霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第三章 日本教育の大本

インフォメーション
題名:第3章 日本教育の大本 著者:出口王仁三郎
ページ:537 目次メモ:
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2022-01-11 14:08:03 OBC :B121802c204
初出[?]この文献の初出または底本となったと思われる文献です。[×閉じる]神霊界 > 大正7年8月1日号(第67号) > 日本教育の大本(上)
 (わが)(だい)日本(にっぽん)帝国(ていこく)教育(けういく)(だい)精神(せいしん)は、教育(けういく)勅語(ちょくご)(あきらか)にして今更(いまさら)喋々(てふてふ)する必要(ひつえう)なしと(いへど)(しか)(ども)(これ)(たっ)する所以(ゆゑん)主義(しゅぎ)方針(はうしん)(いた)りては、国家(こくか)国民(こくみん)(とも)慎重(しんちゃう)研究(けんきう)せざるべからず。
 近時(きんじ)国民(こくみん)教育(けういく)(くわん)する(しょ)問題(もんだい)(その)(こゑ)(たか)め、()(さう)(ぐわい)(けい)(てき)方面(はうめん)(だっ)して、漸次(ぜんじ)内形(ないけい)(てき)方面(はうめん)(むか)ひつつあるは(まこと)(けい)すべき(こと)なれ(ども)(いま)(もっ)(わが)教育(けういく)大経(たいきゃう)大法(たいはふ)たる、(うへ)大学(だいがく)より(した)小学(せうがく)幼稚(えうち)(ゑん)(いた)(まで)、一(くわん)したる根本(こんぽん)(てき)主義(しゅぎ)精神(せいしん)(いた)りては確立(かくりつ)せるものあるを()ず。
 維新(ゐしん)(はじめ)(にはか)教育(けういく)制度(せいど)変改(へんかい)して欧米(おうべい)模倣(もはう)し、一も二もなく時々(ときどき)流行(りうかう)()ひ、海外(かいぐわい)(しん)学説(がくせつ)といふものに盲従(もうじゅう)し、一()外観(ぐわいくわん)糊塗(こと)粉飾(ふんしょく)せるに()ぎざるが(ごと)きは(なん)ぞや。(これ)(たと)ふれば(わが)(くに)今日(こんにち)教育(けういく)事業(じげふ)は、一()応急(おうきふ)(てき)普請(ふしん)工場(こうじゃう)幾回(いくくわい)となく()()しに(また)()(たし)(かさ)ねたるが(ごと)し。(たい)(おく)(せう)(おく)雑然(ざつぜん)として厖大(ばうだい)なる一()(かく)()せども、(もと)(これ)(はじめ)より一(てい)せる設計(せっけい)ありて起工(きこう)せられたるに(あら)ざるが(ゆゑ)に、間取(まどり)大小(だいせう)天井(てんじゃう)高低(かうてい)(とう)種々(しゅじゅ)雑多(ざった)にして、迂回(うくわい)曲折(きょくせつ)して急速(きふそく)(よう)(べん)ずるに()らず各室(かくしつ)各部(かくぶ)(ひと)(また)随意(ずゐい)行動(かうどう)し、主脳(しゅのう)(しゃ)ありと(いへど)(これ)(とう)一して事業(じげう)()(ところ)(はなはだ)(すくな)く、到底(たうてい)損益(そんえき)(あひ)(つぐな)ふこと(あた)はざると一(ぱん)なる(くわん)なくんばあらざるなり。
 主義(しゅぎ)精神(せいしん)確立(かくりつ)せざる教育(けういく)(いたづら)諸多(しょた)科目(くわもく)(まう)けて子弟(してい)脳髄(のうずゐ)(くるし)ましむる(こと)(おほ)くして、教育(けういく)(しん)効果(かうくわ)()(こと)(はなはだ)(すくな)し。教育(けういく)設備(せつび)愈々(いよいよ)(すす)みて子弟(してい)軽佻(けいてう)浮華(ふくわ)愈々(いよいよ)(くわ)はるは(じつ)当今(たうこん)教育(けういく)諸国(しょこく)流行(りうこう)()(あつ)めにして、最初(さいしょ)より確立(かくりつ)せる設計(せっけい)(もとづ)きて経営(けいえい)せられたるに(あら)ざるに源因(げんいん)せずんばあらず。
