霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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妙霊教会

インフォメーション
題名: 著者:
ページ:
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: 文字数: OBC :B120200c10
このことのありたる日より宮川(みやがは)の稲荷教会とりはらはれたり
あまりにも馬鹿らしきまま宮川(みやがは)の妙霊(めうれい)教会訪(おとづ)れてゆく
造化(ざうくわ)三神(さんしん)祀れる妙霊教会の御前(みまへ)につつしみ神言(かみごと)を宣る
教会長西田(にしだ)清記(せいき)氏慇懃(いんぎん)にわれをむかへて茶菓(ちやくわ)を饗(きやう)せり
大空(おほぞら)にまたもや雲のふさがりて雨を交(まじ)へし霰(あられ)ふり来(き)ぬ
霰(あられ)降(ふ)る外(と)の面(も)の庭を眺めつつ西田氏とわれ対談をなす
神道(しんだう)のはなし佳境に入(い)りにつつ稲荷の山のことに及べり
宮川の稲荷の山にありしこと語りつ笑ひつ春日(はるひ)は暮れゆく
信者の誠心
たそがれを若森(わかもり)の支部に帰りゆけば狸(たぬき)は入(い)れぬと市松(いちまつ)が頑張る
若森の副区長なる市松は信者のことばを容易に聴かず
泣きさけぶ信者にわかれ夜(よる)の道山坂(やまさか)越えて黒田(くろだ)に帰れり
春の夜(よ)は明けやすくしてほのぼのと黒田(くろだ)に帰れば東雲(しののめ)にけり
会合所に休(やす)らひ居(を)れば若森の信者泣きつつあと追ひ来(きた)れり
市松(いちまつ)にかまはず帰らせたまへよと三人(みたり)の信徒(まめひと)交交(こもごも)せまる
御好意は感謝すれども進展主義のわれこの度(たび)は帰らじと答(いら)ふ
わが気質(きしつ)知りたる信徒(しんと)三人(さんにん)は悄然(せうぜん)として帰途につきけり
○余白に
退(しりぞ)きもならず進みもならぬ世は神によるより他(ほか)に道なし
東(ひむがし)の空にわきたつ雲の峰科戸(しなど)の風にくづるるはかなさ
高山(たかやま)の尾上(をのへ)にふさがる入道雲(にふだうぐも)のわきつ崩れつ月日(つきひ)を包める
鳳凰(ほうわう)の翼を天に搏(う)つ時ゆ鷲(わし)熊鷹(くまたか)のかげ消ゆるなり
鳳凰は翼すぼめて霧こむる神山(みやま)の奥に時を待つなり
時鳥(ほととぎす)八千八(はつせんや)声(こゑ)啼(な)きかれし深山(みやま)がくりに鳳凰時(とき)待つ
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