047山頂(さんちやう)中央(ちうあう)なる顕国(うつしくに)御玉(みたま)出現(しゆつげん)せし聖跡(せいせき)には、048荘厳(さうごん)無比(むひ)神宮(じんぐう)建設(けんせつ)天神(てんしん)地祇(ちぎ)(まつ)り、049宮比彦(みやびひこ)をしてこれに奉仕(ほうし)せしめられた。050このとき棒振彦(ぼうふりひこ)051高虎姫(たかとらひめ)052武熊別(たけくまわけ)邪神(じやしん)三将(さんしやう)は、053盤古(ばんこ)大神(だいじん)塩長彦(しほながひこ)(ほう)じてシオン(ざん)乗取(のりと)らむと()し、054高虎姫(たかとらひめ)南方(なんぱう)より、055棒振彦(ぼうふりひこ)東方(とうはう)より、056武熊別(たけくまわけ)西方(せいはう)より()めかけた。057さうして北方(ほつぱう)(みち)嶮悪(けんあく)にして(すす)むことができぬ。058やむをえず(てき)魔軍(まぐん)三方(さんぱう)より一斉(いつせい)()()せた。
059 シオン(ざん)前述(ぜんじゆつ)のごとく大八洲彦(おほやしまひこの)(みこと)(ひき)ゐる忠勇(ちうゆう)無比(むひ)十六(じふろく)神将(しんしやう)によつて(かた)(まも)らるることになつた。060しかし稚桜姫(わかざくらひめの)(みこと)(ふか)(おもんばか)るところあつて、061かの神玉(しんぎよく)精霊(みたま)()めおかれるシナイ(ざん)魔軍(まぐん)占領(せんりやう)されなば、062千仭(せんじん)(こう)一簣(いつき)()くのおそれありとし、063ここに八島別(やしまわけ)主将(しゆしやう)とし、064八島彦(やしまひこ)065八島姫(やしまひめ)066小車彦(こぐるまひこ)067小車姫(こぐるまひめ)068元照彦(もとてるひこ)069梅若彦(うめわかひこ)070玉栄姫(たまえひめ)071神山彦(かみやまひこ)八神将(はちしんしやう)()へてこれを守護(しゆご)せしめられた。
072 シオン(ざん)およびシナイ(ざん)彼我(ひが)勝敗(しようはい)は、073神界(しんかい)経綸(けいりん)(じやう)一大(いちだい)影響(えいきやう)(およ)ぼすべき重要(ぢゆうえう)なる地点(ちてん)である。074ゆゑに、075(てき)味方(みかた)千変(せんぺん)万化(ばんくわ)秘術(ひじゆつ)をつくして(たたか)ふた。076この両山(りやうざん)戦闘(せんとう)開始(かいし)(さき)だち、077塩長彦(しほながひこ)(ほう)ずる魔軍(まぐん)必死(ひつし)となりて画策(くわくさく)したる、078その行動(かうどう)千変(せんぺん)万化(ばんくわ)経緯(けいゐ)略述(りやくじゆつ)することにいたします。
079大正一〇・一〇・二六 旧九・二六 谷口正治録)
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10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
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