 近時(きんじ)学制(がくせい)改革(かいかく)()(おほい)世人(せじん)注意(ちうい)()(おこ)し、諸多(しょた)論議(ろんぎ)陸続(りくぞく)として()(いづ)るは(よろこ)ぶべき現象(げんしゃう)たることは勿論(もちろん)なれども、教育(けういく)大本(たいほん)たる主義(しゅぎ)精神(せいしん)確立(かくりつ)するに(あら)ずんば、如何(いか)なる(りゃう)制度(せいど)教育(けういく)(しん)効果(かうくわ)(そう)すること(あた)はざるは、従来(じゅうらい)数回(すうくわい)学制(がくせい)改革(かいかく)の、(おほむね)(みな)()人目(じんもく)(あらた)にしたるのみに()ぎざりしを()ても(これ)()るべし。吾人(ごじん)(しん)ずる(ところ)によれば、今日(こんにち)(おい)(すべか)らく(まづ)(わが)(だい)日本(にっぽん)(こく)教育(けういく)大本(おほもと)確立(かくりつ)し、()国家(こくか)民人(みんじん)本来(ほんらい)主義(しゅぎ)精神(せいしん)と一()契合(けつがふ)せる設計(せっけい)確定(かくてい)し、(これ)によりて細大(さいだい)施設(しせつ)前後(ぜんご)緩急(くわんきふ)順序(じゅんじょ)とを(ととの)へざるべからず。
 (けだ)()(だい)日本(にっぽん)教育(けういく)大本(おほもと)(わか)ちて
  歴史(れきし)(じゃう)基礎(きそ)
  地理(ちり)(じゃう)基礎(きそ)
  倫理(りんり)(じゃう)基礎(きそ)
  国家(こくか)天職(てんしょく)(じゃう)基礎(きそ)
となす。この四(しゃ)教育(けういく)(よっ)()つべき(ところ)のものなり。一(さい)施設(しせつ)()の四(きゃく)(うへ)結合(けつがふ)せられて全体(ぜんたい)構造(こうざう)()すべきものなり。品性(ひんせい)陶冶(たうや)()結構(けっこう)によりて(はじ)めて()()べし、精神(せいしん)教育(けういく)()結構(けっこう)によりて(はじ)めて(まった)かるべし。(いやしく)もこの四(しゃ)(そと)にせる教育(けういく)基礎(きそ)なき教育(けういく)なり、架空(かくう)教育(けういく)なり。仮令(たとへ)その枝葉(しえふ)美観(びくわん)(きは)むるも、(いたづら)外貌(ぐわいばう)虚飾(きょしょく)教育(けういく)にして、国家(こくか)進運(しんうん)本源(ほんげん)として(ふか)(のぞみ)(しょく)するに()るべきものに(あら)ざるなり。
 抑々(そもそも)文化(ぶんくわ)進運(しんうん)世界(せかい)各邦(かくほう)境界(きゃうかい)超越(てうゑつ)して、人類(じんるゐ)思想(しさう)(きん)一ならしむる傾向(けいかう)ありと(いへども)、これを(もっ)(にはか)世界(せかい)人類(じんるゐ)教育(けういく)(みち)(ことごとく)(どう)(てつ)にせむと(ほっ)するは、(なほ)(つばさ)あるものは(これ)(やしな)ふに(みな)(どう)一の(えさ)(もっ)てせむとするが(ごと)きなり。
 現今(げんこん)(いく)(にん)児童(じどう)を一教室(けうしつ)合同(がふどう)して教授(けうじゅ)せむにも、到底(たうてい)真正(しんせい)なる教育(けういく)(ほどこ)()べからずといふに(あら)ずや、各邦(かくほう)人民(じんみん)到底(たうてい)(かく)邦人(はうじん)特殊(とくしゅ)なる性質(せいしつ)()りてその教養(けうやう)(はふ)(まう)けざるべからざるは()ふを()たざるなり。(かつ)()人類(じんるゐ)(かく)(くに)分居(ぶんきょ)し、人種(じんしゅ)(こと)にし、歴史(れきし)(こと)にし、生活(せいくわつ)状態(じゃうたい)(こと)にするは偶然(ぐうぜん)(あら)ず、その現在(げんざい)(おい)ても、将来(しゃうらい)(おい)ても永遠(えいゑん)悠久(いうきう)(ひと)しからざるは天地(てんち)自然(しぜん)大法(たいはふ)にして、人類(じんるゐ)(しん)面目(めんもく)なり。