霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第九章 花祝(かしく)〔一三九五〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 篇:第2篇 恋愛無涯 よみ(新仮名遣い):れんあいむがい
章:第9章 花祝 よみ(新仮名遣い):かしゅく 通し章番号:1395
口述日:1923(大正12)年02月21日(旧01月6日) 口述場所:竜宮館 筆録者:加藤明子 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年3月26日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
アール王子は金扇を開いて立ち上がり、自ら婚姻の誓いを歌い舞った。続いてハンナ姫は中啓を開き、賤しい身分ながら王妃に選ばれたことに対する決意を歌い自ら舞った。
続いてハルナは立ち上がり祝歌を歌い舞った。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ:サアフ(サーフ) データ凡例: データ最終更新日:2020-05-21 11:11:35 OBC :rm5409
愛善世界社版:109頁 八幡書店版:第9輯 659頁 修補版: 校定版:107頁 普及版:51頁 初版: ページ備考:
001 婚姻(こんいん)当事者(たうじしや)たる王子(わうじ)アールは金扇(きんせん)(ひら)いて()(あが)(みづか)(うた)(みづか)()ふ。
 
002アール(謡曲(えうきよく))『高天原(たかあまはら)八百万(やほよろづ)神集(かむつま)ります、003(かむ)伊邪那岐(いざなぎの)(みこと)(かむ)伊邪那美(いざなみの)(みこと)004筑紫(つくし)日向(ひむか)立花(たちばな)青木(あをぎ)(はら)に、005あもりまして(あめ)御柱(みはしら)(くに)御柱(みはしら)見立(みた)てたまひ、006左右(ひだりみぎ)りの(めぐ)()ひ、007(めぐ)(めぐ)りてあな愛乙女(にやしえーをとめ)をと、008()らせたまひし古事(ふるごと)の、009(いま)()(あた)(めぐ)()て、010今日(けふ)(よろこ)千秋(せんしう)万歳楽(ばいざいらく)011首陀(しゆだ)(いへ)(うま)れたる、012(こころ)やさしきハンナを(めと)り、013(いも)()(さかづき)()(かは)し、014(あめ)(つち)との御息(みいき)(あは)せ、015ビクの御国(みくに)()ふも(さら)なり、016国主(こきし)(あら)はれ()でしビクトリヤの王家(わうけ)を、017千代(ちよ)万代(よろづよ)(まも)らむと、018(さづ)けたまひし(いも)(みこと)019目出度(めでたく)(ここ)相生(あひおひ)の、020(まつ)(みどり)(いろ)(ふか)く、021(さか)()てなき(うづ)御国(みくに)022(しも)国民(くにたみ)(おだや)かに、023(ひじり)(きみ)御代(みよ)(あふ)ぎつつ、024日々(ひび)生業(なりはい)(ゑら)(たの)しみ、025山川(やまかは)(きよ)くさやけく、026()穀物(こくもつ)()のり、027(ひと)(こころ)(おだや)かに、028()みきりすみきる、029今宵(こよひ)(そら)030(めぐみ)(つゆ)永久(とこしへ)に、031()らさせ(たま)ふミロク(しん)032(つき)(かんば)せ、033(もち)()の、034(いや)つぎつぎに(かは)りなく、035(あま)河原(かはら)のいつ(まで)も、036(かわ)(こと)なく(とき)あつて、037甘露(かんろ)地上(ちじやう)()らし(たま)ひ、038五穀(ごこく)()()()ふも(さら)039(すべ)ての(もの)慈愛(じあい)(つゆ)を、040(めぐ)ませたまふ(ふか)(たふと)(おん)(めぐみ)041(いただ)(われ)こそ(たの)しけれ、042(いただ)(われ)こそ(たの)しけれ、043()()るとも(くも)るとも、044(つき)()つとも()くるとも、045仮令(たとへ)大地(だいち)(しづ)むとも、046(まこと)をもつて(ちか)ひたる、047妹背(いもせ)(みち)永久(とこしへ)に、048(かは)らざらまし、049(うご)かざらまし、050ああ惟神(かむながら)々々(かむながら)051今日(けふ)寿(ことほぎ)千秋(せんしう)万歳楽(ばんざいらく)と、052(よろこ)(いは)(たてまつ)る。