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第十章 墓場は揺籃よりも怖ろしくない

インフォメーション
題名:第10章 墓場は揺籃よりも怖ろしくない 著者:出口王仁三郎
ページ:482 目次メモ:
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2021-04-20 03:37:54 OBC :B121802c177
初出[?]この文献の初出または底本となったと思われる文献です。[×閉じる]『神の国』大正11年12月
 モーリスマーテルリングいわく、
『全く意識を備へない生存といふものは、吾等が宇宙的意識を否定した場合に於てのみ可能なのである。たとへどんな形式に於てなりとも、一度この宇宙的意識を認むる以上は、吾等は必ずこの意識を分ち有することを承認しない訳には行かぬ。而して或点までこの問題は多少今迄とは変化した意識が連続するといふ問題と、不可分的の関係を有してゐる。現在のところでは、この問題は到底これを解釈し得る望みは無い。されど吾々が暗中を模索するのは勝手次第である。しこうしてこの闇黒といへども、総ての方面が一様に真闇だといふ次第でもあるまいと思はれる。
 ここから実に死といふ大海が開ける。光栄ある冒険、即ち人間の好寄心とすれすれになる唯一のもの、人間の最も高い憧憬と同じ高さを翔ける唯一のものが実にここから始まるのである。まづ吾々が死といふものを、自分のまだ知らない生の一形式と考へ、吾々は出産を見るのと同じ様な見方で、死に対するとしたらどうであらう。さうすれば吾々の心は出産を迎へる様な喜びの期待を以て、死の後を追うて従つて行くであらう。
 仮りに先づ母の胎内に居る子供が、或種の意識を有してゐるとする。それで今、その子供が丁度双生児で、何か或る一種の方法を用ひて互にその見聞を交換し、その希望や恐怖を語り合ふと仮定する。すると彼等は当然母の暖い胎内より外は、何も知らぬから難儀や不幸などは一切感ぜぬ。彼等は必ずや何の気苦労もなく、側から驚かされる憂ひも無い。この満ち足りた眠りの生活を、出来得る限り何時までも、継続したいといふより以外に、恐らく何の余念も有るまい。しかし、人間が早晩死ななければらぬといふ事を知つてゐるやうに、この胎児が「何時か必ず自分は生れるもので、その時は忽然として、その暖い闇の隠れ家を捨て、囚はれては居るが平和な今の状態を永久に無くなしてしまつて、全然違つた思ひも寄らぬやうな世界へ墜落するのである」と知つた時には、彼等の心配と恐怖とは如何ばかり大きなことであらうぞ。しかれども、吾々の現在の心配や恐怖が、これよりも正当で、かつ滑稽でないと云ふ道理がどこにあらうぞ。吾々の行くべき不知案内な世界が有する性質、精神、意思、慈愛あるいは冷淡等は、生れて来る世界と、死んで行く世界との間に、何等の差異は無いのである。吾等はいつも同じ無限、同じ宇宙の中に存在してゐる。
 「墓場は揺籃よりも怖しくは無いものだ」と吾々に説いてくれる人があつても、それは全く道理に叶つた正当な説である。揺籃を墓場と解釈することさへも、けだし正当な道理に叶つた解釈なのである。もし、吾々が生れる前に、寂滅の大なる平和と、死を以てするも尚それだけでは終りを告げない生と云ふものと、其一つを随意に選択することを許されたとしたら、何も彼も知り尽してゐる吾々が、誰か敢て、何時までたつても終局の神秘を突き止めることの出来ないこの不安な生の問題を選むものがあらうか。もし吾々が「是非ともそれへ入らなければ成らぬ」と云ふことを知つて居ないとすれば、誰か敢て現在の世界を棄てて、なほそれ以上学ぶ所があるかどうか少しも分らぬやうな、そんな世界へ入らうと願ふものがあらうか。この人生にとつて、一番都合のよいのは、早くからこの事を吾々に準備して置いてくれることであつて、即ち吾々の行くべき唯一の道が自然とこの魔術の門を通つて不可思議な神秘の中へ入るやうに出来て居り、しかもその時には、もう一切の不幸や苦痛の原因となつた肉体を失つてゐるが為めに、いかなる不幸や苦痛も無くなつてゐると云ふことである。ただそこで生ずるかも知れぬ一番悪いことは、此の地上で吾々が最上の天恵と考ヘてゐる「愛の無い眠り」である。しかして最後に述ぶべきは、思想と云ふものが引続き生存して、これが宇宙の実質即ち「無限」と混合せぬとはほとんど想像し得られぬと云ふことである。そしてこの「無限」と云ふものは無差別冷淡の広野にあらずんば、即ち歓喜の海に外ならぬのである。』
 彼の『青い鳥』の著者として文豪の聞え高きモーリス・マーテルリング氏は、死の問題について胎児の出産と人間の死との関係を比喩を設けて説明したる点は、実に巧妙を極めたものである。また墓場は揺籃よりは怖しくは無いものだ云々の語は、実に死後の生活の存在することを的確に証明して居る。しかしながら、吾々は大神の神示によりて考ふる時は、マーテルリング氏の説に今少し飽き足らない感じがするのである──夢の無い眠──『思想と云ふものが引続き生存して、これが宇宙の実質即ち「無限」と混合せぬとはほとんど想像し得られぬと云ふことである云々』の点に至つては、やや物足りない感じがするのである。人は死後といへども現世にありしごとく、相似の生涯を天国において、完全に的確に送り得るものだと云ふことを、瑞月は証言したいのである。死後人間としての生活状態を知らむと欲する人は、是非とも瑞月の物語を一読されたきものであります。吾々は人間たるものの本分を尽し霊界に入りし時は、生前の如く必ず独自個性を保ちて永遠に生命を保持し、且御魂相応に天国の生涯を送り得らるるものなることを確言するものである。ア丶惟神霊幸倍坐世。
(大正一一、一一月稿、同一二月号神の国誌)
 

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