()人類(じんるゐ)文化(ぶんくわ)本源(ほんげん)各国(かくこく)人民(じんみん)性質(せいしつ)と、その生活(せいくわつ)状態(じゃうたい)との(あひ)(ひと)しからざる(ところ)にあり。(ゆゑ)(かく)国民(こくみん)特性(とくせい)特質(とくしつ)教養(けうやう)して、(ますます)(これ)進歩(しんぽ)発達(はったつ)せしむるは、(これ)(じつ)(ぜん)世界(せかい)(つう)ずる教育(けういく)主義(しゅぎ)たらずんばあらざるなり。(しか)るに(わが)国民(こくみん)教育(けういく)云々(うんぬん)するものは、(みだり)自由(じいう)教育(けういく)といひ、(あるひ)普通(ふつう)教育(けういく)なり、など云々(うんぬん)して邦家(ほうか)特性(とくせい)特質(とくしつ)発達(はったつ)せむとする(もの)あれば、(かへ)りて頑迷(ぐわんめい)とし固陋(こらう)として(これ)()ぶ、(まど)へるの(はなはだ)しきものと()()し。一(ぱん)状勢(じゃうせい)如此(かくのごとく)なれば、近時(きんじ)教育(けういく)(くわん)する学術(がくじゅつ)(じゃう)智識(ちしき)(ますます)発達(はったつ)して、心理(しんり)倫理(りんり)教育(けういく)(とう)学説(がくせつ)(かう)ずる(もの)()(おほ)きを(くわ)へ、(こと)近頃(ちかごろ)児童(じどう)(がく)なるもの(おこ)世界(せかい)(てき)問題(もんだい)となりて近世(きんせい)科学(くわがく)より独立(どくりつ)し、国家(こっか)経綸(けいりん)の一(だい)要素(えうそ)として研究(けんきう)するの傾向(けいかう)となれり。
 吾人(ごじん)大本(おほもと)(てき)教育(けういく)研究(けんきう)腐心(ふしん)すること(ここ)に十数年(すうねん)(つね)少年(せうねん)(あつ)めて、皇道(くわうだう)精神(せいしん)鼓吹(こぶ)しつつある熱心(ねっしん)の一()なりき。(しかれ)ども之等(これら)教育(けういく)の一部分(ぶぶん)にして(いま)大体(だいたい)にはあらず、(こと)(わが)所謂(いはゆる)根本(こんぽん)(てき)主義(しゅぎ)精神(せいしん)たる日本(にっぽん)国体(こくたい)教育(けういく)によりて、宇宙(うちう)人生(じんせい)との関係(くわんけい)闡明(せんめい)して人生(じんせい)本来(ほんらい)面目(めんもく)発揮(はっき)し、世界(せかい)平和(へいわ)人類(じんるゐ)慶福(けいふく)(はか)(もっ)祖宗(そそう)遺訓(ゐくん)宣揚(せんやう)して、国民(こくみん)精神(せいしん)(とう)一し、()いて世界(せかい)統一(とういつ)天業(てんげふ)補賛(ほさん)せむとするは今日(こんにち)急務(きうむ)なるも、(かへ)りてこの根本(こんぽん)問題(もんだい)()(きう)()として(あと)(まは)し、(いたづら)基礎(きそ)なき建築(けんちく)汲々(きふきふ)たるもの(おほ)きが(ごと)し。()ふ、(これ)より(わが)(だい)日本(にっぽん)帝国(ていこく)教育(けういく)(だい)精神(せいしん)()(いささ)論明(ろんめい)する(ところ)あらむ。
 ()れ一(こく)歴史(れきし)は、その国家(こくか)成立(せいりつ)人民(じんみん)発達(はったつ)過程(くわてい)表示(へうじ)せるものにして、現代(げんだい)国民(こくみん)祖先(そせん)より(ゆづ)()けたる遺産(ゐさん)(そう)目録(もくろく)とも(しょう)すべきものなれば、その国家(こくか)継承(けいしょう)し、先人(せんじん)遺業(ゐげふ)恢弘(くわいこう)すべき相続(さうぞく)(にん)たる(もの)は、明瞭(めいれう)正確(せいかく)(これ)知了(ちれう)すべき必要(ひつえう)あるは()ふを()たず、(いわ)んや(ひと)しく歴史(れきし)といへる名目(めいもく)(くわん)すといへども、その(うち)(しゅ)特別(とくべつ)なる性質(せいしつ)具有(ぐいう)せる(わが)国史(こくし)(ごと)きは、国民(こくみん)教育(けういく)()ける(しょ)(がく)(ちう)国典(こくてん)(もっ)て一(さい)万学(ばんがく)(とう)(がく)として首位(しゅゐ)()むべきものなるをや。