053いざこれよりは(ちち)御後(みあと)()(まつ)り、054アールの(きみ)(あら)はれて、055ハンナの(ひめ)諸共(もろとも)に、056左守(さもり)右守(うもり)(ちから)とし、057(はしら)となして(かみ)()より、058(つた)はり(きた)りしビクトリヤの(いへ)を、059(かみ)(うやま)(をろが)(まつ)り、060麻柱(あななひ)(きよ)(をしへ)によりて、061祖先(そせん)(いへ)(まも)国民(くにたみ)()(いつく)しみ、062ミロクの御代(みよ)(いしずゑ)を、063(かた)めむための今日(けふ)御式(みのり)064芽出度(めでた)(いは)(をさ)むる、065目出度(めでた)(いは)(をさ)むる』
 
066(うた)(をは)()についた。067拍手(はくしゆ)(こゑ)急霰(きふさん)(ごと)く、068(ひろ)殿中(でんちう)(ひび)いた。069ハンナ(ひめ)中啓(ちうけい)(ひら)き、070長袖(ちやうしう)(しとや)かに(みづか)(うた)(みづか)()ふ。
071ハンナ『嗚呼(ああ)有難(ありがた)有難(ありがた)
072サアフの(いへ)(うま)れたる
073(われ)(いや)しきハンナ(ひめ)
074(たふと)(かみ)()(あは)
075雲井(くもゐ)(そら)(かがや)(たま)
076ビクの御国(みくに)国主(こきし)御子(みこ)
077アールの(きみ)見出(みいだ)され
078パインの(はやし)木下蔭(こしたかげ)
079(かご)熊手(くまで)(たづさ)へて
080()れて松葉(まつば)二人(ふたり)()
081()(あつ)めたる数々(かずかず)
082(かご)におしこみ()(をり)もあれ
083(あめ)八重雲(やへぐも)()きわけて
084(くだ)りましたる一人(ひとり)(うづ)御子(みこ)
085一目(ひとめ)()るより勿体(もつたい)なくも
086(いや)しき乙女(をとめ)()()いて
087いと(ねもごろ)(いた)はりつ
088(おと)名高(なだか)きビクトリヤ(じやう)
089(かへ)らせたまふ(かしこ)さよ
090(わらは)(こころ)(をのの)きて
091如何(いか)になり()くものなるかと
092(あん)(わづら)()たりしが
093(むす)ぶの(かみ)()(あは)
094蠑螈(いもり)(くわ)して(りう)となり
095九五(きうご)(くらゐ)にあれませる
096()()(きみ)(つま)となり
097今日(けふ)はいよいよ結婚(けつこん)
098(しき)()げさせ(たま)ひけり
099ああ有難(ありがた)有難(ありがた)
100(すべ)(をんな)()ふものは
101(うぢ)なくして(たま)輿(こし)
102(さと)(おきな)()きし(こと)
103(いつはり)ならず(いま)ははや
104(わが)()(うへ)()りかかり
105繊弱(かよわ)(をんな)()をもつて
106(おも)(くらゐ)にのぼせられ
107もしや冥加(みやうが)()きはせざるかと
108(しづ)けき(こころ)はなけれども
109(きみ)(こころ)(ふか)(なさけ)(ほだ)されて
110(いな)みも()せず()(ほど)
111(わきま)()らぬ(をんな)よと
112()人々(ひとびと)(そしり)をも
113(こころ)にかけず(つつし)みて
114(きみ)御旨(みむね)(したが)(まつ)りぬ
115ああ(わが)(きみ)(わが)(きみ)
116()らはぬ(わらは)をいつ(まで)
117(あはれ)みまして永久(とこしへ)
118御傍(みそば)(つか)へさしてたべ
119左守(さもり)(かみ)右守(うもり)さま
120内事司(ないじつかさ)のタルマンの(きみ)
121(おろ)かなる()(あは)れみたまひ
122いや永久(とこしへ)()らはぬ(こと)()をつけて
123家内(やぬち)(こと)()ふも(さら)
124(くに)(まつり)(かなめ)をば
125(をし)へてたべや惟神(かむながら)
126(かみ)御前(みまへ)()(まつ)
127ことに(たふと)三五(あななひ)
128(をしへ)(みち)(つか)へます
129治国別(はるくにわけ)宣伝使(せんでんし)
130松彦(まつひこ)竜彦(たつひこ)万公(まんこう)