 欧米(おうべい)諸国(しょこく)(おい)ては、歴史(れきし)道徳(だうとく)経典(きゃうてん)とは別物(べつもの)なり。道徳(だうとく)(もっぱ)(これ)聖書(せいしょ)(もと)づけ、歴史(れきし)(たん)にその国家(こくか)社会(しゃくわい)()ける物事(じぶつ)発達(はったつ)変遷(へんせん)記述(きじゅつ)せるものに()ぎずとせり。(わが)(くに)(おい)ては歴史(れきし)経典(きゃうてん)とは(どう)(ぶつ)なり、(こと)(わが)国典(こくてん)宇宙(うちう)成立(せいりつ)より国家(こくか)人生(じんせい)成立(せいりつ)変遷(へんせん)記述(きじゅつ)すると同時(どうじ)に、国民(こくみん)精神(せいしん)支配(しはい)して、千()東海(とうかい)(てん)磅礴(はうはく)せる道義(だうぎ)本源(ほんげん)包含(はうがん)す、(すなは)皇室(くわうしつ)典範(てんぱん)帝国(ていこく)憲法(けんぱふ)教育(けういく)勅語(ちょくご)()国史(こくし)より抽象(ちうしゃう)せられたるなり。(わが)道義(だうぎ)精神(せいしん)たる祖先(そせん)(けう)(じつ)国史(こくし)(はな)れて(そん)するものに(あら)ず、祖先(そせん)(けう)(すなはち)国史(こくし)国史(こくし)(すなはち)祖先(そせん)(けう)にして、国史(こくし)道徳(だうとく)経典(きゃうてん)とは全然(ぜんぜん)(たい)なり。祖宗(そそう)遺訓(ゐくん)洪範(きょうはん)父祖(ふそ)忠誠(ちうせい)孝敬(かうけい)事蹟(じせき)燦然(りんぜん)として(その)(おもて)輝耀(くわうき)す、()()(すなは)(これ)()国家(こくか)(だい)精神(せいしん)なり、雄大(ゆうだい)なる元気(げんき)も、崇高(すうこう)なる品性(ひんせい)も、(みな)()(うち)(ふく)まれたり。
 (しか)るに()現今(げんこん)教育(けういく)より()たる国史(こくし)は、道徳(だうとく)経典(きゃうてん)国史(こくし)とは全然(ぜんぜん)別物(べつもの)なる欧人(おうじん)観念(くわんねん)(その)まま直写(ちょくしゃ)せるものにして、()国史(こくし)特質(とくしつ)には(ふか)注意(ちうい)せざるものなり。さればその編纂(へんさん)体裁(ていさい)(おい)ても(つと)めて欧米(おうべい)歴史(れきし)(やう)模擬(もぎ)して、上古(じゃうこ)事蹟(じせき)(ごと)きは(つと)めて(かれ)(どう)一の事蹟(じせき)のあらむ(こと)(もと)め、吾等(われら)祖先(そせん)盲味(まうまい)にして猛獣(もうじう)穴居(けっきょ)()たりきなどといふが(ごと)(こと)排列(はいれつ)して、(もっ)歴史(れきし)体裁(ていさい)()たりとす。吾人(ごじん)少時(せうじ)竹越(たけこし)()(らう)()(ちょ)、二千五百(ねん)()松井(まつゐ)柏軒(はくけん)()日本(にっぽん)帝国(ていこく)()(ごと)き、当時(たうじ)(これ)(ひもど)憤慨(ふんがい)激怒(げきど)(おも)はず(その)(しょ)()きて地上(ちじゃう)にすて、東方(とうはう)(にら)んで(なに)(ゆゑ)政府(せいふ)()(ごと)(しょ)刊行(かんかう)(ゆる)したるかをうらみし(こと)ありき。嗚呼(ああ)如是(このごとき)(しょ)(もっ)学習(がくしふ)標準(へうじゅん)とせる今日(こんにち)学生(がくせい)には、国史(こくし)研究(けんきう)すと()精神(せいしん)はあれども、国史(こくし)尊崇(そんそう)するといふ念慮(ねんりょ)(がふ)もある(こと)なし。彼等(かれら)講学(こうがく)余暇(よか)(わが)国史(こくし)英米(えいべい)独仏(どくふつ)()書冊(しょざつ)(どう)一に結束(けっそく)して書笈(しょきふ)(なか)(をし)()むることはありとも、その(かん)()国史(こくし)(たい)して一(しゅ)尊敬(そんけい)(ねん)(うご)かすことはなかるべし。(たまたま)(わが)国史(こくし)真義(しんぎ)闡明(たんめい)せむとすれば、(ただち)固陋(こらう)とし、頑迷(ぐわんめい)とし、国学(こくがく)(しゃ)旧夢(きゅうむ)として一(せふ)()()らざるはなし。吾人(ごじん)(かつ)国学(こくがく)(ゐん)(その)()視察(しさつ)して、(その)意外(いぐわい)なるに一(きゃう)(きっ)したり、(どう)大学(だいがく)()ふまでもなく、日本(にっぽん)唯一(ゆゐいつ)古典(こてん)専攻(せんかう)のところたるにもかかはらず、四(はう)より(あつま)るところの学生(がくせい)は、中等(ちうとう)教育(けういく)(しゃ)受験(じゅけん)学科(がくくわ)汲々(きふきふ)()として、(さら)古典(こてん)などに(みみ)(かたむ)けず、(たまたま)篤学(とくがく)()あるも、史的(してき)文学(ぶんがく)(てき)研究(けんきう)()にして、古典(こてん)内面(ないめん)より幽政(ゆうせい)(じゃう)神律(しんりつ)(うかが)はむことに(つと)むるもの、(じつ)に一()として()るなし。かかる有様(ありさま)なれば(むし)国学(こくがく)(いん)不当(ふたう)にして、中等(ちうとう)教員(けうゐん)養成(やうせい)(じょ)(はう)(あた)れるの(くわん)なくんばあらず。
 されば現今(げんこん)(わが)教育(けういく)(かい)は、欧米(おうべい)諸国(しょこく)社会(しゃくわい)より教育(けういく)破滅(はめつ)し、聖書(せいしょ)取除(とりのぞ)きたると(どう)一なる状態(じゃうたい)()るものといふべきなり。如此(かくのごとく)にして(しか)倫理(りんり)(こう)し、教育(けういく)勅語(ちょくご)()主旨(しゅし)奉体(ほうたい)せしめむと(ほっ)するは、左手(ひだりて)祖先(そせん)位牌(ゐはい)(けが)しながら、右手(みぎて)祖先(そせん)遺書(ゐしょ)(ひら)きてその遺言(ゆゐごん)尊奉(そんぽう)せよと(すす)むると(なん)(こと)ならむ。
 今日(こんにち)教育(けういく)(しゃ)(あるひ)(せつ)をなして、道徳(だうとく)教典(けうてん)には特殊(とくしゅ)なる倫理(りんり)(しょ)といふものあり、(なん)殊更(ことさら)歴史(れきし)(ちう)隠微(いんび)尋繹(じんえき)して、教課(けうくわ)(れつ)するを(もち)ひむやと()ふものあり。(しか)れども今日(こんにち)倫理(りんり)(しょ)修身(しうしん)(しょ)(とう)(がい)して(みな)(ぱん)普通(ふつう)なる教訓(けうくん)要目(えうもく)排列(はいれつ)したるに()ぎず。(これ)(もっ)完全(くわんぜん)なる(わが)道徳(だうとく)経典(きゃうてん)として()るべきものは(いま)(これ)あらざるなり。そもそも初等(しょとう)中等(ちうたう)教育(けういく)()ける倫理(りんり)教科(けうくわ)標準(へうじゅん)たるべきものは、(もっぱ)(わが)皇道(くわうだう)淵源(ゑんげん)祖宗(そそう)宏徳(くわうとく)明範(めいはん)記述(きじゅつ)し、一(さい)のことすべて、祖先(そせん)遺風(ゐふう)顕彰(けんしょう)するを(もっ)中心(ちうしん)真髄(しんずゐ)とし、(もっ)人道(じんだう)要目(えうもく)(かか)げて、(おのれ)(おさ)め、(ひと)(せっ)し、国家(こくか)(たい)する(みち)指示(しじ)する体裁(ていさい)(そな)へざるべからざるなり。(しか)るに従来(じゅうらい)是等(これら)著書(ちょしょ)大概(たいがい)(やう)にして、(おほ)くは幕府(ばくふ)時代(じだい)偉人(ゐじん)儒者(じゅしゃ)(とう)数人(すうにん)事蹟(じせき)排列(はいれつ)し、(これ)支那(しな)西洋(せいよう)偉人(ゐじん)事蹟(じせき)参述(さんじゅつ)して、間々(まま)古哲(こてつ)訓言(くんげん)(および)()俚諺(りげん)(とう)(くわ)ふるに()ぎず。(これ)(たん)倫理(りんり)(がく)(じゃう)普遍(ふへん)(てき)なる人道(じんだう)実践(じっせん)要目(えうもく)臚列(ろれつ)するには(あるひ)不足(ふそく)なかるべけれども、(これ)(もっ)(わが)道徳(だうとく)経典(きゃうてん)たる国旨(こくし)精神(せいしん)発揮(はっき)し、(もっ)教育(けういく)勅語(ちょくご)()主旨(しゅし)奉体(ほうたい)せしめむための教科(けうくわ)()つるに(いた)りては(はなはだ)()充分(じゅうぶん)なるの(かん)なき(あた)はず。