131(うづ)(つかさ)諸共(もろとも)
132(わが)()(きみ)(みちび)きて
133(くに)(まつり)(あやま)たず
134(かみ)(をしへ)(そむ)かずに
135(まこと)(ひと)つを(たて)となし
136仁慈(じんじ)(をしへ)(ぬき)として
137いや永久(とこしへ)国民(くにたみ)
138(まも)らせ(たま)惟神(かむながら)
139(かむ)素盞嗚(すさのを)大神(おほかみ)
140(うづ)御前(みまへ)(つつし)みて
141(かしこ)(かしこ)()(まつ)
142朝日(あさひ)()るとも(くも)るとも
143(つき)()つとも()くるとも
144(ほし)(そら)より()つるとも
145ハンナの(ひめ)赤心(まごころ)
146仮令(たとへ)()すとも(かは)らまじ
147(めぐ)ませ(たま)大御神(おほみかみ)
148(ちち)(みこと)(はは)(みこと)
149あが()(きみ)諸共(もろとも)
150いや永久(とこしへ)(わが)ために
151(をしへ)()れさせ(たま)へかし
152(ひとへ)(ねが)(たてまつ)
153千秋(せんしう)万歳(ばんざい)万々歳(ばんばんざい)
154(うた)()(をさ)めた。155ハルナは()(あが)(みづか)(うた)(みづか)()ふ。
156ハルナ『(かみ)(つく)りて(をさ)めます
157神代(かみよ)()ふも(さら)なれど
158このビク(こく)(かみ)(くに)
159如何(いか)上下(しやうか)人々(ひとびと)
160(こころ)(みだ)()つればとて
161(まこと)(みち)にかはりのあるべきや
162(ふる)道徳(だうとく)()(やぶ)
163相思(さうし)男女(だんぢよ)赤心(まごころ)
164(ささ)げて(ちか)結婚(けつこん)
165千代(ちよ)八千代(やちよ)永久(とこしへ)
166(かは)(こと)なき天国(てんごく)
167その有様(ありさま)にさも()たり
168(あめ)(した)をばよく(をさ)
169(たみ)(こころ)(をさ)めむと
170(いの)(いの)らせ(たま)(ひじり)(きみ)
171まづ第一(だいいち)結婚(けつこん)
172(みち)(あらた)上下(うへした)
173差別(けじめ)()りて雲井(くもゐ)(そら)
174八重葎(やへむぐら)(しげ)(さか)ゆる()(うへ)
175(ひと)つに(をさ)世界(せかい)(ます)かけひきならし
176運否(うんぷ)なき()手本(てほん)
177(しめ)(たま)ふにつけて今宵(こよひ)結婚(けつこん)
178(ひと)つはお(いへ)のため
179(ひと)つは(くに)のため
180()にも目出(めで)たき次第(しだい)なり
181(この)結婚(けつこん)(つつが)なく
182(むす)(たま)ひし(うへ)からは
183(あめ)(した)には(まが)もなく
184(くも)りも(あら)国民(くにたみ)
185(きみ)(めぐみ)(よろこ)びて
186(あか)(こころ)(ささ)げつつ
187(まこと)(つく)(きみ)社稷(しやしよく)永久(とこしへ)
188(まも)(つか)へむ惟神(かむながら)
189(かみ)にかなひし(わが)(きみ)
190(たふと)御業(みわざ)有難(ありがた)
191左守(さもり)(いへ)(うま)れたる
192ハルナの(つかさ)(つつし)みて
193今日(けふ)慶事(けいじ)(こころ)より
194(よろこ)(ことほ)(たてまつ)
195アールの(きみ)よハンナの(きみ)
196いや永久(とこしへ)にいつ(まで)
197御国(みくに)(はしら)となりまして
198(いへ)()(たち)(めぐ)みつつ
199ビクの御国(みくに)生茂(おひしげ)
200(あめ)益人(ますひと)一人(ひとり)(のこ)さず
201(めぐみ)(つゆ)(くだ)しまし
202黄金(わうごん)時代(じだい)現出(げんしゆつ)
203世界(せかい)(まれ)なる(ひじり)(きみ)
204()(うた)はれて
205王者(わうじや)模範(もはん)(しめ)させ(たま)
206(ひとへ)(ねが)(たてまつ)
207ああ惟神(かむながら)々々(かむながら)
208御霊(みたま)幸倍(さちはへ)ましませよ』
209大正一二・二・二一 旧一・六 於竜宮館 加藤明子録)
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