(いま)(まこと)勅語(ちょくご)(はい)していはば、(わづか)に「(なんじ)臣民(しんみん)」と(のたま)はせられたる(くだり)より以下(いか)(モッ)天壌(テンジョウ)無窮(ムキフ)皇運(クワウウン)扶翼(フヨク)スヘシ」と(のたま)へるまでの(あひだ)()主旨(しゅし)敷衍(ふえん)したるに(とどま)り、初段(しょだん)の「(チン)(オモ)フニ()皇祖(クワウソ)皇宗(クワウソウ)(クニ)(ハジ)ムルコト宏遠(クワウエン)(トク)()ツルコト深厚(シンカウ)ナリ、()臣民(シンミン)()(チウ)()(カウ)億兆(オクテウ)(ココロ)(イツ)ニシテ、世々(ヨヨ)()()()セルハ()()国体(コクタイ)精華(セイクワ)ニシテ教育(ケウイク)淵源(エンゲン)(マタ)(ジツ)(ココ)(ソン)ス」と。後段(かうだん)なる「()(ミチ)(ジツ)()皇祖(クワウソ)皇宗(クワウソウ)遺訓(キクン)ニシテ子孫(シソン)臣民(シンミン)(トモ)遵守(ジュンシュ)スヘキ(トコロ)(コレ)古今(ココン)(ツウ)シテ(アヤマ)ラス、(コレ)中外(チウグワイ)(ホドコ)シテ(モト)ラス(チン)(ナンヂ)臣民(シンミン)(トモ)拳々(ケンケン)服膺(フクヨウ)シテ(ミナ)(ソノ)(トク)ヲ一ニセンコトヲ(コヒ)(ネガ)フ」と(のたま)はせたる一(せつ)(すなは)勅語(ちょくご)首尾(しゅび)をば全然(ぜんぜん)削除(さくぢょ)したるものとなるべし。如斯(かくのごとく)にては倫理(りんり)(しょ)修身(しうしん)(しょ)ありと(いへども)勅語(ちょくご)()主旨(しゅし)発揮(はっき)せむには、(はなは)()充分(じゅうぶん)といはざるべからず。
 (ただ)現今(げんこん)倫理(りんり)(しょ)修身(しうしん)(しょ)(とう)体裁(ていさい)()くの(ごと)くなるのみならず、一(ぱん)教育(けういく)(しゃ)倫理(りんり)(くわん)する思想(しさう)(また)全然(ぜんぜん)(これ)(どう)一にして、(たん)世界(せかい)(てき)普通(ふつう)(てき)なる倫理(りんり)主義(しゅぎ)のみをとりて、()国史(こくし)より修得(しうとく)せる信条(しんでう)(はなはだ)しく欠乏(けつばう)せりといふべし。倫理(りんり)教育(けういく)精神(せいしん)とする(ところ)(かく)(ごと)くなるが(ゆゑ)に、(まこと)今日(こんにち)青年(せいねん)学生(がくせい)(すなは)国民(こくみん)教育(けういく)()へたる(もの)(むか)ひて、(わが)倫理(りんり)(だい)要目(えうもく)たる本支(ほんし)同統(どうとう)君臣(くんしん)同祖(どうそ)報本(ほうほん)反始(はんし)(とう)()()へば、(これ)(たい)して満足(まんぞく)解答(かいたう)()るものは(はなは)鮮少(せんせう)なり。少年(せうねん)勿論(もちろん)(これ)教導(けうどう)(にん)(あた)れる(もの)も (あるひ)(かつ)此等(これら)要目(えうもく)(おも)(およ)ばざるもの()きにあらず。(かく)(ごと)状態(じゃうたい)にては当世(たうせい)教育(けういく)(しゃ)倫理(りんり)学説(がくせつ)通暁(つうげう)すること如何(いか)精細(せいさい)なりとも、史学(しがく)(じゃう)知識(ちしき)()むこと如何(いか)深邃(しんすゐ)なりとも、国家(こくか)教育(けういく)(じゃう)よりいへば(はなは)要領(えうりゃう)()ざるものといふべきなり。
 (これ)(えう)するに、()(くに)教育(けういく)(おい)ては、国史(こくし)(じつ)(ぜん)教科(けうくわ)(ちう)主脳(しゅなう)中心(ちうしん)たるべきものにして、一(さい)学科(がくくわ)(みな)(これ)附髄(ふずゐ)し、(この)国史(こくし)光彩(くわうさい)附加(ふか)すべきものなり。今日(こんにち)教育(けういく)()ける国史(こくし)位置(ゐち)、ここにあらずして漫然(まんぜん)(しょ)科目(くわもく)(あひ)()して格別(かくべつ)(おも)きを()かざるは、(これ)(じつ)今日(こんにち)教育(けういく)伴髄(はんずゐ)せる謬想(ごさう)根源(こんげん)たらずむばあらざるなり。
 幕府(ばくふ)末造(まつざう)には、藩書(ばんしょ)調所(しらべどころ)()きて(もっぱ)洋学(やうがく)研究(けんきう)(ところ)とせり。この藩書(ばんしょ)調所(しらべどころ)維新(いしん)()改名(かいめい)せられて開成(かいせい)(じょ)となり、開成(かいせい)(じょ)(つひ)帝国(ていこく)大学(だいがく)基礎(きそ)となれり。藩書(ばんしょ)調所(しらべどころ)より今日(こんにち)帝国(ていこく)大学(だいがく)(いた)(あひだ)幾多(いくた)規模(きはん)組織(そしき)変更(へんかう)せられたるものありと(いへど)も、その発達(はったつ)起源(きげん)藩書(ばんしょ)調所(しらべどころ)にあって終始(しうし)洋学(やうがく)研究(けんきう)(もっ)(しゅ)とせるものなれば、大学(だいがく)(おい)()国史(こくし)尊崇(そんすう)する習慣(しふくわん)なきは当然(たうぜん)のことといふべきなり。
 由来(ゆらい)学士(がくし)博士(はくし)といへる名称(めいしょう)は、(わが)(くに)学術(がくじゅつ)思想(しさう)(じゃう)最上(さいじゃう)()()むることとなり、その()(ところ)(みな)文明(ぶんめい)(しん)思想(しさう)として承認(しょうにん)せらるる(ふう)となりしより、()(こぞ)って欧米(おうべい)文物(ぶんぶつ)には(あきらか)なれども、(かへ)りて()本国(ほんごく)(しょ)(くら)く、(かつ)憲法(けんぱふ)発布(はっぷ)前年(ぜんねん)()大使(たいし)の一(かう)議官(ぎくわん)巡遊(じゅんいう)(しゃ)()欧洲(おうしう)(いた)りて、欧人(おうじん)により(はじ)めて()国史(こくし)(じゃう)説明(せつめい)()き、茫乎(ばうこ)として(しりへ)瞠若(どうじゃく)たりしが(ごと)奇観(きくわん)現出(げんしゅつ)せしこと再々(さいさい)なりき。今日(こんにち)(おい)ても遣外(けんぐわい)官吏(かんり)()国人(こくじん)より()皇室(くわうしつ)()姓氏(せいし)()はれて説明(せつめい)(きゅう)したるが(ごと)奇談(きだん)なきにあらず。(また)日本(にっぽん)古典(こてん)日本(にっぽん)言語(げんご)(がく)(とう)(はじ)めとし、()(くに)特殊(とくしゅ)事物(じぶつ)研究(けんきう)せむには、(はるか)欧洲(おうしう)(いた)りて、その学者(がくしゃ)(ただ)すに(あら)ざれば要領(えうりゃう)()ざるもの(すくな)しとせず。()(くに)今日(こんにち)大学(だいがく)()帝国(ていこく)(しょう)すれども、その性質(せいしつ)依然(いぜん)として蕃書(ばんしょ)底本では「藩所」調所(しらべどころ)旧時(きうじ)(ことな)(ところ)あらず。欧洲(おうしう)大学(だいがく)学者(がくしゃ)(かへ)って()(くに)事物(じぶつ)研究(けんきう)(つまびらか)なりといふは顛倒(てんたふ)(はなはだ)しといふべし。
 藩書(ばんしょ)調所(しらべどころ)(りう)頭脳(づなう)のみなる博士(はくし)の、思想(しさう)(かい)(さい)勢力(せいりょく)(しゃ)たる今日(こんにち)(おい)て、邦人(ほうじん)全般(ぜんぱん)国史(こくし)(くわん)する思想(しさう)(はなはだ)しく欠乏(けつばう)せるは(もと)よりなりと(いへど)も、世界(せかい)無比(むひ)古典(こてん)()し、六十()(しう)すべて歴史(れきし)(じゃう)遺物(ゐぶつ)(もっ)布置(ふち)せられたりといふべき()邦土(ほうど)(おい)て、残忍(ざんにん)なる経済(けいざい)思想(しさう)(あるひ)地方(ちはう)(てき)利慾(りよく)(しん)(もっ)て、(いた)(ところ)無稽(ぶこつ)にも貴重(きちょう)なる歴史(れきし)(じゃう)遺物(ゐぶつ)毀壊(たうくわい)して(かへりみ)ることなきは、(まさ)国民(こくみん)(てき)思想(しさう)(じゃう)愛国(あいこく)(しん)の一()減殺(げんさつ)するものといふべきなり。(こころ)あるもの(たれ)痛惜(つうせき)せざらむ。
 (さき)幸徳(かうとく)()(おこ)りたるは、皇国(くわうこく)思想(しさう)(かい)(だい)危期(きき)(しゃう)して(あま)りありといふべし。爾来(じらい)朝野(てうや)()国民(こくみん)思想(しさう)(かい)(とう)一を(はか)らむと、(ふで)(くち)国体(こくたい)尊厳(そんげん)唱導(しょうだう)するの傾向(けいこう)(いた)れるは、人意(じんい)(つよ)くするに()るも、こは熱烈(ねつれつ)なる一()人士(じんし)(とど)まり、国家(こくか)教育(けういく)重任(ぢゅうにん)にあたり、終始(しうし)国史(こくし)(じゃう)精神(せいしん)光華(こうくわ)発揚(はつやう)するを(もっ)教育(けういく)淵源(ゑんげん)とせよとの聖諭(せいゆ)奉戴(ほうたい)せる教育(けういく)(しゃ)は、(すべか)らく()国史(こくし)(くわん)する自家(じか)頭脳(づなう)精神(せいしん)修養(しうやう)改造(かいざう)して、誠意(せいい)その本分(ほんぶん)(まった)うせむことを()せざるべからず。(ここ)(かさ)ねて一(ごん)せむ。()国史(こくし)(ただ)()道徳(だうとく)経典(きゃうてん)たるのみならず、将来(しゃうらい)諸般(しょはん)学術(がくじゅつ)思想(しさう)(じゃう)に一(しん)光彩(くわうさい)附加(ふか)すべき(しん)意義(いぎ)包含(はうがん)せるものにして、(しょ)外国(がいこく)歴史(れきし)とは(はるか)にその性質(せいしつ)(こと)にせるものなり。()()以外(いぐわい)歴史(れきし)には(てん)()(じん)(くわん)せる理想(りさう)発現(はつげん)として()るべきものなく、その惨酷(ざんこく)非道(ひだう)状態(じゃうたい)君民(くんみん)惨害(ざんがい)闘争(たうさう)事蹟(じせき)(ほとん)人類(じんるゐ)事蹟(じせき)として()るべからざるものなり。人道(じんだう)大体(だいたい)(おい)ては支離(しり)滅裂(めつれつ)()(かん)何等(なんら)崇美(すうび)真趣(しんしゅ)見出(みいだ)すべからざるものなり。その国人(こくじん)道徳(だうとく)経典(けいてん)をここに(もと)むるは(もと)より当然(たうぜん)なり。()国史(こくし)()むもの、(すべか)らく()をここに(そそ)ぎて、玉石(ぎょくせき)混淆(こんかう)せざらむことを(つと)めざるべからず。
 吾人(ごじん)多年(たねん)主張(しゅちゃう)する(ところ)は、()大学(だいがく)(おい)て専門の国史(こくし)(くわ)(さら)(だい)拡張(かくちゃう)するはいふも(さら)なり、(かく)分科(ぶんくわ)大学(だいがく)(および)高等(かうとう)学校(がくかう)(どう)専問(せんもん)学校(がくかう)ともに学門(がくもん)大綱(たいかう)として、(かなら)国史(こくし)の一(くわ)()き、(その)()官吏(くわんり)登用(とうよう)試験(しけん)(ごと)き、(だい)(せう)高下(かうげ)すべて(かなら)国史(こくし)(もっ)試験(しけん)(しゅ)科目(くわもく)とし、(もっ)()日本(にっぽん)帝国(ていこく)政府(せいふ)文武(ぶんぶ)官僚(くわんれう)(および)学者(がくしゃ)士人(しじん)たらむものは、その頭脳(づなう)(かなら)ずこの特殊(とくしゅ)なる国史(こくし)思想(しさう)あるに(いた)らしむるにあり。
 ()()くの(ごと)くにして、国家(こくか)本領(ほんりゃう)国民(こくみん)全体(ぜんたい)(あきらか)にして、教育(けういく)根本(こんぽん)(はじ)めて確立(かくりつ)するに(いた)らむ。
(大正七、八、一号 神霊界誌)

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